SearchSearch

クレベルにリベンジ誓う鈴木千裕「“殺気狂った千裕”を見せる」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会ではフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)を相手に2度目の防衛戦に臨む。鈴木は今回の試合のテーマとして「“殺気狂った千裕”を見せること」と語った。
 
 2人は昨年6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦する形でタイトル戦が行われる予定だったのだが、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座はく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われ、クレベルが勝利を収めている(記録上はノーコンテスト)。
 
 クレベルについては「僕が最後戦った時と変わらない」と評したうえで「本気でリベンジに燃えている。格闘技なので、完全にぶっ倒す。それが一番のリベンジ。そう思っています」とリベンジを誓う。そのうえで「テーマはリベンジと“殺気狂った千裕”を見せること。ノーコンテストであっても勝負では負けたと思っているので、それを味わった男は生半可じゃない。相当怒ってますし、ぶっ飛ばすって気持ちでいっぱい」と語った。

YA-MAN「木村ミノルのパンチは危ないけど、ダウトベック選手のパンチで死ぬことはない」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が「自分の実力をRIZINファンに認めさせる」と今回の試合のテーマを設定した。YA-MANはカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦するのだが、その打撃についても「木村ミノルのパンチは危ないけど、ダウトベック選手のパンチで死ぬことはない」などと語った。
 
 YA-MANは昨年の大晦日に平本蓮に判定負け。今年3月の神戸大会で鈴木博昭を相手に再起戦に臨む予定だったが、自身のケガで試合は中止に。7月の「超RIZIN.3」で仕切り直しの一戦が組まれるとKO勝ちで再起を果たした。10月には自身がプロデューサーを務める「FIGHT CLUB.2」で木村“フィリップ”ミノルとオープンフィンガーグローブマッチで対戦するというビッグマッチが組まれたのだが、試合の2日前に木村が大麻取締法違反の疑いで逮捕されるというまさかの出来事があり、この試合も中止になっている。
 
 ダウトベックは現在、RIZINでは関鉄矢、木下カラテを連続1RKOで下し2連勝中。今年1月には堀口恭司が旗揚げした「TOP BRIGHTS」で松嶋こよみを1RでTKOで破っており、日本人に3連勝中の強豪だ。
 
 YA-MANは「前回のほうが試合に対する怖さみたいなのはあったかもしれない。マジでオープンフィンガーグローブ(OFG)であのパンチもらったらどうなるんだろうみたいなのがあったけど、今回はそういう思いや怖さはないので、まあ気は楽っすね。ダウトベック選手のパンチで死ぬことはないな、って。木村ミノルのパンチは危ないけど。意識は飛ぶかもしれないけどそういう恐怖というか、怖さみたいなのは今のところ全く感じないですね」と中止になった木村とダウトベックの打撃を比較。

矢地祐介が正論ぶちかます「親父さんの気持ちをくんでいるならちゃんとアマチュアから出ろと思った」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会でMMAデビューを果たす桜庭大世(サクラバファミリア)を迎え撃つ矢地祐介(フリー)が飛び級でのRIZIN出場となる桜庭に苦言を呈した。
 
 矢地は久しぶりの大晦日大会出場について「多分2年ぶり、サトシとタイトルマッチをやって以降、2年出ていなくて。去年は覚えてないけど、どうやら木村“フィリップ”ミノルにやられたと噂を聞いているので(笑)」とジョーク交じり。
 
 桜庭については「いい子そう。好青年って感じ。ただフェイスオフの時は肝が座っているなと思った。レジェンド、偉大な格闘家の血を引いているなと向かい合ったときに少し思いました」と評した。
 
 ただ父・和志が大世に「スポーツだから相手を尊敬してほしい」と言っていたことに関する質問には「それは間違いなく素晴らしいし、僕もそういう考え。おじさんみたいで嫌なんだけど、だったらRIZINでデビューすんなよと思いました。やっぱり格闘技、格闘家たちにリスペクトがあるなら、アマチュアから、親父がどんなスーパースターでも下から実績を重ねて勝ち上がってRIZINに上がるべきだと思っているので。本人にそういう気持ちは一切ないけど、結果的になめてると思われてもしょうがない行動を取っているから“いやいやいや”とそこは思いました。親父さんがそういう考え持っているし、そういう気持ちをくんでいるならちゃんとアマチュアから出ろと思いました。プロデビューして間もなくて、RIZINとかUFCを目指している選手に顔向けできないというか。本当に親父さんの名前だけで出ている。俺だったら出ない。俺の親父がもし格闘技界のスーパースターでオファーをもらっても、本当に格闘技が好きだから“そんなの無理です。申し訳ない。アマチュアから目指して頑張ります”と言って、やる立場だと思うから。“七光りでしかない”と本人も言っていて分かっていると思うけど、結果的になめてるなと思いました」と正論をかました。

MMAデビュー戦で矢地祐介と対戦の桜庭大世 試合のテーマは「本当のバカ息子で終わるのか否か」【RIZIN.49】

2024.12.29 Vol.Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 MMAデビュー戦となる桜庭大世(サクラバファミリア)が今回の試合のテーマとして「本当のバカ息子で終わるのか否かみたいなのがあると思う」などと語った。桜庭はかつてPRIDEなどで活躍した桜庭和志の長男。
 
 桜庭は矢地祐介(フリー)と対戦する。2人は「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日)で行われたQUINTETルールでの5vs5勝ち抜き戦に出場。桜庭は「TEAM SAKU」、矢地は「TEAM RIZIN」のリーダーを務めた。その前日会見で桜庭は戦いたい選手の一人に矢地を挙げていたのだが、桜庭は倉本一真と対戦し、ドローでともに脱落。大将を務めた矢地は出番が回って来ず、2人の対戦は実現しなかった。
 
 今回の参戦にあたり「賛否両論はあった。それは分かっていたことだし、あと、知らない人が言っているのはあまり気にならないけど同じファイターは飛び級したことに対して、いろいろ思うところもあると思う」とRIZINの大晦日大会でMMAデビュー戦という破格の扱いへの周囲の反応を率直に明かしたうえで「良くも悪くも結果で黙らせられるのが格闘技。勝っちゃえば、文句言えないだろうし、頑張ろうと思っています」と続けた。

クリス・ブルックスが佐々木大輔との死闘制し、KO-D無差別級王座初V「2025年はこのベルトとともに、さらなる夢をもっていきたい」【DDT】

2024.12.29 Vol.Web Original
 DDTプロレスが12月28日、東京・両国国技館で年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」を開催した。KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが佐々木大輔との36分超えの死闘を制し、王座初防衛に成功した。
 
 試合は開始間もなくから荒れ模様となった。まずはダムネーションT.Aのセコンドがクリスの足を引っ張って介入。今度はシャーデンフロイデ・インターナショナルの面々が介入し、リングにも上がる。怒ったレフェリーが両陣営のセコンドに退場するよう指示。場外乱闘から、佐々木が鉄柱にクリスの足を固定するとイスで連打。佐々木は足攻めを続けるも、今度はクリスが鉄柱に佐々木の腕を固定してイス殴打。さらに場外に立てたテーブルめがけて、パイルドライバー一閃。佐々木がトペ、場外のクリスめがけてダイビング・エルボードロップを敢行。クリスがプレイングマンティスボムを見舞うと、戻ってきたダムネーションT.Aのセコンドが乱入。ならばとシャーデンフロイデのセコンドも入り追い払う。ステープラーを持ち出して打ち合いに。佐々木がイス攻撃を繰り出せば、クリスが雪崩式プレイングマンティスボム。クリスは張り手連打から高角度のプレイングマンティスボムⅡを決めて、佐々木にトドメを刺した。試合後、クリスが差し出した手を佐々木が珍しく握り返した。

青木真也組が拳王組に敗退も「俺たちの土俵に乗ってきた。あいつが一番楽しかったんじゃないの?」【DDT】

2024.12.29 Vol.Web Original
 DDTプロレスが12月28日、東京・両国国技館で年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」を開催した。青木真也、中村圭吾組がプロレスリング・ノアの拳王、大和田侑組に敗れるも、青木の表情は明るかった。
 
 序盤青木がグラウンドで拳王をコントロール。拳王は腕へのミドルキックを連発。エルボー合戦。拳王は激しく青木を意識し、場外乱闘。中村と大和田もバチバチにやり合う。中村も意地を見せて拳王とミドルキックの応酬。さらに中村はブラジリアンキックで拳王を追い込む。拳王が中村に張り手連打。中村は拳王を青木の得意技エイオキクラッチ(フルネルソン・ホールド)で押さえにいくが、脱した拳王がハイキックから拳王スペシャルで締め上げてギブアップを奪った。試合後も拳王は青木に突っかかっていき乱闘に発展。

“肉体派俳優”桜庭大翔がパワー全開で衝撃の白星デビュー。「飯野雄貴、いや、その他全員かかって来いや!」【DDT】

2024.12.28 Vol.Web Original
 DDTプロレスが12月28日、東京・両国国技館で年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」を開催した。“肉体派俳優”として知られる桜庭大翔(さくらば・はると)が圧巻のパワー全開で衝撃のデビューを果たし、自軍の勝利に貢献した。
 
 桜庭は2019年4月に舞台『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”東京の陣”』の木兎光太郎役で俳優デビュー。舞台を中心に活動し、今年の12月には『刃牙 THE GRAPPLER STAGE -地下闘技場編-』で花山薫役を演じた。身長187センチ、体重は100キロ超えで、プロレスラーも真っ青の肉体を誇る。
 
 デビュー前に悪の軍団ダムネーションT.Aに加入した桜庭は、第5試合でKANON、MJポーと組み、HARASHIMA&飯野雄貴&高尾蒼馬と対戦。DDTきってのパワーファイターの飯野と壮絶なショルダータックル合戦で打ち勝つと、飯野のチョップにエルボーで対抗。ラリアットの応酬でも打ち勝って、規格外のパワーを発揮。試合はKANONが高尾をベトナムドライバーⅡで制し、桜庭は自軍の勝利を大いにアシストした。

イゴール・タナベが「もやもや病」でしばらく休養へ。「必ず復活し、また皆さんの前で戦います」とコメント【RIZIN】

2024.12.28 Vol.Web Original
 RIZINに出場している格闘家のイゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)が「もやもや病」でしばらく競技の一線から離れることが12月28日、分かった。RIZINがこの日付のリリースで明らかにした。
 
 イゴールは11月17日に名古屋で行われた「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)でマルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦の予定だったが、マルコスがケガでドクターストップがかかり、欠場。試合が中止となっていた。イゴールは大晦日出場へ向け準備を進め、出場にあたってのメディカル検査を12月はじめに受けた際のMRI検査でもやもや病との診断を受けたという。
 
 リリースによると、この疾病は脳出血や脳梗塞を起こしやすい状態であるため、MMAや頭部に打撃のある競技、また減量に伴う過度の脱水は非常に危険であるという診断を受けたため、しばらくは競技の一線から退くこととなった。
 
 イゴールはRIZINを通じて「応援してくださる皆さんへ 
 年末にこのような報告をすることをお詫び申し上げます。しばらく、RIZINのリングで戦えないことを非常に残念に思っています。今年は迷惑をかけることが多く、リングで全てを取り返したかったのですが、叶わず悔しい気持ちでいっぱいです。
 
 もやもや病は完治がないと言われていますが、私はこれまでも不可能を可能にしてきました。必ず復活し、また皆さんの前で戦います。
 
 それまでは、柔術やグラップリングで世界を目指しますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。」とコメントしている。
 
 もやもや病についてはシンガー・ソングライターの徳永英明さんが発症したことで多くの人が知ることとなった病。徳永さんは2016年には脳梗塞を発症する恐れがあったことから手術を受け、しばらく療養した。復帰後はライブをはじめとした音楽活動を精力的に行っている。

まなせゆうながMICHIKOに敗れ屈辱のKITSUNE王座陥落。YuuRIが挑戦表明も、まなせもリマッチ要求【ガンプロ】

2024.12.28 Vol.Web Original
 今年4月に新体制となったガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・新宿FACEで年内最終戦「いつかギラギラする日2024」を開催した。KITSUNEワールド王者のまなせゆうながMICHIKO(GLEAT)に敗れ、屈辱の王座陥落。YuuRIが挑戦の名乗りを挙げたが、まなせもリターンマッチを要求する事態となった。
 
 まなせは今夏の米国遠征で同王座を奪取し、これが初防衛戦。MICHIKOはかつてセンダイガールズ、スターダムに籍を置き、センダイガールズワールドタッグ、アーティスト・オブ・スターダム王座を腰に巻いたことがある実力者。
 
 MICHIKOは序盤から鉄柱攻撃、客席のイスにぶん投げるなど手荒い攻め。さらに腕決め式ヘッドロックで締め上げる。ビッグブーツを連打すると、まなせはバックフリップ、バックドロップもカウントは2。低空ラリアットもMICHIKOが切り返して丸め込む。まなせが強烈なラリアットを叩き込むも、MICHIKOはツームストーン・パイルドライバーで仕留めた。試合後、YuuRIがMICHIKOの前に立ち、視殺戦を繰り広げた。

勝村周一朗、ディック東郷と運命の対戦も惜敗。「日本のなかでディック東郷とこういう試合ができる人がどれだけいますか?」【ガンプロ】

2024.12.28 Vol.Web Original
 今年4月に新体制となったガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・新宿FACEで年内最終戦「いつかギラギラする日2024」を開催した。勝村周一朗が“運命の人”ディック東郷とスペシャルシングルマッチで対戦も惜しくも敗れた。
 
 高校時代、勝村はプロレスラーになることを夢見て、ユニバーサル・プロレスの事務所に直談判に向かった。ところが扉の前で体のゴツい練習生当時の東郷とすれ違い“俺じゃ無理だ”と断念。その練習生は1カ月後にデビュー。その後、勝村はプロレスへの思いを封印し、強くなるべくレスリングに精進し、総合格闘技で世界を極めた。そして、40歳を前に、回り回ってプロレスラーになった。
 
 そんなドラマがあって、実現した一戦。序盤は元修斗世界王者とレスリングマスターとのレスリングの攻防。しかし、東郷は場外に出すとイス攻撃。リングに戻って、コーナーマットを外すと、金具むき出しの部分に勝村をぶつけ、タッチロープを取って首を絞めるラフ殺法。勝村は腕十字、ヒザ十字とサブミッションで対抗も、東郷は急所打ちからクロス・フェースロック。さらにペディグリーから必殺のダイビングセントーン狙いも、阻止した勝村が雪崩式ブレーンバスター。東郷のパンチ、勝村のチョップのラリーから、勝村が三角絞め、トリプルスリー3ロックを狙うも、エスケープ。両者切り返し合いから、東郷がジャックナイフで電撃の3カウントを奪った。

今成夢人が石井慧介を熱闘の末に破り、2年ぶりにSOG世界無差別級王座を涙の奪還。次期挑戦者にヤス・ウラノを指名【ガンプロ】

2024.12.28 Vol. Web Original
 今年4月に新体制となったガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・新宿FACEで年内最終戦「いつかギラギラする日2024」を開催した。今成夢人が王者の石井慧介を破り、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座を2年4カ月ぶりに奪還した。新王座に就いた今成はヤス・ウラノとの防衛戦を希望した。
 
 今成は2022年5月3日、後楽園ホールで第2代王座を戴冠も、同9月3日、東京・成増アクトホールでハートリー・ジャクソンに敗れ王座陥落。昨年10月1日には当時王者の木髙イサミに敗れ、王座返り咲きはならず。それから1年3カ月ぶりに同王座に挑んだ。過去の石井と今成のシングル戦績は石井の2戦2勝だった。
 
 開始早々、場外戦となると、今成が鉄柱にぶつける。リングに戻ると、河津落とし、マシンガンチョップも、石井も投げ捨てジャーマン、フロントキックで場外に落すと、鉄柱攻撃、カウンダ―席にブレーンバスター、ボディースラムと厳しい攻め。リングインすると、コーナーでの攻防から、石井が落として、ウルトラタイガードロップ。今成はSTF、変型スリーパーで絞め上げるもエスケープ。再び場外戦となり、石井がまさかの両腕極めドライバー。立ち上がった今成はタイガードライバー、ラリアット、パワーボムもカウントは2。石井は変型ドライバーも、今成がバックドロップ、ラリアット連打もフォールは奪えず。今成はラリアット4連発、さらに走り込んでのラリアットでトドメを刺した。

Copyrighted Image