WWFジャパンが「EARTH HOUR 2020」を6時間生配信のオンラインイベントで開催

昨年、ドイツのベルリンで行われた「EARTH HOUR 2019」の様子(写真:AP/アフロ)

地球温暖化防止と環境保全へ世界中で60分間の消灯リレー


 世界最大規模の自然環境保護団体「WWF」の日本の事務局である「WWFジャパン」が3月25日、世界中の人々が同じ日の同じ時刻に消灯することで、地球温暖化防止と環境保全の意志を示す世界最大級の環境アクション「EARTH HOUR 2020」が行われる3月28日に6時間生配信のオンラインイベント「EARTH HOUR 2020 カウントダウンスペシャル」( http://yokohama.localgood.jp/earthhour/ )を開催することを発表した。

「EARTH HOUR」は2007年にWWFオーストラリアで始まり、日本では2010年からWWFジャパンが主体となり開催。毎年3月の最終土曜日の現地時間20時30分を迎えた地域から順次60分間の消灯を開始し、日付変更線に近い南太平洋諸国から地球を1周する消灯リレーを行っている。

 当初は東京でカウントダウンイベントを行う予定だったのだが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う予防対策のためオンラインで実施することとなった。

 当日は20時30分の消灯に向けて14時35分から6時間の生配信を行う。

 カウントダウンイベントでは「食」「ファッション」「気候危機」といったテーマで各分野の専門家やトップランナーがトークセッションを行う。

 またWWFジャパン親善大使のさかなクンも登場し「ギョギョ!さかなクンと学ぶ、海のプラスチックとおさかな教室」を開催する。

 メインとなる「EARTH HOUR 2020消灯セレモニー」ではEARTH HOUR 2020サポーターズのさかなクン、WWFジャパンの顧問を務める前田智子氏、視聴者とともに消灯のカウントダウンを行い、東京スカイツリーや東京タワーの消灯の様子を生配信する予定となっている。