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魁斗が前王者の梅井泰成を破り門口佳佑の持つ王座への挑戦をアピール【RISE165】

2023.02.23 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで前フェザー級王者の梅井泰成(Mouton)が魁斗(立志會館)を相手に再起戦に臨むも、0-2の判定で敗れ2連敗となった。現在ランキング3位の魁斗は試合後のマイクで王座挑戦をアピールした。

 梅井は昨年3月に行われた「第4代フェザー級(-57.5kg)王座決定戦」で平野凌我に勝利を収め王座を獲得も、8月の初防衛戦で門口佳佑に敗れ王座を明け渡していた。

 対する魁斗は“西の天才”と評されるテクニシャンで2021年7月には現王者の門口にも勝利を収めており、今後のタイトル戦線を占う一戦でもあった。

大﨑孔稀vs寺山遼冴の次代のホープ対決は大﨑のローブローで寺山が試合続行不可能となりドロー【RISE165】

2023.02.23 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで大﨑孔稀(OISHI GYM)と寺山遼冴(フリー)が対戦した。大﨑は23歳、寺山は19歳と今後のRISEを背負うであろう2人の対戦だったが、大﨑のローブローを受けた寺山が試合続行不可能となり、そこまでの判定が行われたうえでドローとなった。

 大﨑は2019年からRISEに参戦。初戦こそ政所仁に判定負けを喫したものの、その後、着実に白星を重ね、2021年に行われた「DEAD OR ALIVE−53kgトーナメント」ではリザーブマッチからの繰り上がりながら準決勝出場の権利を得る。志朗と対戦予定だったのだが規定体重をクリアできず失格。復帰にあたり階級を上げ、3連勝と再起を果たし昨年10月には“幻の準決勝”志朗戦を実現させるも返り討ちに。12月には当時SB日本スーパーバンタム級王者だった植山征紀を破っている。

王者・直樹に中村寛が挑戦。イス投げ挑戦アピールで遺恨発生の2人の対戦がついに実現【RISE167】

2023.02.23 Vol.Web Original

「RISE167」(4月21日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードが2月23日発表された。ライト級(−63kg)王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が同級3位の中村寛(BK GYM)を相手に初防衛戦に臨む。

 直樹は2021年1月に行われた「第7代ライト級王座決定戦」で秀樹を破り王座を獲得。その後、白鳥大珠との再戦や海外の強豪との再戦、階級が上の山田洸誓との対戦といったカードが続いていたことからなかなか防衛戦を行うことができない状況となっていた。

 直樹が王座獲得後の初戦となった2021年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(神奈川・ぴあアリーナMM)の白鳥戦後にマイクを握り他団体への出撃をアピールしていたところに、中村がリング下からイスを投げ入れたうえでリングに上がり王座挑戦をアピールするという暴挙をはたらき、2人の間に遺恨が発生していた。

 当時、中村はRISEのリングで結果が出ておらずランキングも下位だったことから、タイトル戦もワンマッチでの対戦も実現せず。しかしその後、結果を残しランキングも上位に押し上げ今回のタイトル戦を実現させた。

 2人はこの日行われたRISEの20周年記念大会「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」のリングに登場。

 中村は「意気込みは何もない。試合が決まったんでやるだけ」、直樹は「今日は過去の王者やレジェンドがたくさん来ているが王者としてこのリングに立てることを誇りに思っている。必ず防衛する」とそれぞれコメント。

 その後のフォトセッションでは直樹より前に立とうとする中村に直樹が怪訝そうな表情を見せた。

KO勝ちの数島大陸が「誰がタイトルマッチにふさわしいかしっかり考えてほしい」と王者・田丸辰への挑戦をアピール【RISE165】

2023.02.23 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)で数島大陸(及川道場)がPRANDAM BRAVELY(BRAVELY GYM)を2RKOで破り再起を果たした。返す刀でフライ級王座挑戦をアピールした。

 数島は昨年10月に行われた「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で田丸辰(TRY HARD GYM)と対戦するも0-3の判定で敗れ、王座奪取を逃していた。今回はそれ以来の再起戦で大分在住のタイ人ファイター、PRANDAMと初の外国人選手との対戦となった。

 1R、数島はサウスポー、PRANDAMはオーソドックス。PRANDAMは右ミドル、右ロー。数島は左ミドル、前蹴りを返す。数島が前に出るところにPRANDAMが右ハイも数島はしっかりガード。数島の左ストレートにぐらつくPRANDAM。数島が距離を詰めて左ストレート、左アッパー、左ボディーと多彩なパンチでPRANDAMを翻弄。PRANDAMの右ハイはスウェーでかわす数島。

瑞希がパートナー坂崎ユカから涙のプリプリ王座獲り宣言「ベルトをユカッチから獲るのは瑞希じゃないと」【東京女子プロレス】

2023.02.23 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが2月22日、「GRAND PRINCESS ’23」(3月18日、東京・有明コロシアム)に向け、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)のタッグパートナー坂崎ユカが保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む瑞希が涙で王座獲りを宣言した。

 瑞希はイッテンヨン(1月4日)、東京・後楽園ホールでの次期挑戦者決定バトルロイヤルを制して挑戦権を奪取。同日、坂崎は山下実優を破り同王座を防衛し、2人によるタイトル戦が決まった。両者がシングル戦で対戦するのは、2020年11月7日、TOKYO DOME CITY HALLでの同王座戦以来、2年5カ月ぶりとなる。

 瑞希は「バトルロイヤルで勝ちを取ったんですけど。その時点でユカッチが(山下に)勝つ可能性もあるなかで、私はユカッチの勝ちを信じてたし。迷いもちょっとあったんですけど、どっちが楽しいんだろう。どっちがワクワクするんだろうって思ったとき、気付いたら必死で勝ちを取りにいってて。ユカッチと戦えることで、複雑な気持ちになってるけど、やっぱりどこかでワクワクしてる自分もいるんだなって思いました。ユカッチのことをすごく尊敬してて、瑞希の可能性をすごく広げてくれて。私もユカッチみたいになりたいって思ったし、東京女子を背負う覚悟もずっと持ってて。みんなに新しい世界を見せてあげられるって思ってるので。今回は心を強く持って。大好きな東京女子、たくさんのキラキラがあるんで。ベルトをユカッチから獲るのは、やっぱり瑞希じゃないとって欲張りに思うので、獲りにいきたいと思います」と涙ながらにベルト獲りを誓った。

アジャコングが3・18有明で一騎打ちのSKE48荒井優希に「全力で潰しにいきます」と非情通告【東京女子プロレス】

2023.02.23 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが2月22日、「GRAND PRINCESS ’23」(3月18日、東京・有明コロシアム)に向け記者会見を行い、SKE48荒井優希との一騎打ちに臨む女子プロレス界の“レジェンド”アジャコングが非情通告を突きつけた。
 
 両者は2021年10月9日、東京・大田区総合体育館でのタッグマッチ(渡辺未詩、荒井組vsアジャ、宮本もか組)で初対戦し、アジャがデビュー半年の荒井に完勝。先の2月18日、名古屋国際会議場イベントホール大会では、1年5カ月ぶりにタッグ戦(山下実優、荒井組vsアジャ、宮本組)で対戦し、荒井組が勝利したが、荒井はアジャに完封される形となった。有明大会では3度目の対戦で初のシングル戦となる。
 
 荒井は「1年半前に戦わせていただいた試合が、大きなターニングポイントというか、プロレスをもっと知りたいとか続けたいとか、いろんな気持ちになった試合で。そういう気持ちを与えてくださったのがアジャさん。そんなアジャさんとシングルができるということで、やりたくてできることじゃないなって思うので、うれしく思ってます。名古屋で久しぶりに試合させていただいて、自分なりにできることをやって進んできたつもりではあるんですけど、まだまだ届かないと自分でも思ってて。Finally(カカト落とし)とかも全然出せなくて。シングルだと大丈夫かな?って思われるかもしれないんですけど、逃げるつもりもないし。まだ1カ月くらいあるので、自分らしく頑張ってみて。私のプロレス人生を振り返ったとき“その試合すごいよかった”って思えるくらい、自分にとっても、アジャさんにとっても、インパクトのある試合にしたいなって思います」と意欲。
 
 アジャは「荒井選手がプロレスを始めて5カ月くらいのときに初対戦しまして。そのときも“アイドルと対戦するのはどうですか?”と散々言われたんですけど。私にとっては、リングに上がって対峙した人はみんなプロレスラーなので。今回はシングルでやることになりまして。世間のクローズアップの仕方は“怪物アジャコングがアイドルレスラーをどうやって痛めつけるか”…それが世間に届く一番簡単な方法であるかなと思うんですけど。そう思ってる方は、ぜひ会場に足を運んでいただくなり、WRESTLE UNIVERSEの生中継もあるので、きちんと自分の目で、いかに自分の認識が間違っているかを確かめていただきたいなと思います。私は軽い気持ちで荒井選手と対峙しているわけではなく、いつやられるか分からない危機感を持ちながらリングに上がっておりますので。名古屋で当たったときもそうです。やられたら困るから、対戦が決まった時点から対策を考えていた。この1カ月の間にシングルに対する対策はいろいろ考えますし、新たな対策も考えるでしょう。たくさんいろんなことを考えたうえで対峙して、きちんと対プロレスラー同士としてプロレスの試合をお見せして。きっちり私が勝ちたいなと。負けたくないから対策しますってところが一番です」と意気込んだ。

“苦節17年”間下隼人が悲願のレジェンド王座を獲得。「つらいこととか多かった。でも俺は逃げなかったし辞めなかった」【ストロングスタイルプロレス】

2023.02.23 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「レジェンド選手権試合」で挑戦者の間下隼人(ストロングスタイルプロレス)が王者・真霜拳號(2AW)にタイガースープレックスホールドで勝利を収め、苦節17年にしてついに悲願のレジェンド王座を獲得した。真霜は3度目の防衛に失敗した。

 真霜は昨年8月に間下の兄弟子であるスーパー・タイガーを破り、王座を獲得。10月には間下が王座奪還を目指し2AWに乗り込むも返り討ちに遭っていた。それでも間下は12月大会で真霜が2度目の防衛を果たした際にスーパー・タイガーを制し、次の挑戦者に名乗り。しかし年が明け1月21日の「ワールド女子プロレス・ディアナ」の川崎大会で行われた前哨戦の6人タッグ戦では直接ギブアップ負けを喫するなど崖っぷちに追い込まれ、この日を迎えていた。

ウナギ・サヤカが「お前の全てを丸裸にしてやる」とタイガー・クイーンに改めて宣戦布告。クイーンは本間多恵と共闘へ【ストロングスタイルプロレス】

2023.02.23 Vol.Web Original

3WAYマッチはタイガー・クイーンが勝利

「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)で“女性版タイガーマスク”タイガー・クイーン(ストロングスタイルプロレス)を中心とする女子戦線が大きく動いた。

 この日のセミファイナルではクイーンが初の3WAYマッチに臨み、初参戦となるウナギ・サヤカ、2度目の参戦となる本間多恵(フリー)と対戦した。

 クイーンとウナギは昨年10月のディアナ後楽園大会で行われた8人タッグで対戦し、短時間ではあったが手を合わせている。そしてカード発表会見にはビデオメッセージを送る形で参加したウナギは「タイガー・クイーン、お前を査定してやるよ」とクイーンに宣戦布告していた。

 試合前、クイーンと本間が握手を交わすがウナギは応じず。この2対1の構図になるかと思われたが、ゴングが鳴るとウナギは一転、本間に「こいつを倒そう!」と共闘を呼び掛けるがすぐに裏切り、クイーンとウナギの一騎打ちの展開に。しかしリングに戻った本間がカットすると今度は本間とクイーンが対戦。続いて、ウナギとクイーンが共闘するかと思いきや、ウナギがクイーンの胸を突く。

佐山サトルが体調不良で会場入りできず。平井代表が声を詰まらせファンに謝罪【ストロングスタイルプロレス】

2023.02.22 Vol.Web Original

「初代タイガーマスク佐山サトル ストロングスタイルプロレス Vol.21」(2月22日、東京・後楽園ホール)のリング上で挨拶をする予定だった佐山サトルが体調不良で急きょ挨拶を取りやめ、会場を後にするという事態が起こった。

 佐山は2020年に「パーキンソン病に近い状態」であることが発表されている。歩行困難な状態ではありながら、会場で挨拶する際には自らの足でリングに上がっていた。

 この日は大会開始直前になって体調不良を訴え、同団体の平井丈雅代表ら関係者の協議のうえ、挨拶は行わず帰途につくことになったという。

 平井代表は試合開始前にリングに上がると「皆様にお詫びしなければいけないことがあります。佐山サトル、先ほどまで会場の近くで“皆様にご挨拶をさせていただきたい、皆様にお会いしたい”ということで待機していましたが。皆さんご存じの通り、今、佐山サトルは病気と闘っております。日によって体調がいい時、喋ることもできないくらい体調が悪い時、その繰り返しであります。しかしストロングスタイルの大会の日はどんなことをしてでもこのマットに一瞬でも立ち、皆様にご挨拶をしたいという気持ちで先ほどもいたんですが、どうしてもこの会場に入ることができず、先ほど会場を後にしました。また元気な姿で皆様にご挨拶するために、今日は新間会長、後援会会長とお話をして帰途についていただきました。必ず、次、皆様の前に佐山サトルは立ちます」と時折、声を詰まらせながら会場のファンに報告し、謝罪した。

競歩 日本選手権 『脚』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2023.02.22 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

2・26後楽園でKO-Dタッグ挑戦の坂口征夫がチーム煩悩大社長に必勝指令。若手リーグ戦で決勝争う高鹿佑也と正田壮史はともに優勝宣言【DDT】

2023.02.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月20日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行い、26日の東京・後楽園ホール大会でKO-Dタッグ王座に挑戦する坂口征夫、町田光が登壇した。

 同王座を巡っては、2・23バーレスク東京での路上プロレスで王者=MAO&勝俣瞬馬(しゅんまお)vs挑戦者=高木三四郎&阿部史典(チーム煩悩大社長)の選手権戦が組まれており、その勝者組に坂口組が挑む。そのため、坂口&町田は王者が定まっていない状況での会見となった。

 坂口は「町田の熱意とイラプション・メンバーの理解もあって、KO-Dタッグに挑戦できる機会を与えてもらって、現状どっちのチームが来るか分からないんですけど。現チャンピオンは強くて凄いことやって“僕たちを見て”っていうチーム。あとはボス(高木)と阿部の変態だかなんだか分かんないチーム。どっちが来ても、俺と町田がやることは変わらないんで。ただヤルだけ。自分が入って来た時のDDTで、かつて(キックの)タノムサク鳥羽、佐藤光留が猛威を奮っていたように、俺と町田も同じようにやっていくつもり。仮に現チャンピオンがチャンピオンとして来たら、絶対セーブしない。俺たちは人を倒すために、ずーっと時間を費やしてきた人間なんで。どちらかというと、ボスと阿部のチームのほうが、まだ昔のDDTのようにスイングしていくのかな。この場を借りてエールを送っておきます。ボス、阿部、ベルト獲れよ!」とチーム煩悩大社長の王座奪取を要望した。パートナーの町田は「僕は2・11横浜でMAO選手と向かい合ったときに、彼の強さを凄く感じた。あと阿部さんも絶対強いって思う。どっちが来ても僕は全力で戦うだけなので、どっちが来ても僕はいいです。どっちでも倒したいと思います」と話した。

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