新導入のOFGマッチで笠原弘希が判定勝ち「どの団体とでも誰とでも戦う」【SB】

遊笑の右フックが炸裂(撮影・須山杏)

セミでは坂本優起が遊笑に判定負け

 セミでは坂本優起(シーザージム)が遊笑(Y’s glow)と対戦するも0-3の判定で敗れた。

 1R、オーソドックスの坂本とサウスポーの遊笑。遊笑は左ロー、ミドル。坂本は右ボディーストレート、左フック。坂本は圧をかけて左右のフック、右ボディー。坂本が詰めてパンチの連打。遊笑がぐらり。遊笑は左目じりから出血。坂本は的確に左右のパンチを顔面に当てていく。遊笑は組んで投げを試みるが崩れてポイントにはならず。オープンスコアは2人が坂本。

 2R、左ミドル、右ローで崩しにかかる遊笑に坂本はパンチで対抗。遊笑が詰めてパンチの連打、ヒザ。坂本も打ち返し、遊笑が顔をしかめる。遊笑は左ハイ、左ミドルからコーナーに詰めてパンチの連打。坂本はボディーブロー。遊笑はミドルからパンチを連打。坂本は組んでからの攻撃を狙うが不発。このラウンドはジャッジ3者とも遊笑。

遊笑の左ハイ(撮影・須山杏)

 3R、遊笑は左ミドル、そして首相撲からヒザを連打も急所付近に当たったというジャッジでブレイク。坂本がパンチで下がらせる。遊笑は体重を生かし押し込む。遊笑はパンチの連打から左ハイ。遊笑の連打に下がる坂本。コーナーを背負いながらもパンチを返す坂本だが遊笑も手を出し続ける中、ゴング。

 判定は28-29、28-29、28-30で遊笑の勝利となった。

「SHOOT BOXING 2023 act.2」(4月30日、東京・後楽園ホール)
◆第8試合 SB日本スーパーライト級(-65.0kg契約) オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)ランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ/Pet Por Tor Or Gym)●

◆第7試合 SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●坂本優起(シーザージム)(判定0-3=28-29、28-29、28-30)遊笑(Y’s glow)○

◆第6試合 SB日本フェザー級タイトルマッチ 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
●〈王者〉川上叶(龍生塾)(判定0-2=49-50、50-50、49-50)〈挑戦者〉山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級1位)○

◆第5試合 SB日本スーパーフェザー級(-60.0kg契約) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム)(判定3-0=30-27、30-24、30-24)ポームロップ・ルークスアン(タイ/ルークスアンジム)●

◆第4試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)(判定3-0= 30-26、30-25、30-24)向籽羲(香港/榮拳館香港)●

◆第3試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○風間大輝(橋本道場)(2R1分8秒、KO)有馬伶弍(龍生塾)●

◆第2試合 53.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
笠原直希(シーザージム)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)佐野和英(A☆R KICK!)

◆第1試合 62.5kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
○長谷川平蔵(シーザージム)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)柳澤翔太(クロスポイント吉祥寺)●
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