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第24回東京国際映画祭 10月22日より開催

2011.10.03 Vol.526
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(写真左から)
『キツツキと雨』 ©2012「キツツキと雨」製作委員会
『マネーボール』 ©Columbia TriStar Mark eting Group, Inc. All rights reserved.
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.

 毎年、世界中から注目の映画が集まる東京国際映画祭(以下TIFF)が10月22日から30日まで六本木ヒルズをメイン会場に、都内の各会場で開催される。

 コンペティション部門では、役所広司と小栗旬が初共演を果たしたヒューマンドラマ『キツツキと雨』や、グレン・クローズが男装して執事を演じるロドリゴ・ガルシア監督作『アルバート・ノッブス』、現代アメリカの教育現場の実態を描いたエイドリアン・ブロディ主演作『デタッチメント』など力作がそろい踏み。東京 サクラ グランプリの行方が楽しみだ。

 ミラ・ジョヴォヴィッチが悪役に扮する『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』や、ブラッド・ピット主演作『マネーボール』など、特別招待作には豪華作品がめじろ押し。ビッグスターの来日も期待できそう?

「震災を越えて」「香川京子と巨匠たち」など、特別上映や特集上映など、今年も見どころ満載だ。

 詳細は公式サイトhttp://2011.tiff-jp.netへ。


神木隆之介、少しオトナの役に挑戦! が「深い経験をしたことがないから…」

2011.09.27 Vol.525

『時をかける少女』『サマーウォーズ』など名作を世に贈り出してきたアニメ・スタジオ、マッドハウスの最新作『とある飛空士への追憶』完成披露試写会が22日、都内で行われ、ボイスキャストを務めた俳優の俳優の神木隆之介と新人の竹富聖花、監督の宍戸淳、原作者の犬村小六が登壇した。

 神木は現在18歳だが、今回声を担当した主人公・シャルルは21歳という少し年上の設定。「年上の役は初めての挑戦だったので、なるべく声を低く低くと意識した。元々声が高いので。いざ聞くと別人だな〜と思いました。自分、こんな声出せたんだ、意外だなって」と、本作を通して幅を広げたようす。名もなき飛空士と次期皇妃との身分違いの切ない恋を主軸に、たった一機の水上偵察機が敵の圧倒的戦力を突破する様を描いたストーリー。

 身分違いの恋愛観について質問されると神木も竹富も「深い経験をしたことがないから…」と苦笑い。

 映画は10月1日よりテアトル新宿ほかにて全国公開。


『とある飛空士への追憶』
© 2011犬村小六・小学館/「とある飛空士への追憶」製作委員会 http://hikuushi-tsuioku.com/


『はやぶさ HAYABUSA』

2011.09.26 Vol.525

日本に勇気と希望を与えてくれた奇跡の実話が映画化!

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©2011『はやぶさ/HAYABUSA』フィルムパートナーズ

 2010年6月13日、小惑星探査機・はやぶさが奇跡の帰還を果たしたというニュースに日本中が歓喜した。その快挙は日本や海外の映画スタジオをも動かし、はやぶさをテーマにした作品が続々製作されている。その1本、ハリウッドのメジャースタジオ・20世紀フォックスが、世界配給を視野に映画化したのが本作。30人以上の関係者への取材に基づき、波乱に満ちたはやぶさの旅をドラマチックに描き出す。

 ひょんなことからプロジェクトに参加することになった主人公・水沢恵役を、竹内結子がイメージを覆す“地味系”女子を演じているのも注目。他、AXA対外協力室室長の的場役・西田敏行、カメラ班のリーダー坂上役に高嶋政宏、プロジェクトの責任者川渕役・佐野史郎ら、豪華キャストが実在の人物をモデルに、苦闘の日々を熱演。

 7年、60億キロに及ぶ壮大な旅の末に世界で初めて月以外の小惑星のサンプルを持ち帰るというミッションを成し遂げたはやぶさ。そのエピソードの一つひとつに驚嘆と感動が湧きおこる。

監督:堤幸彦 出演:竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾他/2時間20分/20世紀フォックス映画配給/10月1日より全国公開 http://movies.foxjapan.com/hayabusa/


秋映画はスリルモード

2011.09.26 Vol.525

この秋はスリラー&サスペンスが豊作!

この秋はスリリングな極限体験ができるスリラー&サスペンスが続々公開。“今そこにある危機”に立ち向かうヒントや勇気をもらえるかも?

手に汗握るサスペンス系

 あの名作の“エピソードゼロ”を描く『猿の惑星:創世記』はこの秋イチオシのSFサスペンス。実際の猿を一切出演させていないというCGにも注目を。ラッセル・クロウやサミュエル・L・ジャクソン、ブラッドリー・クーパーら人気俳優が主演する秀作サスペンスもより取り見取り。

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『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

20世紀フォックス映画配給/10月7日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて公開
© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation

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『4デイズ』

ショウゲート配給/銀座シネパトス他にて公開中
©2009 Unthinkable Clock Borrower, LLC. All Rights Reserved.

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『スリーデイズ』

ギャガ配給/丸の内ルーブル他にて公開中
©2010 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

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『スイッチを押すとき』

フェイス・トゥ・フェイス、リベロ配給/新宿武蔵野館他にて公開中
©2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会

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『リミットレス』

プレシディオ配給/10月1日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて公開
©2011 RELATIVITY MEDIA.


ただただ絶叫! スリラー系

 人気シリーズの続編『ファイナル・デッドブリッジ』『スクリーム4』はファン必見。ヒット作が続く疑似ドキュメンタリー系からは、悪魔払いの儀式の一部始終を撮ったという設定の『ラスト・エクソシズム』と、廃墟ホテルに乗り込んだ撮影隊の恐怖体験を描く『スピーク』を押し!

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『ラスト・エクソシズム』

コムストックグループ、クロックワークス配給/10月8日よりシネマサンシャイン池袋他にて公開
©2010 STUDIOCANAL & STRIKE ENTERTAINMENT

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『スピーク』

ブロードメディア・スタジオ、カルチュア・パブリッシャーズ配給/10月1日より池袋シネマ・ロサ他にて公開
©2010 THE SPEAK PRODUCTIONS LLC

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『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』

アスミック・エース配給/10月29日よりシネマスクエアとうきゅう他にて公開
©2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

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『ファイナル・デッドブリッジ』

ワーナー・ブラザース映画配給/10月1日よりシネマート新宿他にて公開
©2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.

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『ラビット・ホラー3D』

ファントム・フィルム配給/シネマサンシャイン池袋他にて公開中
©「ラビット・ホラー」製作委員会2011


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『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』
©2009 Steel Curtian Pictures, LLC, All Rights Reserved

秋映画もう1つのキーワードは“音楽”!

 ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイトという違うバンドの名ギタリスト3人の貴重な映像とライブを追った『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』や、“レッチリ”の1日限定ライブを映像に収めた『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ ライブ “アイム・ウィズ・ユー”in シアター』、さらに人気ドラマの出演者によるコンサートをスクリーンで楽しめる『glee グリー ザ・コンサート 3Dムービー』など、注目の音楽系映画も公開中!


“ニィニィ”阿部寛を具志堅用高が絶賛「一番いい男だね!」 『天国からのエール』舞台あいさつ

2011.09.21 Vol.524
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©2011 『天国からのエール』製作委員会

 実話をもとにした映画『天国からのエール』の舞台あいさつが、20日都内にて行われ、キャストの阿部寛、ミムラ、桜庭ななみが登壇した。阿部が演じた主人公・大城陽のモデルは、沖縄の本部町に実在する音楽スタジオ「あじさい音楽村」を創設し、亡くなるまで地元の若者たちを応援し続けた仲宗根陽(なかそね・ひかる)さん。「あいさつをすること」「赤点はとらないこと」などルールを設けて若者たちを見守り“ニィニィ”の愛称で慕われていた。そんな仲宗根さんについて阿部は「仲宗根さんが(生前)いつも座っていた場所があるんですが、撮影中もそこでいつもドンと座ってこちらを見ているような感覚を受けながらやっていました」。主人公と出会って成長する少女・アヤを演じた桜庭は「この映画を通して夢を追いかけることは大切だと思ったし、熱い思いがあればきっとかなうと感じた」と本作をアピールした。イベント中盤には、沖縄出身の具志堅用高が登場。阿部が演じた“ニィニィ”に感激したという具志堅は「いやー、感動して最後泣いちゃった!(阿部演じるニィニィは)一番いい男だね!」と絶賛。「あいさつは一番大事。ジムに入ってきた子にもまずあいさつを教える」と、その姿勢に深く共感したことを語った。阿部は「出会いはお互いを成長させてくれるもの。仲宗根さんの生き方やメッセージを多くの人に感じてもらえたらうれしい」とイベントを締めくくった。映画は10月1日(土)より新宿バルト9他全国ロードショー。


『アジョシ』

2011.09.12 Vol.524

ウォンビン挑む本格ハードボイルド!

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©2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

“韓国四天王”ウォンビンが、昨年韓国中を熱狂させた超話題作! ケガによる除隊後、リハビリ期間を経て挑んだポン・ジュノ監督作『母なる証明』では、無垢な青年を演じて高く評価されたウォンビン。本作では一転、少女を守るために命がけの戦いに挑む元特殊要員という役どころで、鍛え抜かれた肉体を駆使した本格アクションに挑んだ。その熱演は、昨年の韓国映画界でNO.1ヒットを記録。ウォンビンは韓国アカデミー賞〈大鐘賞〉主演男優賞に輝いた。

 ウォンビン自ら挑んだハードなアクションや、近年の韓国ハードボイルドの例にもれない壮絶なバイオレンス描写に目を奪われる一方で、ウォンビン演じる主人公・テシクと注目子役のキム・セロンが演じる隣家の少女・ソミの孤独な2人が織りなすドラマが涙を誘う。

 アクション映画ファンも韓流ファンもこれまで見たことのない“アジョシ(おじさん)”ウォンビンにしびれる1本。

STORY:ある過去から、自ら孤独な生き方を選び都会の片隅で質屋を営む男・テシク。ただ1人、隣に暮らす少女・ソミは彼を“アジョシ(おじさん)”と呼んで慕っていた。ところがある日、ソミは麻薬密売に巻き込まれた母親とともに誘拐されてしまう。テシクはソミを助けるため、危険な組織に立ち向かってゆく。

監督:イ・ジョンボム 出演:ウォンビン、キム・セロン他/1時間59分/東映配給/9月17日より丸の内TOEI他にて公開 http://www.ajussi2011.jp


『ミケランジェロの暗号』

2011.09.05 Vol.523

『ヒトラーの贋札』のスタッフが贈る極上ミステリー

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©2010 AICHHOLZER FILM & SAMSA FILM ALL RIGHTS RESERVED.

 ナチスの紙幣贋造作戦に従事させられたユダヤ人技術者たちの苦悩を描き、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『ヒトラーの贋札』のチームが手掛ける注目作。

 所有していた幻のミケランジェロの作品をナチスに奪われ収容所に送られたユダヤ人青年画商・ヴィクトルと、その絵をイタリアとの交渉の材料にしようともくろむナチスとの攻防を、スリルのなかにもユーモアを交えて描くミステリー。ナチス・ドイツの戦況と画商一家の命、その両方の命運を左右するミケランジェロの絵。ところが本物の絵のありかを知る父は、息子に謎のメッセージを残し収容所で死亡。果たしてヴィクトルは謎を解き本物の絵を見つけ出して家族を救うことができるのか。

 すべてを奪われた主人公・ヴィクトルが、知恵と勇気でナチスと渡り合う攻防の行方が巧みに描かれ、痛快なラストまで、観客を引きつけて離さない。若きユダヤ人画商・ヴィクトルを『ラン・ローラ・ラン』の実力派俳優として知られるモーリッツ・ブライプトロイが好演している。

STORY:ユダヤ人画商のカウフマン一家はミケランジェロの絵を密かに所有していた。ある日、息子・ヴィクトルが親友・ルディに絵のありかを教えてしまい、ルディの密告により一家は絵を奪われ収容所へ送られる。ところが絵が贋作と分かり…。

監督:ウォルフガング・ムルンベルガー 出演:モーリッツ・ブライプトロイ他/1時間46分/クロックワークス、アルバトロス・フィルム配給/9月10日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開 http://code-m.jp


ウォンビン「まだおじさん(アジョシ)になりたくない」主演映画『アジョシ』来日記者会見

2011.08.31 Vol.522
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 韓流四天王の一人、ウォンビンの最新主演作『アジョシ』の日本公開に合わせ、30日、都内ホテルにて来日記者会見が行われ、主演のウォンビンと子役のキム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇した。

 ウォンビン演じる、元特殊要員の孤独な男・テシクが、心を通わせていた隣家の少女・ソミを守るため、戦いに身を投じるという物語。ウォンビン自ら挑んだハードなアクションが大きな見どころとなっているが「多くの人がアクションの部分に関心を持つと思いますが、テシクの内面の描写に惹かれて出演を決めました」。そんなウォンビンをイ監督も「ウォンビンさんは、男性的な面と、少女と心を通わせる優しい面の二面性を持っている」と大絶賛。ソミ役の子役・キムとの息の合った演技について尋ねられたウォンビンは「実は2人で撮影したシーンは多くなく、現場ではあまり面倒を見てあげられなかった」。するとキムは「ウォンビンおじさんは現場でもとても優しかったです。寒いときにはブランケットを持って来てくれたしお腹がすいたら食べるものを持って来てくれた」と、大好きな“おじさん”をフォロー。本作で大人の男としての魅力を見せたウォンビンだが、おじさんと呼ばれることをどう思うかと質問されると「まだ“おじさん”になりたくないと思いました」と答え、会場の笑いを誘った。

 映画は9月17日より全国公開。


映画『モテキ』完成披露パーティー リリー・フランキーが真顔で公開セクハラ!?

2011.08.31 Vol.522
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 映画『モテキ』の完成披露パーティーが30日、都内のホテルで行われ、主演の森山未來、ヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキー、大根仁監督が出席した。パーティーには公式サイトを通じて募集した150人のファンも参加、パーティーを盛り上げた。

 突然の「モテキ」がやってきた冴えない派遣社員の幸世が恋にエロスに翻弄される姿を描き、深夜としては異例の高視聴率を記録したドラマ『モテキ』。今回の映画は原作のラストから1年後を描くオリジナルストーリーだ。

 主演の森山は「去年から今年にかけて一生分ぐらいモテまくったので満足です」とドラマから映画にかけての感想を語る。

 女ぐせの悪いCEO・墨田を演じるリリー・フランキーは登場するや司会を務めたテレビ東京の松丸友紀アナウンサーに「テレビで見るより胸大きいですね」と真顔で公開セクハラ。自らの役に関しては「俺はモテているんじゃなくて、絶倫。役作りなしでいつも通りで臨んだ」と語り、会見中も他の出演者のコメントそっちのけで、松丸アナの胸を凝視するパフォーマンス?で墨田役が抜け切っていない様子だった。

「毎日とっかえひっかえ、べっびんさんとキスだの、胸を触るだのやりたい放題やらせていただいた」と撮影を振り返った森山だったが、「幸世みたいな男性は?」という質問に長澤は「どっちでもいい」、麻生は「タイプじゃない」、仲には「部屋がちらかっている人は嫌」、真木に至っては「嫌ですね」とぴしゃり。撮影終了と同時に幸世のモテキもすでに終わったよう......。

 その後行われた試写会での舞台挨拶で大根監督は「見終わった後に、絶対誰かとしゃべりたくなる映画。幸世の悪口とか4人の(ヒロインの)中で誰がいいかとか」としたうえで、幸世について「こんなに感情移入できない主人公は日本映画ではそうはいない」と締めくくった。

 映画『モテキ』は9月23日から公開される。


あゆ「自分自身との戦いだった」3Dライブ映画舞台挨拶

2011.08.31 Vol.522
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 浜崎あゆみが8月31日、六本木TOHOシネマズで、フル3Dデジタルシネマコンサート第2弾『A 3DII ayumi hamasaki Rock‘n’ Roll Circus Tour FINAL〜7days Special〜』(9月3日公開)のプレミア上映会にダンサーとともに登場、舞台挨拶を行った。「何回見ても泣いてしまう作品。ティッシュじゃ足りないのでタオルを用意して!」とメッセージを送った。

 映画は、昨年全国13カ所全41公演でトータル40万人を動員したアリーナツアーのスペシャル公演として国立代々木第一体育館7デイズの模様を臨場感たっぷりの3D映像で見せるもの。浜崎は、「7日間(にわたって行われるコンサート)というのは経験したことがなかったから、自分自身との戦いだった」と振り返り、スタッフやダンサーをねぎらいつつ、それができたのも「(ファンの)みんながいたから」と感謝の言葉を送った。

 以前にこの試みにはチャレンジしており今回は第2弾。「1回目よりも、3Dの効果を上手に使えたのかな。MCでお客さんに説明もできたし」と、浜崎も満足げ。ハリウッドで最終編集作業を行った際には、現地のスタッフから世界最高レベルと絶賛されたという。

 上映会では、観客による携帯電話のカメラやデジタルカメラでの撮影も限定で許可。異例のサービスにファンは大慌て。浜崎も満面の笑みでポーズを取るなど、ファンとの交流を楽しんだ。

 9月3日には香港でプレミア上映会を行い、浜崎も挨拶に立つ予定。


『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』

2011.08.29 Vol.522

かつてない“動物目線”で撮影された自然ドキュメンタリー誕生!

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BBC製作、『アース』『オーシャンズ』を超える、全く新しいネイチャードキュメンタリー誕生! 製作費35億円、撮影日数3000日、世界中のすべての大陸で撮影し、陸・海・空、すべての動物たちをとらえた今までに無いスケール。自然の美しさだけでなく、<動物と同じ視点>で撮影された映像は、今まで見ることのできなかった世界を体験できる。世界初となる奇跡の映像の連続。そこにはまっすぐに力強く生きる動物たちが描かれ、私たちに生きるための勇気を与えてくれる。9月1日(木)より全国公開。
案内人:松本幸四郎、松たか子 主題歌:Mr.Children「蘇生」(TOY'S FACTORY)/エイベックス・エンタテインメント配給

©BBC EARTH PRODUCTIONS (LIFE) LIMITED MMXI. ALL RIGHTS RESERVED.

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(写真上段左)ニホンザル:サルの中で最も北に暮らす彼らは“温泉”で体を温める。しかしお湯に入るのは強者の特権
(写真上段中央)イチゴヤドクガエル:子供を安全な樹上の水たまりで育てるため子を1匹ずつ背負って木を登る母ガエル
(写真上段右)ウェッデルアザラシ:アザラシにとって極寒の南極は過酷であり安全な場所でもある。メスは敵のいない雪原の真ん中で子供を産む
(写真下段左)バショウカジキ:あまりにも動きが早いためこれまでエサをら捕えるところが撮影できなかった
(写真下段中央)チーター三兄弟:通常は1匹で狩りをするチーターだが、三兄弟が協力して大型の獲物を捕らえる瞬間を見事撮影
(写真下段右)カイツブリ:彼らの求愛行為はエンターテインメントだ。気持ちを確かめ合ったオスとメスは華麗な水上ダンスを披露する


あの人は『ライフ』のココに感動した!
各界著名人51人から絶賛コメント続々その一部を紹介

秋元 康 (作詞家)

 この映画のカメラは、神の眼差しだ。地球上のすべての生き物に対して、冷静に、平等に、暖かく見守っている。命とは何か? この世に生まれた理由であり、存在価値であり、今日を生きる力のことだ。悲観する生き物はいない。そう、人間以外は…。『ライフ−いのちをつなぐ物語−』は、与えられた命の使い道について考えてみたくなる映画だ。

アルベルト・ザッケローニ (サッカー監督)

 私たちはこの映画から多くを学ぶことができると思います。私たちを取り巻く環境を尊重し、ルールに従って無敵のチームをつくりましょう。私はチームワークを信じています。

北乃きい (女優)

 全ての生き物が辛く厳しい中で、愛をつなぐために闘っている。地球上の全てのものから、大きな愛を感じることが出来ました。

小室哲哉 (音楽家)

 地球に生きる生命体が、さまざまなエネルギーを過酷な環境から僕らに見せつけてくれる。そして、これだけの躍動感のある眩い映像を同じ種族に届けることができるヒトという生き物。やはり人間の英知にもう一度、感謝と誇りを持ちたいと思える自分がそこにいた

高橋尚子

 日常を精一杯生きている生き物達。生き方は様々ですが、すべてに懸命で温かいもの。自分の生き方を見つめ直すと共に、美しい地球を壊してはならないと感じました。

土屋アンナ (歌手・モデル)

 まじ感動したぁぁ!
 この映画を見て、動物好きなのにあたしは無知だったなと実感した。そして涙がでた。自分の小ささに涙がでたよ。命あるものはすべて、すごい生命力や知能、愛情があり、本当に美しい。
 これから産まれ、育っていく子供達の命のバイブルになると思います。そして、あたしの生きるバイブルにもなりました。ありがとう。

ベッキー (タレント)

 小さなカエルから、40トンもの大きさのクジラまで…体の大きさは違っていても、みんな同じ重さの“いのち”があって、一生懸命生きていました。立ち向かうこと、乗り越えること、支え合うこと…。これからの私、そして日本にとって大切なメッセージがこめられていたように思います。

丸山桂里奈 (女子サッカー日本代表)

 三兄弟で強力して、自分より大きなダチョウを狩るチーターがすごかった! サッカーも同じで、一人では戦えない。力を合わせてチャレンジしていくことの大切さを教えられました。

水嶋ヒロ

 本能の赴くままに営まれていく「命のやりとり」を目の当たりにして、無性に心が揺さぶられました。この映画の持つ「生命の力」、そして大自然の脅威にさらされながらもその「真実」を映像におさめた皆様のご尽力に、心からの敬意と拍手を贈らせて頂きたいです。止まない鼓動を抱えたまま映画館を出る時ほど、幸せな瞬間はありません。

YOSHIKI

 濃密な一瞬一瞬を迷いなく生き抜く動物達の姿に、どんなことでも不可能はないと改めて思うことが出来た。僕たち人間はもっと「今」を生きられるはず。

(敬称略/五十音順)

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世界初映像満載!
“動物目線”を可能にした最新テクノロジー

動物の一部になったかのような視点

通常、空中撮影用に使うステディカムを動物追跡用のオフロード車に天秤式のアームで撮りつけた「ヨギカム」により、史上初めてゾウの群れの一部であるかのような視点での映像が実現した。

目視不可能な高速の動きもキャッチ

バショウカジキは動きが早すぎてこれまで魚を捕らえる様子を撮影できなかった。スタッフはスーパーハイビジョンカメラ用の特製ボックスを作り、動きを80分の1にして撮影に成功した。超高速で移動するハネジネズミのデッドヒートや、バシリスクの水上歩行などを超スローモーション映像で見せてくれるのも大きな見どころ。

他の賛同コメントは、『ライフ』公式サイトでチェック! ONELIFEMOVIE.JP


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