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フジ、田村正和さんをしのび追悼番組 20・21日に『古畑任三郎』

2021.05.19 Vol.Web Original

 

 フジテレビは、4月3日に亡くなった田村正和さんをしのんで、20・21日の2日間、追悼特別番組『古畑任三郎ファイナル』を放送する。放送するのはシリーズのラストを飾った2006年1月に放送された『新春ドラマスペシャル 古畑任三郎ファイナル』のうちの2編で、イチローが出演する「フェアな殺人者」前・後編と、松嶋菜々子が出演する「ラスト・ダンス」。

『古畑任三郎』は、田村さん演じる主人公・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを解いていくドラマシリーズ。1994年に『警部補・古畑任三郎』としてスタートし、連続ドラマとして3シーズン続き、数々のスペシャル、スピンオフ作品など、12年間にわたって愛され続けた。

「フェアな殺人者」(前編)は20日14時45分~、同後編は21日14時45分~。「ラスト・ダンス~」は21日20時~。

磯村勇斗が悩める将軍・徳川家茂を好演!大河ドラマ『青天を衝け』で存在感

2021.05.15 Vol.Web Original


 磯村勇斗が初挑戦の大河ドラマ『青天を衝け』で存在感を示している。

「大河ドラマは初めてなので、お話をいただいたときは自分にできるのかと不安が強かったのですが、挑戦してみたいという気持ちがあったので、うれしかったです。『ひよっこ』(2017年の連続テレビ小説)でお世話になったスタッフさんたちもいらっしゃったので、またご一緒できることを楽しみにしていました」

 若くして将軍となった徳川家茂を、さわやかに、そして優しく、繊細さをにじませながら穏やかに演じている。

「登場は13歳。子どもの時から将軍になり21歳で亡くなってしまいます。分からないながらも、一生懸命幕末の時代を背負い……いろいろな意見に流されてしまいます。(妻の)和宮さまを一筋に愛し、ものすごく心の豊かな人で気遣いができる将軍。威張ったり怖い将軍というよりも、どんな身分の人に対しても寄り添える将軍を演じられたらと思っています」

「実在する人を演じるということは演じるうえで責任を感じる」と話す。撮影前には家茂に関する情報を一通り調べた。そしてベースとなるところを身に着けた。たとえば、将軍としての所作だ。

「所作の先生にしっかりと教えていただきました。将軍としての姿勢や歩き方、手の置き方といったことを勉強して、あとは現場で聞きながら、家茂を創り上げていきました。所作は難しいです。制限と考えてしまうので、気にし過ぎてしまい、やりづらいと感じるところもあるんです。ただ、一番大事なのはその時の家茂の感情。所作も気持ちで乗り越えることができると思いました。難しかったですが新しい発見もあって面白かったです」

 劇中で家茂は、いろんな人にいろんなことを言われ、もまれる。

「『青天を衝け』の家茂は可哀想だなと思います。いろんな人の意見を取り入れなければいけないし、ちぐはぐなことをいわれるし、苦しかったんだろうなと演じていて思います……だから甘党になっちゃったんじゃないかな(笑)」

 そんな家茂を「らしい」やり方でサポートするのが草彅剛演じる一橋慶喜だ。

「(家茂が)若くて何もできないところを手助けをしてくれたり喝を入れてくれたり。助けてもらってはいるものの、家茂も悔しいなというところがあるんですね、(慶喜に)全部いいところを持っていかれてしまうので。それをお互い言うわけでもなく、うわべだけの関係性が続いていたのかな」

 そんな関係性のためか現場で交流するということはあまりないという。

「草彅さんとは現場で独特な緊張感があります。挨拶はするんですけど、なんだか、しゃべらなかったです。(草彅さんは)慶喜として生きているので、お芝居で会話をしている感じで、最後のほうで家茂が苦しいところに慶喜が来てくれるんですけど、そこで草彅さんとやっと心が通じあえた気がしました」

 今後注目してほしいシーンは和宮とのシーンだという。「2人きりのたわいもない会話というか、2人の関係性に注目してもらえたらなと思います。一番愛していた人なので」と、磯村。「ロマンチックだな、愛あるセリフだな」と感じる言葉もあったといい、「(和宮を演じる)深川麻衣さんとの呼吸が一緒になっていたような時間の流れ、お芝居でした。見ていて心が苦しくなると思うんですけど、この2人が幸せになってほしいと思ってもらえるシーンになった」と、穏やかに語る。

 家茂にとって「和宮さまの存在は大きかった」と強調する。

「(和宮とは)政略結婚で出会ったものの、ちゃんと一人の女性として愛したいという気持ちが強かったと思うんです。本当に和宮さんしか見ていなかったし、一途に大好きだったので、心の支えになっていたと思います。家茂の精神がぶれないでいるというか、気持ちが落ちないでいられたのは和宮さまのおかげ」

  『青天を衝け』は9日放送から一橋家臣編に入った。物語の舞台は京へと移り、主人公の渋沢栄一らは幕末のヒーローたちに出会い、影響を受け、成長していく。家茂の周辺もざわついてくる。

 今後の見どころについて聞かれると、磯村は「どの時代にも通じると思いますが、未来有望な人が、どのように人と出会い、どんな言葉をもらって、大人になっていくかがすごい大事。『青天を衝け』だけのことではないと思いますが、出会い、人々に注目していただければ」と話した。

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

竹野内豊「私生活でも結構きついときあった」東野圭吾『さまよう刃』で重いシーン引きずり

2021.05.13 Vol.Web Original

 

 5月15日に放送・配信がスタートする、連続ドラマW「東野圭吾 『さまよう刃』」(WOWOWプライムなど、毎週土曜22時放送・配信)の完成報告会見が13日、都内で行われ、主演の竹野内豊と、石田ゆり子、三浦貴大のキャスト、片山慎三監督が登壇し、作品の魅力を語った。

 東野圭吾による同名の小説が原作。犯罪小説史に残る問題作で、娘を残虐な手段で殺されてしまった男が、良心と罪の意識、法律の壁の間でもがき苦しみながらも復讐に突き進んでいくさまを描く。

 原作が発行されたのは2004年。2009年には映画化もされており、竹野内は主人公を追う若き刑事を演じた。竹野内は「(原作発行から)17年が経ってもまだこうして映像化されるということは、誰にも突きつけられているテーマだという気がします。取りかかるときには責任感も感じていて、スタッフもみんな、いい作品にしたいという思いを持っていました」

 本作では、法を犯し追われる父親・長峰を演じている。

「台本をいただいて、もしも自分自身に長峰さんのようなことが起きたときにどうしようかなと深く考えさせられる作品でした。大切な家族や友人が同じようにむごい殺められかたをしたら、きっと自分も長峰さんのような感情になってしまうんじゃないかなと思いました。あまり自分は役を引きずったりしないんですが、今回の作品は、かなり重いシーンを撮った時は2日間ぐらいヘビーな気持ちが抜けなくて、私生活でも結構きついときがありました」

Sexy Zone 佐藤勝利が幽霊役でラブストーリーに初挑戦「いろいろな意味で眠れなくなる作品」

2021.05.11 Vol.web original

 人気コミック「青野くんに触りたいから死にたい」(講談社)が、Sexy Zoneの佐藤勝利を主演に迎え実写ドラマ化されることが分かった。 

 原作は、『月刊アフタヌーン』にて現在連載中の椎名うみによる人気コミック。幽霊となってしまった主人公・青野龍平と、付き合い始めたばかりだった女子高生・刈谷優里の、叶わぬ純愛を描きつつ、背筋も凍る本格ホラー描写が入り交じる、新感覚のホラーラブストーリー。

 主人公としては異例の幽霊役で自身初のラブストーリーに挑戦する、青野役・佐藤は「初めてラブストーリーに挑戦するので、僕の今までとは違う一面を見せたいです」と意気込みを語りつつ、ホラーな青野と、ヒロイン目線のキラキラした青野のギャップを楽しんでほしいとアピール。そして「“新感覚ホラーラブストーリー”という言葉の通り、入り口は王道のラブストーリーのように見えますが、中に入ると迷路に入ったような急展開になるので、この世界に迷い込んでほしいです。恐怖・驚き・悩ましさ・愛おしさ・エロス…さまざまな要素が入り混じっていて、いろいろな意味で眠れなくなる作品なのでぜひ放送・配信を楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。

 原作者・椎名うみも「私が投げた漫画というボールを別の誰かが受け止めて下さって、その人の形で新しい波紋を作ってもらえるのは、何てうれしいことだろうと思います」と実写化に喜びのコメントを寄せた。

「WOWOWオリジナルドラマ 青野くんに触りたいから死にたい」は2022年春、WOWOWオンデマンドにて配信、WOWOWプライムにて放送。

ディーン・フジオカ、『青天を衝け』で2回目の五代さん「偉大な知恵と行動力を持った先輩」

2021.05.07 Vol.Web Original


 
日本資本主義の父と称される渋沢栄一のジェットコースターのような人生を描く、大河ドラマ『青天を衝け』。これまで栄一らが育った血洗島で展開してきた物語は、9日放送の第13回「栄一、京の都へ」から京に舞台が移り、新選組の土方歳三を筆頭に幕末の新たなスターたちが次々に登場してくる。

 そのなかの1人が薩摩藩士の五代才助(友厚)。「東の渋沢、西の五代」と呼ばれ、近代化する日本で重要な役割を果たした人物で、ディーン・フジオカが演じる。「意外とワイルド。最初のシーンを撮影して野性味あふれるというか型に収まらないキャラクターとして描かれていくんだなとワクワクしました」と微笑みながら、『天を衝け』の“五代さん”の印象を語る。

 五代を演じるのは2回目。2015年に放送された連続テレビ小説『あさが来た』ではクレバーで洗練されていてヒーローのような五代を演じた。多くの人が「五代さま」と呼んで登場するたびにため息をもらし、出演回を終えた時には「五代ロス」といった言葉も飛び交った。

 初めての大河ドラマ。それに五代役でオファーを受けたことに「興奮した」とディーン。

「日本で演技の仕事をやらせていただいているなかで大河ドラマは1度経験してみたかった。それを五代さんとの再会という形でできたことが喜ばしい」。また「五代さんとの不思議な縁を改めて感じました。こういう形で偉大な先輩を演じさせていただくのは光栄。率直にすごくうれしかったです」と喜ぶ。

 キャスト発表の際には「五代さまにまた会える!」といった反応も少なくなかった。別の作品だと分かってはいても、『青天を衝け』も『あさが来た』も脚本は大森美香氏。どうしたって、“五代さん”への期待が膨らむ。

「個人的に感慨深いというのがあったり、『あさが来た』のときの五代さんの存在があり、大森さんが脚本を書かれているので文脈というものもあるとは思いますが、プロジェクトとして、僕自身が演じる上、役作りの上で、朝ドラの五代さんを踏襲してやることを心がけているわけではないです。朝ドラと大河ドラマ(での五代)が地続きみたいには考えていません」

 登場シーンの振舞いや在り方はもとより、身につけるものや髪型、言葉も、今までのあの「五代さん」とはまったく異なる。「現場で演出をつけていただいたり役者の方々とやりとりさせていただいてアプローチの違いを感じました。それがフレッシュで、新しいことに挑戦しているんだというワクワク感が明確にありました」と語り、「まったく違うプロジェクト」であることを体感し、いい意味でリセットされたという。

「(五代は)古いしきたりや形骸化しているものを……さわやかに捨て去る(笑)。太陽の光とか風が吹き抜けるような感じで新しい時代を予感させる。そんな演出だと客観的に感じています」

 日々「偉大な先輩」である五代を演じているが「かっこいいな」と思う場面ばかりだそう。

「役を離れたところでも思うんです、こういうふうにものを考えて行動できたら格好いいなって。演技の仕事、演技じゃない仕事、普段やっていること……五代さんに教えてもらっていることを実行しているのかなと錯覚するぐらいです。五代さんは偉大な知恵と行動力を持った先輩だと思っています」

 初登場は9日。どんなワイルドな五代才助に出会えるのか、歴史の教科書でどうなるのかを知っているとはいえ、やっぱり今後の物語の行方も気になる。

「新しい時代を作っていくなかで、同じビジョンを持った人が違う環境のなかで切磋琢磨し、お互い競い合うことで高めあう。それが『青天を衝け』の五代才助が担っている役割なのかと今のところ思っています。こここからどういう展開をしていくのか、このプロジェクト全体を演出チームがどう色付けしていくのか、自分も楽しみです」


『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

大河ドラマ『青天を衝け』栄一たちはいよいよ次のステージへ! 演出の黒崎博氏に聞く

2021.05.02 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『青天を衝け』の物語が大きく動き出す。2日に第12回『栄一の旅立ち』を放送。これまで、血洗島をメインの舞台に、真っ直ぐでピュア、みなが幸せあることを願う栄一という人間ができるまでをさまざまなエピソードを重ね伝えてきたが、いよいよ新たな世界に踏み出していく。

「僕たちは血洗島編と呼んでいるんですが、それが一旦幕を閉じ、栄一が次のステージに飛び出していきます」と、演出の黒崎博氏。さらに「(第12回は)渋沢栄一さんが実際に言っていた『自分は生きる、生き抜くんだ』というところに辿り着く決意の回でもあります。キャストのみなさんが素晴らしい熱量で演じていますので、その熱さみたいなものが少しでも伝わればと思います」と、話す。

満島真之介がキーパーソン! 渋沢栄一らの命をつなぐ<青天を衝け>

2021.05.02 Vol.Web Original

 大河ドラマ『青天を衝け』の物語がいよいよ大きく動き出す。真っ直ぐでピュアで、自分の周りのみんなの幸せを願う栄一ができるまでをていねいに綴ってきた血洗島篇を終えて、新たな世界に踏み出していく栄一たちの姿を描いていく。

 2日放送の第12回『栄一の旅立ち』では、タイトルが示すように、栄一が生まれ育った血洗島、家族のもとを離れ、旅立つまでを熱量たっぷりに描く。そのキーとなるのが、満島真之介演じる長七郎だ。長七郎は、惇忠や栄一と喜作らが準備している高崎城乗っ取り計画や横浜の外国人居留地の焼き討ち計画を中止するように涙ながら訴える。

 満島は「栄一と”命のやり取り“をするのはここだ!」と撮影に入る前から非常に楽しみにしていたそう。「長七郎は、結婚もしていなければ写真も残っていなかったりと、歴史上ほぼ知られていないような謎の多い人物ではありますが、この計画実行を彼が止めたからこそ、みなが生き残り、そしてその命が現代の日本につながっている」。

 そのためにも、ここに至るまでに、「栄一や喜作、惇忠兄との関係性をどれだけ深めていけるかが大きな課題だった」といい、「命を懸けて仲間と向き合うその姿は、尾高長七郎自身の魂が時を超えて、未来に向かう私たちに向けたメッセージでもあるはずです。この作品は単なる歴史ドラマではなく、今を生きる我々にとって大いなる勇気を与えてくれる貴重な作品だと思います。視聴者の方々に彼らの想いが届くことを切に願っています」と語っている。

 栄一と喜作は血洗島を離れたこともきっかけとなって、長七郎とは異なる道を行くことになる。

「生きる道が分かれ、お互い環境が大きく変わっていく中で、実際に撮影現場で会えない時間が長くなり、彼らはこんなにも離れていたんだなと実感しているところです。先日、僕が別番組の収録でNHKに来たとき、武士の姿をした吉沢くんに偶然会ったのですが、それがもう美しくて、凛々しくて、涙が出そうでした。久しぶりに会えた喜びと、 役と本人が時間をかけて重なり合い生きているということを心から感じられた瞬間でした。長七郎と栄一はもう 全然違うところで生きていると肌で実感できたことが、これからの撮影の力になると思います」

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時05分~。

田辺誠一「感情的に見られないように冷静に演じたい」<青天を衝け>

2021.05.01 Vol.Web Original

 

 日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く、大河ドラマ『青天を衝け』の物語がいよいよ大きく動き出す。

 4月25日放送の『横濱焼き討ち計画』では、吉沢亮演じる栄一や高良健吾演じる従兄の喜作は横浜の外国人居留地の焼き討ち計画のために行動を始めた。その計画を発案したのは、2人が慕う惇忠“兄い”。田辺誠一が演じている。惇忠は、栄一や喜作の年上の従兄にあたる。

惇忠は栄一たちより10歳ぐらい年上なので、みんなの面倒を見る“兄い”としての立場だけではな く、剣術や学問の先生という側面があります。 僕も、祖父が教師と農業を兼業していたので、似たようなところも感じています」

 早くから水戸学に傾倒。自然な流れで尊王攘夷思想にもひかれるようになった。それが焼き討ち計画などにもつながった。

「後に惇忠は富岡製糸場の工場長になりますが、自分の娘をはじめとして女性を積極的に活用したり と、比較的フラットなものの見方ができる人だと思いますので、栄一や喜作たちに対してもあんまり上から物を言う感じにはならないように意識してます。あとは、尊王攘夷であったり思想があんまり過激にとられないように、あまり感情的に見られないように冷静に演じたいと思います」

 2日放送の第12回『栄一の旅立ち』では、役人に追われる栄一と喜作は円四郎(堤真一)と出会う。血洗島村に戻り、惇忠らと高崎城乗っ取り計画の準備をしていたところへ、京都から長七郎(満島真之介)が戻り涙ながらに中止を訴える。

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時05分~。

最終回に先がけ公開! 櫻坂46小林由依の花嫁姿に撮影現場も感動の涙

2021.05.01 Vol.web original

 配信中のドラマ『ボーダレス』最終回を前に、劇中の小林由依(櫻坂46)の花嫁姿が公開された。

『ボーダレス』は人気作家・誉田哲也によるミステリー小説のドラマ化。乃木坂46、櫻坂46、日向坂46がグループの垣根を越えてドラマ初共演を果たした話題作。メインキャストとして、乃木坂46から遠藤さくらと早川聖来が、櫻坂46から小林由依、渡邉理佐、森田ひかる、日向坂46から齊藤京子と濱岸ひよりが出演している。

 今回、5月9日の最終回に先駆け、5月7日に「最終回直前SP番組」の配信が決定。スペシャル番組には、小林由依、渡邉理佐、森田ひかる、齊藤京子、濱岸ひよりが出演予定。

 また合わせて最終回でお披露目される小林由依演じる市原琴音の花嫁姿が番組配信前に公開。撮影現場では感動の涙があふれ、父親役を演じた宮川一朗太も自分の娘たちのようにキャスト達の真摯な演技に感動したという最終回に向け、ファンも気分が高まること必至。

 ドラマ『ボーダレス』はひかりTV、ひかりTV for docomo、dTVチャンネルにて配信中。「最終回直前SP番組」は5月7日18時30分より、『ボーダレス』最終回episode10は5月9日23時より配信。

町田啓太『青天を衝け』で土方歳三!「シンパシーを感じる」

2021.04.22 Vol.Web Original

 人気沸騰中の町田啓太が2回目の大河ドラマに挑む。放送中の『青天を衝け』で土方歳三を演じる。幕末に活躍した新選組で鬼の副長と呼ばれた人物で、歴史上の人物のなかでも有名人といっても差し支えがないであろう人物。これまで多くの役者によって演じられてきた大役をどう演じるのか。


『青天を衝け』に土方歳三で出演することが決まり、演じることを楽しみにしていたという。

「もともと時代劇が好きで剣道を始めたこともありますし、殺陣もあるんじゃないかと。(新組の)羽織に袖を通すと身が引き締まる思いがしました。幼少期、田舎道で木の枝を振り回していた自分にとって、ありがたい役をいただけたなと思います」

 大河ドラマに出演するのは2回目。前回は『西郷どん』で小松帯刀を演じた。

「初めての時はいろんなところに力が入っていたので、今回は心に余裕を持って撮影に入れるように準備しないといけないなと思っていました。役についてよく知ってからということは普段と変わりはないんですが、モチベーションというか心の部分ですね。浮足立つ心をちょっと抑える。落ち着けって自分に言い聞かせて(笑)、少し余裕を持って入れたかなとは思います」

 土方は、幕末のみならず、歴史上で人気のある人物。

「すごく自信がある人だと思います。鬼の副長と呼ばれるくらいですから狂気な部分もあるのかなと思っていたんですけど、調べていけばいくほど、自分自身に厳しく周りにも厳しい人で、自分の筋を通そうと思って行動した人物だと思いました。それって心が強くないとできないこと。いろいろな考えを自分の中に落とし込んでいかないとできないと思います」

 これまで数えきれないほどの役者たちによって演じられて来た役でもある。町田はどう演じる?

「今まで演じてきた方たちも自分の土方歳三像をキャッチして、それぞれの作品のなかでの土方歳三をどう演じようと懸命に探してきたと思います。僕もそういうふうにしっかりやりたい。『青天を衝け』ならではの土方歳三を演じられたらと思います」

 それではいったいどんな人物としてアプローチしていくのだろうか。 

「やんちゃだった、バラガキだったというところもあって、人一倍熱量が高かったと思うので、そこを大事にできたらと思っています。武士を目指して成り上がってきたところもあって、武士のイメージを守りたいし、近づきたいという気持ちが人一倍ある人物。そこを意識して演じていけたら何かあるんじゃないかなと思っています」

 渋沢栄一も絡んでくることで、『青天を衝け』の土方歳三、町田の土方歳三が作られる。

「渋沢栄一も土方歳三も同じ田舎の出で、お互いにシンパシーを覚えるシーンがあります。自分がどういう思いで武士になったのか吐露するんですが、すごく大好きなシーンです。僕も田舎出身なのでシンパシーを感じます。そういうところも大事にしたいと思いながら演技させてもらっています」

 そのシンパシーとは?

「僕は東京っていう一番栄えている街に入ってきて田舎者な部分を出したくなくて、服や流行っているものを学びました。土方にもそういうところがあったんじゃないかなって思うんです。土方についてはそれが武士で、武士とはこういうところもあるだろうと、武士を“演じている”ところもあるのではと思っています」

 いよいよ町田の登場が近づいてくるなかで「大好きなシーン」への期待も膨らむ。ところで、吉沢亮が演じる渋沢栄一をどう思う?

「常に前を向いている姿勢が素晴らしいと思います。アンテナを張っていて、いろいろなことに気づける、それってすごいと思います。人生のなかで気づけることはたくさんありますが、気づけないことのほうが多いと思いますから、才能だと思う。栄一のそういうところが吉沢君とリンクしていて、魅力たっぷりなキャラクターだなって思います」

 町田は土方を演じるなかで「自分自身がどうありたいかを自分自身に問うようになりました」と話している。吉沢演じる栄一を始めとした熱のある人物たちと交流しながら、土方が外見同様に変化していくのか、しないのかもまた見続けていきたい。

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時05分~。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

即興力が試される!? 菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀が視聴者に応える新感覚ドラマ

2021.04.17 Vol.web original

 菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀という人気俳優3人が、売れないお笑いトリオを演じる新ドラマ「コントが始まる」が4月17日より日本テレビ系にて放送開始。

 本作は、菅田将暉、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介ら豪華キャストが集結する青春群像劇。菅田、神木、仲野が演じる、売れないお笑いトリオ「マクベス」の3人と、彼らを取り巻く人々の物語が描かれる。毎週、残り53分の物語の“伏線”となるコントを冒頭で披露するという仕掛けが、放送前から大きな話題を呼んでいた。

 さらにドラマ放送開始に合わせ同日17日から、オンライン動画配信サービスHuluにて「マクベスの23時 ~皆様の質問に本当に答えます~」がスタート(全6回予定)。

 同シリーズは、地上波本編で3人がいつもネタ合わせをしているファミリーレストランを舞台に「マクベス」の3人が、視聴者からの質問に答えるという企画。菅田は春斗、神木は瞬太、仲野は潤平…と、それぞれ本編と同じ役を演じつつ、リアルに視聴者から寄せられた質問に“役柄”として回答。台本ナシ、筋書きナシのフリートークを繰り広げていく。

 現在、マクベスのTwitterアカウントでは、3人に聞きたい質問を募集中。質問の最後に「#マクベスに聞きたいこと」をつけて“春斗、瞬太、潤平”に聞きたいことをつぶやけば質問を投稿できる。ドラマの中の3人とつながり、見ている側も本当に「マクベス」の3人が同じ世界に生きているような感覚を味わうことができる。

 福井雄太プロデューサーも「ドラマ内の登場人物と視聴者の方々がSNSを通じて一つのコミュニケーションを行うという試みです。役の人物として長時間のフリートークを繰り広げるという難題をこなすことのできる表現力と想像力のある3人の俳優さんだからこそできる挑戦だと思っております!」とコメントを寄せている。

 世代を代表する俳優3人が、視聴者とつながりながら作り上げる斬新な即興芝居に期待せずにはいられない。

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