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工藤政英が3年越しの悲願達成。逆転KO勝ちでついに初防衛に成功【RISE151】

2021.07.29 Vol.Web Original

先にダウンを奪われるも3つのダウンを取り返す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級タイトルマッチ」で王者・工藤政英(新宿レフティージム)が竹内将生(エイワスポーツジム)を1R1分48秒、KOで下し、初防衛に成功した。

 工藤は2018年6月に森本“狂犬”義久を破り王者となったものの、その後はワールドクラスの相手との対戦が組まれるなどタイミングが合わず、本人の意思に反してなかなか防衛戦が組まれない状況が続いていた。気が付けば約3年。本人からは「王者は初防衛してこそ王者。でも3年くらいなぜか長期政権を築いている。防衛戦をやっていないので(笑)」という自虐コメントも出るほど。

 挑戦者の竹内はBigbangフェザー級、MAスーパーバンタム級、元J-NETWORKバンタム級王者。昨年11月からRISEに参戦し、今年1月の門口佳佑との次期挑戦者決定戦で勝利を収め、今回の挑戦にこぎつけた。

ランク外の知花デビットが2位の良星を破りバンタム級の次期挑戦者候補は混沌【RISE151】

2021.07.29 Vol.Web Original

延長にもつれ込む接戦を2-1で制す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級戦で良星(FIGHT CLUB 428/Team Bull)と知花デビット(エイワスポーツジム)が対戦し、知花が延長にもつれ込む接戦を2-1の判定で制した。

 良星は現在バンタム級2位で、昨年1月には王者・鈴木真彦に挑戦するなどRISEバンタム級戦線のトップクラス。対する知花はWMC日本バンタム級&フェザー級王者で、これまで三階級で4つのベルトを獲得する実力者。昨年8月に2017年以来のRISE参戦を果たし、ここまで1勝1敗。ランク外ではあるが、ここで2位の良星に勝てば一気に王者・鈴木への挑戦も見えてくる、バンタム級のタイトル戦線に大きな影響を及ぼす一戦となった。

 試合は1Rから動きを止めることなく2人が打ち合う展開となる。1R序盤はジャブ、ロー、インロー、ヒザ蹴りと多彩な攻撃を見せる良星が手数で勝るが、知花も終盤はジャブ、右ミドル、パンチの連打で徐々に反撃。

【東京五輪】大橋悠依が2つ目の金メダルを獲得、 女子競泳で二冠は初! 体操男子の橋本大輝は個人総合で逆転金メダル

2021.07.29 Vol.Web Original

 東京オリンピック第6日となる28日、日本は金メダル3つ、銀メダル1つを獲得、日本のメダルは金13、銀4、銅5で、トータル22に達した。

 金メダルのひとつは、競泳女子200メートル個人メドレーの大橋悠依。

 大橋は、背泳ぎで前に出ると、アメリカのウォルシュらと接戦を繰り広げながらポジションを守り、フリーで順位をあげて、トップでゴール。笑顔でVサインを作った。

 大橋は400メートル個人メドレーに続き、2個目の金メダルを獲得。競泳女子史上で二冠は初。大橋は接戦になると予想してメダルは難しいのではと思っていたというが、「女子で二冠というのは初めてなのですごくうれしい」とキラキラした笑顔を振りまいた。

 競泳男子では200メートルバタフライで、19歳の本田灯が初めてのオリンピックで自己ベストを更新して銀メダル。競泳男子に初のメダルをもたらした。「自分の思い通りのレースができたのでうれしいです」と、本田。
 

初代タイガーマスクのデビュー40周年を記念したイベント「The First Tiger Mask 40th Annversary」が7月30日から開催

2021.07.28 Vol.Web Original

 1981年4月にデビューし、今年、デビュー40周年を迎えた初代タイガーマスク。それを記念したイベント「The First Tiger Mask 40th Annversary」が7月30日から東京・新宿のBEAMS JAPAN 4階にあるトーキョー カルチャー by ビームスで開催される。

 同所では昨年8~9月にはアントニオ猪木デビュー60周年を記念した「猪木ジャパン!」を開催している。

 今回、POPUPコーナーでは、東京スポーツ新聞社協力のもと、東スポに保管されている膨大なアーカイブの中から、記者・編集部が厳選した初代タイガーマスクの新日本プロレス時代の貴重な写真を展示販売する。

 また初代タイガーマスクをリスペクトするアーティストや人気ブランドが集結。HAROSHI、師岡とおる、MATT LEINES by TACOMA FUJI RECORDSをはじめ、BOUNTY HUNTER(バウンティーハンター)、MOBSTYLES(モブスタイルス)、WAYP MUSIC(ウェイプミュージック)など、個性にとんだアーティストやブランドとのコラボ商品も販売される。

 会期は8月18日まで。

【東京五輪】侍ジャパンが初陣!7月28日の見どころと放映スケジュールをチェック

2021.07.28 Vol.Web original

 7月23日〜8月8日まで、史上最多33競技339種目の熱戦を繰り広げる東京オリンピック。日本代表が登場するのはいつ?対戦する国は?放映スケジュールは?など、気になるポイントをまとめてチェック。

728日の見どころ

 この日から、いよいよ侍ジャパンが登場する。初陣となるドミニカ共和国戦は、福島県営あづま球場で行われる。2008年北京大会以来、3大会ぶりに正式種目としてオリンピックに帰ってきた野球。田中将大や鈴木誠也、坂本勇人などタレント揃いの代表チームで、金メダル獲得を目指す。

 サッカー男子はグループリーグの最終戦。日本はフランスと対戦する。初戦の南アフリカ戦、25日のメキシコ戦で得点を挙げたエース、久保建英は、オリンピックで2試合連続得点を挙げた史上3人目の日本代表選手となった。日本の「至宝」を起点に、首位通過なるか。

 競泳は男子200mバタフライ決勝で、本多灯が表彰台を狙う。女子200m個人メドレー決勝では、女子400m個人メドレーとの2冠を狙う大橋悠依に注目。体操競技の男子個人総合も決勝が行われ、新エース橋本大輝ら、日本勢のメダルが期待される。

東京オリンピック『記録』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.07.28 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

【東京五輪】ソフトボールで日本が13年越しの連覇達成。エース上野「13年間いろいろな思いをしてここまで来た」

2021.07.28 Vol.Web Original

6回裏にミラクルプレーでダブルプレー

 東京オリンピック第5日となる7月27日、日本は金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得した。

 最終日を迎えたソフトボールは決勝で日本と米国が対戦し、2-0で日本が勝利を収め、北京大会以来13年越しの連覇を達成した。

 両チームは前日行われた1次リーグの最終戦で対戦。すでにともに決勝進出を決めていたことからいわば前哨戦。2-1で米国がサヨナラ勝ちしたが、米国はアボットとオスターマンが登板したのに対し、日本は上野由岐子と後藤希友を温存。

 上野は満を持して決勝のマウンドに上がった。上野とアボットの投げ合いで3回まで0-0。日本は4回表に2死一、三塁のチャンスを作ると、渥美万奈がセカンドへの当たりを執念のヘッドスライディングで内野安打とし先制。5回表にも藤田倭のタイムリーで1点を追加し2-0と米国を突き放す。

 6回裏、米国の9番モールトリーがレフト前ヒットで出塁すると日本は上野から後藤にスイッチ。後藤は1番マクレニーから三振を奪ったものの、2番リードにセンター前ヒットを許し、1死一、二塁としてしまう。クリーンアップを迎え大ピンチの日本だったが、ここでミラクルが起こる。3番チデスターの放った三遊間へのライナーはサード山本優の腕に当たり方向を変えると打球を追っていたショート渥美がキャッチ。飛び出していた二塁ランナーのモールトリーは戻れずダブルプレーで日本はピンチを脱した。

 このミラクルプレーで勢いづいた日本だったが、7回表の攻撃で藤田が放ったホームラン性のレフトへの大飛球を米国の左翼リードがジャンプ一番キャッチするファインプレー。これで逆に勢いづいた米国だったが、日本は7回のマウンドにリエントリーで上野を送る。上野は4番から始まる打線をセンターフライ、ファーストゴロで2アウトとすると、最後のスポールディングをキャッチャーフライに打ち取り2-0で勝利を収めた。

 上野は試合後のインタビューで「このマウンドに立つために13年間いろいろな思いをして、ここまで来られたと思うので、そういった意味では“もう投げられなくなるまで絶対に投げてやる”と思って先発マウンドに立った」と試合を振り返った。そして「前回の金メダルと違って地元開催でプレッシャーも大きかったし、近くで(宇津木)麗華監督の姿を見ていて、日に日にプレッシャーに押しつぶされちゃうんじゃないかというような姿を見ていたので、少しでも力になりたいと思っていたし、最後に恩返しできて本当に良かった」などと語った。

新王者ニッキー vs シャーロット vs リアのロウ女子王座戦がPPV「サマースラム」で決定【WWE】

2021.07.27 Vol.Web Original

オープニングでシャーロットがPPVでの王座戦を要求

 WWE「ロウ」(日本時間7月27日配信、ミズーリ州カンザスシティ/T-モバイルセンター)で“オールモスト・スーパーヒーロー(A.S.H.)”こと新ロウ女子王者ニッキー・アッシュとシャーロット・フレアー、リア・リプリーによるトリプルスレット王座戦がPPV「サマースラム」で行われることが決まった。

 この日、新王者ニッキーはオープニングに登場すると「新ロウ女子王者としてここに立ててうれしい。夢が現実になった。自信がなく失敗を恐れていたけど、このコスチュームを着て自信が持てるようになった。誰でも“ほぼ” スーパーヒーローになれるんだ」と話しているとそこへ“女王”シャーロットが現れた。シャーロットは「ハッピーエンディングにはならないわよ。リアが暴れたからキャッシュインが成功しただけで、ニッキーがタイトルを盗んだも同然。サマースラムでリマッチして本物の王者にひれ伏すことになるわ」とPPVでの王座戦を要求した。

【東京五輪】ソフトボールは金メダルで有終の美なるか。7月27日の見どころと放映スケジュールをチェック

2021.07.27 Vol.Web original

 7月23日〜8月8日まで、史上最多33競技339種目の熱戦を繰り広げる東京オリンピック。日本代表が登場するのはいつ?対戦する国は?放映スケジュールは?など、気になるポイントをまとめてチェック。

◎7月27日の見どころ

 五輪競技で先陣を切って始まったソフトボールが、この日、最終日を迎える。初戦のオーストラリア戦から次々と快勝を続け、順調に好成績を積んできた日本。リーグ全勝が期待されたが、最終戦では、宿敵アメリカに1-2でサヨナラ負けし、4勝1敗の2位通過で予選リーグを終えた。最終日の27日、決勝で再びアメリカと対戦する日本。次回のパリ五輪では正式競技からの除外が決まっている中、開会式前日に39歳になったエース、上野由岐子率いる日本は、金メダルで有終の美を飾れるか。

 競泳では、男子200m自由形で、松元克央がローマ大会以来の男子自由形のメダル獲得を狙う。体操競技は女子団体の決勝。サッカー女子はグループリーグの最終戦が行われ、決勝トーナメントに進む8カ国が決まる。

【東京五輪】水谷隼、伊藤美誠組が「混合ダブルス」で日本卓球界悲願の金メダル

2021.07.27 Vol.Web Original

柔道男子73キロ級で大野将平が連覇達成

 東京オリンピック第4日となる7月26日、日本は金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル3個を獲得した。

 卓球の新種目となる「混合ダブルス」では日本の水谷隼、伊藤美誠組が決勝で中国の許昕、劉詩雯組を破り、日本卓球界で初の金メダルを獲得した。

 水谷、伊藤組は前日の準々決勝でドイツのパトリック・フランツィスカ、ペトリッサ・ゾルヤ組と対戦し、3-3で迎えた第7ゲームで相手に一時は7点差をつけられ、6-10でマッチポイントを握られたがそこから連続4得点でジュースに持ち込むと、一進一退の攻防から16-14で逆転勝ち。その勢いで準決勝も突破し、この日の決勝に臨んだ。

 決勝では中国ペアに2ゲームを連取されピンチとなるが、そこから3ゲームを取り返し逆転。第6ゲームは中国が取り3-3と白熱の展開に。勝負の第7ゲームは水谷、伊藤組が8-0でリードすると中国ペアの反撃を振り切り、ゲームカウント4-3で勝利を収め、中国を抑え新種目の初代王者となった。

 柔道男子73キロ級では大野将平が決勝でラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)と対戦。5分の本戦では決着がつかず、ゴールデンスコア方式の延長戦に突入。ともに1つずつの指導を受けた後の延長2分に大野は2回目の指導を受けてしまう。指導は3つで負けとなることから絶体絶命のピンチとなったが、大野は慌てず一本を取るべく我慢の柔道。最後は支釣込足で技ありを奪い、トータル9分26秒の死闘の末、勝利を収め、柔道男子日本勢史上4人目の五輪連覇を達成した。

 柔道では女子57キロ級で五輪初出場の芳田司が銅メダルを獲得した。芳田は準決勝でノラ・ジャコバ(コソボ)と対戦。ゴールデンスコア方式の延長戦で小外掛けで技ありを奪われ敗れ、3位決定戦へ。3位決定戦でエテリ・リパルテリアニ(ジョージア)と対戦し、内股で一本勝ちを収めた。しかし試合後のインタビューで「金メダルを目指していたので悔しい」と言う芳田に笑顔はなかった。

 新競技のスケートボードでは女子ストリートで13歳の西矢椛が日本選手では史上最年少となる金メダルを獲得。16歳の中山楓奈も銅メダルを獲得し、10代のメダリストが2人誕生した。これまでの最年少記録は1992年バルセロナでの競泳の岩崎恭子の14歳だった。

 体操は男子団体総合が行われ、日本はトータル0.103点差で惜しくも銀メダルに終わった。またアーチェリーでは男子団体で日本は3位決定戦でオランダに勝利を収め、男子団体史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した。45年ぶりの五輪出場となった男子バスケットボールは予選ラウンド初戦でスペインと対戦し、77-88で敗れた。しかし第2クォーターに一時26-26と同点に追いつくなど善戦。第4クォーターの終盤には一ケタ得点差まで追い上げるなど次戦に希望を持たせる内容だった。

 第4日までの日本のメダル獲得数は、金8、銀2、銅3となった。

LDH所属の格闘家・中村倫也が衝撃デビュー。左ハイキックで2RKO勝ち【修斗】

2021.07.26 Vol.Web Original

セミファイナル前の第6試合で論田愛空隆と対戦

 EXILEが所属するLDHが行った夢を追う“格闘家の卵”たちを発掘するオーディションを勝ち抜きLDHとの専属プロ契約を勝ち取った中村倫也(EX FIGHT)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5」(7月25日、東京・後楽園ホール)でプロデビューを果たした。

 中村はレスリングのフリースタイルで「全日本選抜選手権」で2連覇、2017年には「U-23世界選手権」で優勝という実績を誇り、昨年、MMAに転向。オーディションの模様を追ったABEMAの格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』でもその非凡な才能の片鱗を見せていた。

 この日、中村にはセミファイナルの前の第6試合に出場という破格のデビュー戦が用意された。相手の論田愛空隆(心技館)は2015年にプロデビューし、海外でも試合の経験があるファイター。2017年から修斗に参戦し「ONE Warrior Series」にも参戦。現在4連敗中なのだが、対戦相手は岡田遼、石橋佳大といった修斗バンタム級のトップクラスばかりでデビュー戦の相手としてはかなりの難敵だ。

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