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中邑真輔がUS王座奪還に成功【1・27 WWEロイヤルランブル】

2019.01.28 Vol.Web Original

因縁のルセフをキンシャサ葬
 WWE「ロイヤルランブル」(現地時間1月27日、アリゾナ州フェニックス/チェイス・フィールド)のキックオフショーで行われたUS王座戦で中邑真輔が王者ルセフを破り、昨年12月にルセフに敗れて以来、約1カ月ぶりに王座を奪還した。

 中邑はゴング前からルセフをにらみつけて気合十分。中邑はアームバーから三角絞めと得意の関節技で攻め込むと、ルセフは強引に中邑を持ち上げてスープレックスで反撃。

 試合終盤、ランドスライドを決めた中邑が突如コーナーのターンバックルカバーを外すと、それを見つけたルセフのセコンドのラナと口論に発展。その隙に襲い掛かるルセフだったが、中邑がかわしラナに誤爆してしまう。

 ここで中邑が動揺するルセフの後頭部にキンシャサを叩き込んで3カウントを奪い王座奪還に成功した。

格闘ジャンキーナース 谷山佳菜子【ジョシカク美女図鑑 第12回】

2019.01.28 Vol.Web Original

 女子格闘家の素顔に迫るインタビュー企画「ジョシカク美女図鑑」。第12回はプロボクサーの谷山佳菜子。

 谷山はかつて正道会館に所属し空手で世界大会を2連覇。その後キックボクサーとして活躍するも、ヒザのケガでキックを断念。昨年、ワタナベジムに移籍しボクシングに転向。12月にデビュー戦を行い2RKO勝ちを収め、世界へ向け幸先のいいスタートを切った。

難敵・前田を下した清水が世界王者・扇久保に対戦要求【1・27修斗】

2019.01.28 Vol.Web Original

清水が右フックで前田を粉砕
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)で前田吉朗と清水清隆のトレーニングパートナー同士による禁断の一戦が行われ、清水が1R4分37秒、KOで勝利を収めた。

 練習仲間ということ以外にも、ともに元キング・オブ・パンクラシストという共通点を持つ2人であり、今後の修斗フライ級のタイトル戦線を占うという意味でも見どころ満載のカードだった。

 試合は遠い間合いからパンチ、ミドルを放っていく前田に対し、清水もパンチを振って積極的に前へ。フライ級らしいスピーディーな攻防が展開される。

 清水が前へ出たところに前田のカウンターパンチがヒット。清水がヒザをつくと、前田は一気に打ち合いに持ち込み飛びヒザを放ったところに清水のカウンターの右フックが炸裂。

「修斗愛」で勝った岡田遼が環太平洋王座獲得【1・27修斗】

2019.01.28 Vol.Web Original

祖根に1RKO勝ち
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた環太平洋バンタム級チャンピオンシップで挑戦者の岡田遼が王者・祖根寿麻を1R4分58秒、KOで下し、悲願のベルトを巻いた。

 2人は戦前、岡田が口にした「修斗愛」という言葉をめぐり舌戦を展開。この試合は互いの価値観をめぐる戦いにもなっていた。

 試合は1R開始から真っ向ぶつかり合う展開に。岡田は序盤から右ローで祖根を翻弄。祖根はローで足をすくわれバランスを崩す場面もあった。岡田はそこから組み付きケージに押し込んでいくと、こつこつとヒザを当てては両足タックルに移行しテイクダウンを狙っていく。しのいだ祖根はケージを背にしながらもヒジやヒザで反撃する。

 最後は岡田の走りこんでの飛びヒザを祖根がバックステップでかわしたところに、着地した岡田が左フックをクリーンヒット。ダウンした祖根に岡田が追撃のパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

ONE世界ストロー級王者となった猿田洋祐が修斗に凱旋

2019.01.28 Vol.Web Original

修斗年間表彰でMVPを獲得
 修斗世界ストロー級王者で1月19日に行われたONE Championship「ONE: ETERNAL GLORY」でONE世界ストロー級王者となった猿田洋祐がプロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)に凱旋した。

 猿田はケージに上がると「みなさんの応援のおかげで勝つことができました。応援ありがとうございます。修斗30周年といういいタイミングでチャンピオンになれてよかった。(修斗と)ONEとの提携も発表されて、選手のモチベーションも上がると思うし、これから格闘技を始める人はぜひ修斗を目指してほしい。プロの選手は修斗の世界のベルトを目標に頑張ればさらに活躍できる舞台がある。まずは日本の修斗が盛り上がってほしいので、みなさん、盛り上げてください」などと挨拶した。

 そして2018年の修斗年間表彰でMVPに猿田が選ばれたことが発表されると「すごくうれしい。いろんなことが重なって、うまくいきすぎてこの後が怖い。修斗のMVPは、本当に価値があるのでうれしい。これからも修斗を盛り上げたいと思います」と改めて話した。

 その他の年間表彰は年間を通して最も印象的な、また年間を通して最も成長した選手に贈られるMIPに「インフィニティリーグ2018」を制した小巻洋平、ベストバウト(年間最高試合)には「内藤頌貴vs小堀貴広」(12月15日、新宿FACE)が選ばれた。

関鉄矢がネオブラ覇者・鈴木琢仁に貫禄の勝利【1・27 ZST】

2019.01.27 Vol.web original

 総合格闘技ZSTが、今年初となる大会「ZST.63」(1月27日、東京・新宿FACE)を開催、9試合が行われた。

 第一試合は「打倒ボブ・サップ」を掲げる平信一がいきなり第一試合から登場。昨年、10月のZSTライト級タイトルマッチで、小金翔に破れベルトを奪われ、再起戦となる今回、自ら第一試合を志願したという。

 対戦相手は、「女王陛下のMMA」のキャッチフレーズを持つ英国のベン・ブッカン。終始攻め続けた平井が判定の末、勝利した。

 試合後平井はマイクを握ると「ファンのみなさん、明けましておめでとうございます」と挨拶。「5月に、ZSTライト級のグランプリとかどうですか? ワンデートーナメントどうですか?」と観客に問いかけ「1日で俺が全員倒す」とトーナメントの開催を関係者にアピールした。

NXTイヤーエンド・アワード2018でカイリが最優秀賞をW受賞【WWE】

2019.01.27 Vol.Web Original

紫雷イオも「NXTフューチャー・スター」を受賞
 WWE「NXTテイクオーバー:フェニックス」(現地時間1月26日、アリゾナ州フェニックス/トーキング・スティック・リゾート・アリーナ)のプレショーで2018年に最も活躍したNXTスーパースターに贈られる「NXTイヤーエンド・アワード2018」が発表された。

 日本人スーパースターの“海賊姫”カイリ・セインがNXT年間最優秀女子スーパースターとNXT年間最優秀スーパースターの2冠を達成した。

 初めにNXT年間最優秀女子スーパースターを受賞したカイリは「アホーイ!みんなにありがとうと言いたい。2018年は私にとって素晴らしい年だった。今年もベストを尽くします。NXTユニバースとレスリングを愛してます!」とファンに感謝を伝えた。その後に発表されたNXT年間最優秀スーパースターも受賞したカイリは「信じられない。とても光栄です。感謝してもしきれないし、受賞したことを決して忘れません。2019年は再びNXT女子王者になります。約束します!」と涙目になって喜びを伝えた。

 また、紫雷イオは将来のスター候補となるNXTフューチャー・スターを受賞し、「2人ともの受賞! 投票してくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。2019年、この受賞に恥じない活躍をすることを皆様にお約束します」とツイッターでファンに感謝と今後の活躍を誓った。

江川優生が西京春馬を破り涙の初戴冠【1・26 Krush】

2019.01.27 Vol.Web Original

 Krushの2019年第一弾大会となる「Krush.97」(1月26日、東京・後楽園ホール)で3大タイトルマッチがトリプルメインイベントで行われた。

クルーザー級トーナメント開幕。杉本とK-Jeeが準決勝進出【1・26 Krush】

2019.01.27 Vol.Web Original

杉本は俊雄を左フックでKO
 Krushの2019年第一弾大会となる「Krush.97」(1月26日、東京・後楽園ホール)で「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」が開幕した。

 今大会と2月大会で1回戦4試合が行われ、5月大会で準決勝、7月大会で決勝が行われる。

 この日は1回戦2試合が行われ、杉本仁とK-JeeがともにKO勝ちで準決勝に進んだ。

 杉本は元SKKBスーパー・ヘビー級王者の俊雄と対戦。杉本はサウスポーの俊雄に対し、右のロー、ミドルで攻め込む。ローは奥足、インローと打ち分け俊雄を翻弄。右のミドルも強力で俊雄の脇腹が赤くはれていく。俊雄はパンチで反撃も杉本はカウンターを合わせ、連打を許さない。

 2Rに入っても杉本のローとミドルが冴え渡る。右ボディーフックも決まり、俊雄のガードが下がったところで杉本が右ストレートから返しの左フックがクリーンヒット。ゆっくりと崩れ落ちた俊雄は立ち上がれず、2R1分7秒、杉本がKO勝ちを収めた。

修斗とONE提携で「VTJ」復活? ONEファイター登場も!?

2019.01.26 Vol.Web Original

今後の格闘技界について意見が一致
 パートナーシップ契約を結んだプロフェッショナル修斗、アマチュア修斗とアジア最大の格闘団体「ONE Championship」が1月26日、東京都内で会見を行った。

 冒頭、修斗の大会を手掛ける株式会社サステインの坂本一弘代表が今回の提携の経緯について説明。

 昨年、坂本氏がONEのチャトリ・シットヨートン会長と直接会談する機会があり、今後の格闘技界についての話をする中で「選手ありき」という考えで両者の見解が一致。坂本代表が修斗の成り立ちについて「世界で最も古いMMA格闘競技」「アマチュアを基盤にプロがあるというピラミッド構造」と説明したところ、チャトリ氏から即座に「全日本アマチュア修斗選手権の優勝者を1年間 EVOLVEでトレーニングさせるというのはどうだろう?」という提案があったという。

 最初はアマチュアの提携の話だったのだが、話が進む中でまたもチャトリ氏から「修斗の世界王者は自動的にONEに上がれるということにするのはどうだ?」という提案があったという。

 こういったチャトリ氏の姿勢に坂本氏も共感するところがあり、日本修斗協会理事長の佐藤ルミナ氏もONEの大会を視察する中で「スポーツとしてしっかり長く続くものを作りたいという意思を感じた。修斗と共通する部分があると思った」と賛同。今回の提携が実現した。

バンタム級王座戦「祖根寿麻vs岡田遼」修斗に愛されているのはどっちだ?【1・27 修斗】

2019.01.26 Vol.Web Original

祖根の初防衛か? 岡田が悲願のベルトを巻くか?
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月26日、東京都内で開催された。

 当日計量のキッズ・ジュニア修斗出場の2名を除く、24選手が揃って計量をパスした。

 計量後にはメーンの環太平洋バンタム級チャンピオンシップで王座を争う、王者・祖根寿麻と挑戦者の岡田遼が会見を行った。

 2人は2017年11月に対戦予定だったのだが、岡田が急逝肝臓疾患で欠場し、流れた過去がある。

 祖根は昨年1月大会で行われた王座決定戦でベルトを獲得したものの、8月にRIZINへ参戦したことなどから今回が初防衛戦となる。

 祖根は「防衛戦だからという気持ちはない。いつも通りいきたい。(岡田の試合は)2試合ほど見たくらい。ねちっこい。組んでからがパラエストラというイメージが強い。でもめちゃくちゃ強いというわけでもない。それにみんなああいう戦い方を求めているわけではないと思う。今回はコメントにイライラしたんで最初から行きたい」と話した。このイライラについては岡田の「修斗愛」という言葉なのだが、祖根は「選ばれているのは君じゃない」とこれまで同様に言い放った。そして「勝つのは当たり前。どうやって勝つか。僕はどこに出たいというのはなくて、目立てればいい。今回、修斗がONE Championshipと提携が組めたということもある。別にONEじゃなくても他でも目立てたらいい。それで修斗が盛り上がればいい」などと話した。

 一方、岡田は2016年11月に石橋佳大とフェザー級(現バンタム級)王座決定戦を行って、敗れて以来のタイトルマッチとなる。祖根戦の欠場から復帰後、外敵相手の2試合をいずれも好内容で勝利を収め、今回のチャンスをもぎ取った。

 岡田は「(祖根については)印象に残るところは特にない。実力差は普通にあると思っている。明日はその実力差を見せられれば。それは全局面。どこで勝負をしても僕のほうが上」と明日の試合について自信を見せた。そしてタイトル戦については「前回取りこぼしているので、今回は最後の挑戦くらいのつもりできている」と話した。

 また「祖根選手にあおりVでも“お前は修斗に愛されていない”と言われたんですけど、確かに俺は修斗に愛されていないからまだチャンピオンじゃないのかもしれないけど、俺が修斗を愛しているから、そんなことはどっちでもいい。修斗愛ということに関していえば、彼よりも絶対俺のほうがある。それは明日の試合で出ると思う」と改めて修斗愛について語った。

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