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体重超過で王座はく奪のヨードクンポンが稲垣柊にKO勝ち。王座は空位に。試合後、朝久泰央が宣戦布告【K-1】

2025.06.01 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で行われた「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」でKrushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)がヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と対戦した。試合はヨードクンポンが2Rに左フックでKO勝ちを収め、稲垣の王座獲得はならなかった。

 2人は昨年9月に開催された「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の決勝で対戦しヨードクンポンが判定勝ちで王座を獲得。ヨードクンポンは今年2月に鈴木勇人をKOで破り初防衛に成功した。

王座決定トーナメントでレミー・パラが日本人3選手を全員KOで下しスーパー・フェザー級王座を獲得【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で行われた「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」でレミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)が決勝で横山朋哉(リーブルロア)にKO勝ちを収め優勝を果たし、王座を獲得した。

 パラは1回戦で松山勇汰(ALONZA ABLAZE)、準決勝では中島千博(POWER OF DREAM)をKOで破っており、日本人選手を3タテしての優勝だった。

 パラは海外ではWAKO世界-62kg級とIKBO世界-60kg級の2冠を獲得。2023年12月にK-1初参戦を果たすと、当時、同級王者だったレオナ・ペタスとノンタイトル戦で対戦し、判定勝ち。次戦の朝久裕貴には判定負けを喫した。昨年11月にNight Of Champions 31のトーナメントで2連勝。今年3月にはレニー・ブラジをKOしてISKA世界スーパーライト級王座を獲得している。

ターザンがサッタリに逆転KO勝ち。試合後、前王者リュウ・ツァーと視殺戦を展開。互いに対戦をアピール【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のメインイベントで行われた「第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦」でティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)がマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)と対戦した。試合は最初にダウンを奪われる絶体絶命の展開から最後は左ストレートでダウンを奪い返し、逆転のKO勝ちを収めた。

 当初、ターザンは王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)に挑戦する予定だったのだが、ツァーが大会1週間前の24日の練習中に鼻骨骨折のケガを負い、ドクターストップ。これに伴い、運営が協議した結果、昨年9月にツァーに挑戦し1-2の判定で敗れているサッタリを代替選手にすることと、その際に不可抗力ではあるがタイトル戦にスタンバイできないということでツァーに王座返上を提案。ターザン側とも折衝を続け、ツァーが王座返上し、サッタリとターザンで第5代王座の決定戦を行うことで合意し、このカードが26日に発表された。

池田幸司が金子晃大からダウンを奪った上での判定勝ち。ダイレクトリマッチでの王座挑戦アピールに大久保琉唯、璃明武が待った【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で行われたスーパーファイトで元Krushバンタム級王者の池田幸司(ReBORN経堂)がK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)からダウンを奪った上での判定勝ちを収める番狂わせを起こした。

 試合後は池田がダイレクトリマッチでの王座挑戦をアピールするとリングサイドで試合を観戦していた大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)がリングに上がり、王座挑戦をアピール。金子の1強と思われていた−55kg戦線が一気に風雲急を告げてきた。

 金子は練習相手にケガを負わせたとして、千葉県警が傷害容疑で千葉地検に書類送検したことが2月27日に一部メディアで報道された。K-1側は当初、今大会への出場については慎重な姿勢を見せていたが、3月27日には嫌疑不十分で不起訴処分となったことから晴れての出場だった。

レオナ・ペタスが2.25kgオーバーの天野颯大に制裁の1RKO勝ち【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で約1年半ぶりの復帰戦に臨み、天野颯大(キング・ムエ)に1RKO勝ちを収めた。

 この試合は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブマッチとして行われたのだが、前日計量で天野が規定体重の−60kgを2.25kgオーバーし、試合を行うか、その場合はどういった条件で行うかで前日会見は紛糾。レオナにとっては天野に対しての制裁マッチの意味合いもあったカードだった。

 結局、30日夜に試合は天野は当日11時にリミット体重を-65kgに再設定した上で再計量を行い、1Rは減点2からのスタート。リザーバー権についてはレオナのみに与えられることとなった。

 実況アナウンサーと場内放送では11時の再計量で65.0kgでクリアと伝えられたのだが、レオナは自身のXで天野が時間に遅れ、なおかつ50gオーバーしたと明かしている。

レオナ・ペタスvs天野颯大戦が条件付きで開催へ。レオナの当日の戻し63kg要求は受け入れられず65kgに。リザーバー権にも条件【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

 K-1が5月30日夜、同日行われた「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量で規定体重を大幅にオーバーした天野颯大(キング・ムエ)の処遇について発表した。

 天野は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトでレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)と対戦の予定だったのだが、規定体重の60kgを大幅に上回る62.2kgでクリアすることができなかった。

 K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっているのだが、トーナメントのリザーブファイトという性質上、運営側も対応に苦慮。レオナ陣営との協議に決着がつかないままで行われた会見でレオナは天野と宮田充プロデューサーを厳しく叱責したうえで、この試合をもって天野のK-1追放と当日の体重の戻しを63kgと定めた上での試合の開催を提案していた。

 宮田氏はこの提案に「この会見が終わってから1時間ください」と天野の所属ジムの佐藤孝也会長との協議のための猶予をレオナに要求。

優勝候補の一角の横山朋哉が「トーナメントに勝つためにすべて仕上げてきた」とV宣言。中島千博は横山との決勝対決をアピール。松山勇汰は番狂わせに意欲【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 前王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の返上に伴って行われる「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の本戦に出場する8選手は全員規定体重(−60kg)をクリアした。

 リザーブファイトに出場するレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)は59.9kgでクリアしたものの天野颯大(キング・ムエ)は62.2kgでクリアできなかった。この事態に宮田充K-1プロデューサーは「規定時間内に2キロ未満のオーバーの場合は協議の上、試合を行う場合もあるが、2キロ以上のオーバーは失格負け」と説明したうえで「今回は王座を決めるトーナメント。レオナ選手サイドと明日はどうするか協議している。現時点ではレオナ選手サイドからは返答はまだ。本来なら試合は実施されないが、協議中」と続けた。

 計量後に行われた会見には10選手が出席した。

レオナ・ペタスが対戦相手の天野颯大の2.2kgオーバーに怒り心頭でK-1追放宣言。宮田Pらにも激高【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 計量後に行われた会見で、宮田充プロデューサーが仕切るK-1の現体制に反旗を翻した「RibelLion(リベリオン)」のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が宮田氏と対戦相手の天野颯大(キング・ムエ)らに激高する場面があった。

 レオナは「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトで天野と対戦の予定だったのだが、計量でレオナは59.9kgで規定体重の−60.0kgをクリアしたものの、天野はまさかの2.2kgオーバーの62.2kg。K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっている。

 会見で宮田氏はこの時点でレオナ陣営と交渉中であることを報告。会見には本戦に出場の8選手とともにレオナと天野も出席した。

 がっくりと肩を落とした天野は「まずは計量をクリアせずにオーバーしてしまったことに関して、レオナ選手をはじめ関係者の皆様、またこの試合を楽しみにしてくださったファンの皆様に謝罪を申し上げます。すみませんでした。以上です」と謝罪の言葉。

クルーザー級王座決定戦で急きょ対戦のサッタリとターザンがともに絶好調宣言【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会では三大タイトルマッチが行われ、メインでは「第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦」でマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)とティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)が対戦する。

 当初は王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)にターザンが挑むタイトル戦が予定されていたのだが、ツァーが大会1週間前の24日の練習中に鼻骨骨折のケガを負い、ドクターストップ。これに伴い、運営が協議した結果、昨年9月にツァーに挑戦し1-2の判定で敗れているサッタリを代替選手にすることと、その際に不可抗力ではあるがタイトル戦にスタンバイできないということでツァーに王座返上を提案。ターザン側とも折衝を続け、ツァーが王座返上し、サッタリとターザンで第5代王座の決定戦を行うことで合意し、このカードが26日に発表された。

 計量ではサッタリは87.0kg、ターザンは89.4kgでともに規定体重(-90kg)をクリアした。

 その後に行われた会見でサッタリは「試合に関してはもう準備万端という感じです。全てうまくいっています。明日、私たちは皆さんに最高の勝負を見せられる、最高のパフォーマンスを見せられるように戦いたいと思います」、ターザンは「明日、KOする準備はもう十分にできています。今回は減量も5kgだったので、とても簡単にすることができました。明日、最高の試合を皆さんにお見せしたいと思います」とそれぞれ自信のコメントを口にした。

王者ヨードクンポンが100gオーバーで王座はく奪。挑戦者の稲垣柊「日本人最後の砦として僕が王者になる」【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会では三大タイトルマッチが行われる。K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチではKrushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)がヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に挑戦する予定だったのだが、ヨードクンポンが65.1kgで規定体重の-65kgをクリアできず。稲垣は64.9kgでクリアしたことから試合はヨードクンポンから王座をはく奪したうえで、1R、ヨードクンポンは減点1からスタート、ファイトマネーの20%を没収し、その金額は稲垣に支払われたうえで試合を行うこととなった。試合自体は公式記録として残るものの、ヨードクンポンが勝っても王者とは認めず、稲垣が勝った場合のみ王者として認定される。なおグローブハンディについては稲垣側が希望しなかったため、当初の予定通り両者8オンスで行われる。

 ヨードクンポンは昨年9月に開催された「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でカン・ピナール、イオヌット・ポパから連続KO勝ち。決勝は稲垣柊を破り、新王者となった。今年2月には鈴木勇人をKOし、初防衛に成功した。

不起訴の金子晃大が反省のヘアスタイル“反省襟足”で登場。池田幸司は「どういう勝ち方でもいいから勝つ」【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会ではK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)が-56kg契約のスーパーファイトで元Krushバンタム級王者の池田幸司(ReBORN経堂)と対戦する。

 金子は練習相手にケガを負わせたとして、千葉県警が傷害容疑で千葉地検に書類送検したことが2月27日に一部メディアで報道された。K-1側は当初、今大会への出場については慎重な姿勢を見せていたが、3月27日には嫌疑不十分で不起訴処分となったことから晴れて出場となった。

 池田は2度防衛したKrush王座を返上し、昨年7月からスーパー・バンタム級に階級を上げ、ここまで4戦2勝(1KO)2敗。

 計量では金子が55.9kg、池田が56.0kgで契約体重をクリアした。

 その後に行われた会見で金子は「明日はしっかりリングに立てるということで、周りのサポートしている方々、応援してくれているファンの方々、関わっている皆さんに感謝しながら明日やっていこうと思っています」とまずは感謝の言葉。

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