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キンプリ髙橋海人 泉谷しげるに「NG出してもお前が悪いんじゃない」と助けられるも「逆にブーメランとなって僕に」

2022.10.26 Vol.web original

 映画『Dr.コトー診療所』製作報告会見が26日、都内にて行われ、16年ぶりにコトーを演じる主演・吉岡秀隆をはじめ柴咲コウら豪華ゲストと中江功監督が登壇。新米医師役の髙橋海人(King & Prince)が泉谷しげるから“助けられた”エピソードを笑い満載で語った。

 山田貴敏の同名漫画を元に2003年にドラマ化し、国民的人気を博した名作ドラマ待望の映画化。僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。

 コトー役の吉岡秀隆、その妻となった看護師・五島彩佳役の柴咲コウをはじめ、大塚寧々、泉谷しげる、筧利夫、小林薫も16年ぶりの続編出演に感慨深げ。大塚は「親戚が集まったみたいだった(笑)」と笑顔で再会を振り返った。

 新キャストとなる、新米医師役の髙橋海人は「自分の至らなさに打ちのめされて明日こそはと準備してまた打ちのめされてを繰り返しました。僕の中で限界を超えて120%頑張ったと感じています」。彩佳の後輩看護師役の生田絵梨花も「改めてすごい場所に入らせていただいたと感じて身震いしました」とベテラン陣とともに人気シリーズに挑んだプレッシャーを振り返った。

「全シーン大変だった」と振り返った髙橋は、司会の軽部真一アナウンサーから「30テイク近くやったシーンもあったとか」と聞かれると「バレてますか(笑)」と苦笑し、ベテラン陣と一緒のシーンで何回もテイク重ねたことに「神たちに見守られている感じでしたが生きた心地がしなかったです」。

 すると泉谷が髙橋に「お前ちゃんと言えよ。オレ助けただろ」と言い「何回も30ページのシーンをやるわけよ、そりゃ間違うよ。それはNG出してもお前が悪いんじゃない、台本と監督が悪いんだと、スタッフ全員謝れ!と、言って、謝らせたの。その恩義を忘れて…ちゃんと言えよ」。

 ぼやく泉谷に、髙橋は「うれしかったんですよ、助けていただいて。でもスタッフに謝れとか…その言葉が逆にブーメランとなった僕に帰ってくるという…」と恐縮しつつ本音を吐露し、会場も爆笑していた。

 この日の登壇者は吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、髙橋海人、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督。

 映画『Dr.コトー診療所』は12月16日より全国東宝系にて公開。

松村北斗 新海誠監督最新作アフレコで“27歳”の意識に変化「今の自分のまま明日を」

2022.10.25 Vol.web original

 

 映画『すずめの戸締り』完成報告会見が25日、都内にて行われ原菜乃華、松村北斗らボイスキャスト陣と音楽を手がける野田洋次郎(RADWIMPS)、陣内一真と新海誠監督が登壇。原と松村が新海作品に参加した思いを語った。

『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督3年ぶりの最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの冒険物語。

 1700人を超えるオーディションから主人公・すずめ役に選ばれた原菜乃華は「右も左も分からないまま現場に入って、新海監督に1から100まで教えていただきました。パートが終わるごとに“菜乃華さん素敵でした、ありがとう”と大好きな監督からそういう言葉を頂けて、なんて夢のような幸せな時間だったんだろうと思いました」と笑顔。

『君の名は。』を見たときは13歳だったという原は「新海監督の作品を見られる時代に生まれてきてよかったと友達に話していたその6年後にまさか自分が作品に携われるとは」と感激しきり。

“閉じ師”の青年・草太役の松村北斗は「もちろん僕の体から出る声なんですけど、新海さんが“演奏”することで草太が完成するというか。僕より新海さんのほうが草太役の苦悩が深いのではというくらい、すべてを新海さんに預けていました」と新海監督への信頼を語った。

 完成作を見て「数えきれないくらい笑いや涙が出るポイントがあるんですが、そのたびに涙と笑いの種類と理由が違う。自分の中にこんなに感性があったんだと思った」と語っていた松村。

 本作は自身にとってどんな作品になったかと聞かれると「僕はいま27歳で、若いと言えば若いけどすっかり大人というか。年々、自分1人で戦えることを身につけなきゃいけない、誰かに頼ることを失くさないといけないような気に駆られていて」と振り返り「アフレコ期間中は、すべてを一度委ねて、返してもらったもので全力で立ちまわる期間だったんです。そうやって必死に生きる生き方の、新たなルートを見つけられたというか。それまでずっと、次の日やってくる仕事、次の日にやってくる人生がどこか怖くて乗り気じゃないところがあったのが、ひょんなことから仲間ができて、ときには責任を背負ってくれたり。明日が来るのがどんどん、アフレコ中に楽しくなっていった」と思いを吐露。「あるときは誰かの強みを借りたりして、試行錯誤して、今の自分のまま強い心を持って十分、明日を生きていけるという思いを新海さんから頂きました」と語っていた。

 この日の登壇者は原菜乃華、松村北斗、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、野田洋次郎(RADWIMPS)、陣内一真、新海誠監督。

 映画『すずめの戸締り』は11月11日より公開。

3年ぶりレッドカーペットで二宮和也、戸田恵梨香、稲垣吾郎らがファンサービス! 第35回東京国際映画祭開幕

2022.10.24 Vol.web original

 第35回東京国際映画祭のレッドカーペットが24日、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場と日比谷仲通りにて行われ、3年ぶりとなるレッドカーペットセレモニーに国内外134人の映画人が登場した。

 新型コロナウイルス感染症対策のため中止していたレッドカーペットイベントが3年ぶりに復活。日比谷仲通りからステップ広場へ約165メートルのレッドカーペットが敷かれ、国内外の映画人が、クラウドファンディングで参加権を得た沿道を囲むファンにサインをしたり一緒に自撮りしたりと、ファンサービスをしながら歩く光景は、まさにコロナ前さながらの華やかさ。

 トップバッターで登場したのは『月の満ち欠け』の廣木隆一監督と大泉洋、柴咲コウ。大泉は「コロナもだいぶ落ち着いてきて、今回はたくさんの外国のお客様も来ているようで、かなり盛り上がるのでは。期間中、存分に映画を楽しんでいただければ」と挨拶。その後も豪華映画人が続々登場した。

 今年は日本映画3作がコンペに出品。『エゴイスト』からは松永大司監督と出演の鈴木亮平、宮沢氷魚、『窓辺にて』からは今泉力哉、稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、『山女』からは福永壮志監督、山田杏奈、森山未來が登場。

 話題の新作が集うガラ・セレクションからは『あちらにいる鬼』の廣木隆一監督と寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子。寺島と広末はそろって和服姿で会場を魅了。『母性』からは廣木隆一監督とともに母娘役を演じた戸田恵梨香と永野芽郁が登場。戸田は裾の長いロングトレーンのドレス、永野は全身ゴールドのロングドレスと、ゴージャスな装い。

 日本映画クラシックス部門『DOOR』からは夫婦でもある高橋伴明監督と出演の高橋恵子が登場。

 TIFFシリーズ『ガンニバル』からは片山慎三監督と柳楽優弥、笠松将。ジャパニーズ・アニメーション部門『夏へのトンネル、さよならの出口』から田口智久監督と飯豊まりえ。

二宮和也、映画祭レッドカーペット“大トリ”に緊張「大所帯で歩くのかと思っていたら2人だった」

2022.10.24 Vol.web original

 

 第35回東京国際映画祭のオープニングセレモニーが24日、日比谷・宝塚劇場にて行われ、二宮和也、橋本愛やジュリー・テイモア率いる審査員ら豪華映画人が登壇し、映画祭の開幕を盛り上げた。

 オープニングアクトを務めたのは、宝塚歌劇のOG、柚希礼音、紅ゆずる、美弥るりか、七海ひろきの4人。映画原作の舞台『オーシャンズ11』の楽曲で華麗なパフォーマンスを披露した。

 2年連続でフェスティバル・アンバサダーを務める女優・橋本愛は「映画祭は、決まった場所で決まった時間に自分が迎えに行くことで映画と出会うという体験ができる機会。ぜひいろいろな映画と出会っていただければ」。

 コンペティション部門審査委員ジュリー・テイモア、シム・ウンギョン、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、柳島克己、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルも登場。

 審査委員を務めたテイモアは「今、世界はコロナや戦争などいろいろな形で分断されています。でもこのような映画祭で、私たちは創造性を共有できる。今、私たちに今一番欠けているものは、人やその場所に対する共感だと思います。その共感を映画祭を通して再び感じてもらえれば」と映画祭の意義を熱く語った。

 オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』の瀬々敬久監督と主演・二宮和也も登壇。二宮は「オープニングにふさわしい映画ができたと自負しています」と胸を張りつつ、レッドカーペットのトリを務めたことに「緊張しました(笑)。最後だから華やかにというか大所帯で歩くのかなと思っていたんですけど、今日来たら2人でした」と瀬々監督と2人きりだったことに苦笑。

 それでも「沿道に来ている人たちに声をかけていただいて、反対側で取材を受ける形が3年ぶりに戻ってきたんだなと」と復活したレッドカーペットに感慨を見せた二宮。「日本が作っている映画を見ると、やっぱりいいなと思える」と日本映画への愛を語りつつ「たくさんの国の素晴らしい作品が集まったお祭りです。いろいろな映画を一気に見れる期間なのでぜひ楽しんで」とアピールした。
 
 この日は岸田文雄内閣総理大臣もメッセージビデオを寄せ「映画祭を経て、東京が世界中の素晴らしい映画と人々をつなぐ場として更なる飛躍を遂げますように」と開幕を祝福した。

 第35回東京国際映画祭は10月24日から11月2日まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。

相葉雅紀 20歳のころに“それ”と遭遇していた?「気づいたら裸足でラーメン屋の前に」

2022.10.12 Vol.web original

 

 公開中の映画『“それ”がいる森』舞台挨拶が12日、都内にて行われ、キャストの相葉雅紀、松本穂香、上原剣心(Go!Go!kids /ジャニーズJr.)が登壇。相葉が20歳のころの不思議な体験を明かした。

 不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれるホラーエンターテインメント。

 本作のヒットを喜んだ3人。周囲の反響を聞かれると、相葉が「弟が見てくれて。“それ”ってそれ!?と言われました(笑)」と“それ”の正体に驚いていたと明かすと、松本は「うちの母も見てくれて。ビビりなので、飛び跳ねたと言ってました(笑)」。

 映画のグッズを買ってくれた友達もいたという上原。相葉は「サインしてあげた? 求められなかった?」と冷やかしたが、上原から「けっこう(サインを)求められるんですけど」と言われると「失礼しました(笑)」と苦笑。まだサインがないという上原に「これからだね」と目を細めた。

 劇中に登場する“それ”の正体をふせつつ「“それ”は“いる派”か“いない派”か」と聞かれると、相葉は「会いたくはないけどいてほしい」、松本も「関わりたくないけどいてほしい」と答えたのに対し、上原は元気に「僕はいてほしいし見たいし関わりたいです」。会って何をしたいかと尋ねた相葉は、上原の「背比べしてみたいです」という答えに「かわいい~」とメロメロ。

 さらに「“それ”と遭遇しやすいタイプか」という診断に挑戦した3人。「ある時間だけ記憶が欠落」「家族が“それ”を目撃した」などの項目にチェックを入れた相葉は「“それ”かどうか分からないんですけど、うちの親父が夜、寝ていて気づいたら小学校の前にいたと。なんか呼ばれたっぽいと僕が小さいころに言っていたんです。で僕が20歳くらいのときに同じような現象があって。寝ていたのに、気づいたら近所のラーメン屋の前にいたんです。しかも裸足なの(笑)」と摩訶不思議な体験を明かし、松本も「怖っ(笑)」。

「今の話が一番怖いよね」と苦笑していた相葉だったが、上原が「自分だけ周囲から浮いていると感じることがある」という項目にチェックを入れると「なんで? 浮いてる?」とびっくり。上原が「ギャグを言っても誰も笑ってくれないとか」と説明すると「それは周りも悪いな、ちょっとくらい優しさが欲しい」と慰めつつ「ちなみにどんなギャグ言ったの?」と、友達の前でやってみせたという物まねを上原に披露させ「かわいい~」と和んでいた。

違いをつくる人TOKIOが「箱入り娘」な国産コーヒーをPR ネスカフェ「沖縄コーヒー プロジェクト」のアンバサダーに

2022.10.12 Vol.Web Original

 TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が、ネスカフェの「沖縄コーヒー プロジェクト」のPRアンバサダーに就任、12日、都内で行われた就任発表会に登壇し、意気込みを語った。同プロジェクトは、ネスレが展開中の沖縄で国産コーヒーを生産するプロジェクトで、ネスレ日本にとっても、沖縄県にとっても初の大規模なコーヒー生産となる。

 就任について、リーダーの城島は、「高品質のコーヒーを将来にわたって継続的に届けるという活動というのが素晴らしい取り組みと感じましたし、自分自身、 TOKIO としても次の未来に紡いでいくという部分を大事にしているところでもあって、共通している部分はあるのかなって気がしました

 PRアンバサダーとなったTOKIOは昨年から「ネスカフェ ゴールドブレンド」の“違いをつくる人”のキャンペーンに登場している。今回の就任もまた“違いをつくる人”につながる。

 国分は、PRアンバサダーに選出されたことに感謝すると、“違いをつくる人”を「前例がないことにチャレンジする人ではないか」とし、「沖縄コーヒー」もまたその例だと強調する。「20年後30年後に沖縄でコーヒーを作ることが当たり前になってくる。(現在)その先頭に立ってる人たちの話を伺えるということは本当に幸せだなと思います。僕らももしかしたらジャニーズ事務所で前例がないことをいろいろやってきてるような気はするんですけども、そういった部分でも、そのマインドを現場に行って感じられたのは幸せ」。

Sexy Zone菊池風磨「黙ってキスでもすればいい」恋愛相談にズバリ答えるも前田敦子から「で、その後は?」

2022.10.11 Vol.web original

 

 映画『もっと超越した所へ。』の公開直前イベントが11日、都内にて行われ、キャストの前田敦子、菊池風磨(Sexy Zone)、趣里、千葉雄大が登壇。4人が一般から寄せられた恋愛の悩み相談に本気回答を繰り広げた。

 劇作家・根本宗子による傑作舞台を根本自らの脚本によって、山岸聖太監督が映画化。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様を痛快に描く。

 前回のイベントで人見知りを明かしていた菊池は「もうすっかり仲良しこよしですよね。“超越する会”というのを設けていただいて。全部、自分をさらけ出しました」と、キャスト同士すっかり仲良くなったとのこと。

 この日は一同が、一般から寄せられた恋愛相談に回答。

「同棲して1カ月。その時の気分によって彼氏に優しくできず後悔する。もっと思いやりを示したい」という悩み相談に、前田は「後悔するだけ素敵」と反省する姿勢をほめつつ、男性陣に「女性から何をされたら思いやりを感じるか」と質問。

 菊池が「何気ないことじゃないですか。いってらっしゃいって玄関まで送ってくれるとか、お帰りって迎えてくれるとか」と言うと千葉は「ぬいぐるみを使って代わりに謝らせるとか…」と、役さながらの“あざとかわいい”回答。ところが前田から「本当にそれうれしい?」、趣里から「どのタイミング?“お帰り”からぬいぐるみ?」と次々ツッコミが。

 そんな前田と趣里に菊池は「僕ら、2人の恋愛相談してるんじゃないから」と釘を刺しつつ「黙ってキスでもすればいいんじゃないですか。女の子からされたら、まいっかってなっちゃう」と大胆な回答。

 それでも前田から「根本的な解決にならないよね。キスしました、で、その後は?」と詰められると「もっと深く愛すればいいんじゃないですか。“超越”して」とタイトルにひっかけてオチを付け会場を沸かせた。

 続いて「好きな人に告白できない」という相談には、前田が「分かる。一緒の気持ちになったこと何回もあります」と共感し、告白されるのもうれしいという男性陣に「どのタイミングで告白したらいいのか知りたい。何まで行ったら(男性側も)好きなのかとか」とさらに追及。

 千葉が「自分で言えないならぬいぐるみに言わせる」、「(告白okのサインとして)ドリカムみたいに5回、瞬きをする」と笑いをさそった一方、菊池が「“2人でご飯”はまだ半々な気がする。2人で1日過ごしたら“好き”じゃないですか」と言うと、千葉も「そうですね」とうなずき、女性陣も「へえ~!」と大いに納得。

 まさに人それぞれの恋愛の悩みに真摯に応えた4人。千葉は「見る人の数だけ悩みがあると思う。この作品を通じてそういう気持ちが少しでも軽やかになったら」、趣里は「必ず皆さんの心に寄り添う映画」、菊池は「自分や好きな人のダメなところも愛していけるような、好きで納得して一緒にいるんだと肯定してくれる映画」。最後に前田は「恋愛するってすごく生きてるな、いいなと思ってもらえる映画になっていると思います。たくさん悩んだりもすると思うけどたくさん恋愛を楽しんでほしいです」とアピールした。

 映画『もっと超越した所へ。』は10月14日より公開。

三宅健が劇団☆新感線に初参加!シェイクスピア作品を翻案した『ミナト町純情オセロ』

2022.10.10 Vol.Web Original

 

 三宅健が劇団☆新感線に初参加する。出演するのは2023年劇団☆新感線 43 周年興行・ 春公演 Shinkansen faces Shakespeare『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』で、2011年に新感線がシェイクスピアと向き合い話題も人気を集めた舞台『港町純情オセロ』の最新版。

 舞台は、部下イアーゴの計略によって破滅へと突き動かされる軍人オセロと妻デズデモーナを描いたシェイクスピアの四大悲劇 の一つ『オセロー』を、青木豪が大胆に翻案した作品。12年前の『港町純情オセロ』は、戦前・戦中の関西らしき場所にある港町を舞台に、混沌とした時代に生きるチンピラヤクザたちの人情悲喜劇に大胆に翻案、劇団主宰・演出のいのうえひでのりによるダイナミックな演出で上演されて話題も人気も集めた。一方、『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』は、物語の舞台は戦後のアメリカ文化が流れ込んできたポップな時代に改められ、当時を彷彿させる歌謡曲の要素を取り込んで上演するという。  

 三宅が演じるのは主人公のオセロ。初演で劇団員の橋本じゅんが演じた泥臭いヤクザの組長を、一本気で純情な、血気あふれるヤクザ者として演じる。 三宅は本作で新感線に初参加となるうえ、シェイクスピアにも初挑戦となる。

 三宅は、「兼ねてからいのうえひでのりさんの演出を受けてみたいと思っていましたので、 劇団☆新感線に出演させていただけることを大変光栄に思います」とコメント。また、「シェイクスピアを題材とした作品に携わるのは初のことなので身が引き締まる思いです。 僕の知っているオセロのイメージは、自身と真逆のイメージですが、僕にしか出来ないオセロを演じられるように精一杯努めたいと思います

 演出のいのうえは「ここ数年のコロナ禍での上演は、明るくて楽しいスペクタクルなものが続いていたので、そろそろ人間の心の動きから出てくるドラマを作りたいと思っていました。そこに『港町純情オセロ』再演の話が出てきた。シンプルに言うと『オセロ』は嫉妬の話。青木(豪)君はドラマの中で人間の狡さが際立つ物語を描くのが上手い。シェイクスピアと聞くと大仰に構えてし まうと思うけれど、青木君によって日本人の情緒に委ねるようなストーリーになっているので、共感を持って作品に入り込めると思います」。また、「ここ数年ではなかった、ガッツリと“芝居”に取り組む公演になります。僕も楽しみですし、新感線はこういうこともやりますよということをお見せしたい。前回とは全く違ったニュアンスの作品になると思うので、楽しみにしてください」とアピール。

 また、三宅については「年齢を超えた少年性とピュアな無邪気さがありますよね。オセロが騙され嫉妬に狂っていく過程は、ある意味純粋であるがゆえでもあるので、(初演の橋本)じゅんさんとは違う、三宅君なりのオセロが出来そうな気がしています」と、期待を寄せている。 

 他出演は、オセロの美しい妻・モナに松井玲奈、知らず知らずのうちにオセロを追い詰めるオセロの部下に寺西拓人。粟根まこと、高田聖子ら。

 東京公演は2023年3月、大阪公演が同4月。

関ジャニ 安田章大「熱量を感じに来て」最新舞台『閃光ばなし』東京でスタート

2022.10.08 Vol.Web Original

 関ジャニ∞の安田章大が主演する最新舞台『閃光ばなし』の東京公演が8日、池袋の東京建物 Brillia HALLで開幕した。

 初日公演の前に、安田、黒木華、片桐仁、そして佐藤B作の主要キャストが取材に対応した。

 京都公演が大成功の内に幕をおろし、東京公演が開幕。安田は「こんなご時世ですから京都(公演)が無事終えられたことが奇跡だねとみんなで話していました」としたうえで、「エンターテイメントって日本ではまだまだ第1と言えないような環境下にあります。やっぱりそこは自分たちがすごく大事にしていきたいという思いを込めてステージに立っています。第一第二というところで、エンターテイメントって大事だよねって言われるようなものづくりにできたらいいな」と続けた。

 物語の舞台は昭和38年の東京、葛飾区の青砥。巨大な用水路に分断されているこのエリアの住人たちが「橋がかからない」問題に悩まされている中、小さな自転車屋を営む佐竹(安田)は、妹の政子(黒木)とエンジンをつけた改造自転車で、渡し船の代わりの商売を始めると大繁盛。それを元手に、バイクタクシー会社を始めるが……。

 

関ジャニ∞丸山隆平「見どころはむちゃくちゃある」赤堀氏と念願のタッグ組んだ舞台『パラダイス』開幕

2022.10.07 Vol.Web Original


 関ジャニ∞の丸山隆平が主演する舞台『パラダイス』が7日、渋谷区のシアターコクーンで初日を迎えた。同日午後、初日公演を控え、プレスコールと取材会が行われ、丸山は演出の赤堀雅秋氏とともに本公演をアピールした。

 大阪公演を経ての東京公演の開幕。「会場も変わるとだいぶ印象も変わったりするものです。ワクワクという気持ちとどんな反応が来るのか楽しみだなっていう気持ちでございます」

 念願だった赤堀氏とのタッグが実現した本公演。丸山は「好きな作家さんの作品の世界観に飛び込むっていうのは、これほどまで怖いのかと。作り上げるものを壊してしまう可能性もあるわけじゃないですか。幸福さと恐怖はすごく同時にあるものだなと思いました」

 赤堀作品の魅力について聞かれると、「いろんな解釈と切り取り方はあると思うんですけど、(『パラダイス』は)何より今この世の中を生きる人たちに対して、今を実感していただけるような舞台。本来は2年前に公演するはずだったんですけど、あの時からやっぱり当然テーマも変わっています。世界もそうですけど日本もいろんなことが変わったりとか、なんかそういう肌で感じる実感みたいなものをみんなは持ってると思うんですね。そういう部分を改めて見直すこともできたりとか、家族のことを考えたりとか、会社のこと考えたりとか、普遍的なものを改めて考え直せるようなところが僕は好きでだし、魅力だなと思います」

 

キスマイ玉森「お笑い担当」にキャラ変?メンバーはグループの方向性変わると心配

2022.10.04 Vol.Web Original

 

 キスマイことKis-My-Ft2が4日、都内で行われた袋麺「サッポロ一番」の新キャンペーン「このひと手間が、地元愛。~47都道府県一番~」のキャンペーン開始式に出席。そのなかで、メンバーの玉森裕太が自身を「キスマイのお笑い担当」と説明するシーンがあった。

 キャンペーンは、食欲の秋の到来とともに、全国47都道府県それぞれの地元の特産品や食材、郷土料理などから発想を得たオリジナルレシピで「サッポロ一番」を楽しんでもらおうというもの。特設サイトを設けて、地元愛あふれるレシピを公開する。

 全国を7つのエリアに分け、それぞれメンバーが担当。発表会では自分の担当エリアを自ら紹介した。その時に玉森が「私はキスマイのお笑い担当でございますので関西エリアを担当させていただきます」と話すと、メンバーさえもザワザワ。「お笑い担当?」「ずっとそうだもんな!」「聞いたことがない」と盛り上がった。

 全員が紹介を終えたところで「一旦整理しますと…」と司会者が引き取って復唱して確認。「お笑い担当という玉森さんが関西エリア…」といったところ、会場にふつふつと笑いが。大丈夫か?とメンバーが心配するなか、玉森は「これを機に、それで行きます」と宣言。「グループの方向性変わってきちゃう」「重いもの背負うよ!」とメンバーの心配は尽きなかった。

 他メンバーはそれぞれ、藤ヶ谷太輔が北海道・東北エリア、横尾渉が「サッポロ一番」が生まれた北関東エリア、神奈川出身の北山宏光が南関東エリア、地元である名古屋愛が止まらない千賀健永は中部エリア、二階堂高嗣は中国・四国エリア、宮田俊哉が九州・沖縄エリアを担当する。

 キスマイは5日からオンエアの新テレビCMに出演するほか、WEB動画でも地元愛あふれるサッポロ一番をアピールする。

 

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