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中邑がアリをキンシャサで返り討ち。そしてダジャレで罵倒【9・25 WWE】

2019.09.25 Vol.Web Original

「アリごときがあり得ねぇ」
 WWE「スマックダウン」(現地時間9月24日、カリフォルニア州サンフランシスコ/チェイス・センター)でIC王者の中邑真輔が因縁のアリとシングル戦で激突した。

 先週のスマックダウンで中邑とサミ・ゼインに2人掛かりで襲撃されたアリは報復とばかりにドロップキックからトペ・スイシーダやクロスボディーで攻め込むと、中邑もアリをポストに叩き付けて反撃。さらに中邑がスライディング・ジャーマンスープレックスからキンシャサを狙えば、アリはカウンターのスーパーキックで迎撃するとDDTから054(リバース450°スプラッシュ)を狙ったが、今度はゼインが中邑を引っ張ってこれを回避。

 お互いの大技が決まらない展開となったが、最後は中邑がゼインの挑発に乗ったアリに不意打ちのキンシャサを叩き込んで3カウント。中邑がゼインの協力の元、報復を狙うアリを返り討ちにした。

 試合後のインタビューで中邑は「アリごときがあり得ねぇ。俺と戦うなんてありがたく思え」とダジャレを交えてアリを罵倒した。

フェンシング駒沢・エペ 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.09.25 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

乱入のワイアットがストローマンをKO【9・23 WWE】

2019.09.24 Vol.Web Original

ワイアットは「ヘル・イン・ア・セル」で王者ロリンズに挑戦
 WWE「ロウ」(米国現地時間9月23日、カリフォルニア州サンフランシスコ/チェイス・センター)のメイン戦でユニバーサル王者セス・ロリンズが“巨獣”ブラウン・ストローマンとシングル戦で激突した。

 スピードに勝るロリンズはストローマンの攻撃を避けてポストに誤爆させると、フライング・ハイニーからスリーパーでストローマンの体力を奪い、続けてブロックバスターやフロッグスプラッシュ2発と怒涛の攻めを見せる。

 さらにトペ・スイシーダ2発放ったロリンズだったが、3発目でストローマンに捕まるとチョークスラムでエプロンに叩き付けられて形勢逆転。

 ストローマンはランニング・ショルダータックルからランニング・パワースラムをロリンズに決めて止めを狙ったが、ここで会場が突如暗転してしまう。

 すると暗闇から“ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットが姿を現してストローマンをマンディブルクローでKOすると、不気味な笑い声と共に暗闇に消え去った。

 結果としてワイアットに救われた形となったロリンズ。PPV「ヘル・イン・ア・セル」(現地時間10月6日、カリフォルニア州サクラメント/ゴールデン1センター)では王者ロリンズにワイアットが挑戦する。

中邑真輔 ユニバーサル王座挑戦権獲得ならず【9・23 WWE】

2019.09.24 Vol.Web Original

最後はミステリオがルードから3カウント。次週に王者セス・ロリンズに挑戦
 WWEのIC王者・中邑真輔が「ロウ」(米国現地時間9月23日、カリフォルニア州サンフランシスコ/チェイス・センター)でユニバーサル王座挑戦権をかけた5ウェイ・エリミネーション戦に出場した。

 パートナーのサミ・ゼインと共に登場した中邑はAJスタイルズ、リコシェ、レイ・ミステリオ、ロバート・ルードと対峙すると5人入り乱れた激しい攻防を展開。

 中邑はAJをバリケードに叩き付けると顔面に強烈なヒザを叩き込み、リコシェには不意打ちのキンシャサを放って脱落させる。これで勢いに乗った中邑はルードにもキンシャサを叩き込むも決定打とはならず、AJのフェノメナール・フォーアームを食らって脱落してしまう。

 そのAJもルードのグローリアスDDTで脱落すると、最後はミステリオが619からスプリングボード・フロッグスプラッシュをルードに決めて3カウント。一度は引退も考えたミステリオが見事勝ち残ってユニバーサル王座挑戦権を獲得。次週のロウでミステリオと王者セス・ロリンズのユニバーサル王座戦が決定した。

初の女子王座を創設。11月大会から王座決定トーナメント開催【修斗】

2019.09.24 Vol.Web Original

日本からは黒部三奈とインフィニティリーグ優勝者がエントリー
 プロフェッショナル修斗がスーパーアトム級(-50kg以下)の女子王座を創設することを正式に発表した。

 王座決定戦は世界各国から7名の選手を招聘し、トーナメント形式で行われる。

 11月24日に開催される後楽園ホール大会「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL」から「SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship(修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント)」としてスタートし、来年1月に準決勝、3月に決勝戦を行う予定となっている。

 現在4名のエントリーが決定。

 日本からは7月の後楽園ホール大会では見事な一本勝ちで修斗デビューを飾った黒部三奈がエントリー。黒部は第5代DEEP JEWELSアトム級王者と国内屈指の実力者。修斗が女子王座を設立することを聞き「初代王者になるために修斗参戦を決めた」だけにトーナメントの大本命と目される。

 もう1名は現在開催中のされている「インフィニティリーグ2019」の優勝者がそのままトーナメントに参加。リーグ戦の優勝者は準決勝からの参戦となる。同リーグは11月大会で最終戦が行われ、ここでエントリー選手が決定する。現在、全選手が2試合を消化した段階で杉本恵が単独首位の勝ち点5、北野きゅう、原田よきが勝ち点2、廣瀬里美が勝ち点0となっているが1ラウンドで一本かKOを取れば4ポイント獲得となるため、北野、原田にも優勝するチャンスが残されている。

髙田延彦 RIZINライト級GP優勝候補にジョニー・ケース【髙田横粂の世相談義】

2019.09.24 Vol.Web Original

「ケースは打撃もレベルが高く総合の経験も豊富で有利」
 元総合格闘家でRIZINで解説を務める髙田延彦が9月23日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。「RIZIN.19」(10月12日、エディオンアリーナ大阪)で開催される「RIZINライト級グランプリ」でジョニー・ケースを優勝候補に挙げた。ケースは1回戦でホベルト・サトシ・ソウザと対戦する。

 髙田は「過去の試合を見ても穴がない。相手のサトシ選手は柔術の世界チャンピオンクラス。万が一、胴衣を着てやったら話にならないが裸の総合格闘技なのでケース選手のほうに一日の長がある。どちらも優勝候補とみられている者同士の一戦だが、ケースは打撃もレベルが高く総合の経験も豊富で有利。サトシは下手に打ち合わないほうがいい。注目はケースのパウンドにどれだけサトシが耐えてさばけるか。グラウンドではサトシは本当は上になりたいが、柔術家なので下になるのには慣れているし、自分が背中をマットにつけても強い。そうするとケースが上になるケースが増えるので、上からの強いパンチが打てる。しかし油断していると下から一本取られるケースも生まれかねない。サトシが強いパウンドをさばきながら下から極められるかが勝負の分かれ目になると思う。タイプが違う2人なのでそういうところも見どころ」などと一進一退の好勝負を予想した。

インスタで励まし合うライバル。一ノ瀬「いつも勇気もらう」2019ジャパンパラ水泳競技大会が閉幕

2019.09.24 Vol.Web original

 国内最高峰のパラ水泳の大会「2019ジャパンパラ水泳競技大会」が23日、横浜国際プールで行われ、100m女子バタフライS9クラスの決勝で一ノ瀬メイが準優勝。6カ国からの海外選手を含む約480名のスイマーが3日間に渡り熱戦を繰り広げた。

 100m女子バタフライは大接戦だった。リオパラリンピック女子100mバタフライ銀メダリストのサライ・ガスコン モレーノ(スペイン)が大会新記録の1秒10秒90で優勝。同レースの一ノ瀬メイは日本新記録の1分11秒20を出したものの、2位で優勝には届かなかった。

王者・岡田遼が難敵・安藤達也を相手にドローながら初防衛【9・22 修斗】

2019.09.23 Vol.Web Original

1Rから一進一退の攻防を展開
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦」(9月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」が行われ、王者・岡田遼が安藤達也を相手に1-1のドローで初防衛を果たした。

 1R、岡田が左のローを放てば、安藤は距離を詰めて左ストレート。岡田が右ローからケージに詰めてパンチの連打を放てば、安藤もプレッシャーをかけて距離を詰め左のパンチから連打を放っていく。

 岡田は三日月蹴りからパンチにつなげ、組み付いてケージに押し込むが安藤が大勢を入れ替え逆に押し込んでいく。岡田はケージ伝いに脱出を図るが安藤は体を預け、それを許さない。ここで膠着となりブレイクがかかる。

 再開後も岡田は右の三日月蹴りに右ハイと立て続けに放っていく。安藤は脱力した独特の構えから右アッパーで飛び込み左のフックを放つが岡田はバックステップで交わす。安藤がタックルに行くが岡田はここもバックステップでかわし、がぶって逆にスタンドでバックをキープする。

王者・斎藤裕が12年ぶり修斗参戦の髙谷裕之に1RKO勝ち【9・22 修斗】

2019.09.23 Vol.Web Original

ケンカ屋にパンチで打ち勝つ
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦」(9月22日、東京・後楽園ホール)で世界フェザー級王者の斎藤裕が12年ぶりの修斗参戦となった髙谷裕之と対戦。1R1分17秒、KOで下し修斗世界王者の実力を見せつけた。

 髙谷は7月大会で「若い世代に何か伝えられれば」と修斗参戦を表明。DREAMフェザー級王者という実績を誇る髙谷に修斗は最大の敬意を表し現世界王者の斎藤を用意した。

 斎藤コールと髙谷コールが会場を二分する中、試合開始。1R開始早々に髙谷の左フックに会場が沸く。

 斎藤のキックに髙谷がパンチを合わせる。しかし斎藤は慌てることなく、徐々に距離を詰めるとケージの中央で左右のストレートを連打。まともに食らった髙谷がバランスを崩したところでラッシュをかける。体勢を立て直した髙谷に首相撲からヒザ蹴りを叩き込むとケージに吹っ飛んだ髙谷になおもパンチの連打。必死にガードを固める髙谷だったが、ぐらりと体勢が崩れ、なおも斎藤がパンチの連打を浴びせたところでレフェリーが割って入り試合を止めた。

 1R1分17秒という鮮やかなKOに会場が大きく沸いた。

女子インフィニティリーグで杉本恵が勝ち点5でトップに立つ【9・22 修斗】

2019.09.23 Vol.Web Original

杉本が北野に2RTKO勝ち
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦」(9月22日、東京・後楽園ホール)で「Women’sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019」の2試合が行われた。

 ここまで1試合ずつを消化し杉本恵と北野きゅうが勝ち点2を獲得。この日はこの2人が対戦した。

 1R、杉本はスイッチしながらパンチの距離を探る。北野は前蹴りを放って牽制。しかしともに手が出ず、消極的ファイトにレフェリーから注意を受ける。再開後、杉本がパンチのフェイントからタックルでテイクダウンを奪う。北野はガードに入れるが、杉本はヒジと鉄槌を落としていく。

 杉本がサイドポジションから首を取りに行くが、このすきに北野は立ち上がる。杉本はなおもケージに押し込みヒザをこつこつと当てていく。杉本は再度テイクダウン狙うが、北野は許さない。倒せないと見た杉本はパンチの連打からまた押し込み、ボディーブローの連打。北野はケージ沿いに逃げながら引き込み、杉本の右足をキャッチ。上からパンチを放つ杉本に対し北野が下からヒールホールドを狙ったところでラウンド終了のホーンが鳴る。

 2Rは北野がパンチで仕掛けると、杉本もパンチで迎撃。そしてタックルで押し込むと、両足タックルでテイクダウンに成功。杉本がパウンドを落とすと北野はもぐるが、杉本は逆にサイドポジションに移行し右のパンチを連打。なんとか脱出を図る北野だったが、杉本の抑え込みは強力で逃れることができず、レフェリーが試合を止めた。

 2Rでの決着で杉本は勝ち点3を獲得し計5点としてリーグ戦のトップに立った。

「武尊二世」橋本実生【格闘家イケメンファイル Vol.103】

2019.09.22 Vol.722

「1回も負けたくない。上り続けて、誰の手も届かないところへ行きたい」

 AbemaTVで放映された『格闘代理戦争 4thシーズン』でTEAM武尊の優勝に貢献した19歳の橋本実生。決して引くことのないファイトスタイルに甘いルックスが加わり”武尊二世”として注目を集める橋本が、『格闘代理戦争』でK-1ファイターが率いたチームの中から選抜された7名とK-1選抜の7名が対抗戦を行う「K-1 KHAOS NIGHT.9〜K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」(9月27日、東京・新宿FACE)で、格闘代理戦争チームとして、メインイベントでプロデビューを飾る。

「デビュー戦でメインイベントなんて予想もしていなかったことなので、本当にありがたいです。その分プレッシャーも感じていますので、まずはそのプレッシャーに打ち勝つこと。それから、この試合が決まって対戦相手の松本日向選手の過去の試合を見たのですが、アグレッシブで強いファイターなので、圧倒的な試合をして勝利したいです。そのために今は自分の弱点を補う練習をしています」

 幼少期から空手を習っていて、全日本ジュニア空手道選手権大会で優勝経験も。ブランクの末にキックボクシングにたどり着いた経緯は?

「特に打たれ強さという点では空手の経験は今に生きているのですが、空手自体は習い事として親にやらされていただけだったので、小学生の頃はやめたくて仕方がなかったんです。それでもやらなくてはいけなかったので仕方なくただただ励んでいたら結果が伴ってしまった。中学に入ってサッカーをかじった時期もありましたが集団競技の“連帯責任”という考え方が性に合わなかったりと、他のスポーツに目移りすることもなく、一方で中学生の頃には空手も楽しくなっていました。ただそれでも“空手をやってても将来性がない。続けていても未来がない”という気持ちのほうが強かったので両親には中学いっぱいでやめる意思を伝えたところ“やめるなら結果を出せ”と。それで全日本大会で優勝してきっぱりとやめました。高校時代は何もせず学校以外は仕事と遊びに夢中でしたが、高校卒業にあたって“これからどうしよう”となった時に、ずっと好きだったK-1に挑戦してみよう、と。お兄ちゃんと一緒に“空手やってたし、やってみたらいけるんちゃう?”と、割と軽い気持ちで話をして(笑)、とりあえず、武尊さんや卜部功也さんをはじめとする憧れの選手たちのいるK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST(以下、KREST)の体験に行ってみたんです。それで、最初にジムにたどり着いたら中で卜部弘嵩さんと功也さんがシャドーしてて、そんな人たちがいるかたわらで体験させてもらえるなんて思ってもいなかったので、“場所間違えたかな?”と思って、思わず一回引き返しちゃったんです(笑)。でもマップを見る限り“ここだよな?”って確認して(笑)。体験させてもらっている時に功也さんが来てくれていろいろ教えてくれたりして……、憧れますよね。その体験の際にプロ志望であることを用紙に記入していたら、(渡辺雅和)代表から“明日スパーリングがあるからおいで”と誘ってもらえたんです。本来はトライアウトで勝ってプロ練に入っていくので、これはあまりないことだと思うんですが。その時は自分も正直“やれるだろう”と思って行ってみたんですが、みんなにボコボコにされちゃって。それで地元に戻って近所でキックボクシングを習い始めながらお金を貯めて、お兄ちゃんと東京に出てきました。もともと、いろんなジムに行ってみようと思っていたのですが、KRESTでボコボコにされてしまったので、それでKREST以外のところに行くというのも嫌だったんです。だからここで強くなろう、と」

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