竹内涼真『きみセカ』菅田将暉の出演に「ビックリしたでしょ?」7年ぶりの2ショット舞台挨拶でネタバレトーク

 

 公開中の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の竹内涼真、菅田将暉と菅原伸太郎監督が登壇。和気あいあいとネタバレトークを繰り広げた。

 ゴーレムウィルスという、嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンに渡り人気を博してきた通称『きみセカ』シリーズの完結編となる劇場版。

 映画が公開されるまで、出演が秘められていた菅田。竹内が「皆さんもビックリしたんじゃないですか」と言うと観客も賛同の拍手。

 菅田が「一緒に舞台に立ったのは『帝一の國』から7年ぶりくらい?」と振り返り「どれだけCGを使っても特殊効果を使っても、結局は現場でどれだけ緊張感を持ち続けられるか。それを涼真はこの4年間、絶やしていないところがすごい」と竹内をたたえた。

 本作では主題歌も担当した菅田。監督が「1回、作り直してもらった」と言うほどこだわった楽曲に、竹内が「毎回、シーズンが始まるごとにすぐに響の役に入れるのか不安がある。今回もいろいろな不安があるなかで、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いたときに、最後、映画でもう1回頑張れるかもと前向きな気持ちになれた」と言い「あの歌を最後に聞いた瞬間に、僕の映画が完結した気持ちになりました」と感謝。

 この日は一同が次々とネタバレ満載のトークを展開。竹内も「もう、最後に僕がゴーレムになるのも映像で出てますしね」と言い、主人公・響の衝撃結末をはじめ次々ネタバレが飛び出した。

 クライマックスで竹内が演じる主人公と対峙する役どころの菅田は、竹内と久しぶりに再会するも、菅田は特殊メイクで「ちょっと誰だか分からない」状態だったと言い、竹内が「久々に会えるというのですごくうれしかったんだけど何とも言えない空気になった」と苦笑。菅田も「撮影所に置いてある『GANTZ』の球の中の人とほとんど同じだったからね、オレ」と笑いをさそった。

 さらにファンから「ラストで20年後にゴーレムになった響が出てくるが、鉄の棒が刺さっている理由は…」という質問が出ると、監督から「おっしゃる通り、響が自分で動けないように鉄の棒を刺し、さらに自分で頭を地面に打ち付けて死のうとしたんだけど…という設定のメイクです」と明かし、ファンも貴重な裏話に感激していた。

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