国内初の一般消費者向けARグラス提供メーカー誕生。日本発のARグラス「SABERA スマート眼鏡」を発表

主な機能を紹介

 ARグラスはアメリカ、中国を中心に海外で徐々に市場が広がり出した状況。中国ではRokid、Even Realities、Halliday、アメリカではMetaが勢いを拡大。今後はGoogleやAppleの参入も報道されているのだが、日本ではjig.jpが先陣を切る形になるという。

 この日、お披露目された「SABERA スマート眼鏡」のコンセプトは「鯖江生まれのスマートメガネが、ビジネスや日常を静かに研ぎ澄ます」というもの。

 今回は「日常の中でカメラの存在によって心理的にかけづらい場面が生まれてしまう」といった理由からカメラは搭載せず。スピーカーも「軽量性の実現、一日中装着しても疲れない快適な掛け心地」を目指したことから搭載しなかったという。

 また重量、バッテリー、製造コストのバランスや初めてARグラスを装着する人がほとんどと思われることから、第1弾は単眼ディスプレイが採用された。価格は9万2400円(税込み)で4月20日~6月29日までECプラットフォームの「MAKUAKE」で販売。7月以降に順次発送予定となっている。

 発表会では川股氏から代表的な機能として、LINEの受信、カレンダーなどをスマートフォンを取り出さなくても視界の中で確認できる「通知機能」、話している内容がリアルタイムでテキストとして表示される「文字起こし機能」、プレゼンやスピーチの際に、自分だけに見える形で原稿を視界に表示する「原稿表示機能」、相手の話している内容をリアルタイムで翻訳し、視界の中でテキストとして表示する「リアルタイム翻訳機能」、目的地までのナビゲーションが表示される「ナビゲーション機能」、スマートフォンで検索するほどではない疑問などをその場で質問するだけで必要な情報や回答がリアルタイムで視界に表示される「AIアシスタント機能」が紹介された。これらの機能があればスマホを開くことなく、両手が空いた状態での作業も可能となる。