井ノ原快彦、息子役ジャニーズ後輩から「パパ」と慕われ「彼のおかげで毎日がワクワク」


 
 さらに井ノ原が「家で卵焼きを作る練習をしていて、現場にも持っていくと(道枝が)ちゃんと食べて感想も言ってくれて。彼のおかげでワクワクする毎日でした」と言えば、道枝も「毎日お昼ご飯を一緒に食べてくれたり、2カ月前に過ぎていた僕の誕生日のためにスニーカーをプレゼントしてくれました」と感激の面持ち。そのスニーカーを今日も履いて来たという道枝に、井ノ原は「うれしいですね。でもあれから成長して、キツそうだったけど無理してない?」と気遣い、道枝は「そんなことないです!」。微笑ましい2人のやりとりに会場もほっこり。

 この日は、原作者の渡辺俊美と、息子の渡辺登生がゲストとして登場。映画を見た感想を聞かれ、父の俊美は「自分としては親子の記録として出版したものが、メッセージ性のある物語になって自分に返ってきた。思わず泣いて監督と握手しました」、登生は自分の役を演じた道枝の身長が「僕より20センチも高くて、理想の異世界転生をした自分を見ているようだった」という感想で笑いを誘った。

 その後も親子トークで盛り上がった一同。実の父に言われスポーツカーを買う約束をしていると明かし「喜ぶ顔が見たいので頑張る」と言う道枝に、井ノ原は「いい子!」と目尻を下げ、渡辺と一緒に「僕にも買って!」。道枝が戸惑いつつ「え、じゃあ、買います」と返すと、会場は笑いに包まれた。

 映画『461個のおべんとう』は11月6日より全国公開。