SearchSearch

【今週の“人”】中川俊直衆議院議員

2017.04.22 Vol.689

 政府は18日、中川俊直経済産業政務官(46)=衆院広島4区=の辞任を発表した。中川氏は20日発売の週刊新潮で女性問題が報じられたのだが、それを見越しての辞任、事実上の更迭とみられている。

 中川氏は18日、フェイスブックで「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

 報道によると中川氏は不倫関係となっていた女性と海外で“挙式”し、別れ話がこじれて女性宅のドアをたたき、警視庁にストーカーとして登録されたという。

 中川氏は3月にはフライデーで自民党の女性国会議員との“密会”が報じられたばかりだった。

 萩生田光一官房副長官は19日の記者会見で「きちんと国民に説明すべきだ」と中川氏の説明責任を求めた。

 自民党の二階俊博幹事長は講演で「自民党は当選1?3回生が半数以上を占める。若い議員にしっかり頑張ってもらわないと日本の政治はひっくり返っちゃうよ」と危機感をあらわにした。

 ちなみに自民党の中川氏の同期というと、被災地視察をめぐる失言で3月に内閣府兼復興政務官を辞任した務台俊介氏、金銭トラブルで一昨年離党した武藤貴也氏、不倫問題で昨年議員辞職した宮崎謙介氏らといったところ。

4.22『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』は「九楽舞 博多座」をOA

2017.04.21 Vol.689

 

 黒木啓司(EXILE/EXILE THE SECOND)がプロデュースし、DJ SOULJAHと共に最高のアーティストにスポットを当て、スペシャルセッションとトークを展開する音楽番組『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』。4月22日の放送回では、『THE NINE WORLDS presents 九楽舞 博多座』の様子2時間にわたり特集。どこよりも早く独占放送する。

『THE NINE WORLDS presents 九楽舞 博多座』は、黒木がプロデュースする、地元・九州を盛り上げるプロジェクト“THE NINE WORLDS”が、3月31日から4月2日の3日間にわたり福岡県・博多座にて開催した記念すべき初公演。黒木が所属するEXILE THE SECONDや、今年初のパフォーマンス披露となったEXILE TAKAHIRO、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEによる、同公演だけのスペシャルライブの様子を今回どこよりも早く公開する。

 さらに、黒木が「いつかはEXILE THE SECONDでもカバーしたいと思っていた」と話すEXILEの名曲の1つ『Together』を、TAKAHIROとEXILE THE SECONDがコラボレーションでパフォーマンスした様子や、千秋楽のアンコールで披露された『Choo Choo TRAIN』も放送する。

鳥谷連続出場単独2位に

2017.04.21 Vol.689

 プロ野球、阪神の鳥谷敬内野手が19日、ナゴヤドームで行われた中日戦に6番サードで先発出場。連続試合出場記録を1767試合とし、阪神の金本知憲監督を抜いて単独2位となった。1位は衣笠祥雄(広島)の2215試合。

【RIZIN】女子が大活躍!大晦日のメーンの可能性も「RIZIN 2017 in YOKOHAMA〜SAKURA〜」

2017.04.21 Vol.689

 今大会では11試合中女子の試合が4試合組まれるなど、女子格闘技が大きくフィーチャーされた。そのなかで初出場となった石岡沙織とKINGレイナがともに一本勝ち、昨年末に苦汁をなめた浅倉カンナが初勝利、そしてRIZINの顔ともいえる存在となったRENAはグラウンドで追い込まれてからの逆転勝利と全勝。それぞれ高い試合内容とドラマチックな展開で会場ばかりでなくテレビの前のファンにも“ジョシカク”の魅力を大きくアピールした。

堀口が階級を上げてバンタム級トーナメント参戦へ

2017.04.21 Vol.689

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA?SAKURA?」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)で、“逆輸入ファイター”堀口恭司が元谷友貴を破り、RIZINデビューを飾った。

 堀口は修斗でフェザー級王者となり、2013年にUFC参戦。フライ級で3位にランクされるなど、日本が世界に誇るファイターだ。2015年には時の王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦。敗れはしたがUFCでの敗戦はその1戦のみ。王座再挑戦もそろそろ視野に入っていたところでのRIZIN参戦だった。
 迎え撃ったのは日本のフライ級戦線のトップを走る存在といっても過言ではない元谷。ストライカーの堀口に対し、元谷はグラウンドが得意とあって、そこに突破口が見いだせるのでは、という期待もあったが、アメリカにトレーニングの拠点を移した堀口は元谷のグラウンドにもきっちり対処し、逆にチョークスリーパーであわや一本の場面も作るなど、判定ではあったが圧倒しての勝利だった。
 この結果を受け、RIZINでは階級が未定だった男子のトーナメントをバンタム級で開催することを決定。堀口には階級を上げての参戦を要請し、堀口も快諾した。

 一夜明け会見で榊原信行RIZIN実行委員長は「元谷選手も本当に強い選手。どこまで堀口と元谷の差があるのかは戦わせてみないと分からないというところがあったが、階級を超えた異次元の強さがあった。昨日の大会後、堀口選手と話しをして、“今年は階級を上げてやってみないか”と相談した」と話した。

 今大会では昨年末に2連戦で総合格闘技(MMA)デビューした第6代RISEバンタム級王者の那須川天心が3戦目に臨み、1R69秒KO勝ち。矢地祐介が元UFCファイターの実力者ダロン・クルックシャンク相手に1R失神KO勝ちし、「クロン・グレイシーと戦いたい」とぶち上げれば、ZSTフライ級王者の伊藤盛一郎が念願のRIZINデビューを果たし才賀紀左衛門を破るなど、今後が楽しみな選手が活躍。

 そんななか、ベテランの川尻達也がメーンで約1年半ぶりの勝利と、復活ののろしを上げた。判定勝ちではあったものの力強いパウンドで相手を追いこむなど“らしい”姿を見せた。当初はクロンの階級でのトーナメント開催の機運もあったが、それは見送られたため川尻は一夜明け会見で「“川ちゃん勝手に一人でサバイバルトーナメント”を7月30日に開催することを勝手に決定しました。参加予定選手は川尻達也選手1人。対戦相手は誰になるか分かりませんがお楽しみに。決勝はクロン・グレイシーと信じて戦い続けるだけ」と独自のアプローチでクロンへのリベンジを狙う考えを見せた。

 大会では現ストロー級キング・オブ・パンクラシストの砂辺光久の参戦も発表され、軽量級の陣容もパワーアップ。今後もサバイバルで刺激的なマッチメークがどんどん提供されそうだ。

今度は出場選手が10代限定。「KHAOS.2」5月13日開催

2017.04.21 Vol.689

 K-1グループの新ブランドとして立ち上がった「KHAOS」。3月18日に旗揚げ戦「KHAOS.1」が東京・新宿FACEで開催されたのだが、 K-1、Krushとは一味違った趣向のマッチメイクが話題を集め、旗揚げ戦から早々にチケットが完売の人気イベントとなった。

 その「KHAOS.1」では「KHAOS ROYAL」という、前日計量後に抽選で対戦相手を決めるという破天荒な試みがなされたのだが、第2弾となる「KHAOS.2」(5月13日、東京・新宿FACE)は【KHAOS TEENS】と銘打たれ、出場選手は10代限定というこれまたチャレンジングな大会となる。

 10代とはいっても、KrushやK-1に『出場経験のある選手もおり、決してネームバリューで劣ることはない。

 そのなかでも注目なのは3月の「Krush.74」で出貝泰介を破り、Krush?53kg王者・武居由樹への挑戦が決まっている軍司泰斗。今回の相手は昨年のK-1甲子園?55kg決勝で対戦した龍矢。その時は軍司が勝利を収め優勝を果たしたのだが、その1年前は龍矢が勝っており、1勝1敗。今回は決着戦となる。

 プロでの実績では上回り、タイトル挑戦も決まっている軍司としては「正直闘いたくなかった相手」とチラリと本音を見せるも「対戦成績が1勝1敗で引き分けみたいな感じになっているし、ここはKrushのタイトルマッチも決まっているので、KOでしっかり勝ちたい」と話す。一方の龍矢は直近の試合で敗れているだけに控えめなコメントながらも「負ける相手ではない」とこちらも本音をチラリ。長く続くであろうライバル対決の本格スタートとなる一戦となる。

 このほかにも第5代Krush?60kg王座決定トーナメントにも出場した佐野天馬と「KHAOS.1」に出場しKO勝利を収めた里見柚己が対戦。昨年5月の「第2回K-1アマチュア全日本大会」を17歳で制した瑠久(るーく)がデビュー戦を行うなど興味深いカードが並ぶ。

これですっきり!? 五輪マラソンの選考方法が大きく変更

2017.04.21 Vol.689

 日本陸連は18日、都内で会見を開き、2020年東京五輪のマラソン代表選考の新方式を発表した。
 2019年9月以降に男女各2枠を争う選考大会「マラソングランドチャンピオン(GC)レース」を開催。残る1枠は19年秋から20年春までの男女各3大会「ファイナルチャレンジ」の記録最上位を原則的に選ぶという。

 GCには「グランドチャンピオン(GC)シリーズ」と位置づけされた、これまで選考レースだった大会や指定された国際大会でそれぞれに設定された条件をクリアした選手が出場できる。

 陸連が新たな代表選考方式を導入した理由は2つ。

 1つ目は、戦える選手を選ぶため。従来は五輪前の選考大会で好成績を出せば代表に選ばれていたが、新方式ではGCシリーズとGCレースの2度、結果を残さなければならなくなった。“関門”を増やすことで「調整能力」と「安定性」を見極め、自国開催の重圧の中でも力を出し切れる選手を選びたい考え。

 2つ目は選考の透明性確保。かねて条件の異なる複数レースの結果を、日本陸連内で比較検討する形だった代表選考。専門家の“目利き”がメダルにつながった例はあるものの、微妙な裁定で議論を呼ぶことも少なくなかった。

 ただGCレースでは順位を意識するあまり超スローな展開になることも予想されることから、レース自体のレベルの低下を懸念する意見もある。

【今週の一言】2017.4.7〜2017.4.20

2017.04.21 Vol.689

 北朝鮮の崔竜海朝鮮労働党副委員長が「核攻撃を受けた場合、わが国流の核攻撃で反撃する用意がある」(15日、軍事パレードの開会式で)
→おっかないこと言うなあ。

 ペンス米副大統領が北朝鮮に対し「(トランプ)大統領の決意やこの地域の米軍の力を試すようなことはしないほうがよい」(17日、訪韓中)
→こういう人が一番怖い。

 チームバスが爆破事件に遭ったドルトムントの香川真司「街ではなく、クラブチームとして完全に僕たちが狙われたというのは恐ろしいこと」(15日)
→これから先は大丈夫なんかい…。

 山本幸三地方創生担当相「文化観光を進めなければならないが、一番のがんは学芸員という人たち。一掃しないといけない」(16日、大津市内での講演後)、「適切ではなかった。撤回しておわび申し上げる」「文化が大きな観光資源になるので、学芸員の方々も観光マインドをもってもらう必要があるという趣旨だった」(17日)
→なぜ最初からそう言わない?

 東芝綱川社長が監査法人の意見表明なしの決算発表について「これ以上延期しても、監査法人からの意見表明を得られるか分からない」(11日、記者会見で)
→得られるように頑張んなさいよ。

 スパイサー米大統領報道官がシリアでの化学兵器攻撃が疑われるなか「ヒトラーのような卑劣な人物でも化学兵器は使わなかった」(11日の記者会見で)
→戦場ではでしょ。

 財務省・佐川理財局長が森友学園の問題に関する電子データについて「この期間を経過すると、そうした専門家におきましてもデータの復元ができないというふうに聞いてございます」(12日、国会での答弁で)
→敬語が鼻につくんだよな。

浅田真央引退「体も気持ちも全部出し切った」

2017.04.21 Vol.689

 フィギュアスケートの元世界女王で、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央(26)=中京大=が12日、東京都内で引退会見に臨み、「私、浅田真央は選手生活を終える決断をいたしました。すごく悩みましたが後悔はなかった。体も気持ちも全部出し切った」と、晴れやかな表情で21年の現役生活に終止符を打った。

 浅田は10日夜に自身のブログで引退を表明していた。

 会見では自己最低の12位に終わった昨年末の全日本選手権後、引退に気持ちが傾いたと説明。10日までの約3カ月は「(18年)平昌五輪に出る目標をやめてしまう自分を許せるのかな、という葛藤がずっとあった」と打ち明け、「最後は自分で決めた」と語った。

現役生活の中で最も印象に残った演技としてはメダル争いから脱落して迎えたソチ五輪のフリーを上げた。

 また日本の女子は平昌五輪の出場枠をかけた3月の世界選手権で苦戦し、2006年から3大会連続で守ってきた最大の3枠を逃し、2枠の獲得にとどまったのだが、この出場枠減少と引退との関連は否定した。

競泳日本選手権で池江が女子史上初の5冠達成

2017.04.21 Vol.689

 競泳の世界選手権(7月、ブダペスト)の代表選考会を兼ねて行われた競泳日本選手権(4月13?16日、愛知県・日本ガイシプラザ)で池江璃花子が女子で史上初の5冠を達成した。

 池江は50メートルバタフライ(第1日)、200メートル自由形(第2日)、100メートル自由形(第3日)と一つずつ階段を上り、最終日(16日)も50メートル自由形と100メートルバタフライを完勝。目標の日本記録更新は最後までかなわなかったが、「達成感でいっぱい。記録は悔しいけど、初めて5冠ができていい経験になった」と笑顔で偉業達成を喜んだ。

 いずれも派遣標準記録を突破し、17日にはこの5つの種目で世界選手権の代表に選出された。

 男子ではライバル対決が注目された瀬戸大也と萩野公介は第1日(13日)の男子400メートル個人メドレーでは瀬戸が4分10秒44で初優勝。萩野を0秒01押さえた。念願だった日本一の座に「日本最高峰のレースで公介(萩野)に勝てて素直にうれしい」と会心の笑みを見せた。

 昨年9月に受けた右肘の手術の影響が懸念されていた萩野だったが、第3日(15日)の男子200メートル個人メドレーでは雪辱を果たし6連覇を達成。瀬戸は2位だったが、ともに日本水連の選考基準を満たして代表に選ばれた。萩野はこの日、400メートル自由形も制し、第2日(14日)の200メートル自由形、最終日(16日)の200メートル背泳ぎと合わせ今大会4冠を達成した。背泳ぎは昨年まで日本選手権を10連覇していた第一人者の入江を下しての初優勝。しかし200メートル自由形は5連覇を果たしたものの1分47秒29と平凡なタイムに終わり、派遣標準記録を上回ることはできなかった。

【KEY WORD で見るニュース】2017.4.7〜2017.4.20

2017.04.21 Vol.689

イエス! カリフォルニア独立運動
 トランプ米大統領が大統領選で勝利して以降、反トランプ色が目立つカリフォルニア州の米国からの独立を訴え、住民投票を目指してきた団体。本部は同州サンディエゴ。代表はルイス・マリネリ氏。同団体は2018年11月に住民投票実施の可否を問う事前投票を行い、それをクリアして、19年3月に独立を問う住民投票を実施する計画だった。事前投票にこぎつける前提として、7月25日までに約58万5000人分の賛成署名を集める必要があったが、マリネリ氏は17日、計画断念を表明した。

ハーグ条約
 一方の親がもう一方の親の同意を得ることなく、子供を自分の母国へ連れ出す「子供の連れ去り」から子供を守るための国際ルール。日本では2014年4月に条約が発効。4月1日で3年が経ったが、日本に関連する子供の返還実現率は約3割であることが15日、分かった。日本では「継続性の原則」(連れ去りの結果であっても、子供の現在の成育環境の維持を尊重する考え方)を重視する傾向にある。また「連れ去り」は海外では刑事罰対象だが、日本では家庭問題とされることが多い。

将来推計人口
 向こう50年間の人口がどうなるかの予測。国立社会保障・人口問題研究所は10日、2065年までの日本の将来推計人口を公表。2065年の日本の人口が、最も実現性が高いとされるケースで8808万人まで減るとする将来推計人口を発表した。15年の1億2709万人に比べ50年間で3901万人(30.7%)減少するが、最近の合計特殊出生率(女性が生涯に産む子供の推定人数)の向上や平均寿命の延びを反映し、65年に8135万人まで減るとされた5年前の前回推計に比べ、人口減少のペースは緩和するとしている。1億人割れは2053年と、5年前の推計の2048年より5年遅らせた。

保護者会会長
 千葉県我孫子市でベトナム国籍の同県松戸市立六実第二小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の遺体が見つかった事件で、千葉県警捜査本部は14日、死体遺棄容疑で、同小保護者会会長で自称不動産賃貸業、渋谷恭正容疑者(46)を逮捕した。渋谷容疑者は通学路の見守り活動に参加していたほか、市から非行を防止する少年補導員も委嘱されていた。逮捕容疑は、3月24日午前8時5分ごろから同月26日午前6時45分ごろ、我孫子市北新田の利根川排水機場そばの排水路の橋の下にリンさんの遺体を遺棄したとしている。

韓国大統領選挙
 韓国の朴槿恵前大統領の罷免に伴う韓国大統領選は16日に届け出が締め切られ、17日午前0時、公式に選挙戦が始まった。5月9日に投開票される。選挙戦は左派系の最大野党「共に民主党」の文在寅候補(64)を、中道左派の第2野党「国民の党」の安哲秀候補(55)が僅差で追う事実上の2強対決。直前の世論調査(韓国ギャラップ)の支持率では、文氏が40%で1位。安氏が37%で続いている。

大統領の権限拡大
 トルコで16日、大統領権限を拡大する憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、改正への賛成が約51.4%、反対が約48.6%と賛成が僅差で上回った。エルドアン大統領(63)は16日夜に勝利宣言したが、野党は不正が行われた疑いがあるとして再集計を要求する構え。

Copyrighted Image