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現王者・竿本樹生が前王者・伊藤盛一郎に判定勝ち【10・28 ZST】

2018.10.29 Vol.Web Original

竿本が判定ながら前王者越え果たす
「ZST.62」(10月28日、神奈川・横浜大さん橋ホール)で現フライ級王者の竿本樹生と前王者の伊藤盛一郎が対戦した。

 伊藤がZSTで試合をするのは2016年のユン・ホヨン戦以来。RIZIN参戦後も相次ぐケガで総合格闘技の試合も2017年4月のRIZINでの才賀紀左衛門戦以来。

 伊藤は1Rからそんなブランクを感じさせない動きを見せる。しかし、竿本は随所でパンチをクリーンヒットし、ポイントを稼ぐ。伊藤は2Rはタックルからグラウンドでの一本を狙うが、竿本もきっちり対応。試合終了間際に伊藤が下から狙った腕十字も抜けてしまい、決めるには至らない。

 2人は2Rほぼノンストップの激しい攻防を繰り広げた末、試合終了のゴング。判定は3者が竿本を支持。伊藤のベルト返上で行われた王座決定戦で王座に就いた竿本だったが、この日、前王者越えを果たした。

小金翔がライト級王座獲得「上の舞台に立ちたい」【10・28 ZST】

2018.10.29 Vol.Web Original

平の突進をさばいて3-0の判定勝利
「ZST.62」(10月28日、神奈川・横浜大さん橋ホール)のメーンで行われた「ZSTライト級タイトルマッチ」で王者・平信一に小金翔が挑戦。小金が3-0の判定で勝利を収め、第3代王者に輝いた。

 平は2016年に王座決定トーナメントを制し王座に就いたものの、打倒ボブ・サップを掲げ、無差別級の戦いに身を投じていたことから今回が初防衛戦。一方の小金はZST参戦後無敗でタイトル挑戦にこぎつけた。

 魅せるファイトを常に展開する平は戦前「小金を投げる」と宣言。その言葉通り、1Rから組み付いてはコーナーに押し込み、投げるチャンスをうかがう。小金は体勢を入れ替え押し返してはヒザをボディーに放つなど、平のブルファイトに冷静に対処。平はラウンド終了間際にロープに押し込んだ反動を利用して投げにトライするも失敗。

 スタミナを大きくロスしたかに思えた平だったが、2Rもその突進は止まらない。しかし小金は足を掛けてのテイクダウンからサイドをキープ。コツコツとパウンドを落としていくなど、ポイントを奪いつつ平のスタミナを削っていく。

復帰戦で激闘制した山本健斗デリカットが「リオン武選手と戦いたい」【10・26 修斗】

2018.10.27 Vol.Web Original

山本が工藤に3-0の判定勝ち
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.26」(10月26日、東京・新宿FACE)のメーンで行われたフェザー級戦で山本健斗デリカットと工藤諒司が対戦。山本が3-0の判定で勝利を収めた。

 山本は今年6月に行われた第9代環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦でTOMAに敗れて以来の復帰戦。

 対する工藤はアマ修斗で輝かしい成績を誇るフェザー級の新星。今後の修斗フェザー級を背負う者同士の戦いは1Rから激しい攻防が繰り広げられた。

 1R序盤、山本の右ストレートでヒザをついた工藤はタックルで組み付くとコーナーに押し込みダメージを回復させる。ブレイク後、組み付いて押し込んだ山本だったが、逆に工藤は足をかけテイクダウンに成功。山本がもぐってタックルに行くが工藤は許さず潰してフロントチョークを狙う。そこからバックを取った工藤だったが山本はアームロックを狙い左腕を捕獲。取り切れないとみるや、スキを突いて立ち上がり打撃の攻防に持ち込むなど、攻守が激しく入れ替わる展開に。

ザ・ミズ&アスカが夫婦タッグも撃破し無敗継続【WWE MMCシーズン2】

2018.10.26 Vol.Web Original

ジミー・ウーソズ&ナオミと対戦
 WWEのロウとスマックダウンのスーパースターたちが男女でタッグチームを結成し、トーナメント形式で競い合う「WWEミックス・マッチ・チャレンジ シーズン2」(日本時間10月26日配信)で前回優勝のザ・ミズ&アスカ(Awe-Suka)がジミー・ウーソズ&ナオミ(Day One Grow)と対戦した。

 アスカとナオミは普段はタッグを組む仲とあってアスカは「ナオミ、私たちは友達。だけど今夜は私たちが勝つ」と意気込んで試合に臨むものの、2人は同時のヒップアタックを繰り出すと、闘いを忘れて思わずハグ。

『器』体操・北園丈琉【プロの瞬撮】

2018.10.26 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

東尾氏と石毛氏がドラフト斬り!「吉田の伸びしろは?」「阪神、外野手必要か?」

2018.10.25 Vol.Web Original

東尾氏と石毛氏がトークショー開催
 プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が10月25日、東京都内で開催された。

 6球団が1位指名の意向を示していた大阪桐蔭の根尾昴は4球団の競合の末、中日が交渉権を獲得。夏の甲子園で準優勝した金足農の吉田輝星は日本ハムが外れ1位で交渉権を獲得した。

 この日、東京スカイツリーの東京ソラマチ内の「J:COM Wonder Studio」では「プロ野球ドラフト会議 大解剖スペシャル!」と題したイベントが開催され、野球評論家の東尾修氏と石毛宏典氏がトークショーを行った。

 石毛氏は1980年のドラフトで西武と阪急から1位指名され、西武が交渉権を獲得し西武入り。東尾氏は1968年のドラフトで西鉄ライオンズから1位指名を受けプロ入り。西武の監督だった1998年のドラフトで3球団の競合となった松坂大輔を引き当てた過去を持つ。

 2人は現役時代、ともに西武の黄金時代を支えた仲とあって阿吽の呼吸で軽快なトークを展開した。

 ドラフト開始1時間前から始まったイベントの前半では過去のドラフトのマル秘話を展開。

里村明衣子 決勝進出ならず【WWEメイ・ヤング・クラシック 2018】

2018.10.25 Vol.Web Original

熱戦に試合後は会場から「サンキュー・明衣子」コール
 世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント準決勝で日本が誇る“レジェンド”里村明衣子がトニー・ストームと対戦した。

 2人は今年2月に日本で対戦するもドロー決着となっている。試合前、里村は「絶対に勝ちたいです。決勝に出ることしか考えていない」と意欲を見せれば、トニーは「世界でベストな選手の1人だ。簡単ではない」とそれぞれコメントした。

 試合では里村が「行くぞ!」と串刺しのランニングエルボーからスピニングヒールキックを決めれば、トニーがお返しとばかりに関節技で反撃。さらにトニーはヒップアタックからスープレックス、場外へのトペ・スイシーダと立て続けに攻め込んでいく。

 しかし里村はビッグブーツからDDT、さらに側転からのニードロップで劣勢を打開。一気にデスバレーボムを炸裂させる。これを辛うじてカウント2で回避したトニーが必殺のストロングゼロを叩き込むと、里村もスコーピオライジングを決めるなど必殺技が乱れ飛ぶ展開に。最後はトニーがこの日2発目のストロングゼロを叩き込んでカウント3を奪った。

 試合後、両者は涙を流しながら握手を交わすと会場からは“サンキュー・明衣子”コールが巻き起こり、ステージ上ではトリプルHが里村の腕を上げて健闘を称えた。

 トニーは準決勝でリア・リプリーを破った紫雷イオと決勝で対戦する。決勝はWWE史上初の女子のみのPPV「エボリューション」(日本時間10月29日)で行われる。

紫雷イオが完璧ムーンサルトで決勝進出【WWEメイ・ヤング・クラシック 2018】

2018.10.25 Vol.Web Original

序盤はリアのパワーファイトに苦戦も…
 世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント準決勝で“天空の逸女”紫雷イオがリア・リプリーと対戦した。

 イオは「どれだけ私がすごいか世界に知らしめます。絶対に優勝決定戦に残りたいし、優勝したい」と意気込んで臨んだ一戦だったが、序盤は体格に勝るリアのパワーファイトに苦戦。強引に投げ飛ばされると、マウントパンチの連打や腕関節を決められるなど劣勢に立たされる。

 しかし、気合を入れ直したイオはエルボー17連打からトペ・スイシーダを決めて局面を打開。続けてアッパーカット連打、619を決めてリアを追い込んでいく。

ヒデオ・イタミが因縁のアリに不覚のフォール負け【10・25 WWE】

2018.10.25 Vol.Web Original

最後は豪快なテーブル葬に沈む
 WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(日本時間10月25日配信)でヒデオ・イタミが因縁のムスタファ・アリとフォールズ・カウント・エニウェアマッチで再戦した。

 前回の対戦では両者場外カウントアウトとなっており、2人にとって負けられない闘いとなった。

 ヒデオが裏拳からアリの顔面を蹴り付けて先制すると、アリはハリケーンラナからダイビングクロスボディーを繰り出して両者互角の攻防を展開。

 さらに場外戦ではヒデオが解説席上でヒールホールドやビッグブーツを叩き込んでアリに攻め込んでいく。しかしアリはクロスボディーやDDTで反撃。ヒデオをテーブルに寝かせると最後はコーナートップから豪快に450スプラッシュを炸裂させてテーブル葬。ヒデオはそのままピンフォールを奪われてライバルのアリに敗戦した。

「WWEワールドカップ」前哨戦でミステリオとオートンが勝利【10・23 WWE】

2018.10.24 Vol.Web Original

ミステリオの「今、やってやる」で急きょシングル戦実現
 WWE「スマックダウン」(現地時間10月23日、ニュージャージー州ニューアーク)で「WWEワールドカップ」に出場するレイ・ミステリオとザ・ミズ、ランディ・オートンとジェフ・ハーディがそれぞれシングル戦で対戦した。

 ミズTVにゲストとして出演したミステリオはミズにWWEに復帰した理由を聞かれると、「俺は闘うために戻ってきた。今、やってやろうじゃないか」とミズを挑発。急きょ2人のシングルマッチが実現した。

 ミステリオはスライド式トペ・スイシーダやクロスボディーを決めてミズを攻め込むが、ターンバックルに誤爆してしまい形勢逆転。一時はミズの猛攻を許したが、最後はハリケーンラナからの619をミズに決め、ダメ押しのボディースプラッシュでカウント3。ミステリオが勝利を収め、その実力をアピールした。

アスカが「エボリューション」バトルロイヤルの前哨戦制す【10・23 WWE】

2018.10.24 Vol.Web Original

最後はバックスピンキックでゼリーナを料理
 WWE「スマックダウン」(現地時間10月23日、ニュージャージー州ニューアーク)で「エボリューション」で開催されるバトルロイヤル戦の前哨戦が行われた。

 当初はアスカ&ナオミvsソーニャ・デビル&マンディ・ローズの試合が行われる予定だったが、ゴング前に突如アイコニックス、ラナ、カーメラ、ゼリーナ・ベガが次々と登場しバトルロイヤル戦に発展した。

 ラストの3人に残ったアスカだったがカーメラのスーパーキックを食らって大ダメージ。しかし残ったゼリーナがダブルニーをラナに決めてラナが脱落。そこにチャンスを狙っていたアスカがバックスピンキックをゼリーナに見舞い、アスカが1人残った。バトルロイヤル前哨戦で自らが優勝候補であることを証明した。

「エボリューション」(日本時間10月29日、WWEネットワークで生配信)はWWE史上初の女子のみのPPV。アスカが出場するバトルロイヤルの他、「メイ・ヤング・クラシック 2018」の決勝戦、ロンダ・ラウジーvsニッキー・ベラのロウ女子王座戦、カイリ・セインvsシェイナ・ベイズラーのNXT女子王座戦などが行われる。バトルロイヤル勝者には女子王座挑戦権が与えられることとなっている。

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