あの日から7年、ダンスで元気な笑顔を増やしたい【夢の課外授業 SPECIAL in 仙台】


 レッスンを受ける子どもたちはほとんどがダンス経験者で、振り付けの覚えも早く、先生達も驚きの表情。8歳から17歳と年齢に開きがあるため、ひとつの振りを習得するまでの時間に差があるものの、みんなができるようになるまで根気よく繰り返し繰り返し指導する先生たちは汗だく。余裕のある大きな子たちには、ダンスを格好良く見せるコツや、お客さんに魅せる動きを教えるなど、子どもたちの技術に合わせてきめ細かく教えていた。

 途中、橘先生、世界先生、重留先生、中島先生によるお手本を披露。4人がダイナミックに踊りだすと、子どもたちの目がキラキラと輝き出す。プロのダンスを目の前にして、シャイで大人しかった子どもたちも、興奮気味に歓声を上げていた。

 全員で『Rising Sun』を踊り切ると自然と拍手が起こり、ダンスレッスンは終了。その後、輪になって座り先生たちへ質問できるトークタイムがスタート。「観客に魅せるダンス、何かを伝えるダンスをするために必要なことは?」という専門的なものから「好きな生物と嫌いな生物を教えてください」といった可愛い質問まで飛び出し、スタジオは笑いに包まれた。