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女子ラグビー鈴木実沙紀「2020年は女子ラグビーにとって大きな一年」

2019.12.11 Vol.Web Original

 高級ベッドブランド「Sealy(シーリー)」の新商品発表会が11日に都内で行われ、ラグビー女子日本代表メンバーの鈴木実沙紀が登場した。11月に欧州遠征を終えたばかりの鈴木は「15人制の日本代表チームが今年の1月から発足して、7月のオーストラリア遠征では望むような結果が出なかったんですけど、今回の欧州遠征でイタリアに引き分けとスコットランドに勝利して、少しずつ私たちのやってきたことが形になって“勝利”という形で帰国できたことは大きなもの」と手応えを語った。

 ラグビーW杯の感想を聞かれると「どんどんラグビー熱が上がっていって、ラグビーを知らない友人などから『ラグビーのルールを教えて』とか『日本代表の○○選手のプレーがすごい』とか『海外選手の○○選手が好きなんだ』という話を聞けて、ラグビーが日本で盛り上がってうれしい気持ちいっぱいのW杯でした」と笑顔に。ベストゲームに日本代表 対 スコットランド代表の試合を挙げ、「相手チームも決勝トーナメントがかかった試合。日本代表は分析されてしまったり開催国で勝たなければというプレッシャーがあったりした中で、最初の選手や試合に出られない選手、控えの選手のパワーが“ワンチーム”になった試合ですごく印象的でした」。欧州遠征前のミーティングでもラスト10分の試合映像を見たそうで「『男子選手はこれだけ厳しい状況を乗り越えたんだよ』と気合いを入れられて。私たちもその映像を見て『こういうふうに日本人は勝っていくんだ』ということを感じました」とエピソードを披露した。

シェルバコワの情熱【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.12.11 Vol.WEB Oliginal

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

髙田延彦「ケイプ戦は海にとってそんなにイージーな試合じゃない」【12・31 RIZIN】

2019.12.10 Vol.Web Original

ベラトールとの協調によって生まれるプラスアルファに期待

 格闘技イベント「RIZIN」の解説を務める元総合格闘家の髙田延彦が12月10日、都内で取材に応じ年末に開催されるビッグイベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)と「RIZIN.20」(12月31日、同)の2大会の見どころについて語った。

 これまでRIZINの年末は常に2大会開催されていたのだが、今年の特徴は29日の大会がベラトールというUFCに次ぐ規模を持つ米格闘技団体のブランドで行われること、そして2大会を通じて、対抗戦やRIZINの選手によるカードを29日大会に提供するなど、団体間で選手の交流が行われるということが挙げられる。

 髙田もこの点については「ベラトールは黒船ではあるが決して日本のマーケットを乗っ取りに来たわけではない。RIZINと手を組み、協調して、それぞれが魂を注いだイベントの競演になる。エキサイティングな気持ち」と歓迎。そして「これによって誰が一番得をするのかというと、日本でそれを目の当たりにできるファン。そして交流戦やタイトルマッチを含めて、選手にとってはいろいろとチャンスが広がっていくのではないかと思う。すでに堀口恭司選手が両団体に上がっているが、RIZINの選手がベラトールに、ベラトールの選手がRIZINに、という刺激的な場面をこれからさらに増やしていって、イベントや選手の底上げをしていきたいと思っている。そういう意味では例年とは違うエキサイティングな年末になる。それに29日は金網、31日はリングとビジュアル面だけでも心躍るものになる。それは見る側もそうだが、その中で戦う選手たちが“自分の未来を自分で変えていける”ということを実感してリングに向かっていくと思うと、今までとは刺激が違うのではないかと思っている」などと、ベラトールとの協調によって生まれるさまざまなプラスアルファに期待した。

髙田延彦が「朝倉海vs那須川天心」実現に大きなハードルを指摘

2019.12.10 Vol.Web Original

昨年の堀口vs天心戦を踏まえ個人の見解示す

 元総合格闘家でRIZINの解説を務める髙田延彦が12月10日、朝倉海と那須川天心の対戦について「個人の見解」としたうえで「ルール問題」が大きなハードルになると話した。

 髙田はこの日、都内で取材に応じ年末に開催されるビッグイベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)と「RIZIN.20」(12月31日、同)の2大会の見どころについて語った。

 海vs天心戦は今年の夏に海が堀口恭司を破った後、そして大晦日の試合を堀口が欠場するニュースが流れた時に「海vs天心」を待望する声がSNS上でも上がったのだが、このカードの実現については髙田は「去年の9月に堀口選手がキックルールで天心選手に挑んだ。あれは一瞬、我々も有頂天になってしまって、堀口選手の男気に乗っかった感じになったが、本当はああいう試合はやるべきではなかったなと思う。ルールが片方のルールに偏ってしまっていた。この2人を戦わせるにしても、ああいう偏った戦いはやらせるべきではない」などと堀口vs天心戦を行ったうえでの反省点を挙げ「もし百歩譲ってやってもらうのであれば、極力、平等に近いルールで両方が戦えるような、そういう環境をイベント側が責任を持って作らなければいけない」などと実現に向けてはルール問題がハードルになるという個人としての見解を示した。

 また堀口戦が流れた後に海が「カードに穴が開いたのであれば、僕は何でもやります。やれることがあれば言ってください。なんでも受けます」とRIZIN側に言ってきたことを明かし「堀口vs海戦がなくなって一番ショック受けたのは海選手であり、堀口選手。それなのに自分がショックであれば、見るファンも同じくらいショックを受けているのではないかと思って、そういう意思を伝えてくれたんだと思う。ものすごいRIZIN愛を感じた。この場を借りて、本当にありがとうと言いたい。もう気持ちはケイプ戦にしっかりアジャストしていると思う。ケイプも潰しに来るし、それを受ける海も潰しに行く。大晦日の海の一挙手一投足から目が離せない。心の底まで感じたいという気はする」などと話した。

バティスタとnWoが2020年WWE殿堂入り【WWE】

2019.12.10 Vol.Web Original

米国現地時間4月2日に「WWEホール・オブ・フェーム2020」

 WWEは12月9日(米国現地時間)、バティスタとnWoの2020年WWE名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りを発表した。2020年度の殿堂者としては初の発表となった。

 バティスタは“野獣”“ジ・アニマル”と呼ばれてジョン・シナ、トリプルH、アンダーテイカーなどWWEの歴史に残るスーパースターたちのライバルとして活躍し、リック・フレアー、トリプルH、ランディ・オートンと共に改革派のエボリューションのメンバーとしても活躍した。昨年4月のレッスルマニア35ではトリプルHとノー・ホールズ・バード戦で激突し、試合後には引退を表明。バティスタはWWEのリング、そしてハリウッドでも成功を収めた。

 nWo(ニュー・ワールド・オーダー)はハルク・ホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュ、ショーン・ウォルトマンが率いた革新的で物議を醸し出したグループ。世界中のファンを魅了し、そのムーブメントは日本にも波及。WCWのスティング、ダイヤモンド・ダラス・ペイジ、レックス・ルーガーなどのライバルとして活躍した。

 nWoの殿堂入りにより、4人のメンバー全員が2回目のWWE殿堂入りを果たすことになる。

 殿堂入りセレモニー「WWEホール・オブ・フェーム2020」は、米国現地時間4月2日にフロリダ州タンパベイのアマリー・アリーナで行われ、その模様は日本時間4月3日にWWEネットワークで生配信される。

戸澤がブラックに敗れ、この日もロウ初勝利に届かず【12・9 WWE】

2019.12.10 Vol.Web Original

最後は狙いすましたブラック・マスに沈む

 WWE「ロウ」(米国現地時間12月9日、サウスカロライナ州グリーンビル/ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ)でロウ初勝利を狙う戸澤陽がアリスター・ブラックとシングル戦で激突した。

 序盤、技が決まらずに翻弄される戸澤だったが、腕関節の取り合いからハリケーン・ラナを決めてブラックを場外に追いやると、トペ・スイシーダを放つ。しかし、ブラックがカウンターのヒザでこれを迎撃すると、狙いすましたブラック・マスで戸澤を沈めて3カウント。戸澤はまたしてもロウ初勝利に届かず、勝利したアリスター・ブラックはPPV「TLC」(現地時間12月15日、ミネソタ州ミネアポリス/ターゲット・センター)でバディ・マーフィーとの対戦が決定した。

カブキ・ウォリアーズがベッキー&シャーロット相手に王座TLC戦【12・15 WWE】

2019.12.10 Vol.Web Original

12・9「ロウ」のハンディ戦でベッキーを滅多打ち

 WWE女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)が「ロウ」(米国現地時間12月9日、サウスカロライナ州グリーンビル/ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ)でロウ女子王者ベッキー・リンチと2対1ハンディキャップ戦で激突した。

 アスカは「てめー! なめんじゃないぞ」とヒップアタックを放つと、カイリもスリーパーで絞め上げてベッキーを攻め込んでいく。

 数的不利のベッキーはクローズラインから2人を捕まえダブルDDTで反撃。カイリのインセイン・エルボーやアスカのアスカロックを回避し、さらに2発目のインセイン・エルボーも足で迎撃したベッキーがカイリにディスアーマーを決めると、アスカがカイリの足を引っ張って何とか脱出。

 そしてなかなかベッキーを仕留められずイラつくアスカがベッキーをパイプ椅子で攻撃して反則裁定となると、カイリも場外へのインセイン・エルボーでベッキーをテーブルごと粉砕した。

新国立競技場完成。しかし五輪後の使い道は…?

2019.12.10 Vol.725

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場が11月30日、完成した。大成建設などの共同事業体(JV)から事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に引き渡された。整備費は1569億円。東京大会では開閉会式と陸上のほか、五輪サッカーの会場となる。

コービンとジグラーがレインズに屈辱のドッグフードシャワー【12・6 WWE】

2019.12.07 Vol.Web Original

12・15「TLC」でレインズvsコービン

 WWE「スマックダウン」(現地時間12月6日、ノースカロライナ州ファイエットビル/クラウン・コロシアム)のメインで“ビッグドック”ことローマン・レインズがドルフ・ジグラーと対戦した。

 序盤、ジグラーが「これはレッスンだ」と言ってレインズを鉄製ステップやバリケードに叩き付けて圧倒。しかし、試合終盤にPPV「TLC」でレインズとの対戦が決定したキング・コービンがセキュリティと共に登場してレフェリーにクレームを入れると、隙を突いたレインズがコービンにスーパーマンパンチ、さらにジグラーにもスピアーを炸裂させると勝負あり。レインズがジグラー相手に逆転勝利を収めた。

 試合後にはレインズがコービンを襲撃するとジグラーやセキュリティたちも含めた大乱闘に発展。孤軍奮闘するレインズだったが、最後はジグラーに手錠をかけられてポストに吊るされるとコービンやジグラーに頭からドッグフードをかけられる屈辱を味わった。

 レインズvsコービンのTLC戦が行われるPPV「TLC」は現地時間12月15日、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで開催される。

12・15「TLC」でワイアットvsミズが電撃決定【WWE】

2019.12.07 Vol.Web Original

ワイアットが行方不明のブライアンの代わりにミズを指名

 WWE「スマックダウン」(現地時間12月6日、ノースカロライナ州ファイエットビル/クラウン・コロシアム)のオープニングで行われたミズTVでブレイ・ワイアットvsザ・ミズの一騎打ちがPPV「TLC」(現地時間12月15日、ミネソタ州ミネアポリス/ターゲット・センター)で行われることが決まった。

 ミズTVが始まると、ミズは「ゲストはダニエル・ブライアンの予定だったが、先週“ザ・フィーンド”ワイアットに襲われてから行方不明だ。一体彼に何が起こったのか?」とワイアットに捕まったブライアンの行方を心配した。

 すると会場のビジョンにワイアットが登場すると「ダニエルとTLCで遊ぶはずだったのに。代わりにミズが遊びに来ればいいんだ」と対戦を提案。これをミズが否定するとワイアットは「これは僕が新しいファミリーに入るチャンスだ」と言ってミズ一家の写真を見せ「これで僕と遊びたくなったかな?」とミズを挑発。

 家族をターゲットにされたミズは急いでリングを降りると妻のマリースに電話して帰宅することを告げたが、バックステージでワイアットと共に写るミズ一家の写真を発見すると、その隙にワイアットが背後からミズを襲撃。ワイアットはシスターアビゲイルでミズを沈めて不敵に笑うと、ワイアット対ミズの一戦が「TLC」で行われることが決定した。

ラウェイ王者・金子が林戦を振り返り「ラウェイサンダーは充電不足だった」【1・25 Krush】

2019.12.06 Vol.Web Original

Krush初参戦で里見柚己と対戦

 2020年の最初の大会となる「Krush.101」(2020年1月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月6日、都内で開催された。

 横浜大会でK-1初参戦を果たした、ミャンマーラウェイ王者・金子大輝がKrushに初参戦する。

 金子は横浜大会では現ライト級王者・林健太と対戦し、2RKO負けを喫したが、ラウェイ独特の動きを見せ善戦。会場を沸かせた。

 金子は「すぐに試合を組んでいただき感謝している。前回の試合では現王者の林選手に直々にK-1を教えていただいたと思っている。またジムでK-1ルールでの練習を重ねている。12月半ばにはミャンマーに行って、ラウェイの修行もして、ラウェイの良さを生かしつつ、K-1に対応するようにして、1月25日には進化したK-1ファイターとしての金子大輝を見せられるように頑張っていく」と挨拶。

 横浜大会を振り返り「ラウェイの良さという意味では全くお見せできなかった試合だった」と話し、戦前、話題となったラウェイサンダーについては「前回は充電不足でした。今、充電中です」と不発に終わったことを明かした。また「ラウェイハンマーも改良中です」とのことで、今回も「ラウェイの秘策」が一体どんな技なのかにも注目が集まる。

 そして「さんざんK-1ルールで練習はしていたんですが、グローブと素手での打撃の違いなどやって初めて分かったことがいろいろあった。テンポの違いとか打つ感触や打たれる感触とか。濃い一戦だったと思う。(ラウェイは)多少は生かせたかと思うが、まだ10分の1も生かせていない。もっと生かせるように頑張りたい」などと話した。

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