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選抜高校野球は無観客で開催へ。11日に最終決定

2020.03.05 Vol.728

 日本高野連は3月4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日に甲子園球場で開幕予定の第92回選抜高校野球大会を通常通り実施することを断念した。無観客開催の方向性を固め、開催の可否は11日の運営委員会で最終判断する。100年近い選抜大会の歴史の中で、戦中・戦後の中断期間を除けば開催中止も無観客での開催も初めてとなる。

 高野連は2月19日の理事会で予定通りの開催へ方向性を決めたが、その後、政府が大規模イベントの自粛や小中高の臨時休校を要請したことで状況は一変。大会期間中は多い日で4万人を超えるファンが甲子園球場に訪れるため、通常開催は困難。高校の春休みに開催される選抜大会を延期することは難しく、「無観客」か「中止」の方向で議論を進めた。

 この日、大阪市内で開かれた選抜大会の運営委員会と臨時理事会で、出場校には無観客開催に向けて準備を要請するが、選手に感染者が出た場合をはじめ、今後の国内の感染状況によっては中止となる可能性があること、開催した場合も開会式は行わず、家族や応援団によるスタンドでの応援も認めないことなどを決めた。また13日の組み合わせ抽選会は主催者による代理で実施する。

瓦田脩二「リーダーの自分が、一番かっこよくなければいけない」

2020.03.05 Vol.727

格闘家イケメンファイル Vol.106

 2連敗という苦境を乗り越え、注目の新星・稲垣柊を1RKOで下し、キャリア10戦目を白星で飾り新たな年を迎えた瓦田脩二が、イベント名称を戻し大会ロゴも創成期のものを復活させた超破壊型打撃格闘技「Krush」での活躍を誓うとともに、K-1ジム総本部チームペガサスのリーダーとしての意気込みを語った。

東京五輪の柔道代表発表で落選選手思い井上監督が涙

2020.03.05 Vol.728

 全日本柔道連盟(全柔連)が2月27日、東京五輪日本代表12人を新たに発表した。

 この日、東京都内で開かれた強化委員会では昨年12月のマスターズ、今年2月のグランドスラム(GS)パリ、同デュッセルドルフの3大会を終えた時点で2番手との差が歴然と判断した12選手について協議。全選手が委員による投票で代表決定の条件となる3分の2以上の賛成を満たした。

 代表選考にあたっては、リオデジャネイロ五輪後の世界選手権や国際大会の成績による実績や対外国人選手の成績などが考慮された。

 その結果、五輪2連覇を狙う男子73キロ級の大野将平(旭化成)や世界選手権2連覇中の阿部詩(日体大)ら新たに男女12階級の選手を代表に選出した。女子78キロ超級は素根輝(環太平洋大)が昨年11月に代表に決まっており、五輪実施14階級のうち、13階級の代表が決まった。残りは男子66キロ級のみとなる。

 その男子66キロ級は丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(日体大)が競り合い、最終選考会の全日本選抜体重別選手権(4月4、5日・福岡国際センター)後に決まる。

 会見では男子代表6人の名を読み上げた井上康生監督が涙を流す一幕もあった。

 報道陣に五輪への決意を問われた井上監督は沈思し「いまは、ぎりぎりで落ちた選手たちの顔しか浮かばない状況です」と言葉を詰まらせ、選から漏れた者の名前を一人ひとり挙げるうちに、涙がまぶたを割った。しかし「こんな場所で一番やってはいけないこと。申し訳ありません」と取り乱したことをわび、「選手はプレッシャーを感じながら戦う。われわれも同じ思いをもって全力を尽くすのみ」と最後はいつもの戦う男の顔に戻っていた。

KANA「一次元レベルアップしたチャンピオンらしい試合をしたい」【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.04 Vol.Web Original

王座戴冠後の初戦でISKA王者と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するK-1 WORLD GP女子フライ級王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が3月4日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 KANAは昨年12月に行われた「初代女子フライ級王座決定トーナメント」で見事優勝を果たし、悲願の王座を獲得。今回は王座戴冠後の初戦となる。

 対戦相手のグロリア・ペリトーレは10年以上のハンドボール歴を誇り、21歳で格闘技の道へ進んだという異色のキャリアを持つ。ボクシングをベースとしたスタイルでアメリカ、ヨーロッパ、中国と世界各国で活躍するファイターでISKA女子世界-53.5kg級王座も獲得している。

 KANAはこの日、オーストラリアから招へいしたというカーリー・ゲンジェルを相手にしたスパーリングとミット打ちを披露した。

ケガから復活の小澤海斗「かき回す。ベルトを獲ります」【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.04 Vol.Web Original

欠場中に読書。『7つの習慣』『鬼滅の刃』で視野広げる

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が3月4日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 小澤は昨年6月のK-1両国大会で鷹大相手に勝利を収めたものの、その試合で左拳を負傷し長期欠場となり、今回は約9カ月ぶりの復帰戦となる。

 この日は大宮司トレーナーの持つミットに左ストレート、左ミドル、左ローと左の攻撃を中心に打ち込んでいたのだが、左のパンチは故障明けを感じさせない強烈なもの。また左ミドルも一段とパワーアップした印象。

 対戦相手のジャオスアヤイ・ソー.デッチャパンは昨年11月に行われた「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」でK-1初参戦を果たし安保璃紅、卜部弘嵩を破り決勝に進出。江川優生には敗れたものの、その確かな実力を見せつけた。

 小澤は練習後の会見で「コンディションは普通です。拳の状態は100%」と順調な仕上がりであることを話した。

 小澤はケガで練習ができない間に「今まで本を読んだことがなかったが、ケガをしている最中、読書でもしてみようかなと思った。いろいろな本を読んだ中で『7つの習慣』が面白かった。私生活にも使えるし、経営者を目指しているので(笑)。読んでみて、私生活も大事だなと思った。私生活も格闘技を意識した生活をするように心がけています。あとは…漫画も読書に入ります? 『鬼滅の刃』は面白かった。呼吸を覚えました。相手との間合いだったりも。間合いって大事だなと思いました」と思わぬ書名が飛び出した。

サッカー Jリーグ開幕戦『COVID-19 vs Japan』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.03.04 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

トーナメント出場の神保克哉が全試合特攻宣言【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.03 Vol.Web Original

1回戦でISKA欧州王者のエダー・ロープスと対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する神保克哉が3月2日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 神保は「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」にエントリーされ、1回戦で初参戦となるISKA欧州スーパー・ウェルター級王者でWKA世界-72kg王者のエダー・ロープス(ポルトガル)と対戦する。

 この日は同門・伊藤健人の持つドラムミットめがけて右オーバーハンド、左フック、左ボディーフックの連打を豪快に打ち込み、最後まで手を緩めることなく強打を放ち続けた。

 練習後に行われた会見で神保は「生活習慣から見直してきたんでコンディションはバッチリだと思ってます」と話した。これまでは「格闘家とは思えないぐらい生活習慣が悪過ぎた。毎日朝まで遊んで練習して…それが日常だった」と振り返る。

 しかしその誘惑もすべて断ち切り「今は遊ぶ代わりに朝走って練習して…単純にコンディションが良くなりました。今回のトーナメントにはそれだけかけているんで、生活習慣も大事だなと思ってやっています」と人生最大のチャンスにかけている様子。

 神保の昨年は3月に藤村大輔に判定勝ちを収めたものの、その後はKrushでジョーダン・ピケオー、中国遠征でハン・ウェンバオ、そしてK-1で城戸康裕と国内外のスーパー・ウェルター級トップファイターと対戦。神保への期待の大きさが表れたマッチメークではあったが、あえなく3連敗を喫してしまった。

オートンがエッジに続き、妻ベスにもRKO【3・2 WWE】

2020.03.03 Vol.Web Original

「エッジを止めるのはお前の役目だったんだ」とべスを非難

 WWE「ロウ」(米国現地時間3月2日、ニューヨーク州ブルックリン/バークレイズ・センター)のエンディングにエッジの妻ベス・フェニックスが登場した。

 エッジは1月26日に行われた「ロイヤルランブル」の男子ロイヤルランブル戦で引退から9年ぶりに復帰したものの、翌日の「ロウ」でかつて「レイテッドRKO」名でタッグを組んだランディ・オートンの襲撃に遭い、再び休養に入っている。

 この日、ベスがエッジの回復状況を説明しようとすると、話を遮るようにオートンが登場。ベスがハグや握手を求めるオートンを拒否すると、オートンは「エッジはもう試合をすることはできない。俺がやらなければ、いつか誰かがエッジを車椅子送りにしていただろう。俺のおかげで娘たちと遊べるんだ」と9年ぶりに復帰したエッジを襲撃した理由に関して持論を展開。

 続けてオートンが「お前のせいだ。エッジを止めるのはお前の役目だったんだ」と妻のベスを非難すると、これにベスはオートンに強烈な平手打ちで返答。さらににらみ合う2人だったが、オートンがマイクを通さず小声でベスを挑発し、怒ったベスにRKOを決めてしまった。

アスカに代わって出場のカイリがシェイナに惜敗【3・2 WWE】

2020.03.03 Vol.Web Original

試合前にアスカが挑発も…

 WWE「ロウ」(米国現地時間3月2日、ニューヨーク州ブルックリン/バークレイズ・センター)で“海賊姫”カイリ・セインが長年のライバルであるシェイナ・ベイズラーと激突した。

 当初、アスカvsシェイナ戦が予定されていたが、アスカが手首を負傷したため、パートナーのカイリが代理出場。試合前、カイリは「私にお任せあれ」と言って自信を見せると、セコンドとして登場したアスカも「エリミネーション・チェンバーでは今日の代わりにやってやるからな! コノヤロー」と息巻いた。

 試合では平手打ちを食らわしたカイリが自身のお尻を叩いて挑発すれば、シェイナはスパインバスターからカイリの左足を踏みつけて集中攻撃。試合途中にはロウ女子王者ベッキー・リンチがゲスト解説として登場すると、カイリがスライディングD、シェイナもスーパープレックスを放って激しい攻防を展開。

マッキンタイアがクレイモア3発で王者レスナーをKO【3・2 WWE】

2020.03.03 Vol.Web Original

4・5「レッスルマニア36」で王座をかけて対戦

 WWE「ロウ」(米国現地時間3月2日、ニューヨーク州ブルックリン/バークレイズ・センター)でWWE王者ブロック・レスナーが「レッスルマニア36」で対戦するドリュー・マッキンタイアの必殺技クレイモア3発を食らってKOされた。

 オープニングに王者レスナーと代理人ポール・ヘイマンが登場すると、ヘイマンが「ロイヤルランブル戦の言い訳はしないが、マッキンタイアがレスナーに勝てるわけがないだろう」と余裕を見せると、そこへマッキンタイアが現れた。

 2人は対峙してにらみ合う。そしてリングを去るふりをしたレスナーが突如襲い掛かると、マッキンタイアがカウンターのクレイモアを放ってレスナーは撃沈。さらに一度はバックステージに戻ったマッキンタイアだったが、ステージ上で再び不意打ちのクレイモアをレスナーに決めると、“ワンモアタイム”チャントに応えるかのように3発目のクレイモアでレスナーにとどめを刺してKO。大一番を前にマッキンタイアは会場のレッスルマニアロゴを指さし、勝利をアピールした。

 PPV「レッスルマニア36」(4月5日、フロリダ州タンパ/レイモンド・ジェームス・スタジアム)は日本では4月6日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

髙田延彦が朝倉未来の進化を絶賛「神がかってる!」【RIZIN.21】

2020.03.03 Vol.Web Original

手数は少なくとも精度の高い打撃を評価

 RIZINの解説を務める髙田延彦が「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)でメインを務めた朝倉未来のファイトを絶賛した。

 髙田はこの日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。番組では髙田が疑問に思う、政治・社会・スポーツといったさまざまなジャンルのニュースについて語り、そこに横粂氏が弁護士かつ元衆議院議員という立場ならではの解説を加えていく。

 髙田は「今回のポスターは朝倉のワンショットのもの。これまでワンショットポスターは堀口と朝倉しかいない。地元と変わらない愛着のある浜松のメインで、相手も強い選手だからプレッシャーあったと思う。そのなかで朝倉未来という男の強さ、いつもと変わらないファイトスタイルを見せた。技術的なうまさが際立っていた。相手が歯を食いしばっているときではなく一瞬力を抜いた一番弱い状態。“虚”の状態のときに自分の一番いいパンチや蹴りを深くヒットさせる。しかも精度が高く、手数はそんなに出していない。大晦日からたった2カ月弱で“神がかってる!”と思った」などと朝倉の進化に舌を巻いた。

 また3試合が行われたバンタム級については「去年の段階で打倒・堀口に対するバンタム級4天王が崩れたので一回シャッフルして、すごく層が厚くなっている」としたうえで、セミファイナルで行われたビクター・ヘンリーvs金原正徳について「金原は37歳ですけど、いまだに本当にやったらバンタムで一番強いんじゃないかと言われていた。その彼が彼らしさを見せられずビクターにあの負け方。ビクターがバンタム級の次の4天王にラインアップされるのは間違いない。朝倉海の復帰戦も楽しみ。石渡伸太郎との試合が見たいね。石渡vs海は見たい人多いんじゃない?」などと話した。

 また昨年グランプリが行われたライト級についても「ムサエフが残ってくれて、ワンマッチになるけど強さを見せてくれると思う。今年最初のムサエフの試合が楽しみ」と話した。

 
 同番組は次回は3月9日に生配信の予定となっている。

 ※次回配信日が変更になったため修正しました。

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