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中邑真輔が格下相手に「寝言は寝て言え!」【WWE スマックダウン】

2018.08.08 Vol.Web Original

快勝で「サマースラム」のUS王座戦に弾み
 WWEのUS王者・中邑真輔が8月7日(現地時間)にフロリダ州オーランドで行われた「スマックダウン」に出場。R・トゥルースの挑戦を受けてシングル戦で対戦した。

 試合前に「サマースラムで中邑と闘いたい」とアピールするトゥルースに対し、中邑は「寝言は寝て言え」と日本語で一蹴。ヒザの連打で先制すると「カモーン」とトゥルースを挑発。身体能力の高さで反撃を試みるトゥルースだったが、中邑は飛び付き腕十字から三角絞めで追いつめると、最後はキンシャサを叩き込んで3カウント。実力差を見せつけてトゥルースに快勝し、「サマースラム」で行われるジェフ・ハーディとのUS王座戦に弾みを付けた。

告発側会見で山根会長の音声公開「接戦した場合、やっぱり奈良やな」

2018.08.08 Vol.Web Original

「日本ボクシングを再興する会」が緊急会見開催
 日本ボクシング連盟について助成金流用や不正判定など12項目にわたる告発をした「日本ボクシングを再興する会」が8月8日、東京都内で会見を開いた。

 会見には鶴木良夫代表(新潟県ボクシング連盟理事長)、仁多見史隆氏(新潟県ボクシング連盟副理事長、アトランタ五輪代表)、菊池浩吉氏(宮崎県ボクシング連盟副会長)に、同会の代理人を務める弁護士の戸田裕典、岩井翼の2氏が出席した。

 会見では冒頭、鶴木氏が「本年4月、日本アマチュアボクシング界を変えたいという強い思いのもと『日本ボクシングを再興する会』を立ち上げ、これまで日本ボクシング連盟のガバナンスを適正化するための自浄活動を行ってきたが、連盟に改善の兆しが見られなかったため、JOCなど関係機関に告発状を提出することになった。しかし連盟は告発後もその指摘を否定してきた。それで本日緊急の記者会見を開くことになった」と会見を開くことになった経緯を説明した。

 続いて菊池氏が「報道されている諸問題は長年、数多くの指導者や選手が悩み、苦しんでいたこと。しかし、自分に不利益が及ぶことを恐れ、山根会長をはじめ連盟の幹部に声を上げることはできなかった。その結果あらゆることが不透明な組織になってしまった。さらにアマチュアボクシングは国体で隔年開催の競技に格下げになり、全国選抜大会では高体連との共催を否定し開催が危ぶまれている。インターハイでも協賛が危ぶまれ、多大な運営費の負担のため、2020年は大会の開催県が決まらないまま現在に至っている。活動の場が減り続ければ、競技人口の減少、競技団体の衰退につながる大きな問題。このような事態は、日本連盟に反対意見を述べれば、除名などの厳しい処分を受けるという恐れから何も行動を起こせなかった私たちの責任でもある。現在のまま東京オリンピックを迎えても将来アマチュアボクシングを存続させることは難しいと考え、強い危機感からこの会を立ち上げた。日本連盟の状況が公になるとアマチュアボクシングそのものが深く傷つくのではと懸念し、発足当初はすべてを水面下で活動を続けてきた。山根会長ら連盟幹部と面会し、改善の提案をしたが受け入れてはもらえなかった。日本連盟が直接的な監督官庁が存在しない一般社団法人であるため、関係者による自浄活動で改革を起こすしかないという結論に至った。そのため今年6月、山根明終身会長の退会要求書を提出することになり、各都道府県連盟に呼びかけてきた。これに対して、日本連盟は“厳しい責任が伴う”という文書を発表。この文書によって退会要求書の提出を躊躇する都道府県連盟が数多く存在し、自浄活動の限界を感じた。それで日本連盟のガバナンスを一から再構築するため、今回の告発に至った」とその経緯を語った。

 告発以降に日本連盟が「助成金の不正流用」「コーチ謝金」「審判不正」の問題について反論しているのだが、それに対する見解も示した。

 審判不正については「奈良判定」という言葉が出回ったことに奈良の選手と関係者に謝罪。そのうえで審判不正にかかわる証拠として内海祥子理事と事務局の女性による2016年4月30日の会話、2016年2月5日の山根会長の音声を公開した。

 前者には会長の意向に沿った判定をしてもらうために審判員が集められているという趣旨の内海理事の発言が入っており、後者では山根会長の「接戦した場合、やっぱり奈良やな。それ反対つけた場合は“お前なめてるんか?”ってなってくるわけ」という発言が入っていた。

ロンダ・ラウジーがロウデビュー戦で完勝

2018.08.07 Vol.Web Original

「サマースラム」の対戦相アレクサに見せつける激勝
 初代UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーが8月7日(現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルで開催されたWWE「ロウ」でアリシア・フォックスと対戦。腕関節を決めロウデビュー戦を勝利で飾った。

 ロンダのセコンドにナタリア、アリシアにはPPV「サマースラム」の対戦相アレクサ・ブリスが付く中、試合開始。ロンダはレフェリーの死角を突いたアレクサの介入もありアリシアに攻め込まれる。しかしこれで闘志に火が付いたロンダはアリシアをにらみつけるとパンチの連打からボディブロー、さらに一本背負い3発でアリシアを圧倒。

 さらにロンダはアレクサに「見ておけ」と言い放つと、見せつけるようにアリシアの腕を決め、“地球上で最も危険な女”の異名にふさわしい激勝を収めた。

 試合後もアレクサの襲撃を受けたロンダだったが、一本背負いで返り討ち。そして「サマースラム」で行われる「ロウ女子王座戦」に向け、アレクサに「タイトルは大切にしておけ。サマースラムは私のものだからな!」と勝利宣言を放った。

髙田延彦が山本美憂を絶賛!「女KIDだ!」

2018.08.07 Vol.Web Original

五味隆典の試合では「解説なんてやってる場合じゃなかった」
 RIZINの髙田延彦統括本部長が8月6日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)で「RIZIN.11」(7月29日開催)を振り返った。

 髙田氏はまず石岡沙織vs山本美憂の一戦に触れ、「別人。山本美憂が山本KIDになっていた。なんでこんな短期間でこんなに変われるの?ってくらいむちゃくちゃ強くなっていた。今回は見ていて怖かった。鬼気迫るものがあった。とにかく相手をぶっ潰してやろうという気持ちが見えた。何度も言うが女山本KIDに見えた。試合前にシャドーボクシングをしている後ろ姿を見て、“シャドーの仕方がないKIDに似てるな”って思った」などと山本の変貌ぶりに驚いたことを明かした。

 あの日、会場が一番盛り上がったといっても過言ではないのが五味隆典の試合だったのだが、髙田氏もそうだったようで「解説なんてやってる場合じゃなかった。ファンと一緒。解説席の全員が立って声を上げてしまうほど。ファンとして仲間として、元ファイターとしてのリスペクトもあった。いろいろな思いが渦巻いて、立たずにはいられない、叫ばずにはいられない。それから賛美せざるを得なかった。3回くらい“五味隆典~”って叫んじゃったよ。気づいたら声が出てた」と話した。試合については「相手のギラードが一瞬ひるんだシーンがあった。押されたというか、気持ちが負けたというか。五味がギラードの気持ちを折ったという瞬間があった」と解説した。

 また昨年大晦日の矢地祐介戦後の五味の「あと10試合はできない。でも3試合はできる」というコメントを引き合いに「もし9月大会に出て、大晦日ということになると五味の試合は年内が最後になるかもしれない」と話し、“W杯ロス”に続く“五味ロス”への懸念を示した。

 セミファイナルの堀口恭司vs扇久保博正戦については会場で観戦した横粂氏が「だんだん扇久保選手を応援する声が出て大きくなっていった」と指摘すると、「それは堀口選手が強すぎたから。誰もが堀口がKOで仕留めるというのが戦前の予想だった。ところが扇久保が素晴らしい勝負をした。無敵の堀口に世界中で勝てるのは扇久保しかいないんじゃないかという空気を自分で作り出していた。それがあの声援となって後押ししたんだと思う」と扇久保を称えた。

競泳・萩野公介【プロの瞬撮】

2018.08.07 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

KINGレイナ「ちらっと目立ってやろうかな」【8・12 RIZIN.12】

2018.08.06 Vol.Web Original

名古屋でケイトリン・ヤングと対戦
「RIZIN.12」(8月12日、愛知県・ドルフィンズアリーナ)に出場するKINGレイナが8月6日、東京都内で公開トレーニングを行った。

 2分間のシャドーで回転技を披露するなど軽やかな動きを見せたレイナは「減量は順調。作戦は言いませんが、ああいう感じでいこうかなと思っています。毎試合ごとにスタイルを変えているので、今はあの動きしかできないです(笑)。体重を軽くしたことによって動きも変えているので、それに合わせた動きができているのかなとは思います」と順調な仕上がりのよう。

 対戦相手のケイトリン・ヤングについては「周囲にも今回の相手は結構強敵と言われている。同じストライカーでもシュートボクシング(SB)でやった相手は私と(身長が)変わらなかったが、今度の相手は私よりも15cm大きいので戦い方は間逆になる」などと話した。

矢地祐介「いつだって絶好調。KOか一本で」【8・12 RIZIN.12】

2018.08.06 Vol.Web Original

対戦相手が直前に変更も「気にしていない」
「RIZIN.12」(8月12日、愛知県・ドルフィンズアリーナ)に出場する矢地祐介が8月6日、東京都内で公開トレーニングを行った。
 
 トレーニング後の会見で「いつだって絶好調。俺は暑いほうが好き」という矢地は猛暑にも関わらず2分間のシャドーで順調な仕上がりを見せた。

 矢地は対戦予定だったブルーノ・カルバーリョが練習中のケガで欠場。直前でルイス・グスタボに相手が変更となったが「そこまで気にしていない。自分の戦い方でやってきたことをぶつければいい試合になると思うし勝てると思う。KOか一本で勝てるように臨みたい。1~2試合くらいしか映像がなくて、それも参考にならないもので正直つかめていないがアグレッシブな選手なんでかみ合うと思う。そこには不安はない」と意に介してはいない様子。

篠原悠人がスーパー・ライト級王座獲得【8・5 Krush.91】

2018.08.05 Vol.Web Original

2-1の際どい判定も中澤にリベンジ
「Krush.91」(8月5日、東京・後楽園ホール)でダブルメインイベントとして2つのタイトルマッチが行われた。

 第1試合で行われた「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」は挑戦者の篠原悠人が王者・中澤純を2-1の判定で破り第6代王者に輝いた。

 2人は2017年2月に「第5代王座決定トーナメント」の準決勝で対戦し、中澤がKOで篠原を破っている。

 試合は1Rから中澤がプレッシャーをかけ前に出るものの、篠原は足を使って攻撃をかわしては左のジャブをガードの隙間からねじ込み右ストレート、右アッパーにつなげるなど巧みな攻めを見せる。

 2Rも1R同様、中澤がプレッシャーをかけ前へ出るが篠原は左のジャブで牽制。中澤の右ローが当たり始めるも、篠原は巧みなさばきで連打を許さない。逆に左フックで中澤をぐらつかせる場面も。

木村ミノルが初戴冠。そして公開プロポーズにも成功【8・5 Krush.91】

2018.08.05 Vol.Web Original

1Rに3つのダウンを奪い塚越にKO勝ち
「Krush.91」(8月5日、東京・後楽園ホール)でダブルメインイベントとして2つのタイトルマッチが行われた。

 第2試合で行われた「Krushウェルター級タイトルマッチ」は挑戦者の木村“フィリップ”ミノルが1R1分45秒、王者・塚越仁志をKOで破り第6代王者に輝いた。木村は4年前に山崎秀晃の持つKrushライト級王座に挑戦して敗れており、今回はいわば「青春の忘れ物」を手に入れるべく臨んだタイトル戦。長く“無冠の帝王”と言われ続けた木村にとっては初めてのベルトとなった。

 普段は相手の攻撃を見ることの多い塚越がこの日はいきなり打ち合いに出る。木村はガードを固めてしのぐと塚越のヒザにカウンターで左フックを合わせ最初のダウンを奪う。立ち上がった塚越に木村がラッシュ。塚越が左フックを出したところにまたも左フックを合わせて2度目のダウンを奪う。

 こういった場面から何度も逆転で勝利をもぎ取ってきた塚越は当然ながら立ち上がる。しかし木村は無慈悲なパンチの連打。最後も左フックでなぎ倒し、3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

安藤達也が圧勝も「決めきれなくてすいません!【8・3 修斗】

2018.08.04 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「This is SHOOTO Vol.2」(8月3日、東京・渋谷TSUTAYA O-East)のメーンで安藤達也が金物屋の秀と対戦。3-0の判定で勝利を収めた。

平本蓮と近藤魁成が本気モードのエキシビションマッチ【8・18 Krush.92】

2018.08.04 Vol.Web Original

会見中、平本が「本気でやってみない?」と近藤に提案
「Krush.92」(8月18日、愛知・名古屋国際会議場イベントホール)で平本蓮vs近藤魁成のスペシャルエキシビションマッチが行われることが発表された。

 Krush名古屋大会では2012年の第1回大会での佐藤嘉洋vs大和哲也を筆頭に、山崎秀晃vs大和哲也(2013年)、ゲーオ・ウィラサクレックvs武尊(2016年)、武尊vs武居由樹(2017年)といった豪華なエキシビションマッチが行われてきた。

 平本は2014年、近藤は2017年(-65kg)のK-1甲子園王者。そしてAbemaTVで放送されている「オオカミくんには騙されない」シリーズの出演者としての先輩・後輩でもある。

 この好カードに佐藤嘉洋・大会実行委員長は「名古屋Krushのエキシに外れなし! 平本蓮選手はすでに名実ともに若手のエースですし、近藤魁成選手は私も生で観戦し、そのポテンシャルの高さを体感しております。名古屋のK-1・Krushファンを若々しいエキシビションで魅了してくれるでしょう。 どうぞお楽しみに!」とのコメントを寄せた。

 会見で近藤は「エキシビションマッチなんで本気で試合をするんじゃないんで怖くないんですけど、もし本当の試合だったらやりたくなかったです(苦笑)。でも蓮くんとエキシをできると言われてやりたいなと思いました。自分も今まで名古屋大会を何度も見ていて、いつか名古屋大会のエキシに出たいなと思っていましたけど、それができる選手ではないと思っていたので、話をいただいた時はうれしかったです。蓮くんはお兄ちゃんみたいな存在で、僕の体重が落ちにくい時に『体重いけるか?』と連絡をくれたり、しんどい時に励ましてくれたりして大好きです。今年のK-1甲子園の予選(準々決勝・準決勝)もプレッシャーがあったんですけど、めっちゃ面白いLINEをくれてリラックスして試合に臨むことができました」、平本は「名古屋のスペシャルエキシビションマッチは恒例で、自分もいつか出たいと思っていたので、今年いいタイミングで出させてもらうことになりました。いつもの試合は記者会見から戦いが始まるんですけど、今回はエキシなんで普通にに楽しみです。しかも相手が魁成で、僕はK-1甲子園とオオカミくんで魁成の先輩です。先輩として、スパーリングやジムで練習するのとはまた違うと思うので、リングの上で拳で語ることができるのはいいんじゃないかなと思います」などと話した。

 そして会見の途中、平本は「どんなエキシビションマッチを見せたいか?」という質問に対し「エキシビションマッチは試合と違うし、今まで色んなエキシを見てきたんですけど、僕は生ぬるさを感じていました。だから(近藤に対して)エキシ用の大きいグローブとレガースはつけるけど本気でやってみない?」と近藤に本気モードのエキシビションマッチを提案。
 
 平本からの思わぬ提案に最初は「本気…ですか?」と戸惑っていた近藤だったが、最終的には「では本気で!」と承諾した。

 近藤は9月24日のK-1さいたま大会でK-1甲子園の決勝を控えているとあって、会見に同席した宮田充プロデューサーは「本当に大丈夫?」と心配顔だったが近藤は「大丈夫です!」と力強く回答。実戦と同じ本気モードのエキシビションマッチが決定した。

 改めて平本は「スパーリングよりも激しくやる。ハイキックには気をつけて、普通にいい試合になる。中部地区の人から『中部地区で試合やらないんですか?』と言われることが多いのですが、今回初めて東京以外でリングに立ちます。やるからには激しい試合をします」、近藤も「僕が持っているものを全てぶつけて、新しいものを蓮くんから受け取りたい。今までで一番本気のエキシビションなんで、僕と蓮くんの試合を見る感じでお願いします」などと話した。

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