『カメ止め!』竹原芳子がフランス版『キャメ止め!』に出演し勝手にアドリブ「誰にも気づかれなかった」

 

 映画『キャメラを止めるな!』とそのオリジナル版『カメラを止めるな!』のイベントが都内にて行われ、上田慎一郎監督とキャスト陣が登壇。フランス版にも出演した竹原芳子が驚きの現地エピソードを明かした。

 2018年、ほぼ無名の監督とキャストが巻き起こした『カメ止め!』旋風から4年。フランス版リメイク『キャメラを止めるな!』の公開に向け、『カメ止め!』公開4周年にあたるこの日、〈祝!『カメ止め!』4th 『カメ止め!』×『キャメ止め!』ナイト〉と題し、同作にとっての“聖地”池袋シネマ・ロサで行われたイベント。

 この日は、上田監督をはじめキャスト陣が自ら、検温や消毒、感染対策の声がけを行いつつ観客をお出迎え。

 舞台挨拶では、まず上田監督が「ボンジュール!」とあいさつし「ちょうど4年前『カメ止め!』の初日で立ったこのシネマ・ロサの舞台の後も、まさかまさかの連続があって。今日、リメイク作品のお披露目でまたこの場に立てるとは」と感無量。

 濱津隆之ら、オリジナル版のキャストたちもフランス版リメイクに大興奮。誰もが自分の役がちゃんと残っていたこと、そしてフランスの実力派俳優たちが自身の役を演じていることに喜んでいた。

 リメイク版にも出演した竹原芳子は「フランスでも無茶ぶりをしてきました!」と言い「“楽しかった”“ボンジュール”“メルシーボークー”だけでずっと過ごしたけど、何とかなりました!」とフランスでも竹原らしさ全開だった様子。さらに竹原は、オリジナル版の名セリフ「アツアツやで!」を勝手に(自分のセリフに)入れたと言い「(日本語を誰も分からないから)気付かれなかった」と明かし、驚きと笑いを誘った。

 最後に上田監督は「祭りはまだまだ続きます!」と『カメ止め!』と『キャメ止め!』を盛り上げた。

 この日の登壇者は上田慎一郎監督、竹原芳子、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、秋山ゆずき。

『キャメラを止めるな!』は7月15日より公開。

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