SearchSearch

軽量級でも「QUINTET」開催【6・9ディファ有明】

2018.04.25 Vol.Web Original

まさに“大人が楽しむ格闘技”
 桜庭和志が立ち上げた新グラップリング・イベント「QUINTET」は4月11日にその第1弾となる「QUINTET.1」を両国国技館で開催。平日にもかかわらず多くのファンが駆けつけた。

 QUINTETは日本では古くからなじみ深い「抜き試合」の形式を取り入れた5vs5のチーム戦。打撃のない試合方式とあって、どんな戦いが繰り広げられるのかは未知数な部分もあったのだが、優勝したポラリスチームが日本ではなかなか見ることのないテクニックを披露し、一本勝ちを積み重ねるなど会場を大きく沸かせた。

 そのパズルのような、あるいは詰将棋のような関節技の攻防はまさに“大人が楽しむ格闘技”といった趣で、次回への期待を大きく膨らませた。

 立ち上げ発表会見では今年は4月大会のほかは海外で2大会の開催を予定していたのだが、急きょ、6月9日に東京・ディファ有明で「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」と題し第2弾を開催することとなった。

 大会コンセプトは「軽量級チーム日本一決定戦」として総体重360kgで4チームによりワンデイトーナメントで優勝を争う。

 25日には、QUINTET.1に参戦した所英男と中村大介がそれぞれチームを結成することが発表された。詳細は随時発表される。

安保瑠輝也が戦線復帰。ゴンナパーとの幻の一戦が実現【6・17 K-1】

2018.04.25 Vol.Web Original

安保兄弟が大阪に自らのジム「ALL-WIN GYM」立ち上げ
 K-1実行委員会が4月25日、都内で会見を開き、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 ライト級のスーパーファイトでゴンナパー・ウィラサクレックと安保瑠輝也(瑠輝也から改名)が対戦する。

 安保は20日にSNSで弟の安保璃紅とともに大阪を拠点に活動していくことと自分たちのジムとして「ALL-WIN GYM」を立ち上げることを発表していた。リングネームの変更もそれに伴ってのもの。

 このカードはKrushの2月大会でライト級挑戦者決定戦として組まれていたのだが、安保が当時所属していたTRY HARD GYMとK-1側との契約トラブルに伴い流れた経緯があった。

 安保はプレリミナリーファイト、トーナメントのリザーバーとして出場経験があるが、今回が本格的なK-1参戦となる。

 冒頭、安保は「2月に決まっていたゴンナパー戦はたくさんの方に期待してもらっていたが、それが実現できないとなってしまった。今回ゴンナパー選手と戦えることになってすごくワクワクしている。」と話した。

 一方、ゴンナパーは「瑠輝也選手は多分、自分より下だと思っている。そんなに強くないと思うので、自分が練習を頑張れば絶対に負けないと思う」と話した。

 安保は2月に試合が流れた時のことについては「複雑な気持ちになった。直前で流れたので落ち込んだ」と振り返った。そして「本当に僕自身、弟と一緒に悩んだが、僕たちが姫路から出てきた理由がK-1のチャンピオンになることだったので、まだK-1でやり残したことがあるという決断になった」と戦線復帰の経緯を説明した。

 改めてゴンナパーについては「強い選手。Krush王者になったし、K-1王者の卜部功也選手にも勝っている。ここでゴンナパーを倒すことによって、夢であるK-1チャンピオンが見えてくるのかなと思う」と話した。

 拠点が東京から大阪へ変わることで練習環境にも大きな影響がありそうだが、その点については「東京で2年弱頑張ってきましたが、トップ戦線に通用するノウハウは知りえたと思う。大阪って今盛り上がっているじゃないですか。そこに僕たち兄弟が行くことによって、大阪がもっと大きくなっていくのかなと思う。練習環境は、今は姫路で昔お世話になったところで練習していますが、タイに行って帰ってきたら自分たちのジムがあって、タイ人のトレーナーも用意する予定なので、そこに関しては問題ないと思う。後は気持ちだと思います」と胸を張った。

タイトル挑戦をめぐり城戸と宮田プロデューサーが不毛なやり取り【6・17 K-1】

2018.04.25 Vol.Web Original

城戸にまたも難敵出現。マサロが2年ぶりにK-1参戦
 K-1実行委員会が4月25日、都内で会見を開き、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」(6月17日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 ウェルター級スーパーファイトで城戸康裕がマサロ・グランダーと対戦する。

 マサロは2015年のK-1初参戦で野杁正明を飛びヒザ蹴りでドクターストップに追い込み、平本蓮にも勝利を収め、敗れはしたものの木村“フィリップ”ミノルとも好ファイトを展開。2016年のゲーオ・ウィラサクレック戦以来しばらく参戦が途切れていたが、今回2年3カ月ぶりの登場となる。

 城戸は3月大会でイッサム・チャディッドをダウンを奪ったうえで判定で破り、「次回はタイトル戦」とアピールしていたのだが、それはさすがに早すぎたか…。今回は思わぬ強豪との対戦が組まれてしまった。

3大タイトルマッチのカードを発表【6.30 Krush.89】

2018.04.25 Vol.web Original

 6月30日(土)に開催される「Krush.89」(東京・後楽園ホール)のカード発表が24日、都内の会場で行われた。

 今回発表されたのは、スーパー・フェザー、バンタム級、女子アトム級のタイトルマッチのカードで、3つの階級のタイトルマッチが行われるのは2011年以来となる。

初参戦の浜崎朱加が改めて「やれと言われれば誰とでもやる」【5・6 RIZIN】

2018.04.25 Vol.Web Original

「今回はいつも以上に気合。絶対に一本決めて勝ちたい」
「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)に出場する元Invicta FC世界アトム級王者の浜崎朱加が4月25日、都内で公開練習を行った。

 この日はDEEP JEWELSに参戦中のアミバをパートナーに3分間のグラップリングのスパーリング。今回は昨年3月以来の試合なのだが、終始アグレッシブに攻め続け、ブランクを感じさせない動きを見せた。

 浜崎は2015年からInvictaに参戦。日本で試合をするのは2014年の大晦日以来となるが、練習後に行われた会見では「日本で調整できるのは大きい。海外では時差ボケが直らないまま試合をしていたこともあったので、その分有利かなと思う。いつもと変わらず調整できている。問題ない」と話した。久しぶりの日本での試合については「海外でやる時と全然違う。知っている人もたくさん見に来てくれるので、その分“いいところを見せないと”じゃないけど、しっかり勝てるようにしないといけない。いつもそう思っていますが、今回はいつも以上に気合が入っています。絶対に一本を決めて勝ちたい」などと気合十分。

浅倉カンナ「自分のペースで戦えれば勝てる」【5・6 RIZIN】

2018.04.24 Vol.Web Original

DEEP JEWELS王者と寝技のスパーリング
「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)に出場する浅倉カンナが4月24日、都内で公開練習を行った。

 浅倉は全12試合中の第10試合でメリッサ・カラジャニスと対戦する。

 この日はDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈をパートナーに3分間のグラップリングのスパーリングを行った。3分間ほぼ動きを止めることなく、得意のタックルを決めテイクダウンに持ち込む場面も多く見られ、下になってもフロントチョークにとらえるなど順調な仕上がりを見せた。

 練習後の会見でも「ここまで順調に練習も積めてきて、追い込みも今週で終わり。しっかり準備はできています」と順調さをアピールした。

 対戦相手のカラジャニスについては「動画はあまり見ていないが、打撃の勢いがすごくある選手。でも打撃も徐々にできてきているし、グラウンドも少しずつですが、技術も上がってきていると自分でも思えるようになっているので、しっかりと自分のペースで戦えれば勝てると思う」などと話した。

ソチ五輪スキーハーフパイプ・三星マナミ – 宿題 -【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.04.24 Vol.web Original

目は瞑っている。

ゴーグルの奥で人知れず涙を流していたのだろうか。
光が反射して、うまく判別できない。

「ああ終わったー」とでも言ってるような口の動き。
転倒の悔しさなのか。
笑っちゃっているのか。
すべてが終ったことから来る安堵なのか。

そんな曖昧な表情を微細に捉えた一枚だと思っている。
ただこの写真、
狙って撮ったものではない。
CFカードの中に残っていた、
いわゆる「撮れちゃった写真」だ。

これを超える一枚を今度は狙って撮りたい。
4年前からの宿題である。

(長田洋平)

■カメラマンプロフィル

撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピックを取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

那須川天心「中村選手は他の選手には通用しても僕には通用しない」【5・6 RIZIN】

2018.04.23 Vol.Web Original

EVOLVEでの武者修行を経て「やってきたことは間違いじゃなかった」
「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)に出場する那須川天心が4月23日、千葉の「TEPPEN GYM」で公開練習を行った。

 那須川はシンガポールのEVOLVEジムでの武者修行と20日にフィリピンのマニラで行われた「ONE Super Series」の観戦のため、約10日間、東南アジアに滞在。帰国したばかりだったが、2分のミット打ちと2分のマススパーリングを行い、軽快な動きを見せた。

 練習後の会見では今回のEVOLVEでの武者修行について「観光なんて全く行かなかった。MMAとムエタイをミックスしたようなミット打ちをさせてもらった。めちゃくちゃいい刺激をもらった。こんなにいい環境があるんだと思った。日本のみんなにも行ってもらいたい。サムエーなんかとにかく蹴りが速くて見えなかった。でも収穫はあった。見ているだけでも勉強になった」などと振り返った。とはいえEVOLVEの練習環境やそこで出会った選手たちに圧倒されるばかりではなく「通用する部分はたくさんあると感じた。もっと通用しないと思っていたが、やってきたことは間違いじゃなかったと思った。そこにプラスアルファで技術面とかいろいろなところから吸収できればもっと強くなれるんじゃないかと思う」と話した。

佐々木大蔵が3度目の防衛ならず、ゴンナパーに王座を明け渡す【4・22 Krush.87】

2018.04.23 Vol.web Original

 4月22日(日)東京・後楽園ホールで「Krush.87」が開催。メインイベントでは、-63㎏王者・佐々木大蔵がゴンナパー・ウィラサクレックと対戦。判定まで持ち込んだが惜しくも敗れ、ゴンナパーがタイ人としては初のKrush王座に輝いた。

インフィニティリーグでニシダ☆ショーが1R一本勝ち【4・22修斗】

2018.04.23 Vol.Web Original

ニシダが勝ち点4獲得でトップタイに躍り出る
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.25」(4月22日、東京・新宿FACE)で行われた「インフィニティリーグ2018ストロー級」ニシダ☆ショーvs新井丈の一戦で、ニシダが1R4分2秒、三角絞めで勝利を収め、勝ち点4を獲得。小巻洋平と並び首位に躍り出た。

 1R、ニシダはタックルにパンチをカウンターで合わされたものの、ひるまず片足タックルを取り切る。すぐに立たれたものの、バックをキープし主導権を握る。新井の巧みなディフェンスでなかなかテイクダウンには至らないが、なおも組み付きロープに押し付けその反動でテイクダウンに成功。マウントを取ってパウンド、鉄槌で追い込みがっちり三角絞めにとらえる。脱出を図る新井だったが、もがくほどがっちり極まってしまい、無念のタップ。ニシダがリーグ戦初戦で会心の一本勝ちを決めた。新井は箕輪ひろば戦に続き連敗となった。

現王者・斎藤裕がリオン武に「当たり前に圧勝したい」【5・13修斗】

2018.04.23 Vol.Web Original

リオンは「応援してくれる人の思いを拳に宿して斎藤選手にぶつけたい」
 修斗春の大一番と銘打たれた「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川県・カルッツかわさき)で対戦する世界フェザー級王者・斎藤裕と第5代、第8代世界ライト級王者のリオン武が4月22日の修斗新宿大会に姿を見せた。

 斎藤は「リオン武選手は今まで数多くの強豪としのぎを削ってきた選手ですが、今のチャンピオンは僕なので、当たり前に圧勝したいと思う」、リオンは「久しぶりの修斗の試合でいきなりチャンピオンの斎藤選手と対戦させていただくことになって、いろいろな人に感謝します。応援してくれる人の思いを背中にしょって、その思いを拳に宿して斎藤選手にぶつけたい」とそれぞれ対戦に向けての決意を語った。

 斎藤は昨年4月の宇野薫に続いてのレジェンド狩りとなる。リオンは2016年9月のVTJでの内村洋次郎戦以来の実戦ではあるが、その時も約1年半のブランクがありながらきっちり仕上げ、KO勝ちを収めている。「修斗伝承」と銘打たれてのこの一戦。斎藤にとっては一筋縄ではいかない戦いとなりそうだ。

「齋藤曜vs平川智也」の好カードが実現
 5月大会はこのほかに「猿田洋祐vs村田一着」の世界ストロー級タイトルマッチ、「根津優太vs魚井フルスイング」、「岡田遼vs論田愛空隆」、インフィニティリーグ2018ストロー級の「箕輪ひろばvs楳沢智治」が発表されていたが、この日新たに「榎本明vs倉本一真」戦を発表。また参戦が決まっていた齋藤曜の相手が平川智也となることが発表された。

 齋藤は前戦で世界王者の佐藤将光を破り一躍脚光を浴びる存在となった。一方の平川はバンタム級に転向後2連勝と勢いに乗る。思わぬ好カードが実現することとなった。

6月大阪大会ではTOMAvs山本健斗デリカットの環太平洋王座決定戦開催
 またこの日は6月17日に開催される大阪大会(エディオンアリーナ大阪・第2競技場)の一部カードが発表された。

 第8代環太平洋フェザー級王者の高橋遼伍が膝の手術で防衛戦を行えないことから王座を返上。これを受け、「第9代王座決定戦」としてTOMA(同級1位)vs山本健斗デリカット(同級3位)が行われることとなった。

 出場予定選手として、オニボウズ、前田吉朗、キャプテン☆アフリカ、マッチョ ザ バタフライ、高野明、長田拓也、ダイキ ライトイヤーが発表された。

Copyrighted Image