ドイツにある世界一フツーで退屈な村ボラースドルフ。ある日、新商品のモニター調査のため消費者調査会社“銀色団”が村にやってきた。大人たちは新商品に夢中になる一方、個性豊かなおじいちゃん、おばあちゃんたちが老人ホームに入れられてしまい…。
監督:ファイト・ヘルマー 出演:ノラ・ボーネル、ジャスティン・ウィルケ他/1時間23分/エデン、ポニーキャニオン配給/109シネマズ二子玉川他にて公開中 http://www.sekaideichiban.com/
ドイツにある世界一フツーで退屈な村ボラースドルフ。ある日、新商品のモニター調査のため消費者調査会社“銀色団”が村にやってきた。大人たちは新商品に夢中になる一方、個性豊かなおじいちゃん、おばあちゃんたちが老人ホームに入れられてしまい…。
監督:ファイト・ヘルマー 出演:ノラ・ボーネル、ジャスティン・ウィルケ他/1時間23分/エデン、ポニーキャニオン配給/109シネマズ二子玉川他にて公開中 http://www.sekaideichiban.com/
東京に暮らす平凡な一家・鈴木家は父、母、息子、娘のありふれた4人家族。ある朝、突然、電化製品ばかりか電気を必要とするすべてのものが完全にストップしてしまう。1週間経っても復旧せず父は“東京から脱出する”という大決断を下す。
監督:矢口史靖 出演:小日向文世、深津絵里他/1時間57分/東宝配給/全国東宝系他にて公開中 http://www.survivalfamily.jp/
ヨーロッパを目指す難民・移民たちの“玄関口”となっているイタリア最南端のランペドゥーサ島。島の少年サムエレのまなざしを通して、難民たちの過酷な現状へ目を向けるドキュメンタリー。第66回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。
監督:ジャンフランコ・ロージ/1時間54分/ビターズ・エンド配給/Bunkamuraル・シネマ他にて公開中 http://www.bitters.co.jp/umi/
近づく自らの死を告げるため12年ぶりに帰郷した作家ルイ。ぎこちない会話を交わすうち、家族それぞれが隠していた感情がほとばしる…。
若きレクター博士役を演じた『ハンニバル・ライジング』など、繊細にして深みのある演技力と、その美形ぶりで日本でもファンの多い俳優ギャスパー・ウリエル。若き天才、グザヴィエ・ドラン監督とタッグを組み、第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した新作『たかが世界の終わり』について熱く語ってくれた。
「グザヴィエの作品はデビュー作からどれもオンタイムで見てきたよ。瞬く間に頭角を現して、フランスでも一つの現象として注目されている。彼と彼の作品はよく似ているね。妥協することがないし、衝動的。現場で次々とアイデアが沸いて、役者がセリフを言っている最中に新たな指示を出すこともあるんだ(笑)」
音楽へのこだわりも独特。
「今回の『恋のマイアヒ』のようにね(笑)。意外に思える選曲だけどああいうのがドラン流。ストーリーからちょっと逸脱して、キッチュな効果を楽しめるんだ。彼の脚本にはト書きでここでどんな音楽を使うか指定されていることが多い。撮影中にイメージに近い既存の曲を流すものだから録音技師はカッカするし、後から“これっぽい曲を作って”と音楽担当に注文するから作曲家にとってはつらいね(笑)」
そんな型破りの天才から全幅の信頼を寄せられたギャスパー。
「相手の演技を受け、沈黙で語る役柄。ルイがこの家族とどんな経験を共有したのか自分なりにイメージしながら演じた。皆にとって他人事じゃないテーマだからきっと共感する部分があると思うよ」
ケネディ大統領暗殺からの4日間。ジャクリーン夫人が取った行動が、最愛の夫を伝説に変えた?!
『ブラック・スワン』でアカデミー賞に輝いたナタリー・ポートマンが、同作でメガホンをとったダーレン・アロノフスキー製作のもと、劇的な運命を背負ったファーストレディ、ジャクリーン・ケネディを演じる話題作。ナタリーはアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされ、2度目のオスカーに期待がかかる。
1963年11月22日。テキサス州ダラスでのパレードの最中、ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される。目の前で最愛の夫を暗殺され、怒りと衝撃に震えるファーストレディ・ジャッキーことジャクリーン・ケネディだったが、彼女には悲しんでいる時間はなかった。すぐに副大統領が新たな大統領に就任し、刻一刻と夫が過去の人になっていくのを目の当たりにしたジャッキーは、夫の名と功績が後世に残るかどうかは、この数日間の自分の行動にかかっていることに気付く。
3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開。
“警察官と女子高生の年の差結婚”という今までにない設定が話題を呼んでいる少女コミック『PとJK』が待望の実写映画化。主演の警察官・功太役には、恋愛映画初主演となる亀梨和也。ヒロインの女子高生・カコ役には話題作が続く土屋太鳳。いま最も旬な2人が共演する、最高にキュートなラブストーリー。監督は『ストロボ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』の廣木隆一。
恋愛初心者の女子高生(JK)カコは、ある日、警察官(Police)の功太と出会う。カコは男らしい功太に引かれ、2人の恋がスタートするかに思えたが、功太はカコが実は女子高生だと知り、戸惑う。職務上、女子高生と軽々しく付き合うことはできないと、功太はいきなり「結婚しよう!」とプロポーズ。カコは驚きながらも、うれしくて功太との結婚を決める。そして2人の内緒の結婚生活が始まった。しかし、あるとき思わぬ大事件が発生し…。果たして2人は困難を乗り越え、本当の幸せをつかむことができるのか!?
3月25日より全国公開。
人気シリーズ『ミニオンズ』や日本でもヒットした『ペット』のスタッフが贈る、話題の新作アニメーション。ボイスキャストには『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒー、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーン、『テッド』シリーズのセス・マクファーレン、『ゴースト・イン・ザ・シェル』が控えるスカーレット・ヨハンソンら。ハリウッドを代表する豪華スターが集結し、歌声を披露していることでも大きな話題を呼んでいる。
動物たちが暮らす、とある世界。取り壊し寸前の劇場支配人バスターは、かつての栄光を取り戻すため、世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補者は6名。人生を変えるチャンスをつかむため、訳アリの彼らがオーディションに挑む!
劇中では、レディ・ガガの「バッド・ロマンス」やビートルズの「ゴールデン・スランバー」など歴代のヒットソングが60曲も登場。
3月17日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開。
大手自転車メーカーの重役を解任されすべてを失ったアランは愛娘の養育費をねん出するためIT業界に転職。なんとサウジアラビアの国王に最先端の映像装置3Dホログラムを売りに行くことに。ところがハプニングとトラブルの連続で…。
監督:トム・ティクバ 出演:トム・ハンクス、アレクサンダー・ブラック他/1時間38分/ポニーキャニオン配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中 http://hologram-movie.jp/
『フォレスト・ガンプ/一期一会』『ザ・ウォーク』のロバート・ゼメキス監督、ハリウッドの第一線を走り続けるトップ俳優ブラッド・ピット、『エディット・ピアフ?愛の賛歌?』など確かな演技力と美貌でインターナショナルに活躍するマリオン・コティヤール。名実ともに確かなキャリアを築いてきたこの3人の初顔合わせで誕生した、珠玉の歴史ロマンス。ストーリーテラーとしても定評のあるゼメキス監督が、本作では時代物ロマンスに初挑戦。第二次世界大戦下のヨーロッパを舞台に、ある秘密を抱えた夫婦の究極の愛と試練を描く。
極秘諜報員である夫マックス役にブラッド。フランス軍レジスタンスである妻マリアンヌ役にマリオン。交わることのない人生を歩んでいた2人が、夫婦を装い危険な任務を完遂。それを機に心を通わせるようになった彼らは、やがて本当の夫婦として愛を育んでいく。しかしある日、マックスはマリアンヌに二重スパイの嫌疑がかけられていることを知らされる…。スパイという裏切りだけでなく、妻としての愛をも疑わなければならなくなったマックス。苦悩の果てに、もたらされる真実とは…?
激動の時代に翻弄された男女の愛に浸り、心揺さぶられる一本。
世界最大の音楽の祭典、グラミー賞授賞式が12日(日本時間13日)、米ロサンゼルスで開かれる。本年度は米アーティストで先日双子の妊娠を発表したばかりのビヨンセと英国出身のアデルが、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲など主要部門を中心に複数ノミネートされており、英米それぞれを代表する歌姫の一騎打ちの様相だ。
男性陣の注目は、世界最大級の音楽ストリーミングサービス「Spotify」で昨年最も再生されたアーティスト、ドレイク。年間最優秀アルバムなど主要賞にノミネートされている。
授賞式最大の見どころであるライブパフォーマンスには、米メタルバンドのメタリカや米アーティストのジョン・レジェンド、アデル、ブルーノ・マーズらが出演する。授賞式の様子はWOWOWが生中継する。
映画『お嬢さん』のジャパンプレミアが8日、都内にて行われ、来日したパク・チャヌク監督と、ゲストの真木よう子が登壇した。
本作は、「このミステリーがすごい!」で第1位を獲得したサラ・ウォーターズの「荊の城」を原作にした『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督の最新作。舞台を日本統治下の朝鮮半島に移し、美しい令嬢を取り巻く駆け引きを描く。韓国では、官能描写の激しさから成人映画(R19指定)に指定されるも、成人映画のオープニング記録を樹立。海外映画祭でも注目を集めている。
冒頭、監督は「本作は1930年代の時代背景をもとに、西洋と日本と韓国の融合を覗き見ることができます。私が自分なりに考え、自分なりに解釈した日本文化を、この作品の中で表現しました。韓国の俳優たちが日本語を死ぬ気で覚えて練習して長セリフにも挑戦しました。日本人の皆さんから見たら中途半端に見えるかもしれませんが、韓国の俳優たちが懸命に努力した姿を温かい気持ちで見守ってください」と挨拶。
本作は物語のキーパーソンとなる令嬢と侍女を演じた役者たちの体当たりの演技も見どころとなっていることから、日本を代表する女優として真木よう子がゲストとして登場。真木は「先ほど監督は韓国の俳優さんの日本語セリフの出来を気にされていましたが、むしろ作品のスゴさが圧倒的に勝っていた。言葉なんて関係ない!」と大絶賛。さらに官能描写について「日本の官能作品は女性が引いてしまうくらいに官能的な部分を掘り下げることが多いのに対し、パク監督の作品は女性でも抵抗なく見れ、驚きと衝撃の連続。圧巻でした」と称えた。各国でプロモーションを行ってきた監督も、そんな真木の言葉に「今日のこの言葉が一番うれしい!」と相好を崩した。またキャスティングの話題になると監督は、役に合うことが前提だが自分の好みは出ると明かし「私は、ただ従順で大人しい人はあまり好みではなく、賢明で自分の主張や考えをしっかり持っていて、それを躊躇せずに表現できる女性がセクシーだと思っています。なので(真木さんは)自分の好みに合った女性です」と話すと、真木も「じゃあもうピッタリですね」とニッコリ。さらに「主演の(令嬢)役はやってみたい。役者としてやりがいのある役だと思いました」と熱く語った。そんな真木の出演作『そして父になる』を見たという監督は「深みのある美しさと生活感のある姿の両方を見事にみせてくれた。ふつう相反するものの両立は難しいが、それをやってのけた素晴らしい女優」と絶賛。カンヌ常連監督からの賛辞に真木も「カムサハムニダ(感謝します)」と照れていた。
最後に監督は「本作が日本で上映されることは自分にとって大きなこと。女性の観客の皆さんには自分の快楽を心から楽しんでもらい、男性の皆さんには女性に対してもっと優しくしなきゃ、尽くさなきゃと思ってもらえれば(笑)」とアピールした。
映画『お嬢さん』は3月3日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。
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