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サブスク動画配信サービスのオリジナルコンテンツが気になる! 利用率首位は?

2020.04.19 Vol.729

 映画やテレビドラマなど人気の映像コンテンツを“見放題”のサブスクリプションや有料視聴などで楽しむことができる動画配信サービス。この外出自粛期間も、家で楽しめるエンターテインメントとして大活躍間違いなし。

 全国17~69歳の男女1100名を対象に行われた「動画&動画広告月次定点調査」(株式会社ジャストシステム/Marketing Research Camp調べ)によると、月額制動画配信サービス利用率首位は「Amazonプライム・ビデオ」が2年連続で首位を獲得。次いで「Netflix」(22.3%)、 「Hulu」(21.5%)という結果(複数回答あり)。

 その「Amazonプライム・ビデオ」の4月配信映画は、高橋一生と川口春奈がダブル主演を務めた『九月の恋と出会うまで』、主人公とネコの絆を描いた『旅猫リポート』(4月24日から配信)など話題作が続々。さらに木村拓哉と二宮和也が初共演した『検察側の罪人』を独占配信(4月18日から配信)。またドラマシリーズでは、伊藤健太郎主演で現代版としてよみがえった普遍の恋愛ドラマ『東京ラブストーリー』が登場(4月29日から配信)。

延期は残念だけど…劇場再開をお楽しみに! 【4月公開を予定していた劇場作品】

2020.04.16 Vol.729

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、政府の緊急事態宣言を受け、これまで土日のみ休業していた映画館も次々と全面自粛を決定。これにより4月以降の公開を予定していた劇場作品のほとんどが公開延期となっている。すでに前売り券を購入た作品があれば、各劇場の公式ホームページなどで、対応を確認しよう。

巨匠ウディ・アレンの公開中止作品が今夏、日本で公開へ

2020.04.15 Vol.Web Original

 名匠ウディ・アレンが、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスという、いまハリウッドで最も旬な人気俳優を迎えて描くロマンティック・コメディー『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が今夏、日本でも全国公開される。

 当初、2018年に北米公開予定だったものの、#Me Too問題の渦中でアレン監督の過去の疑惑が取り沙汰され公開中止となった作品。昨年、ポーランドを皮切りにヨーロッパを中心に続々と公開され、日本でもこの夏、公開する運びとなった。

 これまでにも『マンハッタン』『アニー・ホール』など、ニューヨークを舞台に、ときにほろ苦くときにユーモアたっぷりに男女の恋を描いてきたアレン監督。本作では、現代のマンハッタンを舞台に、生粋のニューヨーカーであるギャツビー(ティモシー・シャラメ)と、アリゾナ出身のアシュレー(エル・ファニング)、そしてギャツビーの元恋人の妹チャン(セレーナ・ゴメス)という若者3人が繰り広げる苦くて甘い恋愛劇を描く。メトロポリタン美術館やセントラル・パーク、カーライルホテルといったニューヨークの名所の数々を登場させながら、ジャズピアノと雨音が彩る、ウディ・アレンの真骨頂ともいうべきロマンティック・コメディー。

『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は今夏、新宿ピカデリー他にて全国公開(ロングライド配給)。

【海外版予告映像Youtube】https://youtu.be/ZkF7NNwo9ns

カメ止めがテレワークで再結集! 完全リモートで緊急制作「人と会えなくてもものづくりはできる」

2020.04.13 Vol.Web Original

 2018年に社会現象的大ブームを巻き起こした映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督と“カメ止め”キャストが再結集し、短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』を緊急制作する事が決定した。

 今回、彼らが挑むのは“完全リモート”での映画製作。ビデオ通話の画面や、キャストが自撮りしたスマートフォン映像を上田監督が編集し、スタッフ&キャストが一度も会わずに、映画を完成させる予定だという。

 作品は現在制作中で、4月末〜5月頭の完成を目指している。完成しだいYouTubeにて一般無料配信予定とのこと。

 世界中の人々が外出自粛を余儀無くされている中、「明るいエンタメを届けたい」「現在、仕事を失い生活の危機に瀕しているクリエイターがたくさんいます。そんな人たちに“人と会えない状況でも知恵と工夫でものづくりはできる”と前を向いてもらいたい」と、本作制作の背景にある思いをコメントしている。

 本作の未公開映像、監督・キャストからのメッセージ動画は4月13日にMotionGallearyにて立ち上がるクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」内に特典として提供する予定。

志村けんさん追悼で往年のドリフ映画4本を放送

2020.04.13 Vol.729

 コメディアンの志村けん(しむら・けん、本名・康徳=やすのり)さんが3月29日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。享年70歳。

 25日には一部スポーツ紙が志村さんの入院を報じ、日本列島に激震が走った。

 同日、所属事務所のイザワオフィスが志村さんの容体を発表。

 それによると志村さんは17日に倦怠感があり自宅で静養していたが、発熱などの症状が出たため、20日に病院に搬送され重度の肺炎と診断された。その後に行われたPCR検査の結果、新型コロナウイルスの陽性と判明。21日から集中治療室で処置を受け、人工呼吸器などを着けたが、意識は戻らなかったという。

 国内で著名芸能人が感染を公表後、死亡したのは志村さんが初めてだった。

 志村さんは3月に入ってからもテレビ番組の撮影に参加するなど入院する直前まで第一線で活躍しており、志村さんの訃報は、新型コロナウイルスが身近な恐怖であることを感じさせた。
 志村さんは昭和25年、現在の東京都東村山市の生まれ。ドリフターズの付き人を経て49年に正式メンバーとなった。TBS系のコント番組「8時だョ!全員集合」でコミカルな「東村山音頭」を披露し人気者に。童謡「七つの子」の替え歌「カラスの勝手でしょ」、加藤茶さん(77)との「ヒゲダンス」など、小さな子供にも分かるギャグで番組を支えた。

 同番組終了後も、フジテレビ系「志村けんのだいじょうぶだぁ」や、顔を白く塗った「志村けんのバカ殿様」など多くのレギュラー番組を抱えた。

 30日以降、各局で追悼番組が放送されたのだが、WOWOWでは4月19日と26日に「松竹ドリフ映画」4作品を追悼特集として放送する。

劇場版「鬼滅の刃」、公開日は10月16日! キービジュアル&予告編第1弾も公開

2020.04.10 Vol.Web Original

 劇場版制作が発表されていた人気漫画『鬼滅の刃』公開日が10日、AbemaTVで放送された「鬼滅テレビ」無限列車編 新情報発表SPにて発表された。劇場版「鬼滅の刃」無限列車編で、公開日は10月16日。

 アニメーション制作はufotableが手掛ける。公開日の発表とともに、ufotable描き下ろしの劇場版キービジュアルと、新規カットが目白押しの予告編第1弾も公開された。

『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴による”血風剣戟冒険譚”で、シリーズ累計発行部数4000万部を突破している。「週刊少年ジャンプ」で連載中。

「HiGH&LOW」全4作ほかLDHアーティスト出演映画をYouTubeで無料公開

2020.03.30 Vol.Web Original



 EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSらLDHアーティストが出演する映画「HiGH&LOW」シリーズおよび「CINEMA FIGHTERS project」シリーズが、4月1日から動画共有サービスYouTubeにて、期間限定で無料公開することが発表された。

 LDHでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い、3月9日よりLDH公式YouTubeチャンネルで、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、E-girlsなど、LDH所属アーティストの過去のライブ映像コンテンツやダンスレッスン映像を31日までの期間限定で無料公開しており、今回さらに4月1日から12日までの期間限定で、映画映像コンテンツ全6作品を配信する。

「HiGH&LOW」シリーズはHiGH&LOW公式YouTubeチャンネルにて配信。ラインアップは、2016年に劇場公開された同シリーズの映画第一弾「HiGH&LOW THE MOVIE」をはじめ、EXILEのTAKAHIROと三代目 J SOUL BROTHERSの登坂広臣がW主演を務めたスピンオフ映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」(2016年)、そして「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」(2017年)、「HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」(2017年)の全4作品。


 また、LDH公式YouTubeチャンネルでは、EXILE HIROが率いるLDHと俳優の別所哲也が代表を務める「ShortShorts」によるショートフィルムプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」シリーズから、2018年に劇場公開した第一弾作品「CINEMA FIGHTERS」と、2019年に劇場公開した第二弾作品「ウタモノガタリ -CINEMA FIGHTERS project-」の全2作品を公開。それぞれ6本のショートフィルムで構成されたオムニバス映画で、EXILEのAKIRAやTAKAHIRO、岩田剛典、白濱亜嵐、三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎らが主演をつとめており、こちらもファン必見の作品となっている。

 ライブなどのイベントが次々と中止になるなか、LDHでは、外出せずに楽しめるコンテンツを提供すべく、これまでに90本の映像コンテンツを無料公開し、LDH公式YouTubeチャンネルの総視聴が2000万再生を超えるなど大きな反響を呼んでいる。

アップリンクがオンラインで60作品“見放題”配信

2020.03.27 Vol.Web Original



 映画館を運営するアップリンクでは、東京都の自粛要請を受けアップリンク渋谷とアップリンク吉祥寺を3月28日と29日に休館することを決定した。

 合わせて、外出を控える映画ファンに映画を楽しんでもらおうと、同社が運営するオンラインの映画館「アップリンク・クラウド」にてアップリンク配給作品60本を購入から3カ月の間、2980円で見放題となる配信キャンペーンを28日から実施する。

 ラインアップには、フランスの若き名匠グザヴィエ・ドラン監督作(『わたしはロランス』他)やアレハンドロ・ホドロフスキー監督作(『リアリティのダンス』他)、ロウ・イエ監督作(『ブラインド・マッサージ』他)といった名監督による珠玉の作品に加え、『世界が食べられなくなる日』『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』『氷上の王、ジョン・カリー』 といった話題を呼んだドキュメンタリーの数々、黒沢清監督作『アカルイミライ』や矢崎仁司監督作『ストロベリーショートケイクス』といった邦画、東京国際映画祭で高く評価された『サーミの血』など、多彩な作品がそろう。

 自宅でミニシアター体験を楽しんでみては。

国際短編映画祭SSFF & ASIA、今年の開幕が決定! ポン・ジュノ監督のレア作品も上映

2020.03.26 Vol.Web Original



 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2020」が今年は6月4日から開催することを発表。22回目を迎える今年は「ボーダレス」をテーマに国やジェンダー、年齢、制作技術などのあらゆるボーダーを越えて表現された映像作品約200点を、都内複数の会場とオンライン配信で無料上映する。

 俳優の別所哲也が1999年に立ち上げた「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」から発展し、現在ではアジア最大級の国際短編映画祭として毎年6月に開催。また米国アカデミー賞公認映画祭であり、オフィシャルコンペティション各部門の優秀賞受賞作品は翌年のアカデミー賞ノミネート選考対象となる。

 同映画祭からは世界最高峰の映画祭で高く評価されたショートフィルムも数多く紹介。今年は、本年度アカデミー賞4冠に輝いたポン・ジュノ監督のショートフィルム『支離滅裂』も上映する。

 映画祭代表の別所哲也は「世界中の注目が集まるここ、東京で22年目となる映画祭を開催できることにとてもワクワクしています。今年のテーマを“ボーダレス”としたわれわれの映画祭は、世界から集まったショートフィルムを通じて、今を生きる人間だからこそのさまざまな視点や価値観の発信、また、進化し続ける技術が可能にする、表現の多様性を体感できる場にしたいと思っています」とコメント。

 映画祭アンバサダーを務めるLiLiCoは「クリエーターのアイデアはエンドレスですし、普段触れ合えることのない国と地域の作品からも文化や香りを、短い時間ではありますが感じ取ることができます。これはショートフィルムならでは! 今年はどんな作品に出会えるのか、1年で一番萌えるとき。 みんな一緒にスパークしましょう」とコメントを寄せている。

 SSFF & ASIAは6月4日から14日まで、都内複数の会場で開催。オンライン会場は5月27日より先行配信。無料上映(一部有料イベントあり)。また新型コロナウイルスの感染の広がり状況をふまえ変更があった場合は随時オフィシャルサイトにて告知する。

行定勲監督、無観客の“劇場”で誓う「こんな状況でも来てくれる人をがっかりさせる映画を作っちゃいけない」

2020.03.26 Vol.web original

 映画『劇場』の完成記念イベントが25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、松岡茉優、寛 一 郎と、原作の又吉直樹、行定勲監督が登場。この日はコロナウイルス感染防止対策のため無観客での実施となり、登壇者たちは舞台上ではなく観客席に座って、トークを繰り広げた。

 作家・又吉直樹の同名恋愛小説を映画化。葛藤を抱える劇団員とそれを支える恋人の、生涯忘れられない恋を描く。

 主演の山﨑は「本当はたくさんの方に完成した作品を見ていただきたかったのですが…。でもこんな経験もなかなかないので」と、客席からガランとした“劇場”を見渡し感慨深げ。

 そんな一同に、映画にちなみ“生涯忘れられないものは”という質問が。山﨑は「子供のころに家族で民宿に行き、自分が釣った魚を焼いてもらった。そのときの味が忘れられない」。すると松岡も「15歳くらいのときにオーディションを受けた作品で、泣きながらうどんを食べるというシーンがあって、自分は泣きながら食べるうどんの味はこれだ!と分かったので、絶対この役をやりたいと思ったんですけど落ちてしまって。一生、演じることができない忘れらない役になってしまった」と明かした。寛 一 郎が「中学生くらいのときに友達の家に行ったらその子のお兄ちゃんになぜか指のにおいを嗅がされて、何のにおいと聞いたらヘソのにおいって…」という衝撃体験を明かすと、又吉が「子供のころ、においを嗅がせてくる人っていましたよね」と共感。

山﨑賢人と松岡茉優、あの歴史的快挙のオスカー監督からの絶賛コメントに感激!

2020.03.26 Vol.web original



 映画『劇場』の完成記念イベントが25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、松岡茉優、寛 一 郎と、原作の又吉直樹、行定勲監督が登場した。

 演劇のことだけを考えて生きてきた主人公・永田役で新境地に挑んだ山﨑と、それを支えるヒロイン沙希役の松岡を、行定監督はもちろん又吉も絶賛。
 行定監督から「なかでも僕の想像を超えて(山﨑が)いい顔をしているシーンがあるんです。風呂上りに、沙希が梨をむいて渡してくれるんですけど、大好物なのですごくいい顔で一口食べるんですが、お金の話をされた瞬間、食っていた梨を戻すんです。その前のうれしそうな顔が、次の瞬間にものすごく憎たらしくなる。あの顔は演出では難しい。山﨑くん自身がちょっとダメで人たらしな部分を持っているんでしょうね。無自覚でやっていたでしょ?」と言われた山﨑は苦笑しつつ「演じようとしていなかったですね」と肯定。

 又吉が「2人が部屋にいるシーンはどれも好きなんですけど、沙希がベッドに座ってパンを食べているシーンが大好きですね」と言うと、行定監督は「あの(シーンを撮影した)ころはもう僕は松岡さんに指示しないと決めていて。最初のうちは言っていたんですけど、松岡さんが自由にやるので、しかもそれが面白い。毎回、僕は敗北を喫していた」とべたぼめ。

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