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【今週の人】谷垣禎一 前幹事長(71)

2016.08.05 Vol.672

 7月16日にサイクリング中に転倒し負傷した谷垣禎一幹事長(71)の症状について、自民党の細田博之幹事長代行は26日の記者会見で、「頸髄(けいずい)を損傷し、手術を受けた」と明らかにした。

 頸髄損傷は脳から背骨の中に延びる脊髄のうち脳に近い部分にある「頸髄」を、事故などによる首の脱臼・骨折で損傷すること。当初、自民党は「大事をとり入院した」としていた。

 8月3日の内閣改造とそれに合わせて行う自民党役員人事で、安倍首相は谷垣氏を続投させる意向だったが、復帰のめどが立たず谷垣氏が固辞。二階俊博総務会長(77)が幹事長に就任した。

25.8%、2被害者匿名、2年金運用損【KEY WORDで見るニュース 2016.7.22〜2016.8.4】 

2016.08.05 Vol.672

25.8%
 東京都知事選の候補者の得票率を衆院選挙区別にみると、自民党推薦の増田寛也氏の東京8区(杉並区)における得票率は25.8%と都平均27.4%を下回った。8区は自民党都連会長の石原伸晃経済再生担当相の選挙区。萩生田光一官房副長官の24区(八王子市)では30.1%、当選2回の山田美樹氏の1区(千代田区、新宿区、港区)でも26.0%あった。

2被害者匿名
 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入居者19人が刺殺された事件で、神奈川県警は「(現場が)障害者施設で障害者という条件のため。遺族による強い希望もあり、そのような判断をした」と障害者への配慮などを理由に被害者の実名公表を拒んだ。障害者団体は「逆に障害者への差別になっていないか」と批判、メディアの専門家も対応に疑問符を付けている。

2年金運用損
 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は7月29日、平成27年度の運用実績が5兆3098億円の赤字だったと発表した。赤字は5年ぶり。損益の内訳は、国内外合わせた株式が6兆7346億円の赤字、債券は日本国債が値上がりしたため1兆3494億円の黒字だった。全体の収益率は3.81%のマイナスとなった。株式保有銘柄なども初めて公表され、国内ではトヨタ自動車の時価総額約1兆5499億円が最大。

日本でもすごかったポケモンGO【NEWS HEADLINE】

2016.08.05 Vol.672

2016.7.22〜2016.8.4 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

ヒラリー氏が米民主党候補に【NEWS HEADLINE】

2016.08.05 Vol.672

2016.7.22〜2016.8.4 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

東京五輪で野球・ソフト復活

2016.08.05 Vol.672

 国際オリンピック委員会(IOC)の総会が3日(日本時間4日)、ブラジル・リオデジャネイロで行われ、2020年東京五輪で野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目が採用されることが正式に決まった。大会組織委員会の森喜朗会長は「東京2020大会は、この追加種目を通じて、国民の皆様に喜んでいただき、次世代を刺激し、そして未来のオリンピックのあるべき姿を示すモデルケースとなる大会を目指してまいります。“あの東京2020年大会が現代のオリンピックの転換期だった”と後世に語り継がれるよう、この決定をしっかりと受け止め、関係団体、会場予定地とともに大会準備を進めて参ります」というコメントを出した。

第3次安倍再改造内閣発足【NEWS HEADLINE】

2016.08.05 Vol.672

2016.7.22〜2016.8.4 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

相模原の障害者施設で19人刺殺【NEWS HEADLINE】

2016.08.05 Vol.672

2016.7.22〜2016.8.4 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

篠原信一、リオの熱気で東京五輪へ意欲

2016.08.05 Vol.672

 

 大規模なグラフィック装飾などで街全体を装飾する「 六本木シティドレッシング for TOKYO 2020」のオープニングセレモニーが4日、東京ミッドタウンで行われ、シドニー2000オリンピック男子柔道銀メダリストの篠原信一が出席した。

 21日まで、東京ミッドタウンに、柔道、陸上競技、バスケットボール、車いすテニスなど、オリンピック・パラリンピック競技をイメージした23競技、種別59体のイメージスカルプチャーが登場する。「サラダのイベントだと思っていた」とあいさつした篠原だったが、柔道の内股をかける巨大なスカルプチャーに「すごい!」の一言。その迫力に押されてか、主催者に3Dスカルプチャー同様の内股をかけてしまうほどの勢いだった。

 リオ五輪への熱気が自身のアスリート魂を刺激するようで、「(2020年の)東京に向けてトレーニング始めないとなと思います」とポロリ。「篠原イコール夏、夏イコールサーフィン! 足腰はしっかりしているのでね。ただ、ボードは人の倍ないととは思いますけど(笑)」とユーモアたっぷりのコメントで笑わせたが、「真面目に、試合に出たいなという気持ちにはなってきます。道着を来て道場に足を運んで練習したいという気持ちにはなります。試合っていうよりも、受け身…いや、その前の柔軟体操からやってね」と、柔道家の表情を見せた。

 東京ミッドタウンのキャノピースクエアでは、サッカー男子グループB予選のパブリックビューイングも開催する。

【今週の人】テリーザ・メイ英新首相

2016.07.23 Vol.671

 英国の保守党党首に就任したテリーザ・メイ氏が13日、首相に就任。マーガレット・サッチャー氏以来、史上2人目の女性首相となる。

 メイ氏はキャメロン政権が発足した2010年から内相を務めており、キャメロン首相の政策を踏襲するとみられる。国民投票では残留派だったが、投票結果を尊重してEUと離脱交渉を行う方針を明言。党首就任後の11日、「離脱を成功させる」と述べ、交渉に前向きな姿勢を示した。また国民投票のやり直しも離脱後のEU再加盟の可能性もないとも強調した。

 メイ氏は15日、スコットランドのエディンバラを訪問し、スコットランド行政府のスタージョン首相と会談した。メイ氏は会談を「前向きだった」と評価し、住民の不満解消に努める方針を示した。一方、スタージョン氏は、「英連合王国が離脱を選択した国民投票結果を尊重する」としながらも、「メイ首相も62%が残留を希望したスコットランドの結果を大切にしてほしい」と述べた。スタージョン氏はEU残留を目指し、2014年に続き独立を求める住民投票の実施を検討すると表明している。

 メイ首相は19日、政権発足後初閣議を開き、EU離脱に向けた作業を的確に行うよう指示。20日には首相として初めてドイツを訪問し、メルケル首相と会談した。

改憲勢力、生前退位、田中角栄王国、投票率54.7%、死刑制度の復活を検討、政党要件 得票率2%以上【KEY WORDで見るニュース 2016.7.8〜7.21】

2016.07.22 Vol.671

改憲勢力
 憲法改正を目指す自民・公明・維新の3党。今回の参院選でそれぞれ56、14、7議席を獲得。非改選の議院と合わせ改正案の提出に必要な3分の2議席を確保した。

生前退位
 天皇が崩御前に皇位を退くこと。天皇陛下が「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられているという報道が14日に流れた。陛下は昨年12月の82歳の誕生日を前にした記者会見で、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と、年齢を重ねることについての考えを述べられていた。宮内庁の山本信一郎次長は、陛下が生前退位の意向を伝えられたことに、「そのような事実は一切ない」とした。現在の皇室典範には生前退位に関する記載はない。

田中角栄王国
 10日に投開票された参院選で田中直樹氏が比例代表で4選目を狙ったが落選。昭和22年の田中角栄氏の当選以来、娘の田中真紀子氏、娘婿の田中直樹氏と69年に渡って新潟県で守ってきた「田中」の議席が途絶えた。

投票率54.7%
 10日に投開票された参院選の投票率は選挙区54.70%、比例代表54.69%。前回こそ上回ったが史上4番目に低い投票率に終わった。18歳選挙権が導入されたが、18〜19歳の投票率は45.45%と全体より低かった。投票率が最も高かったのは長野県の62.86%。最も低かったのは高知県の45.52%。高知県は合区となったことが影響したと思われる。

死刑制度の復活を検討
 クーデターが起こったトルコのエルドアン大統領は18日、米CNNテレビのインタビューで、クーデター計画に関与した人物らに死刑を適用すべきか否かをめぐり、「人々は早期の終結を望んでいる。議会が決定すれば大統領として承認する」などと述べた。トルコでは欧州連合(EU)加盟を目指し、2002年に死刑制度を廃止していた。

政党要件 得票率2%以上
 総務省が定めている、政党交付金の交付対象となる政党の要件。①所属国会議員が5人以上いること ②所属国会議員が1人以上、かつ、前回衆院選か直近2回の参院選で得票率2%以上のもの——という2つのうちのいずれかに該当しなければいけない。今回の参院選で社民党は吉田忠智党首が落選し、国会議員が4人となったものの、15日に発表された得票率で2.74%を確保。政党要件を満たした。

田尾安志氏、王貞治球団会長、永麻理、奥田愛基氏、李克強首相、斎藤祐樹、宇都宮健児氏【今週の一言 2016.7.8〜7.21】

2016.07.22 Vol.671

 

 評論家の田尾安志氏が阪神・鳥谷について「『何やってんだ』を通り越して心配。体調が良くないのなら(スタメンから)外れるべき」(18日)→正論だけど、今さらという気も…。

 ソフトバンクの王貞治球団会長が12日に亡くなった大橋巨泉さんについて「野球一筋の私にとって、巨泉さんの生き様は本当にうらやましく人生のお手本でした」(20日、コメント発表)→確かにうらやましい生き方ではあった。

 7日に亡くなった永六輔さんの次女でフリーアナウンサーの永麻理が「ふーっ息が遠くなって、“お先に失礼”という感じで、父らしく逝った」(11日、TBSラジオ「いち・にの三太郎〜赤坂月曜宵の口」で)→今ごろ巨泉と2人で…。

 安全保障関連法に反対する大学生らの団体「SEALDs」の奥田愛基氏が「来月の8月15日に解散しようと思っている」(11日未明、「TBSニュースバード」の参院選開票特番で)→いいんじゃないか。

 南シナ海問題を巡る仲裁裁判所の判決を受け、中国の李克強首相が「中国側の立場は完全に国際法に符合している。日本は当事国ではなく、言行を慎み、問題を騒ぎ立てたり、干渉したりすべきでない」(15日、モンゴルの首都ウランバートルで安倍晋三首相と会談)→何を言っているのだ?

 日本ハムの斎藤祐樹が文春の「ポルシェおねだり」報道について問われ「…特にないです」(13日の試合後)→そらそうやろ。

 宮内庁の山本信一郎次長が「(陛下が生前退位の意向を示されたとする)報道があったことは承知しているが、そのような事実は一切ない」(13日、記者団に)→絶対だな?

 東京都知事選に出馬表明していた宇都宮健児氏が「基本的な姿勢は変わっていない」(13日午前)、「市民運動の間にも悩ましい対立が生まれかねない。都政を良くする運動を進めるための苦渋の決断」(13日夜)→宇都宮さんのほうが良かったんちゃう?

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