現在、古民家改築中の森星「日本のサグラダファミリアと言ってます。一生終わりはない、暮らしってそういうものだなと思います」

「Miele Experience Center 日比谷」のオープン記念セレモニーに出席した森星

 ファッションモデルでタレントの森星が3月16日、自らのサステナブルな生活の一端を明かした。

 森は昨年、築150年の古民家を購入。現在、住居とするために改築中なのだが「コロナ禍で旅をすることができなくなった状態で、いろいろと自分の中で暮らしの中での気づきがあった。その中で都会でできる循環の形をファッションモデルとしてだけではなく、ライフスタイルモデルとして発信していくのが私のひとつの楽しみになっていた。今はソーシャルメディアがあって、ファッションモデルという枠もすごく広がってきてモデルという概念も多様化してきた中で、暮らしをシェアすることがすごく楽しくなって、都会でできる循環の形をちょっとずついろいろなメディアなどで発信させていただいていたが、こうして喋る場面が増えてきたので、より自分で暮らしから学びたいという欲望が出てきた。本から学んだことだと限界があるなと感じ、正解はないなと思いながら、自分なりの正解を見つけていきたい、自分でやってみないと、何が自分にとっていいか悪いかをこういうところでは言えないなと思って、ちょっと都会から離れた所を探していた」などと購入を思いついた当時の心情を語った。

 自分が自然の中で生活することで「日本的なサステナビリティ、日本的なウェルビーイングというものを世界の人に発信していきたい、世界の人たちに知ってもらいたい」という思いで日本の伝統的な建築、古民家を探し求めるうちに「ある日、150年前に庄屋さんが住んでいた場所を見つけて“ここだ”と思った」という。「この決断には覚悟がいるなと思った」と言う森だが「今まで自分の人生設計に本気で向き合うという時がなかったので、ここでモデルとして美しいファッションだけでなく、美しい暮らしを発信したいということで覚悟を決めさせていただいた」と購入を決断した。

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