第5弾は青森「中華そば ひらこ屋」の煮干しラーメン!東京駅「ご当地ラーメンチャレンジ」

 秋の深まりと共においしさが増す食べ物といえば「ラーメン」。東京駅一番街の期間限定店舗「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」では、第5弾として青森の煮干しラーメンの名店「中華そば ひらこ屋」が東京初出店を果たした。

「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」第5弾の青森「中華そば ひらこ屋」

 外出自粛で全国の有名ラーメン店に行きたくても行けない、食べたくても食べられないというファンの声に応え、昨年7月からスタートした「ご当地ラーメンチャレンジ」。全国のご当地ラーメンを約100日ずつの期間限定で紹介している。その第5弾店舗が、朝ラーメンの習慣が根づく隠れラーメン県、青森から東京に初出店した「中華そば ひらこ屋」だ。

 出店依頼に即答でOKを出したという「中華そば ひらこ屋」店主の三上玲さんは「すごく光栄な場所で、青森の煮干しラーメンを広められるのは私にとってうれしいこと」と喜んだ。

 スープには鳥取県境港で取れる真鰯から作った平子煮干しをメインに4種類の煮干しを使い、独自に開発した石焼煮干しをブレンド。苦みやエグみをなるべく出さないように、はらわたはきれいに掃除している。

 独自の石焼煮干しについて「青森には昔から焼き干しの文化があって、炭火で焼いた煮干しを味噌汁に使ったりする。 うちでは軽く天日干しした鰯を炭火で焼き、さらに石焼きして遠赤外線で旨みを閉じ込めて乾燥させています。青森のラーメンは脂が少ないことが特徴で、その代わりに焼き干しなど風味のよい食材でおいしさを出している」と三上さん。

「中華そば ひらこ屋」店主の三上玲さん
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