長澤まさみと瀬戸康史、共演人形にメロメロ「表情が豊か」「ウインクしてくれる」 観客もゾクッ

映画『ドールハウス』(6月13日公開)のジャパンプレミアが21日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、瀬戸康史らキャストと矢口史靖監督が登壇。長澤や瀬戸が人形との仲良しぶりを披露し観客をゾクゾクさせた。
『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の矢口監督が描く、スリリングな“ドールミステリー”。
骨董市で手に入れた人形に翻弄されていく主人公を演じた長澤は、完成作を見た感想を聞かれ「家族の物語も丁寧に描かれていて、ジーンと来てしまうシーンもあったりして。実はいい映画なんですよね」と感動を振り返ったが、観客の反応に「あれ?(笑)」
一方、夫役の瀬戸は、鑑賞後の観客に「笑っている人もいれば複雑な表情をしている方もいる(笑)」と笑いをさそいつつ「僕は“ゾクゾク映画”が大好きなんですけど、中でも大好きな作品。恐怖と笑いがすごいバランスで散りばめられている」と絶賛。海外での高評価に続き、日本の観客の反応に矢口監督も満足気。
劇中に登場するアヤ人形を抱いて登場した子役・池村碧彩は「最近アヤちゃんが軽くなってきて」と不思議なひと言を発し、観客もゾクリ。司会から深く聞かれると「前まで持ってたときは重いなと思ってたんですけど、さっき背負ったら軽いなって…」。どうやら撮影時より成長したために軽く感じたということの様子。
すると、アヤ人形の髪を整えてあげるなどかいがいしく世話をしていた長澤が「表情が豊かでかわいいんです」と愛娘を見るようなまなざしを向け、瀬戸も「さっきより緊張がほぐれたみたい。ウインクしてくれたりするんですよ」。さらに池村までも「一番最初に自己紹介してくれました」と言い出し、観客も怖がりながら大笑い。
この日は、予告編などでも話題を呼んでいる劇中シーンを登壇者が一緒に鑑賞。かつてない表情も見せる長澤に、風吹ジュンが「役に入り込んで声をかけられないくらいだった。私の知ってるまさみちゃんじゃない、というくらい現場では雰囲気が違ってた」と振り返ると、長澤は自身のことながら「へえ~。どうしちゃったんでしょう?」と首をかしげ、会場の笑いをさそっていた。
この日の登壇者は長澤まさみ、瀬戸康史、田中哲司、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督。