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小池百合子氏「東京オリンピック・パラリンピック開催に向け都民に明快な説明が必要」

2016.07.22 Vol.671

 

“日本を元気に”をコンセプトに多彩な活動を行う〈JAPAN MOVE UP/ TEAM2020〉が21日、都内にて2020年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるための異業種交流イベントを開催。東京都知事選に出馬を表明している小池百合子氏も登場し「2020年は、これまでにないオリンピック・パラリンピックにしたい」とアピールした。

 都内中心部のみならず奥多摩町や八丈島などにも駆けつけるなど連日、精力的に街頭演説を行う小池氏。この日もイメージカラーのグリーンのジャケット姿で登場。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックはみんなで盛り上げていきたい。試合はアスリート・ファーストだが、東京都知事候補として言わせていただくと、都民一人ひとりがアスリートになった気持ちで大会を盛り上げられればいい。そのためには、どんな大会にするのか都民の皆さんに納得していただけるような明快な説明が必要。都知事になったら、そこもしっかりとやっていきたい」と語り、支持を訴えた。

今回はしっかり政策を聞いて投票したい!! 【東京都知事選7月31日投開票】

2016.07.22 Vol.671

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選の投開票が7月31日に行われる。

 1999年の選挙で石原慎太郎氏が当選して以来、すっかり“後出しじゃんけん”がトレンドとなってしまい、候補者の政策をじっくり吟味する機会がなくなってしまった都知事選だったが、今回は様相が少し違うようだ。

 舛添氏の辞任以降、嵐の桜井翔の父で総務省事務次官の桜井俊氏などさまざまな名前が上がるなか、6月29日に元防衛相で自民党の衆議院議員である小池百合子氏がいち早く出馬を表明した。小池氏は「自民党員として出馬する」と自民党の公認・推薦を求めたが、自民党東京都連は11日に元総務相で元岩手県知事の増田寛也氏を推薦。自民党は平成11年以来の分裂選挙となった。

 一方、野党は先の参院選に続き都知事選でも野党統一候補を立てることとなったが、人選に難航。
 そんななか業を煮やした一部の市民団体が7月6日に俳優の石田純一氏を野党統一候補に推薦。石田氏も6日に会見し、「野党統一候補としてならば出馬させていただきたい」と条件付きで出馬を表明した。

 しかし直後に参院選の投票日を控えていたこともあり、なかなか決定には至らず。石田氏は契約するCMや出演するTV番組、イベントの調整からタイムリミットと目されていた11日に出馬を断念した。

 11日には過去2回続けて次点となっている元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏が出馬を正式表明。一方で民進党は元経済産業省官僚の古賀茂明氏に出馬を要請。しかし翌12日に急転直下で民進党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏の擁立を決め、鳥越氏が野党統一候補として出馬することとなった。

 宇都宮氏は12日に行われた5人の候補者による公開討論会や13日に日本記者クラブで行われた会見にも参加し、自らの政策を訴え出馬の意思を示していたが、13日夜に出馬断念を発表した。

 14日の告示日には21人が立候補の届け出をした。21人というのは過去最多の数字。
 本紙コラムニストの小池氏は地元・池袋で第一声。「東京を大改革し、そして未来の東京を、都民の手で都民による都民のための都政にしていきたい」と訴えた。

 なお自民党都連は今回の都知事選にあたり、都連が推薦する増田寛也氏以外の候補者を応援した場合、処分対象となることを通知していたのだが、自民党衆議院議員の若狭勝氏が小池氏の応援に駆け付けた。

 この都連の通達はメディアでも取り上げられ、「やりすぎ」という声も多く出た。
 増田氏は千代田区の事務所前で第一声。自公の推薦を受けてはいるものの知名度で劣る増田氏は選挙戦では自らの実務能力をアピールするとともに、時にはメディアの要求にこたえ、「五郎丸ポーズ」を披露するなど、知名度アップに躍起となっている。
 野党統一候補として臨んだ鳥越氏は12日の出馬会見での「昭和15年生まれで終戦の時は20歳。もちろん空襲も覚えている」「東京都では若干、出生率はほかのところよりは高いといわれているがそれでもまだ1.4前後」などと事実と違う内容の発言や、過去に4度のがん手術を受けていることから年齢と健康に対する不安が指摘された。しかし本人は「今が一番健康」と胸を張るが、選挙期間前半は政策の立案不足なのか健康への不安なのか、街頭演説が他の候補に比べ少なく、当初からの不安の声を払しょくし切れてはいない。

 また鳥越氏は17日にフジテレビの「新報道2001」で予定されていた主要3候補の討論会を日程調整を理由に欠席。それに伴い企画自体が流れ、小池氏と増田氏も出演がとりやめになるといった事態も起こった。各候補の政策をじっくり聞くことのできる数少ない機会だっただけに、物議を醸した。

 各メディアによる世論調査では小池氏が一歩リードし、鳥越氏と増田氏が続く形となっているが果たして結果は…。
※本原稿の締め切りは21日。

WADAが露の国家ぐるみのドーピング隠ぺいを報告

2016.07.22 Vol.671

 世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームは18日、カナダのトロントで会見を開き、ロシアのスポーツ界の組織的ドーピング問題についての報告書を発表した。

 報告書では、ロシアは検体をすり替えるなど国家ぐるみでドーピングを隠蔽していたとしている。

 これを受けWADAは、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでロシア選手団の全面的出場禁止を検討すべきだと国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)に勧告した。

 ロシアのプーチン大統領は声明で、「スポーツへの政治介入だ」と反発。ただ、直接関与したと名指しされた当局者について、ロシア側の調査が終わるまで職務を停止するとした。

西洋美術館が世界遺産に【NEWS HEADLINE】

2016.07.22 Vol.671

2016.7.8〜2016.7.21 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

トルコでクーデターも失敗【NEWS HEADLINE】

2016.07.22 Vol.671

2016.7.8〜2016.7.21 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

フランスで今度はトラックテロ【NEWS HEADLINE】

2016.07.22 Vol.671

2016.7.8〜2016.7.21 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

LINEが日米で同時上場【NEWS HEADLINE】

2016.07.22 Vol.671

2016.7.8〜2016.7.21 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

トランプ氏夫人にパクリ疑惑【NEWS HEADLINE】

2016.07.22 Vol.671

2016.7.8〜2016.7.21 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

昭和の競馬界盛り上げた大橋巨泉さん逝く

2016.07.21 Vol.671

『11PM』や『クイズダービー』などの人気テレビ番組の司会者として親しまれた大橋巨泉(おおはし・きょせん、本名克巳=かつみ)さんが12日午後9時29分、急性呼吸不全のため、千葉県内の病院で死去したことが20日、分かった。82歳だった。

 2005年以降、胃がんや中咽頭がんを患い、手術を受けていた。葬儀・告別式は親族のみで行われ、複数の関係者によると8月下旬に「大橋巨泉を偲ぶ会」が開かれる予定だ。

7・31東京都知事選 公開討論会で小池氏が増田氏に緊迫質問 マック赤坂氏が冒頭に抗議の乱入!

2016.07.13 Vol.670

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選(14日告示、31日投開票)に出馬を表明した5人の候補者による「東京都知事選挙公開討論会~若者からの質問!!~」(東京青年会議所主催)が12日、都内で開催された。
 討論会には小池百合子、中川暢三、宇都宮健児、山口敏夫、増田寛也の5氏が参加した。

 今回、「現役、または過去に国会議員であった者」「都道府県の知事経験者、または地区長村長経験者」「直近の都知事選挙で次点に入った者」といった参加条件が設けられたことから参加がかなわなかったマック赤坂氏が冒頭、客席から「ちょっと待った! 私はスマイル党総裁、マック赤坂だ。これは公職選挙法違反だ。供託金を納めてるのに、一部の候補者だけ壇上に上がっている。これは民主主義ではない」などと抗議の声をあげ関係者に連れ出されるというアクシデントはあったものの、討論会は整然と進行。

 最初に主催者側から「次の東京都知事にはなによりもクリーンさが求められる?」といったジャブ的な質問がいくつかなされた後、あらかじめ用意された12の項目からそれぞれ重点政策を3つ選択。それらについてそれぞれの考えを述べた。
 ちなみにその重点政策は以下の通り。
 増田氏は少子高齢化・福祉・介護、防犯・防災。山口氏は少子高齢化、福祉・介護、女性の活用。宇都宮氏は雇用、福祉・介護、防犯・防災。中川氏は行財政改革、環境・エネルギー、防犯・防災。小池氏は行財政改革、女性の活用、環境・エネルギー。

 その後、都民への意識調査に基づいた質問と登壇した学生たちからいくつか質問がなされたが、発言時間を制限していることからなかなか深いところまで説明できない時もあり、各参加者とももどかしさは隠せない様子。
 しかしそんななかでも参加者同士で質問をぶつけ合う時間では小池氏が増田氏に「都議会の言いなりになるのか。それとも自分の意見を通すのか」と問いかけるなど緊迫した場面もみられた。
 この質問に対しては増田氏は「初めから緊張関係を醸し出すつもりはなく、停滞や混乱を招くことはしない」となどと答えた。

うどん県、要潤らがカッコつける! 香川県が新PR映像

2016.07.13 Vol.670

 

「うどん県。それだけじゃない香川県」のフレーズとユーモアたっぷりな映像などで、積極的なプロモーション活動を展開している香川県が12日、新しいPR映像を発表した。「カッコ()つけます。うどん県。」のフレーズのもと、うどんはもちろん、伝統工芸やモダンアート作品など、香川県のクールなものを「()つけながら」紹介する。

 発表会に出席した要潤うどん県副知事は「かっこいいものやかっこいい場所が(香川県には)あふれている」とし、かっこいいものとして子供のころから親しんでいた「丸亀うちわ」を紹介。「(扇ぐと)風がかっこいいんです。(イケメンが多いのも)風のせいだと思う」とユーモラスに語った。

 副知事職も今年で5年目。これまでの成果については認知度がグッとアップしたといい「順調だと思う」。ライバルの県はどこか問われると「我が県は我が県の道を行きます。みんなで盛り上げて行きたい」と話した。加熱する都知事選に絡め「うどん県副知事は…香川県知事を?」の質問には「香川県には立派な知事がいますから。あ、その質問は…俳優としては…ってことですか?(笑) (僕は)俳優をやっていきたい」と話した。

 要は今週から放送スタートするアニメ『うどんの国の金色毛鞠』(日本テレビ、西日本放送など)に、ナレーションとしての参加も決定。香川県が舞台になっている作品で、要が遠足などで行った場所もでてきて、「癒される」と話した。

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