「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題で、3月27日、衆参両院の予算委員会で佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が行われた。佐川氏は改ざんが行われた当時の財務省理財局長。
佐川氏は官邸や政治家の関与はきっぱりと否定。一方で、財務省は「いつ」「誰の指示で」「なぜ」文書を改ざんしたのかという核心部分については「刑事訴追の恐れがあるので差し控えたい」と繰り返し、答弁拒否は56回に及んだ。それでいながら部下に責任をかぶせているとも取れる答弁もあり、後味の悪いものとなった。
「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題で、3月27日、衆参両院の予算委員会で佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が行われた。佐川氏は改ざんが行われた当時の財務省理財局長。
佐川氏は官邸や政治家の関与はきっぱりと否定。一方で、財務省は「いつ」「誰の指示で」「なぜ」文書を改ざんしたのかという核心部分については「刑事訴追の恐れがあるので差し控えたい」と繰り返し、答弁拒否は56回に及んだ。それでいながら部下に責任をかぶせているとも取れる答弁もあり、後味の悪いものとなった。
サッカー日本代表(侍ジャパン)は3月の欧州遠征でマリ(23日)とウクライナ(27日)と対戦。1敗1分けに終わった。
マリを仮想セネガル、ウクライナを仮想ポーランドに位置付けてのテストマッチだったが、6月に開幕する「ワールドカップ(W杯)ロシア2018」に大きな不安を残した。
マリ戦では日本は前半からボールを支配するものの決定機を作ることもなかなかできない。前半終了間際にはPKを与え先制を許す苦しい展開となった。後半25分には久々に代表復帰した本田を投入するもなかなか得点には至らない。しかしW杯に向け秘密兵器と期待される中島が後半途中から代表デビュー。試合終了間際に三竿のクロスに合わせ同点ゴールを決め、チームの危機を救った。
中島は得意のドリブルで再三相手ゴールまでボールを運ぶなど積極的な動きでメンバー入りをアピールした。
ウクライナ戦ではマリ戦から先発を8人変更。本田と柴崎が昨年9月のサウジアラビア戦以来の先発を果たした。
ウクライナは前半21分、ペナルティーエリアの左寄りでボールを受けたラキツキーがほぼノーマークの状態で放たれたシュートはDFの植田をかすめ、日本のゴールへ。日本はマリ戦に続き追いかける展開となる。
5月6日(日)にマリンメッセ福岡で開催される「RIZIN.10」の追加カード発表が5日、都内の会場で行わた。
注目の那須川天心は、キックボクシングルールで、日本憲法をバックボーンに持つ、初代WSOF-GCフライ級王者の中村優作と対戦する。中村はオファーを受けた時「ワクワクした」と言い、「世界最強と言われている那須川選手と試合ができるのは幸せな事。ルールは関係なく、絶対やってみたいと思った」と振り返り「パンチや蹴りが当たれば倒せる自信があります。僕の踏み込みは早いですよ」と気合十分。一方、那須川は「中村選手はイケイケなファイターで打撃も強い。でもいい試合をして、那須川はもっと上を目指して戦っているということを見せたいので、KOで勝ちたいです」と返した。
この日は高田延彦RIZIN統括本部長が「逆輸入ファイター女版・堀口恭司」と評した浜崎朱加がRIZIN初参戦で、アリーシャ・ガルシアと対戦することが発表。「久しぶりに日本で試合ができてうれしいです。大学が福岡だったので、そこで試合ができるのは楽しみ。いい試合をして福岡を盛り上げたい」とコメント。日本人選手との対戦の可能性について聞かれと「朝倉カンナ選手やRENA選手も見違えるように強くなった。オファーがあればプロとして誰とでもやります」と話した。
また、修斗世界ライト級王者・松本光史がRIZIN初参戦。RIZIN MMA特別ルールで、ダロン・クルックシャンクと対戦する。同ベルトは、宇野薫、五味隆典、ヨアキム・ハンセン、川尻達也という名だたるファイターが巻いてきたもの。松本は「歴代のチャンピオンに恥じないような最高のパフォーマンスを見せたい」と修斗世界ライト級王者としてのプライドをかけて戦う事を約束した。
試合は19時57分からフジテレビで全国中継、数試合の生放送も予定されている。
「第90回選抜高校野球大会」の決勝が4月4日、甲子園球場で行われ、大阪桐蔭が5−2で智弁和歌山を破り2年連続3度目の優勝を果たした。2連覇は至上3校目の快挙。
試合は智弁和歌山が4回に東妻のタイムリーで2点を先制するも、大阪桐蔭がその裏、相手の守備のほころびを突いてすぐに追いつく。
均衡を破ったのは大阪桐蔭。7回に宮崎がレフト前のタイムリーで勝ち越しに成功すると8回にも4番・藤原、5番・根尾の連続タイムリーで2点をダメ押し。
根尾が9回を投げ切り、勝利を収めた。
根尾は昨年に続き、2年連続の優勝投手となった。これは史上初の記録となる。
大阪桐蔭は2回戦から強打で勝ち進み、準々決勝では岩手の花巻東を19−0の大差で破り勢いに乗って準決勝へ進んだ。準決勝では三重相手に序盤で2点のリードを許し、後手を踏んだが、早々にエースの柿木をあきらめ5回から根尾を投入。根尾が8回を無失点に抑え、流れを取り戻し、決勝に臨んでいた。
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
9月下旬には『ジャポニズム2018』でパリ公演
野田秀樹氏が主宰を務めるNODA・MAPの第22回公演の制作発表会見が4月5日、都内で開催され「贋作 桜の森の満開の下」が上演されることが発表された。
同作はかねてから自身を「安吾の生まれ変わり」と公言してはばからなかった野田が坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした作品で、1989年に夢の遊眠社で初演され、1992年に再演。2001年に新国立劇場主催公演で再演。昨年には『八月納涼歌舞伎「野田版 桜の森の満開の下』」として歌舞伎でも上演された。
冒頭、野田が「今秋、パリで『ジャポニズム2018』という大きなフェスティバルがあって、パリ国立シャイヨー劇場から『贋作 桜の森野満開の下』を上映してくれないかと逆指名があった。それがきっかけ。どうせ日本を代表するのであれば考えられる限り最高のキャストとスタッフでやりたいと思った。無理だと思いながらも当たって砕けろのオファーをしたところ、すべての役者さん、スタッフからOKが出て、理想通りのこれ以上ないカンパニーになった」と今回、この作品を上演することになった経緯を語った。
初演で野田自身が演じた「耳男」を演じるのは野田作品には今回で6回目の出演となる妻夫木聡。妻夫木は「もし再演があるのなら見てみたいと思っていた作品。まさか自分がかかわらせていただけるとは夢にも思っていなかった。今は不思議な気持ち。今回はNODA・MAPは6回目の出演。NODA・MAPの熱に溶かされないように今回も頑張りたい」と話した。
「レモンサワーフェスティバル 2018 IN 東京」が歌舞伎町シネシティ広場で5日スタート、イベントのオープニングとなる乾杯セレモニーに、Dream Ami(以下、Ami)とケンコバことケンドーコバヤシが出席した。
元祖系から進化系までさまざまなレモンサワーが集まる。「この場で進化系があるのをいま知った」というAmiと、レモンサワー好きで「進化系にもハマっている」というケンコバは、なかから7種を試飲。
三代目 J Soul Brothersの今市隆二の初めてのフォトエッセイ『TIMELESS TIME 特別版メイキングDVD付』(幻冬舎、3月26日発売)が、4月9日付のオリコン週刊“本”ランキングのBOOK(総合)部門ジャンル別「写真集」で1位を獲得したことが分かった。4日、オリコンが発表した。先週に引き続いてのトップで、写真集ジャンルで男性の作品が2週連続1位となるのは、岩田剛典(EXILE・三代目 J Soul Brothers)の『AZZURRO 特別限定版 メイキングDVD&ステッカー付』(2016年11月)以来、約1年4カ月ぶり。
オリコン“本”ランキングは、書籍を販売している全国の書店およびWEB通販の週刊売上をもとに、全国推定売上部数を算出し順位付けしたもの。毎週月曜日分から翌週日曜日分までの売り上げ部数を「週間ランキング」として集計している。
アナウンサーの田中みな実が4日、六本木ヒルズ大屋根プラザで行われた「サッポロ りらくす」発売記念“す”プリングトークショーに登壇した。
田中は同商品のイメージキャラクターに就任、自身が22時の女性あるあるを体現したWEBムービーをブランドサイトで公開している。ムービーの「エゴサ」篇では部屋着でリラックス、検索窓に自分の名前を打ち込んでエゴサーチ。その結果に一喜一憂したり……。
エゴサーチについて聞かれた田中は「エゴサーチって、ねえ、女性あるあるなんですか? やられますか?」と、司会の女性に逆質問。「私はSNSもやっていないですし、自分で調べることはないんですけど。調べなくても、電車に乗っていれば中吊りに書いてあったりとか、LINEをやっていてもニュースで流れてきたりとかたびたびあるので、自分で探しに行かなくても。……みなさんいろいろ書いていただいているみたいで、ありがとうございます」と話した。
イベントでは、今年アナウンサー10年目を迎えたことについても聞かれ、「10年経った感じがしない。今まで何をしてきたんだろうって思うくらい、特に何の実績もないんですけど、10年間続けてお仕事をさせていただけているのはみなさんのおかげ。今後とも引き続き応援していただければと思います」と、話した。
WEBムービーは現在公開されているものの他にも4話あり、順次公開される。
フリーアナウンサーの高橋真麻が4日、都内の会場で行われた「VIVIENNE TAM」の日本上陸20周年スペシャルトークショーに出席した。「VIVIENNE TAM」の特長である華やかな刺繍が施された春らしい衣装で登場した高橋。「もともと母親がVIVIENNE TAMの洋服が好きで、今では親子そろってファンです」とにっこり。「誰が見てもVIVIENNE TAMだとわかる独特の世界観が素敵ですよね」とその魅力を語った。
囲み取材では、3月末でNHKを退社した有働由美子アナウンサーについて言及。「あれだけ長くつとめられた看板番組をやめられたので、もしかしてそうなのかなとは思ったんですけど…」と予感があった事を告白。局アナからフリーに転向した自分の経験から「会社員の良さもありますが、フリーになったら仕事の幅も広がると思うので、今まで見られなかった新しい一面を拝見できたらいいなと思います」と今後の活躍に期待を寄せた。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)率いるナイロン100℃が今年、劇団結成25周年を迎えた。25年=四半世紀と聞くとその長さに驚くが、その間、色あせることなく常に日本の演劇界を引っ張ってきたナイロン100℃。作・演出のKERAはもちろん、その作品を深く理解し舞台上で表現する俳優たちも含めた“劇団力”は驚異的だ。
本作は友情を結んだ2人の女性の半世紀にわたるそれぞれの人生を繊細な心理描写を交え描いたもの。2012年に初演され、再演を望む声が高かった作品だ。
主軸となる2人の女性を犬山イヌコと峯村リエが演じる。
この2人はみのすけ、三宅弘城らとともにナイロン100℃の前身である「劇団健康」のころからKERAとともに作品を作ってきた。まさに25周年の1作目にふさわしい存在。
今年は本作に続き、7月には新作『睾丸』(仮題)が予定されている。2公演とも劇団員が一堂に会する。ナイロン100℃ファンには見逃せない2公演。