加藤千尋がホラー映画における「ラスト少女無双モード」を力説。内藤監督は「学術用語で“ファイナルガール”という言葉がある」と解説

「ラスト少女無双モード」を力説した加藤千尋

 映画「氷血」の公開記念舞台挨拶が7月4日、東京・新宿の新宿バルト9で行われ、主演を務めた北山宏光、加藤千尋、そして内藤瑛亮監督が登壇した。

 同作は東北地方の雪深い、とある町を舞台とした作品で、古くから雪国で語られてきた正体不明の“白い存在”に家族の平穏な日常が侵蝕されていく、耽美的でありながら残酷さを内包したホラー作品。

 北山は家族を思いやる優しい夫という顔の一方で狂気や冷酷さが顔をのぞかせる主人公・稔、加藤はその妻・悠希を演じている。

 トークパートでの「ホラー映画の世界に入り込んだとしたら一番最初に死亡フラグを立ててしまいそうなのは誰?」というテーマでは、「ホラー映画が苦手」を公言する北山で満場一致。では逆に生き残るのは誰か? これには加藤が「私の好きなホラー作品の一つの傾向として“ラスト少女無双モード”っていうのがあって。ホラーって最後のほうに女の子が無双モードに入る瞬間があるんですね。今回も悠希が無双モードに入る瞬間があるじゃないですか。“女は強い”みたいな瞬間が私はすごく好きなシーンとしてあって。いっぱいいろんな怖いことを経験して最後にスカーって帰す。だから私が勝ちます」と断言。これを受け内藤監督は「海外のホラー映画の学術用語で“ファイナルガール”という言葉があって、女性が最後に生き残るんです。だからこれは学術的にすごく正しい。基本的にホラー映画で犠牲になるのは女性が多くて、抑圧する側は社会だったり、男性性ということが多い。それを最後、抑圧されていた女性が打ち返すという意味でファイナルガール。この映画のファイナルガールは悠希です」と解説した。

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