お笑い芸人の田中光が4日、自身初の絵本『ぱんつさん』(ポプラ社)で「第25回日本絵本賞」を受賞したことを受け、都内で行われた贈呈式に出席した。
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伊藤健太郎、清原果耶から“日焼け”を心配される「やけどのようになっていた」
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』初日舞台あいさつが4日、都内にて行われ、主演の清原果耶、共演の伊藤健太郎、藤井道人監督が登壇。撮影中のエピソードで盛り上がった。
作家・野中ともその同名小説を『新聞記者』で昨年の映画賞を席捲した藤井道人監督が実写化した感動作。
撮影時はとても暑かったと振り返った3人。清原は「病院まわりのシーンを撮影していたとき、伊藤さんがギプスをはめていらっしゃったんですけど、日が当たりすぎて…やけどのようになっていませんでした?」と心配げに尋ね、伊藤も「屋根がないところだったので、片方がギプス焼け、片方がサンダル焼けで、すごく痛かった。やけどのような日焼けで、あれはなかなかキツかったです」と振り返った。
さらに撮影中の思い出を聞かれ伊藤は「待機中に寝ていて、僕はよく寝ちゃうんですけど、頭にセミが止まったらしいんです。僕は寝ていて気づかなかったんですが。起きたらセミが飛んで行って、みんながクスクス笑いながら教えてくれたんです」と、ほのぼのエピソードを明かした。藤井監督が「健太郎くんはどこでも寝るよね」と言うと、清原も「そのとき、公園のようなところのベンチですっと寝ていらして」と、松葉杖にもたれながら起用に寝ていたという伊藤に感心。伊藤は「最近気づいたんですけど、忙しかろうがなかろうが眠いんです。遅れてきた成長期なのかな、と」と話し、会場の笑いをさそっていた。
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』は公開中。
18歳・清原果耶に桃井かおりがロスからエール「しぶとく生きろ」
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』初日舞台あいさつが4日、都内にて行われ、主演の清原果耶、共演の伊藤健太郎、藤井道人監督が登壇。桃井かおりもロサンゼルスからメッセージビデオを寄せた。
作家・野中ともその同名小説を『新聞記者』で昨年の映画賞を席捲した藤井道人監督が実写化した感動作。
清原が演じた主人公の少女つばめが出会う不思議な老婆“星ばあ”を演じた桃井は、初日舞台あいさつに駆け付けられなかったことを詫び、清原に「つばめ、今日はスマン。また現場で会えるのを楽しみにしています。しぶとく生きろ!」と力強いエール。監督には「ロスに来て乾杯しましょう。次にキャスティングに困ったら声をかけてください。男の役が希望ですが監督の作品は断りません」と信頼をあらわに。そして伊藤には「伊藤くん、今日が一番伊藤くんが頑張らなきゃいけない日よ。つばめと監督に任せてると暗くなっちゃうから」と、舞台を盛り上げるよう依頼。伊藤も「僕が参加していなかった完成披露のときの動画を見てちょっと暗いかなと思っていたので、今日は頑張ります」と宣言。
ところが、以前に伊藤の印象について清原が「やわらかい波をまとっている人」と詩的な表現で語っていたという話題になると、伊藤は照れながらも「そういうことを言われてしまうと、じゃあ清原さんの印象は、と聞かれるじゃないですか。でも僕にはそういう語彙力がないから困るんですよ」と苦笑。なんとか「清原さんは…すてきな光をまとっている人」と返したが、清原のフレーズを借りたような表現に会場も忍び笑い。
さらに「清原さんは撮影当時17歳。僕が17歳のときはこんなに現場で落ち着いていなかった。清原さんは同じ場所に、一生いられる人だと思う」。それを聞いた清原から「それはどういう…」と聞き返された伊藤は「いい意味で!いま盛り上げるのに必死なんだから」と焦り、会場を笑わせた。
増田貴久「踊っているだけでワクワクしちゃう」念願だった主演ミュージカルが開幕
増田貴久が主演するミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』が4日、東京・渋谷区の東急シアターオーブで開幕した。
1961年にブロードウェイで初演され、その後も、マシュー・ブロデリック、ダニエル・ラドクリフらによって上演されてきた傑作ミュージカル。ビルの窓ふき清掃員フィンチが、『努力しないで出世する方法』という本を読んだことがきっかけで一念発起、直談判して大企業の郵便室に滑り込み、トントン拍子に出世していくというストーリーだ。
同日、初日公演前にフォトコールと取材会が開かれ、増田ほか、笹本玲奈、松下優也ら主要キャストが参加した。
初日公演を控えて、増田は「楽曲も振付もセットも素晴らしい、昔から愛されてきた作品をやらせてもらうということでプレッシャーもありましたけど、小さなころからミュージカルをやるのが夢だったのでこの作品に出会えたことがうれしい。プレッシャーも100ありますけど、楽しさ、うれしさも同じぐらいの数字があるかなと思っています」
本公演では2011年版の振付を踏襲。「踊るだけで楽しくなっちゃうような振付。今までたくさんの振りがついた楽曲を踊ってきましたが、それとは違う振付にあるパワーを感じた。実際に踊りながら歌ってみると疲れます。でも、本当に楽しくて、踊っているだけでワクワクしちゃいます」
増田演じる主人公のフィンチのライバル、バドを演じる松下は増田について「涼しそうな顔で稽古をやられているのでそこはすごいなと思う。バドとしても、フィンチを邪魔していかなきゃいけないなと思った。稽古場では実際の増田君とフィンチのイメージがあっているので、やりやすい」
カンパニーは「増田さんはじめ、みなさんが優しい。自由に豊かに動けるような空気をみなさんが作ってくれる」と、本作が初ミュージカルとなる雛形あきこ。
この日の取材会は最初の質問が始まったところで、ブラザートムが何も言わずにすっと舞台袖に消えていくというハプニングで仕切り直した。激しいダンスシーンの後で、汗が止まらない増田や松下のためにティッシュを取りにいった。やはり“優しくて、自由”だった。
取材会には、そのほか、笹本玲奈、鈴木壮麻、林愛夏、春野寿美礼、今井清隆が出席した。
東京公演は20日まで同所で。その後、大阪のオリックス劇場で公演がある。
“初代ウルトラマン”古谷敏が新型コロナにスペシウム光線
「ニューコロ星人を退治する!」
初代ウルトラマンスーツアクターでウルトラセブンにはアマギ隊員役で出演した俳優の古谷敏が9月4日、「特撮のDNAーウルトラマン Genealogy」のレセプションに出演した。
レセプションで古谷は「ウルトラマン」にフジ・アキコ隊員役で出演した女優の桜井浩子とのトークセッションで海外でのウルトラマンの人気を紹介しながら今もなお衰えないウルトラマンの魅力を語った。
そしてレセプションのためだけに展示された初代ウルトラマンスーツを見ながら古谷は「2月からずっと家にいてちょっと太りましたけど、来年はまたウルトラマンに入りたいと思っているので、やせてこれに入れるようにしたい」と来年のお楽しみを予告した。
最後のフォトセッションでは「ニューコロ星人を退治する!」とスペシウム光線のポーズを披露して「シュワッチ!」。そして「ニューコロ星人に負けないように、頑張って生きていきましょう」と呼びかけた。
欅坂46・菅井友香「私たちの日々や笑顔に嘘偽りはない」再始動に向け前向き決意語る
映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』前夜祭イベント上映会が3日、都内にて行われ、欅坂46の小池美波、小林由依、菅井友香、原田葵、守屋茜、渡邉理佐、武元唯衣、田村保乃、松田里奈と高橋栄樹監督が登壇した。
この日のイベントは全国98カ所128スクリーンで生中継。冒頭、菅井は「台風などの心配がある地域もあると思いますが、こうして劇場にお集まりいただきありがとうございます。今日は一足先にみなさんと楽しんでいけたらと思います」と、全国のファンに感謝。
さらに、7月16日に行われた配信ライブでの改名発表から1カ月半が経った現在の心境について、登壇メンバーたちはそれぞれの思いを語った。
菅井は「すごく大事な発表でもあったのでうまく伝えられるか心配でしたが、今は不安よりも、欅坂46としていられた時間や応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちの方が強いです。こうして映画も作っていただき、心の中でけじめをつけられました。これを大切に取っておいて、これからは楽しい未来をみなさんと一緒に作っていきたいなという気持ちが大きいです。」と、さわやかな表情。
小林は「メンバーみんな、いい意味で変わったんじゃないかなと思います。前向きに、これから未来に向かって頑張っていこうという意識が前に出ている子が多いです」と改名発表後のメンバーの変化を明かし、渡邉理佐も「私も配信ライブを経て、いい意味で気持ちが軽くなったというか、すっきりして毎日過ごせています」。
副キャプテンの守屋は「配信ライブの前はファンの皆さんにいまの活動をなかなかお見せする機会もなかったので、これからどうなっていくんだろうという思いが強かったのですが、ライブの後はポジティブになれました」と前向きな思いを語り、小池は「ファンの方から改名を受け入れてくれるお手紙をいただいて、私たちももっともっと頑張らなくちゃいけないなと思っています」、原田は「新しい目標というか、目指すものが見えて、ファンの皆さんともメンバーとも一つになれたのかなと感じます」と、いずれも明るい表情で前向きな気持ちを語った。
劇中、1期生へ初めて挨拶する様子など初々しいシーンが収められている2期生たち。田村は「あのころと比べてたくましくなったねと言っていただけるように頑張りたい」、松田は「1期生に初めて挨拶するシーンは、改めて見ると若いというか初々しいというか…自分で言うのもなんですが(笑)、あの時はとにかく緊張していたなと思います」。そんな2期生たちに、菅井は「客観的にみても、本当に成長しまくりです。むしろ遠くに行っちゃうんじゃないかと思うくらい、頼もしいですし、力をもらっています」と太鼓判を押した。
最後に菅井は、映画のタイトルについて「私たちの不器用ながら支え合ってきた日々とか、作品にかける情熱、一生懸命歩んできた日々や笑顔に嘘偽りはないんじゃないかなと思っています。私たちが正解を探しながら模索してきた日々の1ページ1ページを楽しんでいただけたら」と語り、高橋監督も「やたらと刺激的なタイトルですが、秘密を暴露してやろうなどという意味で使っているつもりはありません。身近で見ていて、彼女たちは互いに支えあっているグループだなと思いました。映画から見られるそういう部分から、自分なりの真実を見つけていただけたら」と締めくくった。
『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』は公開中。
【フォトギャラリー】 舞台『ゲルニカ』フォトコール
岩田剛典「雲の上の存在過ぎて…」クリストファー・ノーラン監督との“再会”に感激
ハリウッドの巨匠クリストファー・ノーラン監督の“ファン代表”岩田剛典が最新作『TENET テネット』の見どころを熱く語るコメント予告映像が公開。さらにWEB上で監督と3年ぶりの再会をはたした岩田が喜びを語るコメントも合わせて公開された。
『TENET テネット』は、『ダークナイト』シリーズをはじめ『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』と、世界観の斬新さや圧倒的な映像力で絶賛を集め続けるクリストファー・ノーラン監督の最新作。時間に逆行しながら、第三次世界大戦から人類を救うというミッションを描く。
『ダンケルク』公開時にノーラン監督のファン代表として初対面を果たした岩田剛典が、ノーラン監督と「ZOOM」上で3年ぶりに再会。監督自身も当時のことを振り返り、2人は再会の喜びと最新作の魅力について語りあったとのこと。
当時、直接プレゼントされた“サイン入り脚本”を家宝にしているという岩田。監督へのインタビューについて「『テネット』は緻密に作られた作品なんだなと改めてインタビューして思いました。ノーラン監督は鬼才、天才だと思いますけど、その裏側では自分のビジョンを周りのスペシャリストたちに具現化して伝えている。その苦労もあることを感じることができました」と、大ファンにして映画人である岩田ならではの視点で語った。
3年ぶりの再会については「雲の上の存在過ぎて、実感はないです。でも自分の事を覚えていてくれたこと、『ダンケルク』の時のお話もできたのでうれしかったです。本当は、次回作のテーマとかファンが喜ぶことを聞きたかったですけど(笑)」と、さすが“ファン代表”。そして「今回、ノーラン監督と再会できたことは、映画に関わっている人間として本当に幸せな時間でした。ダンケルクから続いてるご縁なので、またこのような機会があれば、今日伺えなかったことを聞いてみたいです。ぜひ、またお会いしたいですね」と期待を寄せた。
コメント予告映像では、「タイムトラベルの過程が観れる」「時空の歪みに自分が入っていく感覚」「映画館のリアル脱出ゲーム」と身振り手振り交えながら、その見ごたえを熱く語っている岩田。映画ファンならずとも早く見たい気持ちをかき立てる予告編となっている。
映画『TENET テネット』は9月18日より全国公開(ワーナー・ブラザース映画配給)。
上白石萌歌「特別な感情を抱いている」 最新出演舞台『ゲルニカ』が4日開幕
舞台『ゲルニカ』の公開フォトコールが3日、渋谷のPARCO劇場で行われ、上白石萌歌、中山優馬、勝地涼、早霧せいな、キムラ緑子の主要キャストが取材に対応した。
スペイン内戦下、悲劇の街ゲルニカで生きる市井の人々の姿を描いた人間ドラマ。演出の栗山民也が、パブロ・ピカソの名画「ゲルニカ」と出会い、20年以上あたためてきた構想をもとにした作品だ。
EXILEの橘ケンチと松本酒造が再びコラボ「日本酒の持つ魅力や背景を知って」
橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)と、日本酒界をリードする京都の松本酒造が再タッグ、コラボ日本酒第2弾となる「守破離橘2019-2020」を10月4日に発売する。
パフォーマーとして活躍する一方で、日本酒をライフワークとする橘。さまざまな活動を展開するなかで、気鋭の酒蔵とコラボレーションした日本酒作りはそのコアとなる部分のひとつで、これまでに日本各地に自ら出向き、一緒に作業をしている。
米に特化し田んぼ別に醸す銘柄「守破離IDシリーズ」の松本酒造との取り組みは2回目となる。
「守破離橘」の第2弾完成にあたり、橘は「前回から今回へと時間を経るごとに蔵の思い描くビジョンに対する理解を深められた気がします。それは、初年度以上に原料である米の重要性を意識した上で、次を見据えたいい流れが作れたということ。改めて農業の現実も含めて発信して、多くの方々に日本酒の持つ魅力や背景を知っていただけたらと考えています」と、コメント。
松本酒造の杜氏、松本日出彦氏は「2年目となったこのコラボも、同じ田んぼを眺めて風土を感じて、ともに水を飲み、酒を造る中で初年度よりもケンチさんとの関係が深められた。互いに信頼し合って共感する要素が増えたという意味でも、より内容を濃く創り上げてきたものがこのタイミングでリリースできることとなりました。今回はコラボの背景を感じられる映像が組み込まれているなど、今までありえなかった楽しみ方も堪能していただけると思います」。また「我々の真剣かつ楽しんで創り上げたものが、みなさんにとってハッピーなものになれることを心から願っています」と、メッセージを送っている。
東京・長谷川酒店、大阪・酒のやまもとで10月4日から販売。ボトルの裏ラベルに印刷されたQRコードを読み込むと、「守破離橘」について深く知ることができるムービーが見られる。橘はは「杜氏である日出彦さんとの対話を介して〈誰がどんな想いで作品を創り上げているのか〉という真意を知ることで楽しみ方が広がっていくというか、ある意味幸せの価値を高めていけるのではないかと思っています」。
発売日の前日となる10月3日には、オンラインイベント「守破離橘オンラインの会」の開催も予定されている。
4日発売の『Discover Japan』10月号の橘ケンチのレギュラー連載「今宵のSAKE」で、「守破離橘2019-2020」発売に関する情報と蔵元との対談インタビューを掲載する。
芦田愛菜「私のことをどう思っているか聞きたい」星にお願いしたいこととは
映画『星の子』完成報告イベントが3日、都内にて行われ、主演の芦田愛菜と、その両親役を演じた永瀬正敏、原田知世と、大森立嗣監督が登壇した。
愛情にあふれながらもあやしい宗教にハマっている両親に育てられた少女の青春を描く。
主人公ちひろを演じるにあたり自ら髪をカットすることを提案したという芦田は「髪が長い自分がちひろを演じているのがしっくりこなかったというかイメージと違うなと思い、監督に相談して髪を切ることにしました」と、いきさつを明かした。
そんな芦田を終始、目を細めて見守る、両親役の永瀬と原田。永瀬は「かわいいでしょ? キュートでしょ? でも現場にいると心の真ん中に凛としたものがあると感じるんです」と話し、原田は「本当に小さなころから活躍している姿を見ていて親しみをもっていて、今は16歳のすてきな女の子になったけど、その向こう側に、自分の記憶にある幼い女の子が浮かんできて、本当に愛おしくなってくるんです」と母親役を振り返った。