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岩田剛典「さっきまで2人でゲーセンに」仲良しディーン・フジオカと相性診断「50%」という結果にも見事なポジティブ回答

2022.06.09 Vol.web original

 

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』イベントが9日、都内にて行われ、ディーン・フジオカ、岩田剛典と西谷弘監督が登壇。映画にちなみ「犬に例えると何犬タイプか」が分かる“犬診断”で盛り上がった。

 世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)による名探偵バディが数々の難事件に挑む人気ドラマの劇場版

 鑑賞後の観客を前にしたトークイベントとのことで、映画の見どころや撮影秘話をたっぷり語った3人。

 さらに、会場の観客からも質問を受け付け。「ディーンさんと岩田さんはとても仲がいいそうですが、あえて直してほしいところは?」という質問に、ディーンは「僕らの仲を裂こうとしているんですか」と冗談めかし、岩田も「本当に仲がいいんです。さっきも2人でゲーセンに行っていました。ちなみにUFOキャッチャーは僕のほうが上手いです(笑)」と言い「ディーンさんに直してほしいところは…無いです!」と断言。ディーンも「岩ちゃんは、本当に適度な加減を知っているんです。分かる人は分かると思いますが。唯一、言うとしたら荷物が少なすぎるから、災害があったときのためなど、もう少し荷物を増やしたほうが」と案じ、岩田も「この映画の結末のようなことがあるかもしれませんもんね」と言いつつ「どこに行くにも手提げ1つ。たぶんこれは直りません(笑)」。

ディーン・フジオカと岩田剛典『シャーロック劇場版』イベントでドラマ第1話のラストシーン振り返る

2022.06.09 Vol.web original

 

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』イベントが9日、都内にて行われ、ディーン・フジオカ、岩田剛典と西谷弘監督が登壇。鑑賞後の観客を前に、映画の見どころからドラマ第1話の名シーンまでたっぷりと語り合った。

 世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)による名探偵バディが数々の難事件に挑む人気ドラマの劇場版。

 鑑賞後の観客を前にしたディーンと岩田は「この日を待ち望んでいました」と“ネタバレOK”のトークイベントを楽しみにしていた様子。ところが作品について語っていた岩田は、ふと「全部しゃべっていいんですよね?」。すかさずディーンが「いいんだよ、岩ちゃん。だってオレたちこれまで“犬好きの人も楽しめます!”みたいな話しか出来なかったんだから」と断言。「だってカメラがこんなにあるから…」と躊躇していた岩田も安心して話し始めたが、今度はディーンが話の核心でふいに言葉を止め「これ、ネタバレを気にしちゃう変なクセがついてるね(笑)」。

 映画の撮影では、ドラマ放送時から培ってきたチームワークで“奇跡”が起こったことも。西谷監督が「ディーンさんが走り去る後ろ姿を映すシーンで、持っている杖を放り投げてくれと言えばよかった、と撮りながら思ったその瞬間、ディーンさんが杖を放ってくれた」と驚きを明かすと、ディーンは照れつつ「西谷さんなら、こういうのが欲しいんじゃないかと思って。自分なりに本筋を邪魔しない範囲での遊び心ですね」。

上田慎一郎監督と『映画を早送りで観る人たち』著者、映画YouTuberが白熱座談会!「『カメ止め』前半部分を“スキップ視聴”されたら…

2022.06.09 Vol.web original

 話題の書籍『映画を早送りで観る人たち』をテーマにした座談会が、8日、ポニーキャニオン映画部公式YouTubeチャンネルにて生配信され、ゲストとして、同書の著者・稲田豊史氏と映画監督・上田慎一郎、芸人で映画YouTuberのジャガモンド斉藤正伸が出演。“映画を早送りで観る”現象の背景に迫った。

「おかげさまで、これまで書いた本の中で一番売れています」と反響を語った稲田氏。「映画やドラマを倍速や10秒スキップで見たり、結末を知ってから見始める人がいるという発見が、本の始まりでした」と振り返ると、斉藤が「今日は決して、倍速視聴する若者を呼んで説教する、みたいな座談会ではないですよね?」。

 稲田氏は「マスコミからはよくそういうふうに切り取られるんですけど、違うんです。確かに僕も最初は“そんな映画の見方をして大丈夫?”という疑問から入ったんですけど、実際に倍速視聴している人に話を聞いていくなかで、そうせざるを得ない現在の状況が浮かび上がってきました」と解説。

「1回目、読んだときは自分のざわざわした気持ちをお行儀よくツイートさせていただいたんですが(笑)、2回目読んだら、映画を1本見たような感動がありました」と感想を語った上田監督は、同書の反響について「(書籍のベースになった)稲田さんのネット記事を読んだんですけど、それに対するコメントで、けっこう激しい言葉で怒っている人がいたじゃないですか」と質問。

 稲田氏は「自分の視聴スタイルを否定されたくないという若者世代と、そんな見方をするなんてけしからんという年配世代、Twitterでは両方からメチャメチャ怒っているリプライがありました」と苦笑い。

 上田監督が「他の記事なんですが、激しく怒っている人のコメントを読んでみて、どうも、そういう現象の背景や文脈をスキップしていると感じたんです」と振り返ると、稲田氏は「記事のタイトルだけとか、冒頭の3行だけ読んで怒っている人も多いんですよ」。すかさず斉藤は「自分も“スキップ”してるじゃないか、と(笑)」。

 稲田氏は「書籍のほうは全部読んでくれる人が多いのか、感情的な反発は少ないんです。ただ、ある感想で“著者が、倍速視聴に賛成なのか、反対なのか最後まで分からなかった”という人がいて。本で問題視しているのは、まさにあなたのことですよ、と(笑)。映像作品に分かりやすさや単純な是か非か、あるいは“正解”を求める人が一定数いるんだと、この本の読まれ方でも改めて分かってきた」。上田監督も「SNSでよく見る分断の根っこがここにあるような気がする」とうなずいた。

 

 

宮本信子「ヨーダになりたい」K-POPアイドル願望の生田智子は「習ったけど昭和が出ちゃう」

2022.06.08 Vol.web original

 

 映画『メタモルフォーゼの縁側』ヒット祈願イベントが8日、都内にて行われ、主演の芦田愛菜、宮本信子、共演の高橋恭平(なにわ男子)、生田智子、光石研と狩山俊輔監督が登壇。タイトルにちなみ一同が“メタモルフォーゼ(変身)したいもの”を明かした。

 一足先に試写を見た人から「キャスティングがイメージ通り」という声が上がっていることに、主人公の女子高生うららを演じた芦田は「原作の雰囲気が好きで、壊したくないと思っていたのでうれしい」と笑顔。

 BL漫画をきっかけに、うららと58歳差の友情を築く75歳の老婦人・雪を演じた宮本は「母が雪さんとキャラクターが被るんです。長い間、一つのものを大切にしていたことを表現したくて、母の私物を監督に相談して撮影に使わせていただきました」と思い入れを語った。

 うららの幼なじみ、紡を演じた高橋は「周りに幼なじみがいなかったのでいる人に話を聞きました。紡は“さりげないイケメン”なので“イケメンを出す”のではなく“出ちゃう”ことを意識して演じました」とユーモアを交えて語った。

 この日は、タイトルにちなみ登壇者に「何にメタモルフォーゼ(変身)したいか」という質問。芦田は「家に猫がいるので、猫になって一緒に日向でゴロゴロしたい」とキュートな回答。一方、宮本が「『スター・ウォーズ』のヨーダです。世の中が平和になるようにヨーダの力を借りたい」と壮大な回答で一同を驚かせると、その娘を演じた生田智子が「私はK-POPアイドルになってかっこよくセクシーに踊ってみたい。うちにもJKがおりまして昨晩も習ったんですけど上手に踊れないんです。どうしても“昭和”が入ってきちゃうんですよね」。

 そこに高橋が「鏡になりたい。子供のころ鏡の中に入れるんじゃないかと思っていたので、ミラーワールドに行ってみたい」と不思議回答。3人の個性豊かな回答にたじろぎつつ、光石は「実はミュージシャンになりたかった。楽器や歌、ダンスにコンプレックスがあるのでそれができる人をすごく尊敬してます」と言い、なにわ男子のメンバーとして活躍している高橋に「なんだったら(グループに)入ってもいいんだよ」。

 すると高橋も「ぜひ!一緒にやりましょう」と光石のメンバー入りを歓迎し場内を沸かせていた。

 この日は、映画の大ヒットと、ファンから寄せられた「夢」の成就を祈願して、大田区・新田神社の宮司による祈祷も行われた。

 映画『メタモルフォーゼの縁側』は6月17日より公開。

笑福亭鶴瓶「5人兄弟の末っ子」少年時代の写真に市村正親、尾野真千子「そのまんま!」

2022.06.08 Vol.web original

 

 アニメーション映画『ミニオンズ フィーバー』日本語吹替版完成会見が8日、都内にて行われ、吹き替え版キャストの笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子が登壇。主人公グルーの少年時代が描かれる本作にちなみ、3人が子どものころの写真を公開した。

『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から始まった主人公グルーとバナナが大好きな相棒のミニオンたちの冒険劇「怪盗グルー」シリーズから生まれた「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台に、グルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。

 第1作目から10年以上にわたりグルーの吹き替えを務めている鶴瓶は「未だになじんでない」と難しさを明かしつつ「いとおしいですね」と作品への愛着を語った。

 タイトルにちなみ「この夏“フィーバー”したいこと」を聞かれた一同。鶴瓶が「外国に行けるようになるということでこの夏は行きたいと思ってる。ハワイに友人がいて」と海外旅行を上げると、市村正親は「息子たちとゴルフの打ちっぱなしとか乗馬とかキャンプとか、いろんな意味でフィーバーしたい」。息子たちと夏を満喫したいという市村に鶴瓶は「遅くして子どもができるといいですね、元気出るじゃないですか」とアクティブな市村をうらやましがったが、市村は「僕はお父さんとお祖父ちゃん、両方やってる(笑)。お父さんとして頑張らないとと思うんですけど、子どもたちが無理しないで、と気を使ってくれるのでうれしい」と自虐。そんな2人は「(最近)よく転ぶ」という同年代トークでひと盛り上がり。

尾野真千子「上から目線の声を出すため椅子の上に」女優魂に驚く鶴瓶に「誰や思てんねん」

2022.06.08 Vol.web original

 

 アニメーション映画『ミニオンズ フィーバー』日本語吹替版完成会見が8日、都内にて行われ、吹き替え版キャストの笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子が登壇。声優の難しさを爆笑トークで振り返った。

『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から始まった主人公グルーとバナナが大好きな相棒のミニオンたちの冒険劇「怪盗グルー」シリーズから生まれた「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台に、グルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。

 グルーの声を続投する笑福亭鶴瓶が「子どもたちには“鶴瓶”じゃなくて“グルー”と呼ばれる」とはまり役となったことを喜ぶと、新キャストの2人も参加に感激。悪党グループ「ヴィシャス・シックス」の元リーダー、ワイルド・ナックルズ役の市村正親は「息子たちにパパやったねと言われた」、「ヴィシャス・シックス」の女リーダー、ベル・ボトム役の尾野真千子は「姪っ子、甥っ子にやっと胸が張れる。地味な作品が多いので(笑)」と相好を崩した。

青柳翔「僕にはもったいない豪華キャスト」、玉城ティナ「カウンセリングみたいな感じ」映画祭出品監督挑戦を振り返る

2022.06.07 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のオープニングセレモニーが7日、都内にて行われ監督作を出品している青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が登壇。監督業のやりがいを振り返った。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。4月28日にスタートしたオンライン会場に続き、7日から20日まで、都内各会場にて世界約126の国と地域から集まった5720本以上の中から、厳選された約200作品を上映する。

 オープニングセレモニーでは、「U-25 プロジェクト」や「U-25 プロジェクト」などの受賞作が発表されたほか『アクターズ・ショート・フィルム』第2弾で監督に挑戦した青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が登壇。

 普段は俳優として活躍する5人。今回の監督経験について楽しかった点と苦労した点を聞かれると、青柳をはじめ、玉城、千葉、永山、前田も口をそろえて「楽しかった」。

 青柳翔は「編集がすごく楽しかった。自分で何テイク撮ったのか覚えていたので、撮影を振り返りながら編集していくのは楽しかった」と振り返り、苦労した点を聞かれると「苦労も含めて楽しかったです。スタッフやキャストに助けていただいた」と“青柳組”に感謝。「僕にはもったいないくらい豪華なキャストに出ていただいた。(主演・村上虹郎について)僕の方が年上ですけど、彼自身のことを僕が尊敬しているので、お芝居のことはお任せしようと」と村上らキャストへの信頼を明かした。

黒木瞳、柚希礼音らが短編映画に感激『SSFF & ASIA 2022』開幕 映画祭代表・別所哲也はバーチャルで登場

2022.06.07 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のオープニングセレモニーが7日、都内にて行われ、黒木瞳や柚希礼音ら豪華な顔ぶれがプレゼンターとして登壇。映画祭の開幕を華やかに盛り上げた。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。4月28日にスタートしたオンライン会場に続き、7日から20日まで、都内各会場にて世界約126の国と地域から集まった5720本以上の中から、厳選された約200作品を上映する。

 24回目を迎える今年のテーマ「Meta Cinema(メタ シネマ)~超える・見つける・始まる」に合わせ、映画祭代表・別所哲也はまさかのバーチャル映像で登場。司会をつとめた、こがけんも「別所さん、会場にいないなと思ったらこんなことに…。“デジタル別所”さんに会場がハッキングされているみたい」とびっくり。

恒松祐里、本田望結らが「異世界に行くとしたら…」妄想トークで大盛り上がり

2022.06.04 Vol.web original

 

 映画『きさらぎ駅』公開記念舞台挨拶が4日、都内にて行われ、恒松祐里、本田望結らキャスト陣が登壇。それぞれの“異世界”願望を明かした。

 インターネット掲⽰板「2ちゃんねる」で現代版“神隠し”と⾔われていた都市伝説をもとにしたホラー映画。

 本作が映画初主演となる恒松は「昨日公開されて、すでにSNSなどで“予想していたより面白かった”という声をたくさんいただいてうれしい」と好反応に感激。

 きさらぎ駅に迷い込んだ女子高生役を演じた本田は「見終わった後、怖かったねというだけじゃない感想が生まれるのではとワクワクしています」と胸を張った。

 この日は、映画にちなみ“もし自分が行くならどんな異世界がいい?”という質問。

 恒松は「実は私も怖いのが苦手で、きさらぎ駅のような異世界より、お菓子でできた異世界に行きたいです。綿あめの雲があって、はしごに登って食べる…みたいな」と言うと、キャストも目を輝かせ「夢がある」「ファンシー!」。

 本田は「異世界とはちょっと違うかもしれないんですけど、自分を見てみたい。(現実では)鏡でしか自分を見れないじゃないですか。自分がいる世界に行ってみたいです」とSF的な発想。

 続いて莉子が「ずっと秋の世界。女子からすると日焼けもしないしファッションも楽しめるのでずっと秋がいい」と言うと、恒松、本田も「私も行きたい!」と大盛り上がり。

「誕生日が12月の人とかどうするの? 海にも入れないですよ」とツッコみ「ロマンがない」と言われていた寺坂頼我だったが「僕は動物が好きなんです。カバが一番好きなので、異世界で生まれ変わったらカバになりたい」と独特な生まれ変わり願望を明かし、木原瑠生は「僕は“光の国”に行ってみたい」と、ウルトラ戦士の故郷を行きたい異世界にあげた。

 最後に、初参加の舞台挨拶に終始緊張していた瀧七海が「自分が密かに最強の世界。教室に不審者が入ってきたら、自分が倒すとか…」と異世界モノならではの願いを明かし、笑いをさそった。

 この日の登壇者は恒松祐里、本田望結、莉子、寺坂頼我、木原瑠生、瀧七海。

 

檀れい、石丸幹二、町田啓太らが楽器を手にフォトセッション! 水谷豊監督が起こした「奇跡」明かす

2022.06.04 Vol.web original

 

『太陽とボレロ』公開記念舞台挨拶が4日、都内にて行われ、主演・檀れいをはじめ総勢14名のキャスト陣と水谷豊監督が登壇。一同が経験した“奇跡”を明かした。

水谷豊による監督作品第3弾。クラシックのオーケストラを題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を描くエンターテインメント。

 監督の熱望により、本作では俳優陣が吹き替えなしで演奏シーンに挑戦。キャスト陣と水谷監督は、劇中のラストコンサートさながらフォーマルな衣装で登場。楽団員役のキャストたちは担当した楽器を手に、全員でフォトセッションを行った。

 その後の舞台挨拶では、キャスト陣が1年以上も続けた楽器練習の苦労ややりがいを、笑いを交えつつ披露。そんな“楽団員”に、檀れいは「最後の演奏シーンを見て、さすが弥生交響楽団、立派!と誇りに思いました」と目を輝かせ、水谷監督も「モニターを見ながら撮影していたけど、最後はやっぱりやられました」と、俳優陣の本気の演奏シーンに感嘆。

 この日は“Life is a miracle!”という映画のキャッチコピーにちなみ、登壇者に「奇跡だと感じたこと」を質問。

 檀が「撮影が1年延期となったりいろいろなことがあっても乗り越えた。天気も味方してくれたり、本作は小さな奇跡の集まりのような作品」と言うと、町田啓太が「本当に奇跡が多かった。撮影で、雨が止むのを待っていると水谷監督が“ちょっと待っててね”と。スッと目を閉じると本当に止むんです」と明かし、森マリアも「水谷監督は天気を操れる男と呼ばれていました」。笑いが起こった会場に水谷監督は「本当なんです。たまたまそういうことが起こることが多かった。実は雨も呼べるんですよ」と言いかけ、会場が驚くと「今日はここまでにしておきます(笑)」とニヤリ。

 そんな水谷監督を「太陽のような人」と評した石丸幹二は「学生時代にサックスを吹いていたんですが、山手線に乗ったときラッシュで押し出され、楽器を乗せたまま電車が行っちゃって。駅員さんが、要所要所の駅に連絡してくれて、そのリレーに感動した」というエピソードを明かし「結局、楽器は戻ってきませんでしたけど、その駅員さんの姿が僕にとってはミラクル。皆さん、楽器だけは忘れないように気を付けて」と苦笑。

 最後に檀は目に涙を浮かべつつ「生きていたら嫌なことも悲しいこともいっぱいあると思います。それは誰の人生にとっても同じ。でも頑張った先にこんな奇跡があるんだと、この映画を見て感じていただけたら」。水谷監督も吹き替えなしで楽器演奏に挑んだキャスト陣に「皆さんの努力が無ければ、あの演奏は無かった」と感謝していた。

 この日の登壇者は檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア、田口浩正、永岡佑、梅舟惟永、木越明、高瀬哲朗、藤吉久美子、田中要次、六平直政、河相我聞、原田龍二、水谷豊監督。

『太陽とボレロ』は公開中。

町田啓太「解散したはずの皆さんと」再会喜び振り返る「布団を被ってトランペットを練習」

2022.06.04 Vol.web original

 

 映画『太陽とボレロ』公開記念舞台挨拶が4日、都内にて行われ、主演・檀れいをはじめ総勢14名のキャスト陣と水谷豊監督が登壇。交響楽団のメンバーとしてトランペットを担当した町田啓太が、ユーモラスな楽器練習法を明かした。

水谷豊による監督作品第3弾。クラシックのオーケストラを題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を描くエンターテインメント。

 クライマックスのラストコンサートさながら、フォーマルな衣装で登場した一同。楽団を創立した主人公を演じた檀れいは「本当にたくさんの方が…足を運んでくださって。胸がいっぱいです」と目をうるませ、石丸幹二は「見る人聞く人の心を元気にするのが“ボレロ”。この映画を見て生きるエネルギーを持ってまた日常に戻っていただければ」。

 楽団員のトランぺッターを演じた町田も、約1年ぶりの共演陣との再会に「解散したはずの(交響楽団の)皆さんとこうしてお会いできてうれしいです」と満面の笑顔。

 本作では、水谷監督のもと、俳優陣が吹き替えなしで演奏シーンに挑戦。

 町田は「(トランペットの)経験があると水谷さんに言ってしまったんですが、小学校の鼓笛隊でピーと鳴らしていただけだったんです。自分からハードルを上げてしまった」と苦笑しつつ、スタジオや自宅で猛特訓したと語り「家では、ミュートというものを着けて、布団をかぶりながら、自分で消音しながら練習しました」と明かした。

 町田の話に、ホルン担当の田中要次は「そんなものがあるの知らなかった」と驚き「自分でコルクに穴を開けて息を吹き込んでも音が出ないものを作ったんです。売ろうかな」と笑いをさそっていた

 この日の登壇者は檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア、田口浩正、永岡佑、梅舟惟永、木越明、高瀬哲朗、藤吉久美子、田中要次、六平直政、河相我聞、原田龍二、水谷豊監督。

『太陽とボレロ』は公開中。

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