中尾ミエがデビュー当時の芸能界を振り返り「60年前はアイドルなんていう枠はなかった」

「ビゲン グレイスタイル新CM発表会」に出席した中尾ミエ

近藤サトとともに「ビゲン グレイスタイル新CM発表会」に出席

 女優、歌手の中尾ミエが11月9日、デビュー当時の武勇伝を明かした。

 中尾はこの日、「ビゲン グレイスタイル新CM発表会」にともに新CMに出演したフリーアナウンサーの近藤サトとゲストとして登壇した。トークセッションでは“2人の髪型の遍歴をたどる”ということで中尾はデビュー当時の写真を公開した。

 中尾は「デビューの時は長かった。15歳くらいかな。髪がくしゃくしゃで、それが気に入っていたんだけど、会社の上層部に“なんだそのくしゃくしゃの頭は。もっとなんとかならないか”と言われているうちに歌がヒットした。そうしたら“それがトレードマークだから、これでいくぞ”って言われてむっとして、私、その足で美容院に行ってばっさりショートにしたんですよ。かわいくないでしょ(笑)。だからこの写真は貴重なんですよ。ずっとショートだから」と武勇伝を披露。そして「私たちの時代は芸能界は大人の世界。子供っぽく見られるのが嫌だった。だから肩ひじ張って、なんとか大人の世界で邪魔にならないようにという意識が強かった。60年前はアイドルなんていう枠なんてなかったですから」などと当時の芸能界を振り返った。

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