DEEP SQUAD | Deja Vu ーー月刊EXILE

7月19日に配信シングル「Deja Vu」をリリースしたDEEP SQUAD。今作は、心躍る夏の一瞬をCOOLに描いたDEEP SQUAD流の本格派Summer R&Bサウンドの一曲に仕上がった。インタビューでは、今作の魅力やMusic Videoの撮影エピソード、さらに初のファンクラブイベントとなる『DEEP SQUAD OFFICIAL FAN CLUB EVENT 〜Get With “DEEPER”〜』への想いなどについて話を聞いた。

SC_photography_Mari Hamada(A.K.A.Co.,Ltd) styling_Hiromi Mori hair&make_Asuka Togashi(CONTINUE), Sayo Fujiwara(CONTINUE) text_Kei Osawa edit_Haruna Nakagaki

─今回の新曲「Deja Vu」は、どういった経緯で楽曲制作をされたのですか?

DEEP YUICHIRO(以下YU):昨年に引き続き、三重県桑名市にあるナガシマスパーランド『ジャンボ海水プール』のCMソングの制作依頼をいただき、そこから夏に合う楽曲を作ろうということになり、始まりました。今までの僕らにないような、おしゃれで夏らしいサウンドに仕上がったかなと思います。個人的には、とても満足しています。
DEEP TAKA(以下TA):ナガシマスパーランドさんには、過去DEEP時代にもお世話になっていたり、いつも本当によくしていただき、僕たちも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがたいことに今回もタイアップをさせていただき、すごくうれしいです。
DEEP KEISEI(以下KE):こういったご時世なので、なかなか外に出ていつもの仲間や恋人と遊ぶということができないかと思いますが、今回の楽曲では、誰もが夏に楽しく過ごしたような身近な経験や思い出を、少しでも曲のなかで感じて楽しんでいただけるような内容にすることを意識して制作をしました。
杉山亮司(以下杉山):僕自身、作曲に携わらせていただくこと自体が今回初めての経験だったので、とにかく全力でやらせていただきました。YUICHIROさんとKEISEIさんを筆頭に、一流のスタッフの皆さんに囲まれながら、緊張感がありつつもとても貴重な時間を過ごすことができました。先ほどKEISEIさんもおっしゃっていたように、友達や家族など大事な人になかなか会えない状況のなかで、早く夢に見ていたものが現実になるといいなという意味を込めて、「Deja Vu」というタイトルをつけさせていただきました。これから夏本番ですし、この曲を聴いて少しでも夏を楽しんでいただけるとうれしいです。

─レコーディングの際にこだわった箇所や意識した部分はどんなところですか?

杉山:自分が歌うパートに関しては、自分自身で作詞をしたということもあり、いろんなフローなどを考えつつ何回もチャレンジをしたのですが、最終的に決まったのは最初に出したフローやメロディラインでした。とにかく思いついたことをまとめてノートに書いて清書をして、それを元にみんなで話し合ったのですが、その結果、最初に書いたものがいいということになりました。そのときに、自分の直感を大事にすることも必要なのだなと勉強になりました。
宇原雄飛(以下宇原):僕は歌い方などをレコーディングする前に、「こういうフローはどうだろう」「これが一番良いんじゃないか」という話をしつつ、実際にレコーディングで試したりしました。レコーディングのときも、話し合いのときとは違うアプローチで試してみたり、声の出し方も変えてみるなど、より“掛け合い感”を出すことを意識しました。とにかく試行錯誤の連続という感じでした。

─特に印象に残っているフレーズはどの部分ですか?

比嘉涼樹(以下比嘉):サビのあとの掛け声です。実際に歌詞としては書かれてはいませんが、そこがいちばん覚えやすいと思います。ライヴなどで披露をさせていただいた際は、ファンの皆さんも一緒に歌ってくれたらうれしいです。
TA:「水鉄砲」や「テキーラ」など、夏を想像しやすい言葉がポイントかなと思います。今回は共感できる歌詞が多いといいますか、すごく近くに感じるようなワードがたくさんあるなと思いました。最初に聴いたときになんだか懐かしい感覚になりました。

─今楽曲は、どのようなシチュエーションで聴くのがおすすめですか?

比嘉:今の時期は少し難しいと思いますが、もし行けるようになったら、海に行くときなどに聴いていただくのがベストかなと思います。でも、遊びながらでももちろん、プールもそうですし、目的地へ向かう途中のクルマのなかや、友達と部屋でお酒を飲みながら、あとみんなでワイワイしながらなど、夏であればどんなシチュエーションにもマッチすると思います。
宇原:あと恋人とのドライブにも最高にハマると思います。それで、そのままナガシマスパーランドの『ジャンボ海水プール』に行ってもらえたら、もうバッチリです(笑)。
KE:それいいね(笑)!
TA:あと出かける前日とかですね。「さあ、明日出かけるぞ!」という前日の夜って、やっぱりワクワクするので、「明日は海だー!」とか(笑)。遠足の前のドキドキ感をよりいっそう高めるには、この楽曲は最高にハマると思います。
─夏が楽しみですね。今作のMusic Video(以下MV)はどのような撮影になったんですか?
YU:僕はちょっと大人な雰囲気を出すために、バーのカウンターなどでの撮影をしました。次の日が楽しみで眠れないという気持ちを表現するため、僕は眠れなくてバーでちょっとお酒を嗜んでいるような雰囲気での撮影でした。
杉山:今作は少し男の色気といいますか、セクシーな楽曲でもあると思うので、MVではベッドに座ってセクシーな男の魅力というのを出せたらいいなと思い、意識して撮影に挑みました。
比嘉:夏曲と言ったら、はしゃいで弾けるというイメージが強いかもしれませんが、このMVは男の色気をテーマに夜のカッコいい雰囲気で撮影しました。初めてのラップ部分の撮影はちょっとギラギラな感じで撮ったので、新鮮な気持ちで楽しかったです。

─夏曲ということで、皆さんにとっていちばん印象深い夏の思い出を教えてください。

比嘉:DEEP SQUADに加入したのがちょうど夏で、僕にとってはやはり人生が変わった瞬間だったので印象深いです。毎年7月22日は大切な日です。
KE:そうか、この時期か。
TA:僕にとって夏といえば、DEEP SQUADの合宿という印象が強いです。
KE:あ、それもあるか。
比嘉:あと、個人的には誕生日(8月14日)なので、思い出深いといいますか……(笑)。
TA:あれ!?(笑) 何アピールかな?(笑)
一同:(笑)

─ではタイトルにちなんで、デジャヴな出来事などありますか?

YU:メチャクチャあります。今日もリハーサル中にありました。デジャヴって基本的に「あ、この光景見たことある!」って思い出すじゃないですか? そうしたら必ず、その先のことまで覚えているんですけど、必ずしもそうはならないんです。
TA:一瞬だよね。
YU:本当に、不思議。
TA:それをまた一瞬で忘れるんだよ。
比嘉:僕もさっきありました。撮影をしていたときに、みんなでモニターを見て確認をしていたんです。そうしたら後ろでKEISEIさんが、「ダンサーの人の撮影って見てみたいよね」って言ったんですけど、それがデジャヴで。
KE:そこまで?
比嘉:あれ、でもこれKEISEIさんが前にも言っていたのかな?
TA:しょっちゅう言っているじゃん(笑)。
杉山:KEISEIさんは結構同じこと言いますよ。
比嘉:デジャヴだと思ったんですけど、そう言われて改めて考えると、前回の撮影で言っていただけかなと思いました……(笑)。
KE:それは僕もデジャヴになったとき、いつもそれ思う。「これ絶対見たことある光景だけど、デジャヴじゃなくて、ただ同じようなことを見たんだろうな」って(笑)。
TA:あと、デジャヴって前世での記憶とかって言いません? 前世でも同じことしているのかな? そんなことないよね。うーん、謎。
YU:地球がずっと同じことを繰り返しているかもしれないし。
KE:あれ? ちょっとなんか難しい話になっているぞ。どんどんテーマから離れていく(笑)。

─では最後に、DEEP SQUADの活動を楽しみにしてくださっている『月刊EXILE』の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

YU:いつも『月刊EXILE』に掲載していただき、本当にうれしく思っています。そしていつも応援してくださり、ありがとうございます。今はご時世的にかなり辛い時期ではありますが、この状況が落ち着いたら、直接ファンの皆さんにお会いして、この曲を直接届けることができたらと思っています。それまでに各自で何回も“デジャヴして”聴いていただけたらうれしいです(笑)。この2年間、皆さんとは直接お会いすることができず、僕たちもすごく残念な気持ちで過ごしてきました。今年こそライヴツアーを筆頭に、メンバー一同、今後に向けて活動していければいいなと思いますので、もう少し待っていてください。そして、念願かなってお会いできたときは、今までの鬱憤を晴らすように、一緒に楽しく盛り上がりましょう。
杉山:僕にとっては初の制作楽曲でもある今作は、ぜひたくさんの人に聴いていただきたいです。なかなか不便な生活が続いていますが、こういったご時世だからこそ感じることもあり、僕自身、アーティストとして考えさせられることが多くありました。近い将来、ファンの皆さんと一緒に盛り上がれる日が来ると信じていますので、その日を楽しみにしながら、僕たちも前を向いて頑張っていきたいと思っています。お会いできる日を信じ、それに向けてリハーサルを重ねて、調整しつつ、最高の歌声を皆さんに聴いていただけるように全力で歌い上げたいと思っています。皆さんに会えるということが何よりもうれしいですし、楽しみです。そしてこの曲が、皆さんの今夏の思い出を彩るものになったらうれしいです。
TA:いつも応援していただき、本当にありがとうございます。今回の楽曲もそうなのですが、今後皆さんに楽しんでいただけるいろいろなプロジェクトが水面下で進行しています。正式に決まりましたら改めてご報告をさせていただきますので、それまで少しお待ちください。今夏は『居酒屋えぐざいる』でもパフォーマンスをさせていただく予定で、皆さんと最高の夏を過ごせたらいいなと思っています。引き続き、SNSやホームページのチェックをよろしくお願いします。
宇原:今作は自分たちでテーマを決めて一から作詞、作曲をするなど、想いの詰まった楽曲となっています。DEEP SQUADとしてはチャレンジングな作品となっていますので、ひとりでも多くの人に聴いていただきたいです。また初のファンクラブイベント『DEEP SQUAD OFFICIAL FAN CLUB EVENT~Get With “DEEPER”~』も、今からすごくワクワクしています。1年半以上お会いできなかったので本当にうれしいです。会えなかった時期もファンの皆さんにはSNSなどを通じてたくさん応援や励ましのコメントをいただいたので、その感謝の気持ちをしっかりとイベントでお伝えしたいと思っています。これからも、応援よろしくお願いします!
比嘉:「Deja Vu」は、改めて新たに加入させていただいた僕ら3人の存在意義を証明できる楽曲になったと思います。今回僕は楽曲制作には携わっておらず、亮司とKEISEIさん、YUICHIROさんの3人で手がけましたが、今後はもしかしたらほかのメンバーも制作に加わることもあると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。また、8月から始まる初のファンクラブイベントでは、ファンの皆さんと一緒に今まで会えなかった時間を取り返すつもりで、楽しい時間を過ごせたらと思っています。そして、より多くの人にDEEP SQUADを知ってもらいたいです。
KE:いつも応援していただきありがとうございます。これからも“歌心(うたごころ)”をしっかりと持って、歌にコーラスに頑張っていきたいと思っています。現在DEEP SQUADは3年目に突入していますが、これからも皆さんに愛していただけるようなグループを目指して頑張っていきたいと思っています。人肌が恋しくなるようなことがあったら、僕たちの楽曲をぜひ聴いてください。これからも応援よろしくお願いします。そしてライヴで一緒に盛り上がれる日が来ることを、楽しみにしています!

Digital Single
「Deja Vu」
配信中
https://smar.lnk.to/bW5HpR

月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )9月号より


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