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GACKT「1日20回」『翔んで埼玉』続編 埼玉県と滋賀県の驚異の上映回数にあ然

2023.11.23 Vol.web oriinal

 

 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優のGACKT、二階堂ふみらキャストと武内英樹監督が登壇。GACKTが埼玉県と滋賀県民の“翔んで埼玉愛”に驚きをあらわにした。

 魔夜峰央(まやみねお)の原作を映画化した大ヒット作の第2弾。埼玉を飛び出し日本全土を巻き込む天下分け目の東西ディスり対決が繰り広げられる。

 武内監督が「今のところ関西から苦情は来ていない」と言うと、GACKTは「昨日、監督が“埼玉がいまおかしなことになっているんだよ。映画館1館で何回、回していると思う?”って。僕が言った数字をはるかにこえる“20回まわし”と言うんです」と驚きを隠せない様子。

 4つのスクリーンで15分ずつずらしながら1日で20回上映している映画館があるとの説明に、観客もビックリ。

 続けてGACKTは「さらに監督が“滋賀はもっとおかしいことになっててね。23回まわしになっている”と言うんです」と言うと、滋賀の観客から拍手喝さい。

 GACKTは「これが3日ほどしか続かなかったとならないよう、皆で盛り上げていければ」。

 二階堂も、ズタ袋姿で客席に並ぶ滋賀、和歌山、埼玉から来たという“翔んで埼玉ツアー”の一行に「申し訳ない」と恐縮しつつ「たまたま当たったラッキーな映画なのではと思っていたんですけど、本当に多くの人に届いていたんだなと思いました」と感激。最後には「パート3に向けて盛り上げていければ」とさらなる続編に期待。

 この日は、琵琶湖の最大水深104mにちなんで、滋賀県ではおなじみの交通安全キャラクター“とびだしとび太”の格好をした子どもたち104人がサプライズで参加。あまりのかわいさにキャストたちが顔をほころばせる一方、GACKTは「子どもたちが目を合わせてくれない」とぼやいて笑いをさそっていた。

 この日の登壇者はGACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさ、堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、川﨑麻世、藤原紀香、武内英樹監督。

「じゃないほう芸人」脱出のバイきんぐ西村、来年年は「モテ期」到来?相方・小峠チクリ「キャンプでお笑い捨ててきた」

2023.11.23 Vol.web original

 

 映画『バッド・デイ・ドライブ』(12月1日公開)のイベントが23日、都内にて行われ、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二、西村瑞樹が登壇。人気占い師・琉球風水志シウマも駆け付け2人の来年の運勢を占った。

 リーアム・ニーソンが子供を送り迎えする車に爆弾を仕掛けられた平凡なビジネスマンを演じるサスペンス。

 冒頭、グレイヘアのカツラを被って登場した小峠は「リーアム・ニーソンです。5年ぶりに来れてうれしいです」とリーアムのフリをしていたが報道陣の冷ややかな視線に気づくと突如カツラを投げ捨て「実はブルース・ウィリスです!」。

 すると今度は会場に展示されていた、リーアムが演じる主人公の愛車と同じメルセデス・ベンツ GLSから相方・西村が飛び出し、子役になりきった小芝居を繰り広げた。

 今や“じゃないほう芸人”を脱出しロケ芸人やソロキャンプ芸人として活躍する西村だが、小峠は「もう芸人じゃないですよ。ただのキャンプの人。キャンプ場でお笑いを捨ててきた。薪でお笑いを燃やしてきた」とチクリ。西村が「そろそろ身を固めて幸せになってほしい」と心配すると、小峠は「そんなに不幸なヤツが頑張っておどけてるように見える?」と大憤慨。

 この日は、琉球風水志シウマに来年の運勢を占ってもらうことになった2人だが、いずれも小峠は散々な結果に。

 ドライブ運では「×寄りの〇」、仕事運では「大きな仕事が匂わせで終わる可能性がある」、恋愛運は「タイプの人と出会うが好きですと言う前に振られる」と言われ、総合運は「バッド。とくに健康運が心配。とにかく予測ができない。思うようにいかない一年」。

 一方の西村はドライブ運も良し、仕事運は「仕事を仕事と思わず楽しむとよい。極論で言うと1年休んでもいいくらい」。開運アイテムにしても、小峠が「ラベンダーの香り」だったが、西村は「食後のデザートにフルーツを食べる」というもの。

 さらに恋愛運で「モテ期が来る。既婚なのでハニートラップに気を付けて」と言われた西村。「ぼく結婚しているので…」と戸惑いつつも「ハニートラップを避けられる何か、ないですか」とアドバイスを求めたが、小峠が「不倫をアイテムでどうにかしようって…」が苦々しげにツッコみ、西村も苦笑い。

 相方とは雲泥の差に、小峠はお約束の「小峠の「なんて日だ!」をさく裂させていた。

 

 

橋本愛「すごく丁寧に作った映画。細部に宿ったところまで見ていただければ」

2023.11.23 Vol.Web Original

映画『熱のあとに』舞台挨拶

 現在、東京・有楽町で開催中の「第24回東京フィルメックス」のコンペティション部門作品『熱のあとに』の舞台挨拶が11月23日、有楽町朝日ホールで開催された。

 同作は東京藝術大学大学院修了制作『小さな声で囁いて』がマルセイユ国際映画祭や全州国際映画祭に出品され、注目を集めた新鋭・山本英監督の長編第2作。

 この日は出演者の橋本愛、仲野太賀、木竜麻生、そして山本監督が登壇した。

 主役の沙苗を演じた橋本は「すごく思い入れの強い作品で、とても素敵な現場の日々と、そしてとても素敵な作品が出来上がったことに感無量です。こうやって皆さんに見ていただくことができて、うれしく思っています」、その夫・健太を演じる仲野は「本当に橋本さんが言ったように、今回、本当に撮影が楽しくて。少数精鋭で力を合わせて心を込めて作った映画なので、今日という日を迎えることができてとてもうれしいと同時にフィルメックスは大の映画好きの人たちばかりだと思うので、それはそれで緊張するなと思いつつも、最後まで楽しんでもらえれば」、2人の結婚生活の歯車を狂わせる謎めいた女性・足立を演じる木竜は「本当に濃密な時間を過ごした作品が皆さんの前で上映できることをうれしく思います」、山本監督は「3年前からずっと向き合い続けてきた『熱のあとに』という作品をこうして皆さんの前で上映できることをうれしく思っています。素晴らしいキャストの皆さんと素晴らしいスタッフの皆さんのおかげでできた映画だと思っておりますので、この映画をどういうふうに受け取っていただけるのか楽しみというか、感無量の状態です」とそれどれ挨拶した。

DAIGO、5歳子役から“DAI語”を注意「何の意味か言ってあげて」と耳打ちされる

2023.11.23 Vol.web original

 

『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、声優を務めた黒島結菜、村方乃々佳、DAIGO、蒼井優、小中和哉監督が登壇。DAIGOが子役・乃々佳ちゃんの“DAI語”への反応に苦笑する一幕があった。

 世界で愛される『シルバニアファミリー』の映画化。

 この日は、黒島演じる主人公フレアの妹を演じる子役・村方乃々佳ちゃんの5歳児らしい自由な言動に一同がメロメロ。

 船乗りのブルース役・DAIGOは、大好評の乃々佳ちゃんの歌声に「乃々佳ちゃんに教わりたいくらい」。するとすかさず乃々佳ちゃんが「いーですよー!」と返し、DAIGOが「今日、歌の先生ができました」と言い会場も大笑い。

 トーク中、ふいに観客席に目を向けて誰かを探している様子の乃々佳ちゃんに、DAIGOが「たぶん“PP”がどこかにいるのかな」とつぶやくと、乃々佳ちゃんが「PPって何?」と即座に反応し、“パパ”という答えをもらうとひとまず納得した様子。

 さらに物語にちなみ「大切な場所は」と聞かれDAIGOが「“MH”かな」と答えると、乃々佳ちゃんがDAIGOのもとに駆け寄り何やら耳打ち。DAIGOは「“MHが何のことか言ってあげて”と耳打ちしてくれました(笑)」と“DAI語”ネタへのまっすぐすぎる反応に苦笑い。

「“MH”、マイホームが元気をもらえる場所」と言うDAIGOは「先日、娘はパパと結婚すると言っていたのに、今日聞いたら、ブルースと結婚すると言いだして。複雑な三角関係になっています」と苦笑していた。

『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』は公開中。

蒼井優「“おばちゃんじゃない!”って言われる」5歳子役の気遣いに照れる

2023.11.23 Vol.web original

 

『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、声優を務めた黒島結菜、村方乃々佳、DAIGO、蒼井優、小中和哉監督が登壇。蒼井が娘役の村方乃々佳ちゃんの天真爛漫さにメロメロになっていた。

 世界で愛される『シルバニアファミリー』の映画化。

 主人公フレア役の黒島は初の声優挑戦に「緊張した部分もありました。まさか自分が世界で愛されているシルバニアファミリーのフレアちゃん役をやることになるとは」と感激。

 フレアの母役の蒼井優は「多分、私はシルバニアファミリーと同期。ほとんど同い年。気づいたら家にあってずっと遊んでいました」と振り返りつつ、隣にいる娘役の乃々佳ちゃんの5歳児らしい言動に終始メロメロ。

 そんな蒼井は乃々佳ちゃんを見つめながら「私が“おばちゃんね…”って言うと“おばちゃんじゃない!”って言ってくれるんです(笑)」と照れ笑い。さらに「娘に対する愛情がちゃんと声に乗ればいいなと思い演じました」と語りつつ「私の話より乃々佳ちゃんの話が聞きたい(笑)」と相好を崩した。

 この日は、話題の歌声を乃々佳ちゃんが生披露。蒼井は「なんで心からあんなに伸び伸び歌えるんだろう」と感動の面持ち。「ありがとう、乃々ちゃん」「うん!」と顔を見合わせる2人に会場もほっこりしていた。

『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』は公開中。

 

上野樹里と林遣都が「誹謗中傷を目にしたら…」回答に観客も拍手

2023.11.22 Vol.web original

 

 映画 『隣人X -疑惑の彼女-』 (12月1日公開)のイベントが22日、都内にて行われ、俳優の上野樹里、林遣都と熊澤尚人監督が登壇。上野と林は観客から質問され、誹謗中傷を生む差別や偏見についての思いを語った。

 パリュスあや子による第14回小説現代長編新人賞を受賞作「隣人X」を映画化。日本が惑星難民Xの受け入れを発表したことで広がる波紋と、Xの正体を追う雑誌記者の葛藤を描く異色のミステリーロマンス。

 冒頭、熊澤監督はコロナを機に「分かりやすい差別ではなく、見えない無意識の偏見みたいなテーマで作りたいと思いました」と振り返り「コロナを経験した皆さんだからこそこの映画を見て感じることがたくさんあると思う」と語った。

 この日は、試写を鑑賞し終えた一般の観客から質問を受け付けてティーチインを実施。

 劇中ではX疑惑をかけられた人々が誹謗中傷を受ける場面も。観客からの「情報拡散や報道被害で差別や偏見を持ってしまい加害者となる人や被害者を生まないためにはどうしたらいいと思うか」という質問に、上野は「SNSとかで変なことを書き込む人って…。普通、人としてネガティブなことを思っても口に出さないじゃないですか。書いたのは残るしたくさんの人が目撃する。でもその人って、そうやってあがくことで世の中に自分の存在価値を見出して、人様に見てもらうことをエネルギーとして生きていると思うんですね。そういう人のアカウントをたどるとネガティブなことばかり書いてたりして大変だなと思うんだけど」と語り「そこでネガティブなことを言っていても解決にはならない。一人ひとりの気持ちと行動がこの世界を作っていて、自分もその一人。この世の中をもっと過ごしやすくするためにどうしたらいいんだろうと考えて、優しくなってほしいなと思いますね」。

 さらに「全部シャットアウトしても自分の心を理解してくれる人が1人でもいれば、最初は小さな1歩でもそこから広がっていく。そうやって街とか国とかこの星が成り立っている。傷つけている人を見たら、その分まで自分がちゃんとしていかなきゃ、と思って。同じ時代を作っているチームの1人として、自分はしっかりポジティブなことを発信していこうと思うしかないのかなと思っています」とまっすぐに回答。

 林も「いつからか、物事の判断基準や評価が分かりにくくなってきて、全然知らないに、こういう人間だと言われることが蔓延していると思う」と言い「もし自分が知らない人によって嫌な気持ちにさせられることがあったときは、絶対に負けないでいたいなと思います。自分はそれをしていないし、誰かを攻撃したり傷つけたりするよりも常に周りの人や誰かの幸せを願って生きるほうが絶対にいい人生を過ごせると自分に言い聞かせて。そういうこと(誹謗中傷)をすると自分の価値を下げていくと考えるようにしていて。この人よりオレのほうが幸せだと思うようにしています」。

 2人の回答に観客も大きな拍手。熊澤監督も「この映画はXを探すところから始まる物語ですが、Xは誰だと思った瞬間に見る人の中にも無意識に偏見の芽が生まれると思う。自分だったらどう対応していくかこの映画を見て考えてもらえたら」とアピールしていた。

夜景レストランにクルージング、壁ドンも! 映画『マイ・ナイト』魅惑のデートシーン解禁

2023.11.22 Vol.web original

 映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』(12月1日公開)から川村壱馬、RIKU、吉野北人(共に、THE RAMPAGE)が演じるデートセラピストのデートシーンが解禁された。

 今回、解禁となったのは、川村壱馬、RIKU、吉野北人が演じるプロの“デートセラピスト”、刹那(川村)、イチヤ(RIKU)、刻(吉野)が、女性たちと過ごすシーン。刹那と灯(穂志もえか)、イチヤとmiyupo(夏子)、刻と沙都子(安達祐実)それぞれのデートシーンの様子が描かれている。

 イチヤとフォロワー7万人の人気インスタグラマーmiyupoのシーンでは、夜景の見えるレストランが舞台。自分の写真を撮るよう頼んだmiyupoが、イチヤの予想外のカメラマンっぷりに驚く場面が収められている。

 夫との関係に悩む主婦・沙都子は、刻と横浜デートの定番・クルージングに出発。0時までで帰らなくてはいけないという沙都子に「じゃあ今夜はシンデレラだね」と刻が微笑む。

 自身の婚約者という“設定”で入院中の母親に会ってほしいという灯は、刹那とともに風情あふれる洋品店を訪れ刹那のネクタイを選ぶ。母との面会を前にデートどころではない様子の灯に、刹那が壁ドン。「婚約者でしょ?」と迫り心を開かせようと距離を詰めるところは、ファン悶絶のシーンとなっている。

 ナイトたちとのデートの様子が、ロケ地・横浜の魅力とともに描かれる新映像。3組の男女がこの後どんな夜を過ごすのか、彼らの一夜限りの冒険に期待が高まる。

◆本編映像<3組の恋人たち編>

 

 

 

ゆうちゃみ「初対面で初デートした相手が唐揚げの衣を全部はがしてた」筋トレ趣味の新婚声優も苦笑い

2023.11.21 Vol.web original

 

 映画『バービー』のリリースイベントが21日、都内にて行われ、モデルのゆうちゃみと、日本語吹き替え版の声優・武内駿輔が登壇。劇中にちなみ“男女あるある”ネタで盛り上がった。

 子ども時代には大のバービー好きだったというゆうちゃみ。映画『バービー』の感想を聞かれると「バービーはめっちゃギャルだと思いました!」とすっかり共感したようす。「バービーがありのままの自分でええんや、と気づくシーンが大好き。まわりに無理に合わせなくても自分なりにハッピーでいようって。だからマインド、ほんまにギャルなんですよ」と力説した。

 ケン役の声優・武内駿輔も「ぼくはおもちゃ好きで、バービーの歴史を調べたこともあったんですが、バービーってその時代の女性の文化を象徴するというか、いろんなバービーが出て、いろんな女の子たちに寄り添ってくれる。今回の映画はその集大成だと思います」。

 映画では、バービーとケンの間で勃発する“男女あるある”ネタも満載。ケンがバービーハウスを“ケンのムキムキマッチョハウス”に改装してしまう場面が話題に上ると、昨年、結婚したばかりという武内が「まさしく最近、筋トレを始めまして。自宅でダンベル使ったりして頑張っているんですが、妻に、どう?って見せる度に、あんまり好みじゃないんだけどなと言われてしまって」と苦笑。

 それでも自分の理想を追い求めたいという武内に、ゆうちゃみは「ムキムキな人カッコいいと思います。バッキバキなのもいいし」と全肯定したが、武内から「逆に理解できないこととかあったりします?」と聞かれると「彼氏と初対面で初デートに行ったときに、唐揚げとか衣を全部はがして食べていたのはビックリしました」。

 武内も「筋トレを始めると、そういうのちょっとでも気になっちゃうんですよね。だったらわざわざ揚げ物を頼まなくていいのにと言われるとそうなんだけど…」と苦笑い。

 そんな武内は、ゆうちゃみから「ご夫婦でずっと仲良くハッピーでいられるコツは」と聞かれると「期待をし過ぎないこと。記念日はおめかしして待ち合わせしたりとかも大事だけど、普段は、どれだけ僕がムキムキになろうとしてもほっといてくれる。僕も、片づけてないなと思う時あっても、こういうものだろう、僕が片づければいいって思うので」と回答し、ゆうちゃみも「優しい。最高!」と感激していた。

 映画『バービー』は11月22日に4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVD発売、DVDレンタル、デジタルレンタル配信を開始。

ティモシー・シャラメ「ウォンカ役で東京に来れるなんて!」ウンパルンパ役ヒュー・グラントも久々来日にご機嫌

2023.11.20 Vol.web original

 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)のジャパンプレミアが20日、都内にて行われ、来日した俳優のティモシー・シャラメ、ヒュー・グラントとポール・キング監督らが登壇。チョコレートをイメージしたカーペットセレモニーを盛り上げた。

 若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』のはじまりを描く物語。

 大歓声に包まれてステージに上がった一同。主人公の若きウォンカを演じたティモシー・シャラメは「東京に来ることができて本当にうれしいです。アリガトー!」と熱狂する日本のファンに大きな笑顔。

 ウンパルンパ役のヒュー・グラントは「日本の人たちはいつも僕の作品を温かく迎えてくれる」と再来日を喜びつつ「ウンパ、ルンパ…」と口ずさみ、会場を盛り上げた。

 初来日のシャラメが「日本は素晴らしくて、映画の宣伝ではなくぜひプライベートでも訪れたい」と言うと、グラントは「いつも日本に来ると楽しくて、楽しみすぎてしまって取材で迷惑かけてしまったこともあるくらい(笑)。今回は妻も一緒なんだけど、彼女も“飲む”からね…」と明かし、会場も大笑い。

 本作では、まさかのウンパルンパを演じたグラント。「実は今だに、自分がどうウンパルンパを演じたのか分かってないんだ。カメラがたくさんついたヘルメットをかぶりながら撮影していたのは覚えてるよ」と苦笑。

 今やハリウッドのトップスターとなったシャラメ。「僕はジョニー・デップ版を見ていた10歳くらいの僕が、いつか自分がウォンカを演じて東京に行くなんて言われても、絶対嘘だ!って言っていたと思います」と大きな夢を実現した喜びを語った。

 日本語吹き替え版でウォンカを演じた花村想太と、ウォンカが出会う少女ヌードルを演じたセントチヒロチッチも駆け付け、チョコレートの香りがするという花束を贈った。

 この日の登壇者はティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、ポール・キング監督、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)、アレクサンドラ・ダビーシャー(プロデューサー)。

 

滝沢カレン「もう1回、友達作りを頑張ろうと思った」黒柳徹子と和気あいあい

2023.11.18 Vol.web original

 

 アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日、都内にて行われ、原作者・黒柳徹子と声優を務めた大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登壇。映画の完成に豪華キャスト陣が黒柳や原作への熱い思いを寄せた。

 黒柳徹子が、激動の時代を背景に自身の幼少期を自伝的に描いた同名ベストセラーを、原作出版より42年の歳月を経て初めて映像化した話題作。

 黒柳は「全部、私が小学生のときに起きた話なんです。学校やお友達の様子も本当に当時のようで、泣きました」と完成作に太鼓判。

 オーディションでトットちゃん役に抜擢された7歳、大野りりあなは「(トットちゃんに)全部似てると思うんですけど、その中でも似ていると思うところが2つあって。一つ目がおしゃべりが大好きなこと。トットちゃんはおしゃべりを始めると止まらなくなっちゃうんですけど…」と、物おじせず大人顔負けのトークを繰り広げ、黒柳も「すごい(笑)」と感嘆しきり。

 トットちゃんの担任・大石先生役の滝沢が、黒柳について「本当にあこがれですし、妖精のような方」と目を輝かせると、黒柳も「滝沢さんは普段から知り合いですけど、純粋で、形容しがたいんですけど、あまりいない女の子」と和気あいあい。

 そんな滝沢は「私も映画を見て、大人になってもう一回、今日からまた友達作りを頑張りたいと思いました。子供のころだからできたんじゃなくて、大人でも友達ができそうな、そんな不思議なパワーをくれる作品だし、お子さんにとっては月曜日にまた学校に行くのが楽しみになる作品」とアピールした。

 この日は、トットちゃんが通うトモエ学園の小林校長役・役所広司と、ママ役の杏もビデオメッセージを寄せ、役所は「小林先生という黒柳さんにとって本当に大切な方を演じさせていただいて光栄」、杏も「トットちゃんを取り巻く人々も温かく自由をな心を持っていたんだなということに改めて感銘を受けました」と思いを語っていた。

黒柳徹子が涙『トットちゃん』初映画完成に「今も私は“本当はいい子”に違いないと思ってる」

2023.11.18 Vol.web original

 

 アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日、都内にて行われ、原作者・黒柳徹子と声優を務めた大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登壇。黒柳がときおり涙を浮かべながら完成作への感激を語った。

 黒柳徹子が、激動の時代を背景に自身の幼少期を自伝的に描いた同名ベストセラーを、原作出版より42年の歳月を経て初めて映像化した話題作。

 原作出版から数々の映像化オファーを受けながらも断ってきたという黒柳。「ずっと、読者の方の中にあるイメージを大切にしたほうがいいと思っていたんですけど、42年経って、もしかしたら映画にしておいたほうがいいんじゃないかと思うようになって。きな臭くなってきたこともあって」と、初の映像化を決めた思いを語り、完成した作品に「私は、泣いたんです。いろんなことが思い出されただけでなしに、学校やお友達のことが本当に当時のようでした」と涙を浮かべた。

 八鍬監督も「今、世界中で戦争が起き、たくさんの犠牲者が出ています。遠い世界のことのように思えるけど78年前、日本も同じように戦争をしていた。原作には、戦争中でも思いやりにあふれた人々の姿が描かれている。それが少しでも世界に伝われば」。

 映画では原作で印象的なエピソードも丁寧に描かれる。トモエ学園で友人となる小児麻痺の男の子・泰明ちゃんとの木登りエピソードに黒柳は「思い出して、見ていてちょっと泣いたりしました」と振り返りつつ、思うように体を動かせない泰明ちゃんを木の上に引っ張り上げるシーンに「私もよくあんなことをやったな、と。私、立って引っ張ったので、もうちょっと危なかったんですけど(笑)」と苦笑。

 オーディションでトットちゃん役に抜擢された7歳、大野りりあなが「トットちゃんが小林先生から“君は、本当は、いい子なんだよ”と言われるシーンが感動するので大好きです」と言うと、黒柳も「今でも何かあったときは、そう言われたんだから私はいい子に違いない、と思って頑張っています」と笑顔を見せた。

 この日は、小林先生役の役所広司、ママ役の杏からのビデオメッセージが寄せられたほか、主題歌『あのね』を書き下ろしたあいみょんからの手紙を黒柳自身が代読。

 あいみょんに主題歌を依頼したという黒柳は「子どもが誰かに話をしているような曲。本当に素敵な曲なので、覚えて歌ってみようと思って、ちょっとやってみたんですけど難しかった(笑)」と照れ笑いしていた。

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