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バッハ会長が真正面から抗議の声を受けながら慰霊碑に黙祷

2021.07.16 Vol.Web Original

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が7月16日、広島県広島市の平和記念公園を訪れた。東京2020組織委員会の橋本聖子会長が同行した。

 広島市内は午後1時を回ったあたりから雨。バッハ会長はパトカーが先導する黒いワゴンで予定よりやや遅れて到着した。

 バッハ会長は到着前から公園内を貫く道路の付近で始まったオリンピック反対デモの抗議の声を正面から受ける形で慰霊碑までの長い道のりを歩くと献花して黙祷。この間も慰霊碑を挟んで収まることのない「バッハは帰れ!」といった抗議の声を受け続けた。その後、広島市の小池信之副市長による説明を受けた後に「コロナ禍でのオリンピック反対!やめろ!」といった抗議の声を背中に浴びながら原爆資料館に向かった。

 今回のバッハ会長の訪問にあたり当初、広島市は松井一實市長が出迎える予定だったが、松井市長は、15日に「黒い雨」裁判の控訴審で住民側の全面勝訴の判決が出たことから17日の午前中に厚生労働省を訪れ、田村大臣に上告しないよう要請。これに伴い市では代わりに小池副市長が対応した。

 平和記念公園はこの日はバッハ会長の訪問にあたり、午後0時半からバッハ会長の一連の行事が終わる3時半ごろまで一般市民の立ち入りを禁止した。

秋山準&大石真翔が8・15後楽園で竹下幸之介&勝俣瞬馬が保持するKO-Dタッグ王座への挑戦が決定【DDT】

2021.07.16 Vol. Web Original

大石「8月21日の富士通では秋山さんを2冠王にさせてあげます」

 DDTプロレスが7月15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。準烈の秋山準、大石真翔組が8月15日の東京・後楽園ホールで、サウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組が保持するKO-Dタッグ王座に挑むことが電撃決定した。

 この日のメインイベントで、秋山、大石、岡田佑介組が竹下、勝俣、MAO組と対戦。真夏のビッグマッチとなる富士通スタジアム川崎(8月21日)で、KO-D無差別級王座をかけて激突する王者の秋山と竹下にとっては前哨戦となったが、のっけから激しいショルダータックルの応酬。竹下がジャンピングラリアットをぶちかませば、秋山はエクスプロイダーを連発するなどバチバチにやり合った。最後は大石が必殺のフジヤマ・ニーロックで勝俣からギブアップを奪い、秋山組が勝利した。

8・21川崎での上野勇希vs佐々木大輔のUNIVERSAL選手権が決定【DDT】

2021.07.16 Vol.Web Original

立て続けに赤っ恥かかされた王者が逆要求

 DDTプロレスが7月15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。DDT UNIVERSAL王者・上野勇希がダムネーションの“カリスマ”佐々木大輔から、またもや赤っ恥をかかされ、8月21日の富士通スタジアム川崎で王座をかけて雪辱戦に臨むことが決まった。

 この日の第4試合で、上野は高鹿佑也と組み、佐々木大輔、高尾蒼馬組と激突。上野は序盤から果敢に攻め立て、佐々木にハーフネルソン・スープレックス・ホールドから、BMEを狙うも阻止された。すかさず、佐々木が急所蹴りから佐々木式ウラカンラナで丸め込み、3分59秒で3カウントを奪取した。

 上野は6月10日、新宿での「KING OF DDT 2021」トーナメント1回戦で佐々木と対戦したが、急所攻撃が決定打となり、わずか1分51秒で敗北を喫しており、立て続けに佐々木に短時間で敗れる屈辱を味わわされるハメになった。

 怒りが収まらない上野は「なんでいつも正々堂々と試合してくれないんですか。そのキャリアにもなって急所蹴らないとプロレスできないんですか! 僕は情けないですよ。ただ何より自分が情けないですよ。僕とこのベルトをかけて試合をしてください」と王者から逆アピール。

青木真也が得意の関節技を封印されながらもEXTREME&アイアンマンの2冠王に【DDT】

2021.07.16 Vol.Web Original

8・15後楽園で次期挑戦者MAOと防衛戦へ

 DDTプロレスが7月15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。アイアンマンヘビーメタル級王者の青木真也が、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとのダブルタイトルマッチに臨み、関節技を封じられながらも勝利して2冠王者になった。

 EXTREME級選手権は王者が希望するルールを指定できるが、クリスは「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望。これは、レフェリーが特に危険とみなした行為以外、すべての反則が認められるが、サブミッション(関節技)の使用は反則となるというもの。“関節技のスペシャリスト”である青木にとっては明らかに不利なルールとなった。

 クリスはプラスチックケース、イス、ラダーなどを駆使しハードコアファイトを展開。得意技を使えない青木はミドルキックのほか、ふだんは出さないトペ、スワンダイブ式ボディープレスなどを繰り出して対抗し、机上パイルドライバーまで敢行。クリスはプラスチックケースを青木の体に置き、ラダー上から急角度のダイビング・セントーンを見舞うもカウントは2。さらにプラスチックケース攻撃を狙うも青木が蹴りで阻止。青木が投げ捨てジャーマンを放ち、その後、エビ固めの応酬となったが、青木がダイヤル固めで3カウントを奪った。

イケメン二郎がトーナメント1回戦で敗戦も前向き「前を向いて進んでいきます!」【WWE NXT】

2021.07.15 Vol.Web Original

「NXTブレイクアウト・トーナメント」開幕

 WWE「NXT」(日本時間7月15日配信)で“ジャパニーズ・ハンサム・スタイル”イケメン二郎が「NXTブレイクアウト・トーナメント」開幕戦でデューク・ハドソンと対戦し、熱戦を展開したもののボスマンスラムを決められて無念の1回戦敗退となった。

 試合前、二郎は「子供の時からWWEで試合をするのがずっと夢でした。で、その夢が今叶いました! 大きい相手と戦うことも夢の1つだったので僕はもう今とてもわくわくしています」と意気込むと試合では攻撃をかわしながらコーナーポストで倒立してハドソンを挑発した。

 さらに二郎がジャケット掌底4連打からTAJIRI直伝のタランチュラを披露すれば、パワーに勝るハドソンもベリー・トゥ・ベリーやアッパーカットを放つなど激しい攻防を展開。

“太陽の戦士”サレイが裏投げをジジに決めてNXT4連勝「もっと試合がしたい」【WWE NXT】

2021.07.15 Vol.Web Original

 WWE「NXT」(日本時間7月15日配信)で“太陽の戦士”サレイが対戦要求してきたジジ・ドリンを裏投げで仕留めてNXT4連勝を飾った。

 序盤、サレイがサイドヘッドロックでジジをコントロールしていると突如、ロウ所属のマンディ・ローズがステージに現れて試合を観戦。これに触発されたサレイが変形の逆エビ固めを決めれば、ジジもSTOを放って白熱の攻防を展開したが、最後はサレイが豪快なドロップキック2連打から必殺の裏投げでジジを沈めて3カウント。サレイがジジに快勝してNXT4連勝を飾った。

KUSHIDAが鈴木秀樹らダイヤモンド・マインと一触即発。次週タッグ戦へ【WWE NXT】

2021.07.15 Vol.Web Original

 WWE「NXT」(日本時間7月15日配信)でNXTクルーザー級王者KUSHIDAが因縁の鈴木秀樹らダイヤモンド・マインと一触即発となった。

 この日、ダイヤモンド・マインのタイラー・ラストとボビー・フィッシュが対戦するとラストが隙を付いたバズソーキックでフィッシュを沈めて勝利を収めた。

 試合後にはダイヤモンド・マインが4人掛かりでフィッシュを取り囲んだが、そこへ遺恨を持つKUSHIDAが救出に現れるとフィッシュと共にダイヤモンド・マインを牽制して一触即発。その後、次週のNXTでKUSHIDA&フィッシュとロデリック・ストロング&ラストのタッグ戦が決定した。

「第8回東京プリンセスカップ」に向け22選手が気炎。プリプリ王者・山下実優は「今年こそ獲りに行きたい」と初優勝誓う【東京女子プロレス】

2021.07.15 Vol.Web Original

7月22日の東京・新木場1stRINGで開幕

 東京女子プロレスが7月14日、都内で真夏の最強女王決定トーナメント「第8回東京プリンセスカップ」の記者会見を開き、抽選で決まった組み合わせを発表。同会見にはエントリーした22選手(小橋マリカは学業のため欠席)が出席して気炎を上げ、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優、2連覇中の瑞希、伊藤麻希、ハイパーミサヲ、中島翔子らの実力者から優勝宣言が飛び出した。

 今年で8回目を迎えた真夏の祭典には史上最大の23選手が参加。7月22、23日の東京・新木場1stRINGで1回戦、24、25日の新木場で2回戦、31日の東京・新宿FACEで準々決勝、8月14日の東京・後楽園ホールで準決勝、15日の後楽園で決勝を行う。準々決勝終了後に、改めて準決勝の組み合わせ抽選が行われる。優勝者には冠スポンサーのAmebaから勝利者賞が贈呈される。

 団体の旗揚げ当初から“エース”と呼ばれながらも、まだ優勝経験がない山下は開幕戦(7・22)で初出場の角田奈穂と1回戦で対戦する。山下は「こんなに選手が増えて、団体として大きくなっていくなかで、私はチャンピオンとして挑みます。トーナメントでは悔しい気持ちにさせられてばかりなので、今年こそ獲りに行きたい。(角田は)やられる前にやりに来てほしい。それくらいの気持ちでないと、私を倒せない」と王者の自覚。

東京五輪開閉会式のエグゼクティブプロデューサーに日置貴之氏

2021.07.14 Vol.Web Original

開閉会式の式典コンセプト発表

 東京2020組織委員会は7月14日、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式4式典の共通コンセプトと、オリンピックの開閉会式の式典コンセプトを発表した。

 4式典の共通コンセプトは「Moving Forward」、オリンピックの開会式のコンセプトは「United by Emotion」、閉会式のコンセプトは「Worlds we share」となる。パラリンピックの開閉会式のコンセプト等は後日発表される。

 これらのコンセプトは、新型コロナウイルス感染症により多くのセッションが無観客となるような厳しい状況であるからこそ、大会で活躍するアスリートの姿やスポーツの力が、世界に新たな希望の光を届け、人々が強く前に進んでいく力を生み出す原動力となる事を願ったものという。

シャドウWXにミスター・ポーゴさんが降臨し30年前の“仇討ち”を宣言【8・15 FMW-E】

2021.07.14 Vol.Web Original

「大仁田厚を焼き尽くす。俺にふさわしい“地獄のデスマッチ”を用意しろ!」

 大仁田厚のライバルだった故ミスター・ポーゴさんが降臨した弟子のシャドウWXがFMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」(8月15日、大阪・花博記念公園鶴見緑地)で大仁田を火炎噴射で焼き尽くし、30年前の師の仇討ちをすることを宣言した。さらに、発表済みの地雷爆破デスマッチから、「俺にふさわしい“地獄のデスマッチ”」に変更することを要求した。

 ポーゴさんが生前、弟子のなかで最もかわいがったといわれるWXは、命日である6月23日にポーゴさんの墓参りに行った。その夜、WXの夢にポーゴさんが現れて降臨。枕元で「俺の30年前の大阪での仇を取ってくれ」と語りかけられたという。これを受けて、WXは「ポーゴさんが俺の体に憑依した感覚だった。夢に師匠が出てきて、俺に降臨したんだ。ポーゴさんの魂を受け継いで、シャドウWXの名は捨てて、ミスター・ポーゴを名乗る。師匠の名を永遠のものにするために」と決意。

 そのWXが向かった先が、7月4日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で開催されたFMW-E旗揚げ戦だった。ポーゴさんが降臨したWXは、同大会のメインイベント終了後に乱入し、大仁田をポーゴさんばりのビッグファイアーで火だるまにして対戦を要求したのだ。

 さかのぼること30年前の91年5月6日、FMWの大阪・万博お祭り広場大会でポーゴさんは大仁田と史上初の地雷爆破デスマッチで闘って敗れた。会場こそ違えど、同じ大阪の地で師匠の仇を討つべく、WXが立ち上がったのだ。

スピードスケート網走合宿「鍛錬千日、勝負一瞬」 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.07.14 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

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