斎藤工の撮影の活力は“赤ちゃんパワー”!

おなじみのスタートレックのバルカン人のハンドサインで手を振る斎藤(中央)

斎藤工の名前なんて「屁でもない感じ」


 取材経験を踏まえて東京オリンピック・パラリンピックの見どころを聞かれた斎藤は「競技用の車椅子に乗せていただいた際に、車椅子の概念が変わりました。ビジュアルからもまるで『AKIRA』の金田バイクのような近未来を感じる最新型のマシンだったんです。オリンピックの後に開催されるパラリンピックのほうがむしろ“未来的”なんじゃないかと。車椅子を使った競技に期待というか親身に見てしまうと思います」と回答。また、オリンピック、パラリンピック出場選手に対しては「“がんばれ!”という気持ちもあるが、同時に自国開催なので肩の力を抜いてリラックスしてほしい」とコメント。「俳優として仮想の職業としてシミュレーションしただけでも、自分だったら耐えがたいプレッシャーなんじゃないか。ただそこにドラマも感じる」と選手の心境を案じつつも表現者として「心の変化」に興味があることを語った。

 また高い倍率で話題となっているチケットに関しては「応募したけど、ぜんぶハズれました(笑)。“芸能人だからいけるんじゃないか?”みたいな安直な考えが通用しなくて、斎藤工なんて名前は、屁でもない感じですね(笑)」