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前K-1王者の軍司泰斗が元ラジャ王者を相手にOFG戦に初挑戦。将来的なONEムエタイへの参戦もアピール【KNOCK OUT】

2025.05.13 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がKNOCK OUTに初参戦し、オープンフィンガーグローブ(OFG)で戦うKNOCK OUT-REDルールでタイのペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦することが5月13日に発表された。

 KNOCK OUTはこの日、都内で「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第2弾対戦カード発表会見を開催。ここで軍司の参戦が発表された。

 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。

 軍司はその後、試合をしないまま4月30日付でK-1との契約が円満に満了となったことが発表され、その動向が注目されていた。

 軍司は「K-1を辞めて、僕の第2章はオープンフィンガーのムエタイだと思っている。その中でKNOCK OUTさんからオファーをいただいて、出ることになった。しかも現役のムエタイの元王者を当ててくれたことにすごい感謝をしている。8か月ぶりの試合でどうなるか分からないが、しっかり倒して勝つ」と決意を述べた。

UNLIMITEDルール初代王座をかけて栗秋祥悟とRIZINファイターの倉本一真が対戦。究極の「打撃vs投げ」は必至【KNOCK OUT】

2025.05.13 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが5月12日、都内で会見を開き6月に開催されるビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第2弾対戦カードを発表した。

 2023年からスタートした「KNOCK OUT-UNLIMITEDルール」初の王座が設立され、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の栗秋祥悟()とRIZINファイターの倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)の間で王座決定戦が行われることとなった。階級はスーパーフェザー級。

 UNLIMITEDルールはオープンフィンガーグローブを使用し、投げあり、立った状態はもちろん、お互いが寝た状態、片方が立っていて片方が寝ている状態など全ての状況において打撃が認められる「究極の打撃格闘技ルール」。サッカーボールキック、踏みつけ、パウンドもありでいわばMMAから関節技と絞めを除いたルール。

 栗秋は通常のキックボクシングルールで試合をする一方で、昨年6月の代々木大会でMMAファイターの中村優作を相手にUNLIMITEDルールで試合を行い1RでKO勝ち。10月にチュームーシーフーを破りBLACKフェザー級王座を獲得するも、UNLIMITEDルールの魅力に取りつかれ、12月の横浜大会ではカルロス・モタと対戦するも判定負けを喫し、同ルールでは2戦1勝1敗となっている。年が明けてからもMMAの練習に励み、UNLIMITEDルール王座の設立をアピールしていた。

年末の大会を沸かせた壱・センチャイジムvs森岡悠樹の再戦がタイトル戦で実現。OFG戦で前回以上の激闘は必至【KNOCK OUT】

2025.05.13 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが5月12日、都内で会見を開き6月に開催されるビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第2弾対戦カードを発表した。

 この日は3つのタイトル戦が発表され、既報のカードと合わせ今大会では5つのタイトル戦が行われることとなった。

 第1弾カード発表会見では予定とされていた王者・壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)に森岡悠樹(北流会君津ジム)が挑戦するKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチが正式決定した。

 2人は昨年末に行われた「KICKBOXING JAPAN CUP」55kgトーナメント」の決勝で対戦し、壮絶な打ち合いを展開したうえで森岡がKO勝ちを収め“ヒジあり-55kg日本一”の称号を得た。

 今年4月の後楽園大会ではBLACKルールで森岡がKNOCK OUT-REDバンタム級王者の乙津陸に1RKO勝ちを収めると試合後のマイクの最中に壱がリングイン。壱が自身の持つKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座をかけての再戦をアピールすると、森岡はまさかのBLACKルールでの再戦を逆提案。これを壱がのんで2人の間では勝手に6月大会でのBLACKルールでの再戦が決まっていたのだが、最終的にはREDスーパーバンタム級のタイトル戦に落ち着いた。

“平成のプロレス仕掛け人”永島勝司さんを偲ぶ「追悼屋上プロレス」を5・24池袋で開催

2025.05.12 Vol.Web Original

 今年2月にこの世を去った“平成のプロレス仕掛け人”永島勝司さんの「追悼プロレス」が5月24日に行われることが発表された。

 永島さんは東京スポーツの運動部記者、整理部長として活躍後、新日本プロレスに入社。故アントニオ猪木さんの右腕として1995年に北朝鮮で行われた「平和の祭典」や「UWFインターナショナル対抗戦」「日米ソ三国対抗マッチ」「アントニオ猪木引退試合」といったさまざまなイベントを仕掛け“平成のプロレス仕掛人”として名を馳せた。

 新日退社後は長州力とWJを旗揚げし、WJの活動休止後には内外タイムス編集長を経て、2016年から今年2月に亡くなるまでバトル・ニュースで編集長を務めた。

 今回の追悼プロレスはバトルニュースが主催し、運営では生前、永島さんと懇意にしていたDDTプロレスリングが協力。池袋駅直上にあるヨドバシHD池袋ビル(西武池袋本店)9階屋上でプロレスの試合とトークショーを行う。

初の名古屋大会で地元の大﨑一貴が世界5冠王にKO勝ちで世界王座を獲得「お母さんのためにベルトを獲ると決めていた」【RISE】

2025.05.12 Vol.Web Original

 RISEの初の名古屋大会「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」が5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館で行われた。

 メインイベントでは地元・名古屋出身の大﨑一貴(OISHI GYM)が「初代RISE世界スーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」でコーリー・ニコルソン(オーストラリア/ Ironfist Gym)と対戦。5RでレフェリーストップによるTKO勝ちを収め、悲願の世界王座を獲得した。

 ニコルソンは昨年は3月にKO勝利でWBCムエタイ世界スーパー・バンタム級王座を獲得すると、10月には右ストレートでKO勝利をおさめISKAムエタイ世界タイトルを奪還。そのほかにもWBCムエタイ世界バンタム級、WKBF世界52.5kg級、WKBF世界54.5kg級王座の獲得歴がある世界5冠王。プロ戦績は18戦17勝1敗の強豪だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。大﨑は左ジャブ、右ロー。ニコルソンに左右のローを返す。ニコルソンは左ジャブを連打。そこに大﨑はワンツー。ニコルソンは右ロー、左ジャブ、大﨑は一気に詰めてパンチの連打で下がらせる。ニコルソンはガードを固めしのぐと、左ジャブ、右ロー、ワンツー。大﨑は右カーフ。ニコルソンは左ジャブ、ヒザ。大﨑は圧をかけて左フック。ニコルソンがパンチを連打も大﨑はきっちりガード。コーナーに詰めて左フック、右ストレート。ニコルソンは左に回って回避。ニコルソンは左フック、右ロー、左ミドル。大﨑は詰めて左フック、右ストレート。オープンスコアはジャッジ3者とも10-9で大﨑。

宮本芽依がダウンを奪われながらも延長の末、小林愛理奈に逆転勝ちで王座獲得。山本美憂も涙【RISE】

2025.05.12 Vol.Web Original

 RISEの初の名古屋大会「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」が5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館で行われた。

 セミファイナルで行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」で挑戦者の宮本芽依(KRAZY BEE/同級1位)が延長にもつれ込む激闘の末、王者・小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)を破り、第4代王座に就いた。小林は初防衛に失敗した。

 小林は前戦では2階級制覇を目指し1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コムに挑むも判定負け。今回は再起戦でもあった。宮本はアマチュアボクシングで培ったテクニックを武器にデビュー以来、5戦5勝でこの日のタイトル挑戦にこぎつけた。

42歳の城戸康裕が熟練のテクで22歳の挑戦者を返り討ち。勝利に涙し「去年の夏から人生で一番きつい試練を食らっていた」と吐露【SPACE ONE×BOM】

2025.05.12 Vol.Web Original

 中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai」がタッグを組んでのイベント「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)のメインイベントでSPACE ONE初代ライト級世界王者・城戸康裕(谷山ジム)がワン・カイフォン(中国)を破り、初防衛を果たした。

 城戸は昨年5月に香港で行われた「SPACE ONE」で王座を獲得。しかし昨年11月に中国で開催された「SPACE ONE 4・佛山大会」のメインイベントでワンに右バックハンドブローでKO負けを喫し、今回はリベンジマッチでもあった。

 城戸は現在42歳、一方、ワンは22歳で実に20歳差の年の差マッチだった。

吉成名高が3度目のOFGマッチで1RKO勝ち「純ムエタイがONEでも世界でも通用することを見せたい」【SPACE ONE×BOM】

2025.05.12 Vol.Web Original

 ラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)で3度目のオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に臨み、1Rに3つのダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 この日の大会は中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai」がタッグを組んでのもの。名高はチョークディー・ペッセーントーン(タイ)と対戦した。チョークディーは2008年生まれの16歳にして60戦48勝10敗2分の戦績を誇るファイター。これまでヤソートーン県アマチュアムエタイ、東北地方青少年アマチュアムエタイ大会の2つのタイトルを獲得している。

元K-1王者の黒田斗真が貫録の1RKO勝ち。「名高選手はムエタイ。僕はキックで」ONE Championship参戦&王座獲得を目標に【SPACE ONE×BOM】

2025.05.12 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(フリー)が「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)で約1年5カ月ぶりの復帰戦に臨み、1RでKO勝ちを収め、その実力を見せつけた。

 黒田は2023年12月の「K-1 ReBIRTH.2」で行われたバンタム級タイトルマッチで石井一成を破り初防衛に成功するも、この試合を最後に戦線から離れ、4月14日に行われた今大会のカード発表会見にK-1との契約が残っている状態で出席。強行突破という形での大会参戦であることを口にしていた。その後、K-1と黒田側で話し合いが行われ、大会前日の10日にK-1から黒田との契約が双方の合意により満了となったことが発表された。

 晴れて自由の身となった黒田はこの日、シワラット・ウォー リンティダ(タイ)と対戦。シワラットは2024年9月の「BOM 47」で竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)とWBCムエタイ世界フライ級王座決定戦を争った選手。

新井丈がケガで欠場。関口祐冬との世界フライ級王座統一戦が中止に。そして皇治が修斗に接触!?【5・18修斗】

2025.05.11 Vol.Web Original

 修斗が5月18日に開催する東京・ニューピアホール大会の欠場選手とそれに伴い中止となる試合を発表した。

 今大会は昼夜の2部制で開催の予定だったのだが、第2部のメインに予定していた世界フライ級王座統一戦「新井丈(正規王者/和術慧舟會HEARTS)vs関口祐冬(暫定王者/修斗GYM東京)」の一戦は新井が右ハムストリングス損傷、及び、右ハムストリングス内血腫のため欠場することになり試合が中止となった。

 また第1部のメインに予定されていた世界ウェルター級暫定王者決定戦「墨吉涼太(同級環太平洋王者・世界1位/誠流会館)vs住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)」の一戦は墨吉が右ヒザ前十字靭帯損傷のため欠場することになり、こちらも中止となった。

 修斗は11日のリリースで「今回の負傷欠場を受け、対戦相手の変更等あらゆる措置を講じましたが、実現に至らず、やむなく中止する事となりました。この試合を楽しみにされていたファンの皆様には心よりお詫び申し上げます」とお詫び。メインの試合の中止に伴い、チケットの払い戻しを行うという。

“復活”樋口和貞が「KING OF DDT」2回戦で正田壮史を粉砕し準決勝で上野勇希と対戦「一つひとつ集中して戦います」【DDT】

2025.05.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEでシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」2回戦を開催した。首の故障から復帰した樋口和貞がD GENERATIONSの正田壮史を粉砕。5・25後楽園での準決勝では上野勇希と対戦することが決まった。
 
 復活を期す樋口がチョップを叩き込めば、正田はミドルキックを繰り出し、その応酬に。樋口がチョップ連打で追い込むと、正田はキック連発で応戦。正田が飛びヒザに来たところを樋口がラリアットで迎撃し、さらにラリアットを叩き込む。再び、樋口のチョップと正田のミドルキックの打ち合いとなったが、樋口が強烈なショートレンジ・ラリアットをぶち込んで勝負を決めた。

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