倍率200倍!『Fukushima 50』プレミアで佐藤浩市、渡辺謙ら「明日への遺産に」


 
 数日前、津波のシーンを案じながら被災地での上映を行ったいう主演・佐藤は「エンディングまで見ていただければ必ず何かが残る映画です」と本作への思いを語り、渡辺も「被災地での上映で、当時は電源もなく情報もろくになかった、この映画を見てやっと当時の状況が分かった、ありがとうと言われたときは、誇りと、この映画を届ける自信を頂きました」。佐藤は「記録としても記憶としてもこの映画は残るだろうと思っています」と胸を張った。

 1・2号機当直長・伊崎利夫役の佐藤は“中操”と呼ばれる中央制御室、吉田昌郎所長役の渡辺は“緊対”と呼ばれる緊急対策室でそれぞれ作業にあたる役どころ。渡辺は「中操チームのシーンを先に撮影していて、その後、僕が回想シーンでクランクインし、浩市くんから“よろしく頼むね”と言われたとき、彼らが必死で撮った“ボール”を渡された気がした。これをこの熱さのまま緊対の中に、(緒形)直人にも佐野(史郎)さんにもぶつけないと、と思った。佐野さんには相当ぶつけました(笑)」と笑いを交えつつ、全キャスト一丸となった撮影を振りかえった。