『Eダンスアカデミー』9年の歴史に幕 26日に最終回 EXILE ÜSAとEXILE TETSUYA、小森隼がキッズの成長見守る

後列左から、小森隼、EXILE ÜSA、EXILE TETSUYA。 前列左から、ニコル(吉野仁香瑠)、ユウト(手塚悠翔)、マリイ(小野真里衣)、ミツキ(岡光輝)、エマリー(エマリ パーティントン)、 ルナ(新井琉月)、レナ(石川令菜)、カズマ(竹下司馬)

 EXILE ÜSAとEXILE TETSUYAらが講師を務める音楽教養番組『Eダンスアカデミー』(Eテレ、毎週土曜9時30分~)が26日の放送をもって9年間の放送に幕を下ろすことが発表された。

 番組は、子どもたちにダンスを理解しやすいように指導する番組として2013年にスタート。EXILE ÜSAとEXILE TETSUYAが講師を務め、シーズン8からは小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)も加わって、子どもたちと一緒にダンスの楽しさを伝えてきた。番組ではEXILEの代表的な楽曲である「Choo Choo TRAIN」や「Rising Sun」、「I Wish For You」、「VICTORY」などで踊ったり、子どもたちが主体となってダンスの振り付けをするなど、さまざまなアプローチで楽しみながらダンスに取り組んできた。

 EXILE ÜSAは、9年という長きにわたり番組を担当するうえで、「Eダンスキッズや番組を観てくれている子どもたちに、ダンスって楽しいなって感じてもらえるような内容にすること」を意識してきたという。番組では、ダンス体操に始まり、ダンスしりとり、ダンスジャンケンなど、遊びとダンスを融合するなど工夫していたと振り返った。そのなかでも「EXダンス体操」は番組の人気コンテンツに。EXILEやLDH所属のアーティストも登場して一緒に踊るなど、多くの視聴者に愛され、YouTubeの公式動画の再生数は約500万回を記録した。

 EXPG高等学院の学長も務めるEXILE TETSUYAは、同番組について「世界中においても、ストリートダンスの子どもを対象にした教育番組はとても珍しいケースだということを知りました。さらに、ダンスやエンタテインメントにおける夢の持つ力は、子どもたちにとってとても良い教育になることをこの番組や普段の活動から感じています」とコメント。さらに「番組は終わってしまいますが、自分はこれからもさらにダンスの持つ可能性を広げていけるように頑張りたいと思います」と付け加えた。

 約3年間、講師として番組に携わってきた小森は、自身も小学生の頃からEXPG STUDIOにてダンス教育を受けてきたことに触れて、「自分がEダンスキッズと同じ年齢の時にEXILE ÜSAさんに憧れ、EXILE  TETSUYAさんにダンスを教えて頂き、時を経てお2人と一緒にキッズにダンスを教える立場になりました……。キッズ達を見ているとあの頃の自分を思い出してとても懐かしく、『まだまだ頑張ろう!』と何度もエネルギーをもらいました」と感慨深げだった。

 最終回は卒業発表会で、キッズたちがこれまで磨きあげてきたダンスを披露する。

 また、最終回特別編が3月31日18時55分から放送される。45分の拡大版。