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八村塁【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.09.11 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

ベッキー&シャーロットが前哨タッグ戦を制する【9・9 WWE】

2019.09.10 Vol.Web Original

「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」ではベッキーvsサーシャ、ベイリーvsシャーロット
 WWE「ロウ」(米国現地時間9月9日、ニューヨーク市/マディソン・スクエア・ガーデン)でロウ女子王者ベッキー・リンチがシャーロット・フレアーとタッグを組んで、ベイリー&サーシャ・バンクスと激突した。

 PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」ではベッキーvsサーシャのロウ女子王座戦、ベイリーvsシャーロットのスマックダウン女子王座戦が決定している。

 先週、パイプ椅子攻撃を受けたベッキー&シャーロットは試合が始まる前からベイリー&サーシャを襲撃。シャーロットはパイプ椅子を持ち出して報復を狙った。

 試合が始まっても両チームは激しい攻防を展開し、サーシャがバンクステイトメントを決めれば、シャーロットがフィギュア・エイトで反撃。さらに大技の攻防となった終盤ではベッキーがレッグドロップ、シャーロットがムーンサルトを立て続けにベイリーに叩き込むもサーシャがカット。

 続けてベッキーがサーシャを鉄製ステップに叩き付けてディスアーマーで捕らえるも、今度はベイリーが背後から攻撃してカット。そしてシャーロットをジャーマン・スープレックスで投げ飛ばしてダイビング・エルボーを狙ったが、これをヒザで迎撃したシャーロットがナチュラル・セレクションをベイリーに放って3カウント。ベッキー&シャーロットが前哨タッグ戦を制して「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でのタイトル戦に弾みを付けた。

オースチンがストーンコールド・スタナーでAJを蹴散らす【9・9 WWE】

2019.09.10 Vol.Web Original

AJはメインでもアレクサンダーのランバー・チェックに沈む
 WWE「ロウ」(米国現地時間9月9日、ニューヨーク市/マディソン・スクエア・ガーデン)でセス・ロリンズとブラウン・ストローマンによるユニバーサル王座調印式が行われ、“スートン・コールド”スティーブ・オースチンが立会人として登場した。

 投げ込まれた缶ビール2本を飲み干したオースチンは「ここに戻ってこれてうれしいよ」と会場のマディソン・スクエア・ガーデンでの思い出を語ると、ストローマンとロリンズを呼び込んだ。

 PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ(CC)」(9月15日、ノースカロライナ州シャーロット/スペクトラム・センター)ではロウタッグ王座戦で共闘し、さらにユニバーサル王座戦で対戦する2人はオースチンと握手を交わす。そしてロリンズが「試合が終わっても、俺はベストでユニバーサル王者のままだ」と王座戦への意気込みを語ると、ストローマンは「タッグ王者でいたいが、同時にユニバーサル王座も狙っているぞ」と王者を挑発して契約書にサインした。

 すると、前回の調印式に続いて再びThe OCが登場。AJスタイルズが「おとなしくしてないと怪我するぞ」とオースチンに警告すると、ロリンズとストローマンがThe OCを襲撃。AJはなんとかロリンズの攻撃をかわしたが、背後にいたオースチンがスタイルズに中指を突き立てると、ストーンコールド・スタナーを決めて蹴散らした。

 さらにメイン戦ではロリンズ&ストローマンがセドリック・アレクサンダー&バイキング・レイダーズとタッグを組んでThe OC&ドルフ・ジグラー&ロバート・ルードと10人タッグ戦で激突。

 10人入り乱れての激しい攻防を展開したが、最後はアレクサンダーがランバー・チェックでAJを沈めて勝利するとオースチンが再び登場。ロリンズらと缶ビールで乾杯したオースチンはそのまま浴びるようにビールをがぶ飲みして5人の勝利を祝った。

西京佑馬が初防衛&11月のK-1横浜大会への出場をアピール【9・16 K-1 KRUSH】

2019.09.10 Vol.Web Original

昨年敗れたレオナ・ぺタスを相手に防衛戦
「K-1 KRUSH FIGHT.105」(9月16日、東京・後楽園ホール)に出場するK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者・西京佑馬が9月10日、所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTで公開練習を行った。

 西京はレオナ・ぺタスを相手に初防戦に臨む。

 この日は1分半のミット打ちを披露。練習後に行われた会見では「疲労がたまっているが、それが抜ければいい動きができるのではないかと思っている」と言うものの、切れのいいミドルキックにパンチのコンビネーションと言った動きを見せた。

 対戦相手のぺタスは昨年対戦し判定負けを喫している相手とあって、今回のオファーについては「早い段階でやるとは思っていたのであまり驚きはなかった」と言いながらも「初防衛にしては強い相手だと思った」と警戒する。

 しかし前回の敗戦については「そんなにこれといった差はないと自分でも思っている。でもほんのちょっとの差で負けた。あれから自分も技やディフェンス面もレベルアップしていると思う。練習通りにいけば負けないと思う。イメージトレーニングではいい感じ」などと振り返る。

髙田延彦がラグビーW杯を予想「日本は2勝2敗」【髙田横粂の世相談義】

2019.09.10 Vol.Web Original

元日本代表の大西将太郎氏がラグビーの魅力とW杯の見どころを徹底解説
 元総合格闘家でRIZINで解説を務める髙田延彦が9月9日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。開幕を直前に控えたラグビーのワールドカップ(W杯)に出場する日本代表にエールを送った。

 同番組は社会、政治、スポーツと幅広い分野で髙田が気になる話題を徹底的に討論しているのだが、この日は元ラグビー日本代表でW杯出場経験もある大西将太郎氏がゲスト。

 大西氏は「ラグビーは人のために、何かのためにというスポーツ。自分がトライを取らなかったとしても、いろいろな人が体を張ってつないでくれたボールをスコアする。そんなスポーツはなかなかない。人のために命がけでタックルをするんですよ」「タックルは技術がつけば痛くないし、うまくいったときの快感のほうが大きい。サモアの選手に吹っ飛ばされたときは気持ちがよかった。子どもの頃に軽トラと衝突したことがあるが、そのときよりサモア人のほうが強かった」などと経験者ならではの視点でラグビーの魅力を語った。

 そして観戦するにあたってのポイントとしては「感性で会場の雰囲気とか見たままのぶつかり合いやボールの動きを見てもらい、帰って録画した試合を見ると、解説者の話が聞けて、覚えていけるので二段階観戦が面白いかもしれない」などとアドバイスした。

 日本代表については「決勝トーナメントにいけるチャンスはあると思います。自国開催は有利な点だと思いますし、今の代表はW杯で戦うというだけではなく、ラグビーの未来のためにやっているので“突破してほしい”というだけではなく“突破する”と思います」と期待を込めた。

今年こそ真剣にスポーツの秋

2019.09.10 Vol.722

「スポーツの秋」と言いつつも、昨今、日本は秋になっても残暑が厳しすぎて、なかなかスポーツをやる気にはならない。では取りあえず、見ることから始めよう。この秋は例年にも増してスポーツのビッグイベントが盛りだくさん。しっかり目で見て楽しむところから始めて、来年の東京オリンピック・パラリンピックにつなげようじゃありませんか!

パラアーチェリー、ゲリラ豪雨に暑さ対策。自国開催を味方にできるか

2019.09.09 Vol.Web original

国内最高峰のパラアーチェリーの大会「第5回JPAF杯パラアーチェリートーナメント大会」が8日、埼玉県障害者交流センターで行われ、リオパラリンピック7位の上山友裕が大会3連覇を飾った。大会後、選手から語られたのは、急激な天候変化への対策だった。

パラリンピック競技のアーチェリーでは、一般的な弓であるリカーブボウと、先端に滑車がついて小さい力でも引くことのできるコンパウンドボウの2種類の弓が使用される。今大会では、男女別のリカーブオープンとコンパウンドオープン、そして男女混合のW1の計5種目に分かれ、国内トップクラスのパラアーチャーが集結し、日本一決定戦にしのぎを削った。

「フェザー級王座決定トーナメント」開催。30歳・卜部弘嵩が新世代に宣戦布告【11・24 K-1】

2019.09.06 Vol.Web Original

卜部弘嵩「テーマは“対世界”そして“対新世代”」
 新体制になってからの初めての横浜大会となる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が9月6日、都内で開催された。

 先日、村越優汰が返上した王座を争う「K-1 WORLD GP 第3代フェザー級王座決定トーナメント」を開催することが発表された。

 1回戦の組み合わせは(1)卜部弘嵩vsブランドン・スペイン、(2)安保璃紅vsジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム、(3)江川優生vsホルヘ・バレラ、(4)西京春馬vsアーサー・メイヤー。1と2、3と4の勝者が準決勝を争い、その勝者が決勝で対戦する。

 この日は日本人選手4人が会見に登場した。

 第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の卜部は「もう一度チャンピオンになるために、チャレンジャーとして臨もうと思う」と2階級制覇に意欲を見せた。そして他の3人が20代前半のなか、自分だけが30歳とあって「テーマは“対世界”そして“対新世代”だと思っている。これ以上言葉はいらない。集中して準備するだけ」と世代闘争もテーマに掲げた。

 対戦するスペインはジュニア時代はアマチュアムエタイで実績を残し、ISKAの地区タイトルも手にしている。超好戦的なファイトスタイルで現地では「ダイナマイト」の異名を持つファイター。

大阪大会で大金星の愛鷹が再戦でカリミアンの王座に挑戦【11・24 K-1】

2019.09.06 Vol.Web Original

終始ピリピリムードのカリミアン
 新体制になってからの初めての横浜大会となる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)の第1弾カード発表会見が9月6日、都内で開催された。

 8月24日に開催された大阪大会で愛鷹亮に敗れたK-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアンが早期のリマッチを要求したことから、同タイトル戦が開催されることとなった。

 会見にはカリミアンはいつものサングラスにベルトを肩にかけ登場。対する愛鷹は「K-1のタイトルマッチなので敬意を表して」和装でびしっと決めて来た。

 カリミアンは最初の2ショットを拒否し、早々に着席。いつにも増してのピリピリムードを漂わせた。

 愛鷹は「タイトルマッチをやらせてくれてありがとうございます。これを目標に頑張ってきたのでうれしい。カリミアン選手はイランの英雄といわれ、国民にも慕われている選手。そこは希望を与えているので僕も尊敬するところですが、そこで物おじせず、自分も日本の英雄になりたいと思っている。勝ちます」と挨拶。

皇治が大岩に薄氷の勝利。愛鷹は現王者にKO勝ちの番狂わせ

2019.09.06 Vol.722

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN〜日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪〜」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)のメインで皇治が大岩龍矢を延長にもつれ込む接戦の末、2−1の判定で下した。

 大岩はかねてから皇治戦をアピールしていたが、皇治はことごとく拒否。しかし大岩が「皇治争奪戦」が裏テーマだった6月のK-1両国大会での芦澤竜誠戦に勝利を収め、ついに皇治を追い詰めた格好となった。

 カード発表会見からいまいちテンションが低めの皇治。それでも大岩を武尊のマネジャー扱いし、スケジュール帳を小道具で用意するなど対戦ムードをあおるものの、マイペース過ぎる大岩には柳に風。

 後日、そのスケジュール帳について「いいノートをもらった」と笑顔で話し、会見での皇治の態度についても「伝え方が勉強になった」などと究極のポジティブシンキング。

 前日会見でも皇治が大岩のことを飼い主に従順な「名犬ラッシー」になぞらえずっと「ラッシー君」と呼んでいたのだが、大岩には「アッシー君」と聞こえていたようで会見後半になって「ラッシー君? アッシー君って聞こえていた」などと暖簾に腕押し。最後までかみ合わない展開が続いていた。

 しかし大岩は試合では持ち前の強打で皇治を追い込んでいく。1R、皇治はガードをがっちりと固め、大岩の打ち終わりを狙ってパンチを放っていくが手数では大岩が圧倒。スタミナに難があるといわれていた大岩だったがこの日は攻撃の手は衰えない。しかし皇治も2R、3Rと尻上がりに調子を上げ、試合は激しい打撃戦に。後半やや大岩の攻撃が雑になったところで皇治がポイントを取り返し本戦は皇治の1−0でドロー。

横綱・白鵬が日本国籍取得

2019.09.06 Vol.722

大相撲で史上最多42度の優勝を誇る横綱白鵬(34)=モンゴル出身、宮城野部屋=が3日、日本国籍を取得し、官報に告示された。年寄名跡の襲名には日本国籍が必要で、白鵬は引退後に親方になることが可能になった。

東京都の宮城野部屋前で取材に応じた白鵬は、「相撲の発展のために一生懸命頑張っていきたい」と話した。本名はこれまでムンフバト・ダバジャルガルだったが、しこ名と同じ「白鵬翔」になったことも明かした。

外国出身の歴代横綱で日本国籍を取得するのは、米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)に次いで3人目。

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