五輪聖火リレーリハ パラ射撃の田口氏「ワクワクした」石原さとみも参加

笑顔をふりまく石原さとみ 写真:田村翔/アフロスポーツ
 東京五輪の聖火リレーのリハーサルが15日、都内で行われた。羽村市でスタート、国分寺市、そして八王子市と、22名が走った。この日のリハーサルには、聖火リレー公式アンバサダーの石原さとみと田口亜希氏も参加した。

  八王子市の富士森公園では、その日の最終ランナーが聖火を聖火皿に移すリハーサルも行われた。富士森公園は、その日の最終聖火ランナーが到着する際に、聖火到着を祝うセレブレーションを行う会場になっている。セレブレーション会場では、各都道府県の実行委員会によるさまざまなステージプログラムを展開するとともに、東京2020オリンピック聖火リレーパートナ―などが聖火リレーを盛り上げるブースを出店する。
聖火リレー公式アンバサダーでパラリンピアンの田口亜希氏
 この日、八王子市を走った聖火リレー公式アンバサダーでパラリンピアンの田口氏は「沿道のみなさんが頑張ってと手を振ってくださったり楽しそうにしていらっしゃるのを見てワクワクした。トーチは人の心をつないでいくものなのかなと思っている。(ランナーたちは次のランナーに)聖火を渡していきますが、沿道の人の心も込められて、最後に国立(競技場)に届くのかなと思いました」。

 移動のためのバスも車いすごと4台乗れるようになっていたとし、「どれだけの車いすユーザーの方がいらっしゃるかわかりませんが、ご不便なく参加してもらえると思う」。この日デビューした聖火トーチを車いすに固定するアタッチメントについて「簡単に取り外しができて、かっこいいんですよ」と笑顔を見せた。
 
 オリンピック聖火リレーは、3月26日に福島県・ナショナルトレーニングセンターJビレッジをスタートし、日本全国858市区町村で行われる。