新しい地図と日本財団の基金が支援先を決定 「新型コロナプロジェクト」で

 新しい地図と日本財団による基金「LOVE POCKET FUND」は14日、「新型コロナプロジェクト」で、「(特非)全国こども食堂支援センターむすびえ」を最初の支援先として決定したことを発表した。支援金は4千125万円。

 支援を受ける「(特非)全国こども食堂支援センターむすびえ」は、新型コロナウイルスの影響で臨時休校になるなど、給食など栄養のある食事を十分に接種する機会がなくなった生活に困っている世帯の子どもたちを中心に、全国各地域の子どもの居場所の運営団体が弁当や食材を提供する。また、特に配慮が必要な世帯に対して相談等の個別支援を行う。 

「LOVE POCKET FUND」は、生きにくさを抱えている女性や子ども、地方創生に関わる支援を目指して、4月27日にスタート。同時に支援が急務とされる「新型コロナプロジェクト」を立ち上げ、支援を募ってきた。基金は今後も、子どもの支援や医療関係者、ボランティア支援を行っていく予定で、新たな支援先が決定次第、発表する。

 5月14日午前9時30分時点での、同基金への寄付申し込み総額は、1億8939万4689円。


□LOVE POCKET FUND:https://love-pocket-fund.jp/