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9・25 RIZIN MMAデビューの山本美憂が無念の一本負け

2016.09.26 Vol.675

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で女子レスリングで世界選手権を3度制した山本美憂が総合格闘技(MMA)デビューを果たした。

 山本はシュートボクシング(SB)の絶対女王RENAとセミファイナルで対戦。得意のタックルで追い込んだが、グラウンドでの有利な体勢から蹴り上げを食らい形勢逆転。最後はタックルに固執したところをアームトライアングルチョークに捕らえられ、1R4分50秒で無念のギブアップ。デビューを飾ることはできなかった。

 試合後のリングでRENAが「格闘技人生で一番緊張した。対戦相手である山本美憂選手がすばらしい選手だからそう思ったんだと思います。山本美憂選手、本当にありがとうございます」と美憂に声を掛けると、控室に戻る途中の美憂もリング下から深々と頭を下げた。

 RENAは難敵を破りMMA2連勝。試合後の会見では「タックルは速かった。さすがレスリングの世界王者だなという感じ。でもMMAの世界王者の浜崎朱加さんと練習しているので大丈夫でした」と話し、今後のMMA参戦については「ここまでいった以上、次はやらなきゃいけないんだろうなとは思っているんですけど。とりあえず11月11日にシュートボクシングの試合があるので、そっちが終わって考えます」とした。

 一方、山本は「悔しい。これが打撃のある試合なんだなって思いました。素晴らしい選手でした。タックルに入れたのはよかったんですが、もうちょっとグラウンドでコントロールできれば。それができなかったので下からの蹴りで…。あれで自分の中でというか、試合中の集中力がどっかいっちゃったかな。くらっと来ましたね。MMAの洗礼を受けたのかなって思います。(最後も)どうやってあそこまでたどり着いたのか覚えていないので、しっかりビデオを見て反省してこれからに生かしたい」と試合を振り返った。

 今後については「まだ始めたばかりなので。しかも負けて終わるわけにはいかない。火が付きました。(RIZINは)気持ち良かった。ここに立てた自分が本当にラッキーだったなって思っています」と話した。

ショートフィルムの祭典『SSFF & ASIA』秋の無料上映

2016.09.26 Vol.675

 毎年、初夏に開催される米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)』が第29回東京国際映画祭との提携企画『秋の短編映画収穫祭』を開催! 国内外から、多彩なジャンルの優れたショートフィルムが集結する名物映画祭が、選りすぐりの作品を厳選上映。さらに、豪華ゲストによるスペシャルイベントも実施する。

 上映は全4プログラムを用意。1プログラム90分の中で複数本のショートフィルムを無料で鑑賞できる。ドラマ『SHERLOCK』のワトソン役でブレイクしたマーティン・フリーマンの主演作や、『ハリーポッター』シリーズのアラン・リックマン主演作の他、個性派俳優スティーブ・ブシェミ出演のコメディーなど、そうそうたるキャストの出演作がずらり。さらに、『SSFF & ASIA 2016』グランプリ作品・インターナショナル部門 優秀賞受賞作品『合唱』をはじめ、各部門の受賞作も上映される。

 また会期中は映画ファン、映像クリエイター必見のイベントも多数実施。鬼才・塚本晋也監督が講師として登場するワークショップを無料開催(10月22日18時30分? 東京都写真美術館。定員190人)。他にも、TVでも話題のご当地映像の裏側に迫るセミナーなど、クリエイターを目指す人も気になる企画が満載だ。是枝裕和監督が講師として若き日本人クリエイターが海外で活躍するための映画術を語る「Road to the World」は、1分の動画を製作して応募。選ばれた20名が受講できるという企画(受付は10月4日まで)。各イベントは有料・無料あり。それぞれホームページで先着順にて受付中。

『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア シネマカーニバル ?秋の短編映画収穫祭?』
【会場:期間】アンダーズ東京:10月17日(月)?19(水)、東京都写真美術館:10月20日(木)?23(日)【チケット】会期中すべての上映は無料 ※一部有料イベントあり。ホームページにて先着順で受け付け中【URL】http://shortshorts.org/2016/autumn/

格闘家イケメンファイル Vol.57 ワイルドキャット 竿本樹生(さおもと・たつき)

2016.09.26 Vol.675

 今年20歳になる竿本樹生は、総合格闘家になるために、和歌山県から上京。

「親が格闘技好きで、小学校2年生の時に、道場に連れて行かれたのがきっかけで格闘技を始めました。最初はレスリングとキックボクシングだけをやっていたんですけど、その2つをやっていたら、自然と総合格闘技に。テレビとかでも総合の試合を放送していましたし、最終的にはこれ(総合)をやるんだろうなって思っていました。親?そっちの道に行ってもちろん喜んでます(笑)。東京には去年の4月に来ました。プロになるためです。ここを選んだのは、父親がフェイスブックで調べて(笑)。宮田先生の弟子募集というのを見て、僕に“行ってこい”と。それで高校2年の夏休みに1回見学に来て、ここにお世話になることを決めました。宮田先生は、強いオーラがすごくて、怖かった(笑)。でも話をするとすごく優しいなと思いました。で、高校を卒業したら上京し、子どもたちにレスリングを教えながら、ジムの2階に住まわせてもらって、内弟子として練習をさせてもらってます」

 都会の誘惑にも負けず、練習に明け暮れる日々。

「ここ(埼玉県・三郷市)は誘惑がないので練習するにはいい環境です(笑)。と言っても、もともと遊びたいとかはあまりないので…。休みの日もDVDを借りて映画を見るか、寝るぐらいですし。同じジムで同級生の(坂巻)魁斗とはたまにご飯を食べに行ったり、ドライブしたり、秋葉原に行ったりしますが、自分自身は何も興味がないので、一緒に付いていくだけ(笑)。おしゃれにも全然興味ないし、こだわりもない。何にも考えてないんです(笑)」

 竿本が思う格闘技の魅力とは。

「ずっと殴られ続けて負けると思っても、いきなり関節技を仕掛けて逆転するなど、先が読めないところが面白い。パンチをやって勝てないなと思ったら、次はタックルに入ってとか、寝かせてとか、いっぱい選択肢がある。覚えることが多いので、それが楽しいです。レスリングだと、そのルールや技を覚えればいいけど、総合は技が通じないぞと思ったら、戦法を変えることでいろいろな倒し方ができる。それは試合中に組み立てるというより、体が勝手に動く感覚ですね」

 何も興味がないという竿本だが、女性のタイプはあるようで…。

「運動をしていて、髪が短くて、一緒にいて楽しい子がいいですね。普通ですけど(笑)。芸能人では広瀬すずとかが好きです。性格が。とりあえず、自分は早く結婚したいんです。子どもが欲しいので、25歳ぐらいまでにはと思っています。子どもは…格闘家にはしないですね(笑)。レスリングはやらせるかも知れないけど、キックボクシングはやらせない。だってやらせると格闘家になりたいと思うかもしれないし(笑)。ジムでもちびっこに指導していますが、小さな子に教えるのは楽しいですけど、大変ですね。言う事きかなくて(笑)。今のうちに格闘技の楽しさを教えたいと思う反面、自分の教えた子が殴られたりするのがいやなので、あまり格闘技はやってほしくない気持ちもあります。レスリングでオリンピックを目指すとかなら、いいですけど」

 9月28日には中国で行われる大会に出場する。

「試合が決まれば、勝ちに行くように練習しますが、試合がない時は何も考えてない。今は今月末に中国で試合が決まっているので、そこに向けてやっています。また、12月にも試合がありそうなので、中国での試合が終わったら、そこに向けて頑張るだけです。僕は、人を感動させるような試合はできない。なんとなくそう思う(笑)。それよりも、見た人が“うわーっ、すげー”って思うような試合を見せたいので。“あの体勢からそうくるか”みたいな、トリッキーな動きを見せて、楽しんでもらえれば。性格的にオラオラ系じゃないので、“何とかのカリスマ”みたいなのは無理(笑)。とりあえずは、格闘技で生活できるようになりたい。そして2年後の22歳ぐらいまでには、チャンピオンとか、ある程度日本のトップといわれる位置にいなきゃダメかなと。その段階で行けてないようでは、その先続けててもダメな気がする。若いうちに一気に行かないとトップに行くのは難しいんじゃないかな…。その先は、やはり海外とかも、できれば挑戦したいですね」

山田孝之 × 本郷奏多【SPECIAL INTERVIEW】

2016.09.26 Vol.675

 2010年に始まったテレビドラマ『闇金ウシジマくん Season1』から6年。山田孝之主演で絶大な人気を博すドラマシリーズがついにファイナルへのカウントダウン! 待望の映画第3作『Part3』で、山田演じる非合法な悪徳金融屋・ウシジマと出会う青年役には『進撃の巨人』など活躍目覚ましい本郷奏多。人生の一発逆転を狙う青年がハマっていく狂気のマネーゲームの行方は…。気になる最新作を山田&本郷が語る!

『溺れるナイフ』試写会に15組30名 

2016.09.26 Vol.675

【日時】10月26日(水) 18時30分?【会場】よみうりホール(有楽町)

MICHAELのライブが開催

2016.09.25 Vol.675

 MICHAEL(ミカエル)のライブ『MICHAEL LIVE 2016 第三章』の開催が決定! 伝説のロックバンドSOPHIAのボーカル松岡充がバンドを活動休止したのが2013年8月。その後、『MICHAEL』という名を掲げ、その時に表現したい形によってMICHAEL+αとメンバーを変えるアグレッジブな手法でパフォーマンスするというバンドを結成。今年はボーカルの松岡充とギターの豊田和貴によりライブが開催される。チケット発売情報は、ローチケHMVをチェック!

 

山谷花純「撮影後は達成感でいっぱいでした」

2016.09.25 Vol.675

「主演はいつかやりたいなと思っていましたが、10代のうちにそれが実現し、すごくうれしく思いますし、良かったなっていうのが率直な感想です」と映画『シンデレラゲーム』主演の山谷花純。

「この作品は、トップアイドルの座をかけた殺人サバイバルカードバトルを題材にしていて、アイドルとデスゲームという真逆の組み合わせが面白いなと思いました。それをどうお芝居にしようかと考えながら演じましたが、正直撮影はしんどかった。物語の世界の中で、役と一緒に傷つき苦しんだ数日間でした。その間は、山谷花純という事は忘れて、アイドル・灰谷沙奈として生きていたような気がします。ですから終了時は、達成感でいっぱいでした」

 無人島でのサバイバルゲーム。撮影は大変だったのでは?

「屋外だったので、スタッフさんが重い機材を抱えて獣道を歩いて移動するなど、大変そうでした。私自身はめちゃくちゃ虫に刺されたのと、睡魔との戦いが一番しんどかった。あとは、暑さ。冒頭の海辺に打ち上げられるシーンでは、砂浜に寝っ転がる予定が、暑すぎて火傷の心配があるということで、波打ち際に変更されました。そういう予想外の事で、撮影が順調にいかないことはありましたが、自然が相手なので仕方ないと割り切っていました」

 精神的にもハードな作品だったとか。

「一番最後のシーンは、肉体的にも精神的にもボロボロの状態で挑みました。でもその瞬間は、私と沙奈が確かに重なったシーンでもあります。沙奈の持っていた純朴さや弱さ、素朴さがなくなり、ある種の覚悟を決めた瞬間。それは芸能の世界に限らず、いろいろな人の人生の中にある。人に負けたくないもの、譲りたくないもの、いつか叶えたいものってきっと誰にでも存在すると思う。この映画を見て、そんな気持ちに共感し、作品を楽しんでいただけたらと思います

EXILE 究極のベストアルバム9.27発売!!

2016.09.25 Vol.675

国民的ダンス&ボーカルグループ、15年の歩みと進化が詰まった作品

 デビュー15周年のアニバーサリーを迎えるEXILEが9月27日、最新にして究極のベストアルバム『EXTREME BEST』をリリースする。アルバムのリリース日は、15年前にEXILEが、シングル『Your eyes only ~曖昧なぼくの輪郭(カタチ)~』でデビューした日。メンバーにとっても、彼らにエールを送り続けているファンにとっても、特別な日になりそうだ。

 EXILEがこの日にリリースする最新ベストアルバムは、彼らがこの15年間歩んできた道のりとその中で遂げてきた成長、そしてそこから未来までもが感じられる。第二章以降に再レコーディングを行った第一章時代のシングル曲から最新シングル『Joy-ride ~歓喜のドライブ~』までの45曲のシングル曲の音源と、EXILEがEXILEたることをストレートに伝えるミュージックビデオ(TAKAHIRO加入以降の全53作品)をコンパイルした構成は、これまで彼らを応援してきたファンはもちろん、ここを起点に彼らに興味を持つ、これからのファンに対してEXILEの魅力を伝える作品としては、パーフェクトな内容だ。
 知っている曲しかない内容には、EXILEのすごさを改めて確認させられる。聴けば自然と体がリズムを取り出してしまうどころか、振り付け通りに体が動き出すダンスナンバー『Choo Choo TRAIN』『I Wish For You』や『Rising Sun』はもちろん、『ただ…逢いたくて』『Lovers Again』『Ti Amo』『あなたへ』など、心を絞られる感覚になる珠玉のラブバラードやミディアムナンバーからは、リリック面での要として重要なポジションを担ってきたボーカルATSUSHIとTAKAHIROが、エモーショナルかつ繊細、時にはエネルギッシュに、それぞれの曲に向かい合ってきたことも感じられる。

 彼らが15年間、それよりも長い時間をかけて、追求し続けている独自のエンターテインメントの形も、なんとなくではあるものの感じられてくる作品。自然とワクワクして元気にもなってくる。EXILEはきっと、これからもずっと私たちをワクワクドキドキさせてくれそうだ。 

真実の奇跡は“その後”に明かされた…! 映画『ハドソン川の奇跡』

2016.09.25 Vol.675

 巨匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎えて描く最新作は、世界を感動させたあの奇跡の知られざる物語! トム演じる機長“サリー”とともに、難局に立ち向かった副機長を好演するのは『ダークナイト』シリーズのアーロン・エッカート。来日インタビューで明かした、アーロンの“極限体験”とは!?

THL編集部オススメMOVIE『白い帽子の女』

2016.09.25 Vol.675

 1970年代。南フランスにヴァカンスで訪れた、アメリカ人の小説家ローランドとその妻ヴァネッサ。ある不幸を経験し心が離れてしまった2人は若いカップルと知り合い…。

監督:アンジェリーナ・ジョリー・ピット 出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー・ピット他/2時間2分 /ビターズ・エンド、パルコ配給/シネスイッチ銀座他にて公開中  http://www.shiroiboushi.jp/

映画と舞台が同時期公開! それぞれの勇姿を焼きつけろ!『真田十勇士』

2016.09.25 Vol.675

 天下の名将と名高い真田幸村が、実は腰抜けの武将であった…という大胆な発想で語られる、まったく新しい『真田十勇士』! 映画監督・堤幸彦による演出、マキノノゾミによる脚本で舞台化された物語が、同じタッグで超ド級のエンターテインメントとして映画化。

 腰抜けの幸村を名将に仕立て上げようと奔走する猿飛佐助役には中村勘九郎。才覚にあふれ機転を生かし、あの手この手で幸村を補佐していく中心的人物を、見事な存在感で演じ切る。十勇士の1人、容姿端麗でクールな天才忍者・霧隠才蔵役に松坂桃李。彼らの幼なじみでありながらもその命を狙うくノ一・火垂役に、本格時代劇初挑戦となる大島優子。本作ではくノ一としてのアクションも光る。実は腰抜けの真田幸村には加藤雅也。

 本作は舞台作品と同時期での公開となるのも注目のポイント。映画版では、よりクローズアップされる役者たちの表情や、スクリーンいっぱいに広がる大合戦、作り込まれたロケセット、衣装などをじっくり堪能したいところ。舞台版と劇場版、両方それぞれのスペクタクル感を楽しむのもオススメだ。

 実は顔と運だけで名声を得てしまった幸村を英雄に仕立て上げるため、奮闘する佐助と仲間たち。そしてついに迎えた大合戦で、彼らが仕掛けた大逆転劇とは…?

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