唐沢寿明、自らアフロヘアを提案『20世紀少年』から15年ぶり堤幸彦監督とタッグ

 

 映画『ミステリー・アリーナ』(5月22日公開)の完成披露試写会が4月22日、都内にて行われ、俳優の唐沢寿明、芦田愛菜らキャストと堤幸彦監督、原作・深水黎一郎氏が登壇。『20世紀少年』三部作以来のタッグとなった唐沢の役作りに堤監督が感謝した。

 ミステリー作家・深水黎一郎による同名小説を映画化。推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」を舞台に緊迫のゲームを描く。

 推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」の司会者・樺山役でかつてない怪演ぶりを見せる主演・唐沢は「自分が演じたことのないひどい人物。これまで(演じた悪役)は多少、救いがあったりしたが、最後までまったく救いようがない」と断言。

 そんな唐沢と『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』以来、約15年ぶりのタッグとなった堤監督は「今回ほど唐沢さんに助けられたことはない」と、樺山の強烈な個性を生んだアフロヘアは唐沢の発案だったことを明かし「“つつみ”隠さずお話します」と自身の名前にかけたジョークで感謝。

 唐沢も「やるならとことんやろうと思った」と振り返りつつ「アフロが暑すぎて、頭が小っちゃくなりました(笑)」と苦笑した。

 浅野ゆう子はアフロが唐沢発案だったことに驚きつつ「唐沢さんは昔から本当に器用な方。何でもできてしまう。いわゆる引き出しをたくさん持っていらっしゃる方。今回はさらに進化した姿を見せてくださっている」と絶賛。

 唐沢も、次々と樺山と対峙する挑戦者役の俳優たちについて「トップバッターが決めると、次の俳優の目つきが変わる。それをMC席から見ていて、改めて俳優って面白い職業だなと思いました。自分の役をさらに高みに持っていこうとする。それは見ている方々にも伝わると思う」と感嘆。ところがそのトーク中、うっかりネタバレ部分に触れてしまい、それを堤監督からツッコまれると「いいじゃないですか、人間、失敗することもありますよ(笑)」と照れ笑い。

 最後に唐沢は「映画自体は面白くでき上がっています。僕の役に関しては本当に皆さん、大嫌いになると思います。でもそういう人物がいないと周りの役者が輝かないので」と“ひどい男”役に胸を張っていた。

 この日の登壇者は唐沢寿明、芦田愛菜、三浦透子、トリンドル玲奈、奥野壮、野間口徹、玉山鉄二、浅野ゆう子、堤幸彦監督、深水黎一郎。

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