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佐竹雅昭と武蔵がキックボクシングでの人材育成とメジャー化に向け合体【KICK BOXING WORLD CUP】

2023.04.26 Vol.Web Original

「キックボクシングで世界をつなぐ」を趣旨とする「第一回国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)に関する会見が4月26日、都内で開催された。

 同大会は「国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP 実行委員会」主催で開催されるのだが、実行委員会には会長代行の一人に佐竹雅昭、実行副委員長にアーネスト・ホースト、武蔵、参与にピーター・アーツ、レイ・セフォーの各氏という、旧K-1で一世を風靡した選手たちの名前が並んだ。

 佐竹氏と武蔵氏は1998年に対戦し、5Rを戦いドロー、2度目の対戦となった1999年の「K-1 GRAND PRIX ’99 開幕戦」ではトーナメント1回戦で対戦し、武蔵氏が判定勝ちを収めている。佐竹氏はこの試合をもってK-1を離れ、PRIDEに戦場を移すという経緯が2人の間にはあった。

 会見で佐竹氏は「格闘技を引退し、京都という町で道場を開いた。キックボクシングやいろいろや格闘技をやる中で一番感じたのは仏像に心を入れなければ意味がないということ。そういう意味で私は精神文化ということでもう一度、武士道というものを勉強し直した。武士道で一番大事なのは優しさ。強きをくじき弱きを助けるという言葉があるように、強くならないといけない。肉体もそう、知能もそう、いろいろな意味で権力や財力といったいろいろな力が大切になる。その次に大切なものは優しさ。それがないと結局なにをやればいいか分からなくなる」などと熱弁した。

石井慧介が渡瀬瑞基とのSOG王座初挑戦へ悲壮な決意。「年齢のこともある。今結果を残しておかないと…」【ガンプロ】

2023.04.26 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスの5月5日、東京・後楽園ホール大会で、渡瀬瑞基の保持するスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑戦する石井慧介が頂点獲りに燃えている。

 ベルトコレクターを自称する石井はかつて全日本プロレスの世界ジュニア・ヘビー級、アジアタッグやインディペンデント・ワールド世界ジュニア・ヘビー級など、名だたるベルトを獲得してきたが、ここ2年はタイトル戦線からも遠ざかっており、ガンプロ最強の象徴・SOG王座にはこれが初挑戦といった状況だ。デビューして15年目。後楽園のメインイベントでのシングルマッチで勝てたことがなく、ビッグマッチのメインイベントにも立てたことがない石井がSOG王座戦を前に覚悟を述べた。

――初代SOG王者が誕生したのは2021年11月です。これまで石井選手は実力がありながら静観を続けてきました。なぜ、王座挑戦に名乗りを挙げなかったのですか?
「初代王者になるこだわりが強かったんです。覚悟を持って、この団体に来たんで、初代を獲れなかったショックが大きかった。それも(王座決定)トーナメントの1回戦で2分半で(冨永真一郎に)負けちゃったんで。調子は良かったんでけど、今思うとちょっと静観しすぎたかなと思います。行きたいと思った場面はありました。1回目は、高岩(竜一)さんが初代チャンピオンのとき、去年5月3日の後楽園で。セミで僕が勝ち名乗り上げて、高岩さんが防衛したら行こうかと思ってたら、今成(夢人)さんが勝って奪取したので行けなくなった。2回目は、去年12月27日、後楽園で(ハートリー・)ジャクソンがチャンピオンの時。セミで自分が岩崎(孝樹)に勝利して勢いつけて。渡瀬がいかれたら自分がって思いがあった。ベルトは渡瀬に移動したんですけど、岩崎戦の後にニールキックで足を痛めて、2カ月くらいまともに歩けない状態で。自分が行こうと思ったタイミングで一歩遅かったんです。自信がなかったわけではないし、調子が悪かったわけでもない。最高のタイミングで行こうと思いすぎたのかなと…」

レース前の想い【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2023.04.26 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

飯野“notセクシー”雄貴が5・3横浜武道館でのKO-D無差別級王座戦に自信「セクシーを封印されてもベルトを獲っちまう!」

2023.04.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスのビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA」(5月3日、神奈川・横浜武道館)で“ハレンチユニット”フェロモンズの飯野“notセクシー”雄貴がDDTの最高峰KO-D無差別級王座(王者=火野裕士)に挑む。

 そこで決戦が近づいた飯野に現在の胸中を聞いた。なお、飯野はディーノによると、もともとフェロモンの世界の住人であるため日本語は不得手で、基本的にはフェロモン語しか話せない。そのため、インタビューは飯野のフェロモン語を、ディーノが日本語に通訳する形で進行。同時にリーダー格のディーノも思いの丈をぶちまけた。

“胸毛ニキ”八須拳太郎の提案でバトルロイヤルが「シン・胸毛ニキ決定戦」に【PPPTOKYO】

2023.04.24 Vol.Web Original

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いる新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」の後楽園ホール初進出となるSOD×PPPTOKYO「THE PARTY~宴~」(5月16日、東京・後楽園ホール)についての会見が4月24日、東京・五反田にある「HOTEL SARA GRANDE 五反田」で開催された。同所は昨年5月に同団体が前代未聞の「ラブホプロレス」を開催した縁の場所。

 同大会では「BreakingDown」での活躍で一気に名を広めた“胸毛ニキ”こと八須拳太郎とかつての師匠ともいえる存在の日高郁人のシングルマッチが決定していたのだが、八須が「Breaking Down 7.5」でアゴを骨折してしまい、今大会を欠場。日高戦は八須の復帰後に改めて行われることとなった。

 この日、会見に出席した八須はPPPTOKYO初の後楽園大会に少しでも貢献したいということで、すでに発表されている「PPPTOKYO杯争奪★スペシャルバトルロイヤル」について「勝者に2代目胸毛ニキを継承してもらいたいと思っている。胸毛をそって植毛させていただくので、僕の欠場中は2代目胸毛ニキに頑張っていただきたい」と提案。三富が認め、この試合は「シン・胸毛ニキ決定戦」として行われることとなった。

八須拳太郎考案×バン仲村公認の「胸毛かくれんぼ」特訓にちゃんよた困惑【PPPTOKYO】

2023.04.24 Vol.Web Original

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いる新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」の後楽園ホール初進出となるSOD×PPPTOKYO「THE PARTY~宴~」(5月16日、東京・後楽園ホール)に出場するちゃんよたが4月24日、対戦相手のラム会長対策となる特別特訓を行った。
 
 ちゃんよたは同大会で夏すみれ、真琴と組んで、ラム会長、雪妃真矢、尾崎妹加組と6人タッグマッチで対戦する。

 この日は東京・五反田にある「HOTEL SARA GRANDE 五反田」で追加カード発表会見が行われ、ちゃんよたも出席。「初めての後楽園大会で勝つ気ではいるが、勝つ以上に初めてプロレスを見る人や今までプロレスを見てきている人たちに新しい価値観というか、色物と言われる私たちだけど、新しい価値観や感動を与えられる試合をしたいと思っている」と試合に向けての意気込みを語ったのだが、ここで会見に同席していた同門の“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が「ラム会長は大変危険だぞ。エクトプラズム、あのパウダー攻撃に注意してほしい」と警告。そして「俺はBreakingDownに4大会連続出場して、瞬発力や動体視力といったあらゆるスキルを身に着けてきた。ラム会長のエクトプラズムは僕の動体視力や瞬発力を少しでもちゃんよたに伝授しないと危険だと思う。バン仲村さんに公認されている“胸毛かくれんぼ”という秘技があるんですが、それを一緒にやって、動体視力と瞬発力を一緒に高めよう」とちゃんよたに提案。

“戦うシングルマザー”元WBO世界王者・吉田実代が初写真集「自伝を出したい。その足掛かりになれば」

2023.04.23 Vol.Web Original

 プロボクシングの元WBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代が4月23日、都内で4月12日に発売された初めての写真集「VOLCANO 吉田実代写真集」の発売記念イベントを開催した。

 写真集の撮影は吉田の出身地である鹿児島県の沖永良部島で行われ、試合中とは一味違った普段の吉田を激写。“戦うシングルマザー”として話題になったように7歳の娘がいるのだが、娘との写真も収録されるなど、まさに素の吉田を撮影したものとなっている。

 吉田は出版にあたり「“誰が得するの?”みたいな感じで“絶対に嫌です”と3回くらい断った」などと葛藤もあったようだが「人生一度きりだから、綺麗なうちに撮ってもらいたいというのと、メンタル的にも人格的にも今だったら撮ってもらっても大丈夫なのかなと思った」と撮影に踏み切った。また「自分はもともと自伝が出したいと思っていて。生い立ちから含めていろいろなことがあったので、同じような境遇の子たちに“チャンスはどこにでもあるんだよ”ということを伝えたいというのが昔からの夢なんですが、まだまだ圧倒的に知名度も少ないし、もうちょっと人格的に成長すると自伝を書いてもしっかり世の中の人に伝わるのかなと思っています。アメリカでボクシングで成功して、人間的にも成長したら本を出せるかなと思っていた、そのタイミングでの写真集のお話だったので、その足掛かりというか、もう一つの夢のための第一歩として、思い切って写真集を出させていただきました。自伝などでは等身大のありのままの自分を書いていきたいので、写真集では等身大の自分を写してもらおうと思ったのがきっかけでした」とも続けた。

元WBO世界王者・吉田実代が4月27日に米NYで復帰戦。早ければ6月に世界戦実現の可能性も

2023.04.23 Vol.Web Original

 プロボクシングの元WBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代が4月23日、アメリカで行う復帰戦に向け日本を出発する。

 吉田は2019年6月にWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦でケーシー・モートン(アメリカ)を破り世界王座を獲得。12月に初防衛を果たしたものの、2020年12月に負傷判定で敗れ王座から陥落。2021年6月に行われたダイレクトリマッチで王座奪還に成功し、昨年5月に初防衛戦に臨むも判定負けを喫し、再度、王座を手放していた。

 吉田はその時点で34歳で“戦うシングルマザー”と話題になったように7歳の娘を育てながらの現役生活。日本ではなかなかモチベーションを高く保てる対戦相手に恵まれないということもあり、進退について悩む中で、海外での戦いを選択。伝手もないままアメリカに飛び、自らを売り込む中で「WBCの会長との運命の出会いがあった」(吉田)ことをきっかけに4団体統一世界ライト級王者のデヴィン・ヘイニーなどをマネジメントする「ディベラ・エンターテインメント」とマネジメント契約を結ぶこととなり、次戦からアメリカで戦う。

再起戦の中島弘貴が2RKO勝ちで「KNOCK OUTを盛り上げたいという気持ちはハンパじゃない」【KNOCK OUT】

2023.04.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、東京・後楽園ホール)で元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)が昨年10月にクンタップ・チャロンチャイに敗れて以来の再起戦で西川康平(8ball fitness)にKO勝ちを収めた。

 中島は2021年7月のKNOCK OUT初参戦からで5連勝を飾ったもののクンタップに判定負け。クンタップは12月に行われた「第2代KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級王座決定戦」で津崎善郎を破り王座に就いている。

 対する西川はかつてはKrushを主戦場とし、2017年には木村“フィリップ”ミノルにKO勝ちを収めてもいる。現在は、自らが代表を務める「8ball fitness」を設立。今回は「最後に試合をしてから2~3年が経つ」という久々の復帰戦となる。

ぱんちゃん璃奈が復帰戦で2-0の判定勝ち。お詫びの言葉の後に「世界の舞台に皆さんを連れていきたい」【KNOCK OUT】

2023.04.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで前KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者のぱんちゃん璃奈(フリー)が昨年3月以来、約1年1カ月ぶりの復帰戦に臨み、ワン・チンロン(台湾/TKBA)と対戦した。試合は壮絶な打撃戦を繰り広げた末に、ぱんちゃんが2-0の判定勝ちを収めた。

 ぱんちゃんは昨年3月に行われた「KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦」で喜多村美紀を破り、初代王者に輝くも練習中に前十字靭帯断裂の大ケガを負い、長期欠場に。10月には所属していたSTRUGGLEを退会。そして12月には、6月に行われた「THE MATCH 2022」のポスターに自らの手で那須川天心と武尊のサインを書き、2人のサイン入り限定ポスターと偽ってインターネットオークションに出品し3人の落札者から計9万9900円をだまし取ったとする詐欺容疑で兵庫県警垂水署に逮捕されていた。今年2月17日に会見を開き、謝罪するとともに「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT“BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でエキシビションマッチを行うことを発表。当日は「BreakingDown」で活躍中の“土木ネキ”こと坂本瑠華(スナイパーセキュリティー)とパンチのみの特別ルールで対戦した。

 この日の試合はKNOCK OUT-BLACKルールで行われ、キックボクシングルールでの復帰戦。

ぱんちゃん璃奈の復帰エキシの相手を務めた“土木ネキ”坂本瑠華がプロ初勝利【KNOCK OUT】

2023.04.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、東京・後楽園ホール)で「BreakingDown」で活躍中の“土木ネキ”こと坂本瑠華(スナイパーセキュリティー)がKNOCK OUTの公式戦に初参戦し、松藤麻衣(クロスポイント吉祥寺)に2-0の判定勝ちを収めた。

 坂本はKNOCK OUTのリングには「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT“BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でぱんちゃん璃奈(フリー)のエキシビションマッチの相手として上がっていた。BreakingDownでは3戦2勝1敗の戦績を残しているが、プロのリングでは1戦1敗。この日の勝利がプロとしての初勝利だった。

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