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市川紗椰と別所哲也がショートフィルムで「美しさ」を考えるトークイベント開催決定

2024.05.09 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』が「美しさ」をコンセプトにショートフィルムを上映するイベントを6月8日に表参道にて実施することが決定。ゲストに映画祭代表の俳優・別所哲也とモデル・タレントの市川紗椰が登壇する。

『SSFF & ASIA 2024』では、期間中にさまざまなイベントを開催。6月8日には、美容室向けヘアケア・化粧品メーカーの株式会社ミルボン(本社:東京都中央区 代表取締役社長 坂下秀憲)とコラボレーションしたて「MILBON BEAUTY PROGRAM」を開催。SSFF & ASIAとミルボンは2022年からショートフィルム配信プロジェクト「MILBON BEAUTY MOVIES」を行っており、毎月「美しさ」をテーマに世界中から厳選したさまざまなショートフィルムをオンライン配信するとともに、定期的に豪華ゲストを招いたリアルイベントを開催してきた。

 今回は、今年の応募作品の中から「美しさ」をコンセプトにミルボンと映画祭が選んだショートフィルム3作品を上映すると共に、SSFF & ASIA 代表の別所哲也と、ファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が、映画の感想や、自身が考える「美しさを通じた心の豊かさ」について語り合う。

 イベント観覧応募は5月19日から予約受付開始(無料)。『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

『ナイジェリアのバレエダンサー』ドキュメンタリー / 2023
雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したDaniel Ajalaは今世界のステージに立つため稽古に励んでいる。

 

『パリ1970年』ドラマ/2023
アルツハイマーの母を介護するヤン。母は息子に毎日のように亡くなった父のことを聞くが、「父さんは死んだよ」という答えを聞くたびに母は悲しみと混乱の表情を浮かべる。

 

『パレスチナ諸島』ドラマ / 2023
12歳の主人公Mahaはバラタキャンプ出身のパレスチナ難民。弱っていく盲目の祖父の姿を見ながら、彼女はある突拍子もない計画を思いつく。彼らを孤立させる壁が遂に取り払われ、おじいちゃんに故郷に帰れることになったと信じさせるのだ。

橋本環奈「日本人らしさ伝えられた」上白石萌音「浴びたことのない熱気」舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン開幕でスタオベ

2024.05.09 Vol.web original

 

 舞台『千と千尋の神隠し』のロンドン公演が7日、ウェストエンド最大級の劇場ロンドン・コロシアムにて行われ、昼公演の千尋役・橋本環奈、夜公演の上白石萌音がスタンディングオベーションを浴びた。

 宮﨑駿監督による同名大ヒットアニメーション映画を舞台化作品。2024年公演では、主人公・千尋を橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子の4人キャストが演じ、初の海外公演を行う。

 ロンドン公演が発表されるや、現地でも大きな注目を集めた同作。開幕初日に会場に詰め掛けた観客たちは、映画の世界観を見事に舞台化した美術や仕掛けに大興奮。映画を思い出させるようなシーンの数々にも、たびたび歓声が上がった。

 カオナシはロンドンでも人気の様子で、いろいろな神さまたちの中にカオナシが登場すると観客も大盛り上がり。神さまたちが油屋を訪れる場面では客席内のグランドサークルに設置された提灯が点灯するという、同劇場ならではの演出もあった。

 すっかり舞台に魅了された観客たち。カーテンコールになると、すぐにスタンディングオベーションが沸き起こり、大歓声や指笛、万雷の拍手を贈った。

 終演後、観客たちは興奮の面持ちで「まるで魔法の様なショーでした」「英国の子どもにとっても思い出の一部です」「宮﨑さんの世界をこうして見れて最高です」「千尋を演じる子に才能を感じました」と感想を語っていた。

 5月7日14時の公演で千尋役として舞台に立った橋本は、初日を終え「プレビューの段階でも日本人のお客様と全然違って、 いろんなところで笑いが起こったり、 ロンドンの方たちのジブリ好きな気持ちであったり、 お酒を飲みながら観ていたり、ポップコーン食べたり、 鑑賞スタイルがすごく気楽な部分が、本当に素敵だなと思っています」。

 スタンディングオベーションにも「カーテンコールのあの熱狂を感じた時、本当にすごいなと思いました」と感激しきり。「日本人らしいところを、 ロンドンでも、日本でやっていた公演から本当に変えていなくて日本の良さやリアルを伝えられる部分はこの演劇ならではだと思いますし、 ロンドンの方々から観ても楽しんで受け入れて頂けているのではないかなと思っています」と、初の海外公演に手ごたえ。

 同じく18時の公演で千尋役を務めた上白石も「浴びたことのない熱気を浴びて、 しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました」と熱狂のスタンディングオベーションに感激。これほどまでに受け入れられた理由をどう思うかと聞かれると「日本人がすごく日本人をやっているというところが大きいんじゃないかと思います」と言い「母国語ではない言葉で作品を観るのはお客様もエネルギーを使うことだと思いますがちゃんと、言葉が伝わっているんだな、というのを感じてすごくうれしいです」。

 ロンドンでの滞在に、橋本は「もうすでにロンドンが大好きです」と現地の温かさを語りつつ「何をとっても良いところしか思い浮かばなくて、絶対また旅行で来るだろうと思うくらい大好きな街になりました」。 上白石は「アプリでパッとチケットを取って、演劇を観に行けるのが最高に幸せです。 稽古が早く終わった日は当日券を押さえて一人で劇場に行って楽しみました」と明かし「演劇でアウトプットをして演劇でインプットするという純度の高い生活を送っています。 夢のようです」と現地を満喫している様子だった。

 舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演は8月24日に千穐楽。並行して行われている日本国内ツアーは 6月20日に北海道で大千穐楽を迎える。

18時の公演で千尋役を務めた上白石(中央部分)をはじめキャストたちに観客が盛大なスタンディングオベーション

 

「日本大好き」新作『猿の惑星』来日監督が伝統工芸のお土産に大興奮

2024.05.08 Vol.web original

 

 映画『猿の惑星/キングダム』(5月10日公開)のジャパンプレミアが8日、都内にて行われ、来日したウェス・ボール監督とジョー・ハートウィック プロデューサー、日本版声優の竹内力、小松未可子、松岡禎丞が登壇。日本の伝統工芸のお土産を贈られ、監督たちが大喜びした。

 現在から 300年後、支配者が人間から猿へと移り変わった衝撃的な世界を舞台に、猿と人間の“共存”か猿の“独裁”かをかけた〈猿&人間〉VS〈猿〉の新たなる衝突をこれまでにない圧倒的なスケールで描く。

「アバター」シリーズを手がけたスタジオ、WETAとタッグを組んだ本作。ボール監督も「最高峰のVFXをご覧になっていただけます」と胸を張り「VFXはもちろんですが、名優たちがそこに人間性を吹き込んでくれた。皆さんの目に映るのは猿だけど、そこに皆さんは“自分”を見るはず」と、1年半をかけて制作したVFXとモーションキャプチャーを使った俳優たちの名演を絶賛。

 熱く語る監督たちに、日本語吹き替え版声優を務めた主人公ノア役の松岡禎丞、人間の女性ノヴァ役の小松未可子、独裁者プロキシマス・シーザー役の竹内力が劇中の日本語台詞を生披露。

 一瞬でキャラになり切った声優たちにボール監督も「吹き替え版で見たくなりました。本当にワクワクしました。完璧なキャスティングだと思います」と大喜び。

 さらにこの日は「災いがサル(去る)」という縁起物でもある今宿人形を劇中キャラで作った特製のお面を「他の作品にマサル(勝る)」との思いを込め、声優陣から監督たちにプレゼント。

『ゼルダの伝説』実写映画の監督にも抜擢され注目を集めるボール監督は「僕は日本大好きなんです」と言い「オフィスの壁に飾ります!」と日本ならではのお土産に喜び。「VFXとスペクタクル、両方を楽しんで。ノー“ネタバレ”でお願いします」と日本語を交え笑いをさそっていた。

世界が注目する23歳imaseが「MARNI」ポップアップに降臨 約280万円ドレスと共演

2024.05.08 Vol.Web Original

 シンガーソングライターのimaseが5月8日、伊勢丹新宿店で開催する「MARNI FLOWER GARDEN ポップアップ」フォトコールに登場した。

白石麻衣、母の日の贈り物ミニタオル→花に変化「ちょっと大人になったな」と照れ笑い

2024.05.08 Vol.Web Original

 俳優の白石麻衣が5月8日、伊勢丹新宿店で開催する「MARNI FLOWER GARDEN ポップアップ」フォトコールに登場した。

上白石萌歌が大ファン「MARNI」衣装にキュン!「プライベートでもう一度来たい」

2024.05.08 Vol.Web Original

 俳優の上白石萌歌が5月8日、伊勢丹新宿店で開催する「MARNI FLOWER GARDEN ポップアップ」フォトコールに登場した。

MA55IVE THE RAMPAGEの山本彰吾「MA55IVEは何EXLEかなって思ってる」

2024.05.08 Vol.Web Original

 

  Jr.EXILE世代のグループが中心となって展開している総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』(以下、BOT)は7日、都内で記者会見を開き、8月にライブイベント『BATTLE OF TOKYO~Jr.EXILE vs NEO EXILE~』を開催することを発表した。

 会見では、ライブの日程のほか、テーマが「VS」であること、アルバムリリースについてなど情報が続々明らかに。そのなかで、ボーカルのバトルなどスペシャルバトルやドリームステージが行われることも分かった。

 3つあるスペシャルバトルの内、ひとつが、16人組ダンスボーカルグループ、THE RAMPAGEのパフォーマー5名によるヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGE VS RYOJI VS SUZUKI(いずれもWOLF HOWL HARMONY)。

 MA55IVE THE RAMPAGEの山本彰吾は“マッチメイク”について聞かれると、「普段から結構仲がいいSUZUKIとかRYOJIとVSで曲ができるのめちゃくちゃうれしいんで、ガチガチにやりあいたい。お互いに切磋琢磨していい曲ができるように頑張っていきたい」

 また、今回のイベントは、Jr.EXILE VS NEO EXILEの対決構造であることから、「MA55IVE THE RAMPAGE は何EXILEかなって思ってるんですけど、一応、THE RAMPAGE の中のパフォーマーが結成したラップグループ。NEO EXILEファンの方にはこれを機に覚えてほしい」と話していた。

THE RAMPAGEの吉野北人とFANTASTICS 八木勇征がバトル!? LDHの総合エンタメプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」第4弾、今夏開幕

2024.05.07 Vol.Web Original

 

  Jr.EXILE世代のグループが中心となって展開している総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』(以下、BOT)は7日、都内で記者会見を開き、8月にライブイベント『BATTLE OF TOKYO~Jr.EXILE vs NEO EXILE~』を開催することを発表した。日程は、さいたまスーパーアリーナが8月10・11・12日、京セラドーム大阪が8月31日と9月1日。

  2019年にスタートした、アニメ、ゲーム、楽曲、ライブなどリアルとバーチャルを融合・横断して展開するプロジェクト。GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、そしてPSYCHIC FEVERのJr.EXILE世代の5グループのメンバーをモチーフにしたキャラクターが、大災害から奇跡の復興を遂げた未来都市・超東京を舞台に、特殊能力を武器にバトルを繰り広げる。

 2024年は「VS」をテーマのもと、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、そしてPSYCHIC FEVERと、NEO EXILEと呼ばれるLDH JAPAN史上最大規模で行われたオーディション「iCON Z」から生まれたLIL LEAGUE、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONY、KID PHENOMENONの4グループが新たに加わり、全8グループ65名が参加。Jr.EXILEとNEO EXILEが対決する形式でコラボ楽曲やミュージックビデオを制作、そしてライブのステージでバトルする。

EXILE TRIBEの新勢力が今夏全力対決! FANTASTICS 佐藤大樹「歴史的な夏を65人で」BATTLE OF TOKYO第4弾

2024.05.07 Vol.Web Original


ステージでにらみ合うTHE JET BOY BANGERZ(写真左)とTHE RAMPAGE(右) 

  Jr.EXILE世代のグループが中心となって展開している総合エンタテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』(以下、BOT)は7日、都内で記者会見を開き、この夏、ライブイベント『BATTLE OF TOKYO~Jr.EXILE vs NEO EXILE~』を開催することを発表した。日程は、さいたまスーパーアリーナが8月10・11・12日、京セラドーム大阪が8月31日と9月1日。

 2019年にスタートした、アニメ、ゲーム、楽曲、ライブなどリアルとバーチャルを融合・横断して展開するプロジェクト。GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、そしてPSYCHIC FEVERのJr.EXILE世代の5グループのメンバー45名をモチーフにしたキャラクターが、大災害から奇跡の復興を遂げた未来都市・超東京を舞台に、特殊能力を武器にバトルを繰り広げるというもの。小説と音楽ライブが連動して行われ、これまで2019年、2022年、2023年に全グループが揃い、BOTの世界観のなかで行うライブを関東と大阪で開催している。

 2024年は、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、そしてPSYCHIC FEVERと、NEO EXILEこと呼ばれる、LDH JAPAN史上最大規模で行われたオーディション「iCON Z」から生まれたLIL LEAGUE、THE JET BOY BANGERZ、WOLF HOWL HARMONY、KID PHENOMENONの4グループが新たに加わり、全8グループ65名が参加。テーマは「VS」で、Jr.EXILEとNEO EXILEが対決する形式でコラボレーション楽曲やミュージックビデオを制作、そしてライブのステージでバトルする。


川村壱馬 

 THE RAMPAGEはTHE JET BOY BANGERZと対決。楽曲は「Goodest Baddest」で、既にミュージックビデオの撮影も終了しているという。 

 THE RAMPAGEの川村壱馬は「最近も長い時間、夜から夜まで撮影したりとかいろいろありました。みんなスキルもやばいし、みんなめっちゃい子。お楽しみにしていただけたら」と、ニヤリ。


THE JET BOY BANGERZ

 THE JET BOY BANGERZの古嶋滝は、「先輩方が作り上げ築き上げてこられたBATTLE OF TOKYOという大切な場所に、NEO EXILE から4 チームが参戦させていただけること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝したうえで、「ボーカル3名、パフォーマ―7名でダンス&ボーカルグループとして活動しております。そのうちパフォーマーの7名全員がプロのダンスリーグのD リーグで活動しているので、圧倒的なパフォーマンス力を武器に全力でパフォーマンスをお届けしたいと思います。先輩方の背中を見ながら、先輩方に負けないように全力でNEO EXILE一同頑張ります」

創立初のアミューズボーイズオーディション グランプリは国際色豊かな20歳・黄 兆銘さん

2024.05.07 Vol.web original

 アミューズによるタレントオーディション「NO MORE FILTER」の最終選考会が6日、都内にて行われ、東京都出身の20歳、黄 兆銘(こう よしあき)さんがグランプリとTHE KISS賞をダブル受賞した。

 これまで野村周平、吉沢亮、清原果耶、堀田真由、金子大地、茅島みずきといったさまざまな才能を排出してきたアミューズが、約6年ぶりに開催した大規模オーディション。今回は創立以来初となるボーイズオーディションとして、役者・モデル・ミュージシャンなどのジャンル区分をあえて設けない形で開催。約8000人の応募の中から、1次写真・動画審査、2次WEB面談審査、3次合宿審査を経て選ばれた8人がファイナリストとして最終審査に臨んだ。

〈アピールタイム〉では詩の朗読や早着替え、弾き語りなどそれぞれが個性を生かしたパフォーマンスを披露。〈トークタイム〉では前半・後半4名ずつに分かれてトークで自分らしさを表現しつつ、互いに仲良くなったファイナリストたち。

 最終審査の結果、グランプリに選ばれたのは父にマレーシア人、母にロシア人を持つ、東京都出身の20歳・黄 兆銘さん。アピールタイムでは「ルパン三世のテーマ」をトランペットで披露し会場を沸かせつつ、審査会の最後で行われたスピーチでは緊張しながらも「誰かの憧れの存在になりたい。」と力強く話した。

 準グランプリはアピールタイムでリフティングと手品を披露した兵庫県出身西浦 心乃助(にしうら しんのすけ)さん(14歳)。審査員特別賞は、爆風スランプの「Runner」をBGMにトレーニングを披露した鈴木 太士(すずき たいし)さん(18歳)、またTHE KISS賞は黄 兆銘さんがグランプリとのダブル受賞を果たした。

 THE KISS賞とグランプリをW受賞した黄さんは「このような素敵な賞をいただけて、心の底から夢を叶えたいと思いました」と喜びを語り、リラックスして自分の素の一面を伝えられたことが受賞につながったと振り返った。人生で一番感動したのは、留学から帰ってきたときに母親の“かための”ハンバーグだと語っていた黄さん。司会から「会場に応援に来ていたお母さんに今日のお夕飯は何を作ってもらいたいですか」と聞かれると「かためのハンバーグをお願いします!」と答え、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 この日の審査会には、鈴木仁、細田佳央太、新原泰佑、本島純政というアミューズの人気タレントも登壇し、新しいアミューズの後輩にエールを送っていた。

鈴木仁、細田佳央太、新原泰佑、本島純政、先輩たちも受賞者にエール

 

グランプリとTHE KISS賞をダブル受賞した黄 兆銘さん

 

『裸のランチ』に『バカルー・バンザイ』まで数々の難解な役をこなしてきたレジェンド俳優ピーター・ウェラーが大阪コミコンのステージで演技の真髄を語る

2024.05.07 Vol.Web Original

 ポップ・カルチャーイベントの『大阪コミコン』が、2回目の開催となる今年、5月3日から5日の3日間で前回を上回る6万1828人を動員した。そんな盛況のイベントのなかで、一際異彩を放った存在がいる。それは2018年の東京コミコン参加から6年を経て来日を果たした俳優のピーター・ウェラーだ。御年76歳。

 大阪コミコン最終日。ほかの来日セレブと同様、ステージイベント(ファンからの質問に答えるトークイベント)に登壇したウェラー。姿を現すや否や「わたしは、茶!」と日本語で叫ぶと、MCの杉山すぴ豊から着席を促されても頑なに「座らん!」と貫く。そして届けられた緑茶をそのまま一気飲みすると、豪快にペットボトルを放り投げる。さらに杉山が持参していたロボコップの面を拝借し「Dead or alive, you’re coming with me!」と、ロボコップの名台詞のひとつを口にし「これは日本以外では言わないセリフだ!」と叫び、会場が大歓声に包まれる。その後、直立のまま「さあ、質問は?」と杉山へ促しはじめ……。こうして終始ウェラー節をひたすら炸裂させるステージになるのだが、キャリアでもっとも象徴的な役であるロボコップだけではない、カルト映画史を牽引しながら、超有名テレビドラマにも出演してきたリビング・レジェンドならではの、貴重なエピソードを紹介していきたい。

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