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海人がGLORY1位のエンリコ・ケールに判定負けで2連敗。ベスタティへのリベンジマッチ実現に向け痛い黒星【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が再起戦でGLORY世界ライト級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦するも判定負けを喫した。

 海人は5月23日にタイ・ルンピニースタジアムで行われた「ONE FridayFights 109」でONE Championshipデビュー戦に臨んだもののモハメド・シアサラニの術中にはまり判定負けを喫しており、この日の敗戦で2連敗となった。また海人にとっては70戦のプロ戦績の中で初めての連敗でもある。

 1R、オーソドックスの構えの海人とオーソドックスの構えのケール。いきなり近距離でケールが左右のボディー。海人はローから前蹴り。ケールはガードを固めて左インローから細かいパンチを連打。海人もワンツーを返す。海人はパンチからヒザをボディーに。ケールは首相撲からヒザを連打。ブレイク後も細かいパンチを連打のケール。海人も前蹴り、ジャブを返す。ケールは詰めてヒザを連打。細かいボディーを連打。海人は右ロー、ワンツー。海人のボディーにケールが左フック。とにかく手数を絶やさないケール。海人がパンチを返したところにケールが左フックをヒット。海人は前蹴り、ヒザ。ケールがパンチを返す。

山田虎矢太がS-cup査定試合で魁斗に1RKO勝ちし「彪太朗と一緒にS-cupで世界最高の戦いを皆さんにお届けする」【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでSB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)がSB日本フェザー級2位の魁斗(立志會館)と57.5kg契約で対戦した。

 試合は11月に開催される「S-cup」に向けての査定試合として行われ、山田が1RでKO勝ちを収め「S-cup」への出場権を手中にした。

 −55.0kgのスーパーバンタム級のベルトを巻く山田は階級を上げることを視野に昨年6月の森岡悠樹戦では56.5kg契約で試合を行いOFGマッチで1RTKO勝ち、10月の後楽園大会では57.5kg契約で内藤凌太に判定勝ち、12月には58.0kg契約でシッティチャイ・ソー・デチャパンに1RでKO勝ちを収めたものの、57.5kg契約で行われた今年2月の大会では川上叶にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫した。

 これまでS-cupは中量級(70kg)で開催されてきたのだが、今回はフェザー級(-57.5kg)で開催。兄の彪太朗との揃っての出場と決勝での兄弟対決を目指す山田にとってはこの日は落とせない試合だった。

1年ぶりの再戦で久井大夢が龍聖を返り討ちにし王座防衛。ライト級に上げての王座挑戦をアピール【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol. Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級タイトルマッチ」で王者・久井大夢(TEAM TAIMU)が元KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(BRAID)を破り、初防衛に成功した。

 2人は昨年6月に行われたビッグマッチで同王座の王座決定戦で対戦し、久井が1Rに2つのダウンを奪って判定勝ちを収めている。龍聖は2、3Rと驚異的な反撃を見せ、あわやの場面を作ったうえでの敗戦だった。

 久井は12月の「K.O CLIMAX 2024」で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」を制しスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一を果たした。龍聖は同大会で再起戦に臨むとISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座決定戦でライアン・ガビオに判定勝ちを収め王座を獲得。今年3月にはONE Championshipの日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」に参戦し、強豪のスリヤンレック・ポー・イェンインに判定勝ちを収めている。

森岡悠樹が壱・センチャイジムから5度のダウンを奪い壮絶KO勝ち。悲願のベルトを巻いて「誰よりも面白い試合をする王者になる」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のセミファイナルで行われた「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ」で王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)に森岡悠樹(北流会君津ジム)が挑戦した。試合は森岡が計5つのダウンを奪ってKO勝ちを収め、KNOCK OUTでは初の王座獲得となった。

 壱は2022年11月に「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント」の決勝で森岡を破り、王座を獲得。2023年8月の初防衛戦で古村光に敗れ、王座から陥落するも昨年4月に古村にリベンジを果たし、王座に返り咲いた。

元K-1王者のゴンナパーが重森陽太を粉砕し王座獲得「もう一度ベルトを巻くことができてうれしい」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol. Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ」で王者・重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)がK-1からの刺客ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)を相手に初防衛戦に臨んだ。

 ゴンナパーは元K-1 WORLD GPライト級、元Krushライト級王者。今年2月の後楽園大会でKNOCK OUTに初参戦し、かねてから重森への挑戦をアピールしていた古村匡平を破り、今回のタイトル挑戦を実現させた。重森は4月にカンボジアで行われた「KNOCK OUTvs.クンクメール5vs.5対抗戦」でメウン・メッカヘア(カンボジア)に敗れて以来の再起戦だった。

RIZINファイターの倉本一真が栗秋祥梧を破りUNLIMITED初の王者に輝く「MMAもKNOCK OUTも全部見てもらえたらうれしい」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王座決定戦」でKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の栗秋祥梧(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)とRIZINファイターの倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)が初代王者の座をかけて対戦した。試合は終始主導権を握って攻め込んだ倉本が3-0の判定で勝利を収め、初代王者となった。倉本はプロ初の王座戴冠。

 UNLIMITEDルールはオープンフィンガーグローブを使用し、投げあり、立った状態はもちろん、お互いが寝た状態、片方が立っていて片方が寝ている状態など全ての状況において打撃が認められる「究極の打撃格闘技ルール」。サッカーボールキック、踏みつけ、パウンドもありでいわばMMAから関節技と絞めを除いたルール。今回の王座決定戦は2023年からスタートした「KNOCK OUT-UNLIMITEDルール」では初の王座を決めるもの。

前K-1王者の軍司泰斗が初のOFG戦で元ラジャ王者に82秒KO勝ち「ヒジで倒したかった。次、すぐ試合を組んでください」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でKNOCK OUT初参戦を果たした。

 軍司はオープンフィンガーグローブ(OFG)着用で首相撲、ヒジ打ちも認められるKNOCK OUT-REDルールで元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者のペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦し、1R、わずか82秒でKO勝ちを収めた。

 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。

玖村将史がリング上で公開練習「RISEに新しい刺激をぶちかますために来た」【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)でRISEに初参戦する玖村将史(999)が「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)のリング上で公開練習を行った。

 玖村は大田区大会ではいきなり志朗(BeWELLキックボクシングジム)の持つRISE世界バンタム級王座に挑戦する。

 玖村はこの日、2分間のミット打ちを行い、切れのいいワンツー、パンチのコンビネーションを秋元トレーナーの持つミットに打ち込み、好調な仕上がりっぷりを見せた。

 その後にマイクを握ると「RISEファンの皆さん、初めまして。玖村将史です。このRISE WORLD SERIESという素晴らしい舞台で戦えることを非常に楽しみにしています。初参戦でいきなり世界タイトルマッチをやらせていただけることに非常に感謝していますし、ファンの皆さんに認めてもらえるように玖村将史の強さをしっかり見せて勝ちたいと思っています。僕はこのRISEに新しい刺激をぶちかますために来ました。8月2日、大田区総合体育館にぜひ見に来てください」とアピールした。

約5年ぶりに復帰の裕樹が得意のローで北井智大を追い込むもカウンターの右でダウンを喫し無念の判定負け【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISE史上唯一、3階級制覇を成し遂げ「Mr.RISE」といわれた裕樹(ANCHOR GYM)が「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で約4年8カ月ぶりの復帰戦に臨み、北井智大(チームドラゴン)と対戦した。裕樹は2Rにカウンターでダウンを奪われ判定負けを喫し、復帰戦を白星で飾ることはできなかった。

 裕樹は2020年11月に那須川天心に引退試合でKO負けを喫して以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるのは裕樹。回る北井。ガードを固める裕樹に北井は左右のフック。裕樹は右ローから左フック。北井もローを返す。裕樹は変わらずガードを固めて圧をかけて左右のローからパンチ。北井は左右のフックも裕樹はガード。裕樹はローからパンチにつなげる。裕樹は左ボディー、左フック。北井は下がりながらもワンツー。北井は右アッパー、左フック。なおも詰めて右ストレートから左フック。裕樹の腰が一瞬落ちる。裕樹も圧をかけ返し左インローからワンツー。

GLORY×RISEのフェザー級トーナメントでSBの笠原弘希が1回戦突破「このまま勝ち進んで世界一を目指したい」。伊藤澄哉は無念の判定負け【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」が開幕した。

 この日は1回戦4試合が行われ、日本からはシュートボクシングのSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)と伊藤澄哉(戦ジム)が出場した。

 笠原はLOMPETCH(ロンペット)(タイ/W-BEAST GYM)と対戦した。2人は2022年9月に対戦し、その時は笠原が接戦の末、3-0で判定勝ちを収めている。この日は笠原がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めた。

 1R、オーソドックスの笠原とサウスポーのロンペット。笠原の前蹴りがローブローとなり一時中断。笠原は左ジャブ、ロンペットは左ミドル。前手で距離を探りながら、互いにミドルとロー、左右のフック。笠原は左ジャブ、右ボディー。ロンペットは左ミドル、左ストレート。笠原は左フック。笠原が圧をかけてボディーと顔面を打ち分け、そしてヒザをボディーに。ロンペットは左ストレート。笠原は詰めて右アッパー、左フック。笠原はコーナーに詰めると右ストレート。ロンペットは回りながらジャブを突くが、笠原は右ストレートが効果的。

中村寛が笠原友希との激闘を制しトーナメント決勝進出。「生ぬるい試合をしていた中国人をぼこぼこにする」とエン・ペンジェーに宣戦布告【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」の準決勝2試合が行われ、RISEライト級王者の中村寛(BK GYM)とエン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)が勝利を収め、決勝に駒を進めた。

 中村はシュートボクシング(SB)の日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)と対戦し、延長にもつれこむ激戦となったが、延長Rに2つのダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

 1R、ともにサウスポーの構え。笠原が左ローを立て続け。中村が左カーフ。笠原は左ミドル。中村は左ロー。笠原は左ロー、左ミドル。笠原は左ローから右ボディー、左フックのコンビネーション。笠原は左ロー。笠原は左右のボディーから左ロー。中村は左ストレート。中村の左ハイに笠原も左ミドルを合わせると、これがローブローとなり一時中断。再開後、笠原は左右のパンチから左ローのコンビネーション。中村は左ミドル、左ハイ。終了間際に笠原が飛びヒザ。これで中村が右目上をカット。

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