ムロツヨシの“レベル”に𠮷田恵輔監督が感嘆「『ヒメアノ~ル』のときは森田剛くんファンから相手にもされなかったのに」

 

 そんなムロに、この日はサプライズでプレゼントが。ムロがSNSで「6月24日はムロツヨシの日です」と投稿していたのを見た映画の宣伝スタッフが、日本記念日協会に申請し、6月24日が公式に「ムロツヨシの日」として認定されたとのこと。認定書を渡されたムロは「これ、来年からカレンダーに載るってことですよね?」と感激。「これを申請した人は、素敵なおバカさんだと思います」と言いつつ「来年の今日もみんなでここに集まろうぜ!」と1人でどんどん盛り上がり「これを持って『ベイビー・ブローカー』の初日に行っちゃおうかな」とニヤリ。

 𠮷田監督は本作でのムロとのタッグを振り返り「ラストのほうのシーンの表情が、もはや品すら感じるくらい。台湾映画を見ているような上質な感じというか。いろんな表情ができるのは知っていたけど、こんなレベルになっちゃったんだと驚きました」と改めて称賛しつつ「『ヒメアノ~ル』のときは、舞台挨拶ではしゃいでも、主演の森田剛くんのウチワを持っているお客さんの誰からも相手にされず、スベリ倒していたのに(笑)」。

 岸井も「あるケンカのシーンのムロさんが本当に逃げ出したいくらい怖くて。そのときは、嫌な人と一緒になったなと思いました。心臓が飛び出るようなお芝居をされて、本当にすごいなと思いました」と尊敬のまなざし。

 最後にムロは「ここ数年、日本映画も元気になってきて、その一つとして自信を持ってお届けできる映画です」と胸を張っていた。

 映画『神は見返りを求める』は公開中。